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中出し孕ませの記事 (4)

蕎麦枕 2022/03/10 12:00

【習作R18小説】人間離れした性欲を持った絶倫英雄様に種付けをされているサキュバスの話

こんにちは、蕎麦枕です。

習作エッチ小説、6本目です。約一か月ぶりの投稿となりました。
とにかく完成させることを目標に書きました。推敲僅かにしかしてませんので、御見苦しければ申し訳ないです。
冒頭のみ下記に出しまして、以下本文は無料フォロワー様から見れるようにしてあります。

※こちらの作品はムーンライトノベルス様とpixivで重複投稿しております。


【あらすじ】
人間と魔王軍は争っている世界。
サキュバスであるリュミーナはある命令を下され、人間の陣地へ一人で乗り込んでいた。
人間の精根を尽き果てさせる……そんな命令を受けたリュミーナだったが、それは一人の男によって失敗に終わる。
男の名はダリオス。人間に英雄と呼ばれ、サキュバスであるリュミーナに勝る性欲を持った絶倫の男だった……。

【概要】
文字数:約4,300文字
内容:中出し/寝バック/濁点喘ぎ/♡喘ぎ/♡文章/大量射精/絶倫/サキュバス/種付けプレス/孕ませ発言
ジャンル:女性向け/ファンタジー
関係性:人間の英雄(絶倫)×敵対していたサキュバス


以下本文です。


 サキュバスであるリュミーナは、人間の精根を尽き果てさせるという命令を下されていた。
 現在、リュミーナのような低級悪魔を含む魔王軍は人間と戦争真っ只中。
 リュミーナの働きは、人間の精根を尽かせ、少しでも魔王軍にとって戦況が有利に傾くことを期待されていた。
 過去に多くの男の精根を果てさせているリュミーナ。それが原因で指揮系統が麻痺し、人間たちは余儀なく撤退をさせられたり、無駄な戦いを繰り広げてしまったことが多々あった。
 今回下された使命も、リュミーナであれば至極簡単に全うできるはずだった。
 そう、あの男と出会うまでは。


※  ※  ※


「んあっ♡ あっ、あっあっあっ♡ イクッ、イグっ♡」

 戦乱により、崩れ落ちたどこかの廃村。そこの半壊した家で、リュミーナは一人の男に組み伏せられ、散々体液を巻き散らかしていた。
 強い雄の象徴である細かな傷跡が残る肉体。筋骨隆々なその男に覆い被さられるように、リュミーナは大股を開き、血管の浮いたその太い肉棒を咥えさせられていた。
 互いの尻が上下になるように重なり、男は重たい一突きをゆっくりと丁寧に、リュミーナの女の底へと叩き込む。

「ほら、リュミーナ。膣の締まりが悪くなってるぞ。もっと締めないと、サキュバスとして面目が立たないだろう?」
「ごめっ、ごめなさっ♡ あっ、待ってぇっ♡ ダメダメダメっ♡ 子宮口ぐりぐりってぇっ♡ しちゃやらぁぁああぁあっ♡♡♡」

 プシュッ♡ プシュッ♡ と潮を噴きながら、リュミーナはガクガクと身体を震わせた。しかし、男が除けてくれる気配はない。
 汗や涙、唾液に塗れてすっかりべとべとになったリュミーナの美しい金の前髪を耳にかけ、男は再び自分の下にあるか細い雌の身体を抱きかかえる。

「三発目出すぞ。しっかり締めろ」
「締めてりゅっ♡ 締めてりゅのにぃぃぃいぃいい♡」

 リュミーナの呂律のまわらない言い訳を無視し、男はバチュバチュと激しい音が鳴るほど、腰を叩きつけた。
 子宮口を何度もノックし、ぞりぞりと膣内を擦り、古い精液を掻き出し――……男の肉棒は、リュミーナに種を注ぐために強く脈打った。

「出るっ……出るぞっ……! お、お"ぉっ……!!」

 男は唸り、リュミーナの身体をすっぽりと覆い隠すように抱きしめる。もうすでに二発ほど放たれ、男の精がたっぷりと詰まったリュミーナの膣内に向けて、熱く、濃い精液を注ぎ込み始めたのだ。

「ん"ぉお"おぉおおおぉぉ♡♡♡ またイグッ♡♡♡ 中出ししゃれてっ♡♡♡ イグゥゥウウゥッ♡♡♡」

 ビク、ビクッ、と男の腰が何度も跳ね、リュミーナの奥深くへと突き込まれていく。種を作る肉袋が何度も収縮を繰り返し、散々な量の精液を膣奥へと注いでいるようだ。

「も、もう……入らにゃ……んう"ぅぅうおぉ……お"おぉぉおおっ♡」

 逞しい男の身体に潰されるように抱えられたリュミーナは、首を横に振るが容赦なく腰を叩きつけられ、仰け反って受け入れるしかなかった。強い快楽が全身に走り、逆らう気力さえ無いのだ。
 ぐりぐりと腰を左右に捻り、男がようやく離れていけば、リュミーナの膣内からはひどい量の精液が溢れ出た。
 身体全体で呼吸を繰り返すリュミーナだったが、男は待ちきれないといった様子で、その身体をうつ伏せにさせる。リュミーナは特に何も言わず、勝手に跳ねる身体を好きにさせていた。

「さ、四発目といこうか……入れるぞ」
「ひゃ、ひゃい……んっ、たくましいおちんぽっ♡ 入ってっ♡ きたぁあぁぁああっ♡」

 一体、どこで何を間違えたのか。リュミーナにそんなことを考える力は、残っていなかった。
 ただ一つ、この男にはどうしてだか敵わない。それを身体の奥底で、理解するだけだった。

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本文の続きになります。pixiv/ムーンライトノベルズさんでも読めます。

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蕎麦枕 2022/02/01 18:00

【習作R18小説】異世界転移者と幼馴染がセックスしている音を聞いた話

こんにちは、蕎麦枕です。

男性向け習作エッチ小説、三本目です。
とにかく完成させることを目標に書いたもので、推敲は少しだけしかやってません。
今回は本文5,400文字前後です。冒頭のみ下記に出しまして、以下本文は無料フォロワー様から見れるようにしてあります。

※こちらの作品はノクターンノベルス様とpixivで重複投稿しております。

【あらすじ】
僕は魔術師の卵。幼馴染の女の子、ミラと共に魔術を学び、やがて世界を救う使命を受け負った。
旅をしていく中で出会った異世界からやってきたショウという男と共に世界を救い、その後にショウを元の世界へ帰す方法を探していた。
無事にショウを帰す方法を見つけ、僕とミラでその手伝いをする前日のこと――……僕は聞いてしまったんだ。
ショウとミラが、僕に隠れて何かをしている音を……。

※本作はBSS要素が強めです。

以下本文です。


 僕とミラは魔術師の卵だった。幼馴染の僕たちは一緒に過ごし、共に魔術を学び、そして世界の平和を守るための戦いにも赴くことになった。
 もちろん僕たちだけでは、すぐに負けるのは目に見えていた。だからたくさんの仲間を集め、旅をしていたんだ。
 その中で、一人だけ特異な存在がいた。彼の名はショウ。どうやら僕たちの世界とは違う、ニホンというところから来たらしい。
 ショウは少しおっちょこちょいだけど、とても気さくで良い奴だった。僕とミラともすぐに仲良くなり、旅をしているうちにその親睦はどんどん深まっていった。
 世界に平和を取り戻したらショウはどうするのかと聞いたら、元の世界に帰りたいと言っていた。それもそうだろう。元々いた世界には、ショウの家族や友人だっている。僕たちに帰るべき村があるように、ショウにも帰るべき世界がある。
 僕はショウの助けになりたいと思っていた。魔術師である僕とミラなら、きっと助けになれるはずだと、信じて疑わなかった。

 ――世界に平和をもたらした後は、僕とミラとショウの三人で旅を続けた。もちろん、ショウの帰り方を探すための旅だ。
 案外、この旅の終わりは早かった。この世を脅かしていた存在の側近が、ショウの帰る方法を知っていたのだ。
 だけど帰るには、魔術師が長い詠唱を唱えていないとダメだった。僕とミラ、二人で力を合わせればなんとかなると話はまとまり、明日の夜、それは決行されることに決まった。
 
「寂しくなるね」

 焚火を囲いながら、僕はぽつりと呟いた。ショウはそうだな、と軽く微笑みながら言い、普段なら「清々する!」くらいは言いそうなミラは、俯いたまま何も言わなかった。
 
「本当に二人には……なんて礼を言ったらいいか」
「そんなの気にするなよ。だって、僕たちは友達なんだからさ」

 ショウはもう一度そうだな、と今度は良い笑顔で答えた。礼を言うなら、僕の方がたくさん言わないといけない。一緒に世界を救ってくれたこと、何度も命を落としそうになった時に助けてくれたこと。たくさん、ショウとの思い出だってある。
 本当に寂しいと思うけど、僕以上に寂しがっているのがミラだ。これからショウがいなくなって、ミラはとても落ち込んでしまうだろう。そんなミラを支えられるのは、僕しかいない。しっかりしないといけない、そう思って、僕は強気に言った。

「安心していいよ、明日の呪文はばっちり暗記してあるから」
「本当か? 呪文間違えが多かったお前が、一番心配だよ」
「大丈夫だって! ミラともたくさん確認したんだから! ねえ、ミラ」

 ミラに話を振るけど、ミラは薄く微笑むだけだった。そう、僕は魔術師としてはミラより劣っている。ミラは攻撃型の魔術師であり、よくショウと背を合わせて戦っていた。でも、後方支援者としては僕もばっちり戦えていたと思うし、ショウが帰るための呪文は本当に繰り返し勉強しなおして、完璧に覚えた。
 不安があっての反応の薄さかと思ったけど、ミラは先に立ち上がり、お尻の土埃を払った。

「明日は私もあんたも体力を使うんだから、早めに寝ないとね。ショウも……どう帰るのかわからないけど、きっと疲れるだろうから、寝ておきなよ」

 確かにミラの言う通りだ。魔術師の呪文詠唱は、すごく体力を使う。ショウを安全に帰すためにも、惜しみつつも僕らは最後の晩餐の火を消した。
 明日呪文詠唱を行なうのは、古くから残っている不思議な遺跡だ。その手前の森で一夜を越える僕たちは、それぞれ毛布をかぶり、目を瞑る。
 本当に残念だけど、明日でショウとはお別れだ。その後は、またミラとの生活が待っている。ショウのいなくなったこの世界で、二人で魔術師として生きていくのだろう。
 ミラがどうにか元気になってくれたらいいなと能天気な望みを抱え、僕の意識は眠りの底へと落ちていった。


※  ※  ※


「ん……んぅっ……」

 何かくぐもった声がして、目が覚めた。ゴソゴソと布ずれの音も頻繁に聞こえる。
 獣か何かか? 身体は起こさず、そのままの姿勢で聞くことだけに専念する。少し静かになったと思ったら、聞こえてきたのは思ってもいない言葉だった。

「はあっ……ショウ……」

 ショウの名を呼んでいるこの声は、ミラのものだ。間違いなく、ミラの声。でも、いつもみたいに強気な声ではなく、少し儚げな印象を見せる声だ。
 その後に、何か粘膜を擦り合わせるような水音が聞こえた。くちゅ、くちゅ。一緒に聞こえる、鼻のかかった声。
 聞いてはいけないものを聞いている気がして、僕の心臓の音が早くなる。

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蕎麦枕 2022/01/18 07:00

【習作R18小説】盗賊団を壊滅させたら生き残った頭領に妻の卵子を盗まれた男の話

こんにちは、蕎麦枕です。

タイトル通り、習作エッチ小説、二本目です。
前回と同じように、とにかく完成させることを目標に書いたものですが、推敲少しだけやりました。
今回は本文8,000文字弱です。冒頭のみ下記に出しまして、以下本文は無料フォロワー様から見れるようにしてあります。

※こちらの作品はノクターンノベルス様とpixivで重複投稿しております。

前回出していたPDFファイルの処理は、まだできていません。
前回の習作作品を出した際に、転載や自作発言等やめてねっていうのを入れるのを忘れていたので、その辺の処理をしたら出すかも……。
それか悪用防止のためにPDF配布自体やめるかも……。わかりません。
PDF配布は有料プランの方だけのためにやった方がいいかもですね。悩みどころです。
一先ず前回の作品の分は残しておきます。

【あらすじ】
盗賊団壊滅の作戦のリーダーを務めたエリックは、時間ができたことをきっかけに妻のポーラと子作りを始める。
なかなか子どもを授かれない二人だったが、日々を穏やかに過ごしていた。
ところがある日、エリックは買い物に出た際に何者かに襲われて、気を失ってしまう。
次に目を覚ました時、エリックの目に入ったのは壊滅させたはずの盗賊団の頭領と、辱められているポーラの姿だった――……。


以下本文です。


「ああ、もうエリック! よかった、生きて帰ってきてくれて……!」

 そう言って傷ついた男を抱きしめたのは、男の妻であるポーラだ。
 エリックは、とある盗賊団を壊滅させる大がかりな作戦のリーダーを務めた男である。自身も幼い頃、盗賊に押し入られ、母親を失う経験をしていた。自分のような悲しい子を増やさないためにも、今回の大規模作戦を引っ張る役目に名乗りを上げたのだ。
 壊滅させることに成功した盗賊団は、エリックの住む国では相当名の通った集団だ。多くの人々がこの盗賊団によって苦しまされ、辛い思いをしてきた。
 だがそれも今夜で終わったのだ。エリックは盗賊団を殲滅した英雄として、国から高い評価と報酬を得ている。これからしばらく妻と静かに暮らしていても、何も問題ないほどには。

「もう心配ないよ、ポーラ。長い休暇を貰ったんだ。二人でゆっくり過ごそう」
「ええ、ええ……あなたが出ている間、どれほど心配だったことか……」
「ごめんよ、二度と不安にさせないから……」

 傷ついたエリックの頬を撫で、ポーラは少しだけ背伸びをし、渇いたその唇へ祝福のキスを贈った。
 喜びが止まらなくなったエリックは、たまらなく愛おしい女の身体を抱きしめ、家へ戻るとすぐにポーラをベッドへと押し倒した。
 久々の夫婦の営みは、非常に熱いものだった。

 ポーラは、エリックのよく通っていた酒場で働いていた看板娘だった。酒に酔った暴漢から救ったことをきっかけに、エリックとポーラの交際は始まった。順調に愛を育んだ二人が夫婦となるまで、そう時間はかからなかった。
 二人が永遠の愛を誓っておよそ一年。二人は、同じことを考えていた。

「ねえ、そろそろ良いと思うの」
「……なにがだい?」
「もう、とぼけないで。あなたもきっと、同じ気持ちだと思うのだけど」

 避妊具をくず入れに落とすエリックの背中にぴったりとくっつきながら、ポーラは優しく囁いた。

「あなたもゆっくりできるなら……私、赤ちゃんが欲しいわ」
「……ポーラ」

 エリックはゆっくりと振り向き、ポーラに一つ、キスを落とす。それは、自分も同じ気持ちだという返事だと、ポーラは知っていた。
 しかし、いざ避妊具を外して営みを続けても、なかなか子どもを授かることはできなかった。何度も心が折れそうになっては寄り添いつつ、二人は穏やかな日々を過ごしていた。

「気を付けていってきてね」
「大丈夫だよ、すぐそこの市場だし。帰ってきたら、一緒に昼食を作ろう」
「ええ、待ってる」

 ある日のこと、エリックは一人で買い物に出ることにした。特に理由なんてない。ポーラにゆっくり過ごしてもらうため、自分が買い出しに行くだけの話だ。
 今日は大幅な安売りをしているという、いつもは行かない市場の方へ来ていた。ある程度買い物をし、ポーラの大好きな果物を最後に買って、帰路に着くエリック。そこでエリックは、何か違和感を覚えた。

「……?」

 誰かの視線を感じ、つけられているような気がしたのだ。盗賊団を壊滅させた英雄としてすっかり有名になったエリックは、人々から声をかけられることも少なくない。かけられた際には友好的な声がほとんどだが、今背中に感じるものは何故だか敵意を感じる。
 急いで帰った方がいい。直感的にそう感じたエリックは、足早に歩きだした。紙袋から買った食材が落ちたりもしたが、拾っている場合ではない。ポーラの身に、愛おしい妻の身に何かあったなら、エリックは自分を許せる自信が無かった。

「ポーラ!」

 自宅に戻り、勢いよくドアを開けたエリックを出迎えたのは、見知らぬ男だった。

「よう。ボスとお前の女が奥で待ってるぜ」

 次の瞬間、エリックは後頭部に強い力が加わるのを感じた。視界が逆転し、意識が遠のく。
 食材が散らばる床と知らない男の靴を見るも、エリックの目はゆっくりと閉じていった。

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エッチシーン含む小説の続きです。

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蕎麦枕 2022/01/13 12:00

【習作R18小説】恋焦がれていた女魔法使いが結婚すると聞き、NTR睡姦をキメてしまった冒険者の話

こんにちは、蕎麦枕です。

タイトル通り、習作でエッチ小説書きました。
推敲は特にしておらず、とにかく完成させることを目標に書いたものです。
本文6,000文字くらいあり、記事が長くなっちゃうのもなんだかいやなので、冒頭のみ下記に出しまして、以下本文は無料フォロワー様から見れるようにしてあります。
また、無料フォロワー様限定でPDFに落としたものを用意しました。
よければDLしてご覧になってみてください。

pixivにも投稿してあり、全文見れますのでお好きな方でご覧ください。
また、上記PDFデータはFANBOXにも同じものを用意してまして、pixivの本文キャプションから飛べます。

1/14追記
こちらの作品はノクターンノベルス様で重複投稿しております。

【あらすじ】
冒険者である青年ルキは、自分を助けてくれた先輩冒険者である女魔法使い、アイリーンに恋い焦がれていた。
きっと恋仲になれるだろうと信じてやまないルキだったが、ある時アイリーンから恋人がおり、結婚するという話を聞かされる。
自棄になったルキは怪しげな店から眠り薬を買い、それをアイリーンに使うことを決めた。
そして宿屋のベッドにアイリーンを連れてくることに成功したルキは、ある行動を起こす――……。


以下本文です。

 こんなチャンス、二度とないだろう。ルキはごくり、と生唾を飲み込む。目の前には、ずっと恋い焦がれていた女性であるアイリーンが静かに横たわっていた。
 アイリーンの豊かな胸元が、規則正しく上下している。それは、彼女が深い眠りについていることを示していた。

 ルキはまだ冒険者になったばかりの剣士であり、アイリーンは常に誰かしらから声のかかる人気者の魔法使いであった。
 二人の出会いは、一つの依頼を通してだった。十八になったばかりのルキは己の力を過信し、とてもじゃないが一人では倒しきれないモンスター退治を引き受けたことがあった。その際に助けてくれたのがアイリーンなのだ。
 アイリーンは、魔法使いでありながらも果敢にモンスターへ距離を詰め、あっという間にルキが手も足も出なかったモンスターを倒した。そして、会ったばかりのルキの頬を一度ひっぱたき、説教をしたのだ。
 だが見知らぬ自分を叱るだけでなく、怪我の治療も、その後の心配もしてくれたアイリーンに、ルキはすっかり一目惚れをしてしまった。強く優しく、そして美しいアイリーンに惹かれないわけがなかったのだ。
 その出会いがきっかけで、ルキとアイリーンはよく一緒に依頼を受ける仲になった。アイリーンと共に行動するようになってから、ルキも自分の実力をどんどん上げていき、一人でもそれなりの活躍はできるようになってきた。
 出会ってから一年。ルキはアイリーンと親睦を深め、そして友人以上の関係を築けるようになったと信じていた。だが、アイリーンから話があると呼び出されたその日から、ルキの感情は壊れることになる。

「私、結婚するの」

 アイリーンの口から出たのは、他の男の名前と、結婚するという話。聞けばルキと出会う前からの付き合いらしく、相手は長い依頼を受けていてしばらく街に戻ってきていなかったという。相手が帰ってきたこのタイミングで結婚に踏み切ったといい、アイリーンは是非結婚式に参加してほしいと、その話をルキに持ってきたのだ。
 血の気が引くのを感じながら、ルキは思ってもいない祝福の言葉を述べた。聞きたくもない馴れ初めの話や、今後のことについては適当に返事をしていたが、内容はほぼ覚えていない。ただ、もう二度と一緒に依頼を受けることはできないということは、理解していた。

(アイリーンが他の男のものになるなんて、嫌だ)

 その日以来、ルキはずっとそう思っていた。きっと自分が結ばれるものだと信じていたのに。アイリーンに何故今まで面倒を見てくれていたのかと訊ねると、弟のようで放っておけなかったと言われたのだ。
 ただ一人の男としても、見てもらえていなかった。その事実がルキの心の奥底に穴を開け、閉じることも許さなかった。
 一体どうしたものかと酒を飲みながら、暗い路地裏を歩いていた時のこと。ルキは、怪しい売店である物を見つけた。

(よく効く眠り薬……)

 それを手に取ると、店主は待ってましたと言わんばかりに、早口で商売文句を喋り出した。
 なんでも一度飲めば半日は確実に眠り続け、眠る前後の記憶も曖昧になるというのだ。店主がモンスターのあらゆる素材を調合して作った特製のものらしく、現在売っているのはこれで最後だと捲し立てられた。
 値段もルキに買えないものではなかったので、すぐに眠り薬を手に入れた。何に使うかなど、この時はまだ考えていない。
 しかし、偶然見かけたアイリーンと婚約者の男が仲睦まじく歩く姿を見てから、薬の使い方を思いつくのはすぐのことだった。

「珍しいね、こんな外れの酒場で飲もうだなんて」

 ルキの行動は早かった。アイリーンを街外れにある宿と併設されている酒場に呼び出し、共に酒を楽しんだ。
 アイリーンはなかなかの酒豪である。酔わせるまでに飲ませた酒の量は、金に換算すると少々財布が痛むものだったが、これから行うことには代えがたいものと思い、ルキは結婚祝いだから好きなだけ飲んでほしいと、アイリーンに告げた。
 喜んで酒を飲み、程よく酔ってきたアイリーンに新しい一杯を持ってきた時、ルキは眠り薬をそっと酒に混ぜ込んだ。
 アイリーンはすっかりルキを信用しており、何も疑わない。一気に眠り薬入りの酒を仰ぎ、深い眠りへと落ちてしまったのだった。

 ――話は冒頭に戻る。眠ってしまったアイリーンを抱え、ルキは予め取っておいた部屋に入った。
 値段の張らない、かといって古すぎないベッドにアイリーンを寝かせた時、ルキはすっかり自身の男根が昂っていることに気付いた。
 すでに股間の布地はピンと張っており、苦しいほどだ。正直、眠るアイリーンを見て扱けばすぐに射精できるだろう。
 だがこの機会を逃すわけにはいかない。まずは精巧な人形のように整った寝顔を見せるアイリーンに、ルキはゆっくりとキスを落とした。
 ぷっくりとしたアイリーンの唇が何故か甘く感じ、ルキは夢中でキスを続けた。顎を下ろして唇を開き、その口内すら独占しようと、ルキは必死に舌を伸ばす。力の入らないアイリーンの舌を巻きとり、じゅるじゅると音が鳴るほど吸い上げる。ルキにとってのファーストキスは、焦がれていたアイリーンと果たすことができた。

(アイリーン……好きだ……好きだ!)

 キスを続けながら、ルキはアイリーンの服へと手をかけていった。今日は飲むだけだったので、アイリーンもラフな格好だ。前開きタイプのワンピースに、軽くローブを羽織っていただけ。ボタン掛けが乳房の重圧で張っており、外すと左右に大きな乳房が垂れていく。
 服を開きながら、酔いでほんのりと赤くなった滑らかな肌にルキは触れ始めた。ある程度肉が乗り、もっちりとした感触の肌は、少し熱い。おまけに胸元で思いっきり息を吸いこむと、アイリーンの匂いが強い。
 何もかもに興奮しているルキは、乳房を守る肌着を除けると、目ざとく膨れかけた乳首を見つけ、すぐさま吸い付いた。ちゅぱちゅぱと腹の空いた赤子のように、一生懸命に乳首を吸う。乳は当たり前だが出てこない。それを僅かに残念に思いつつ、ルキはアイリーンの乳房を堪能した。味も、感触も、匂いも、全て。
 女特有の甘い匂いがルキを包み込み、それは興奮となって男根へ熱を送り続ける。早く出したくてたまらなかったが、アイリーンの身体を余すことなく味わうため、下半身の暴走をなんとか押し留めていた。


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