出来た後。
いつのまにか「エルフ娘と寄生触手」がリリースされてました。
既にご購入の方には本当に感謝です。
さくっと近況と、これまでのモンキーズヘッド作品の制作状況のアレコレを書き連ねてみようかなぁと思います。
近況。生活費が尽きたのでバイト始めました。
実は昨年末に貯金が尽きたのですが、Ci-enで御支援を頂き、また様々なものを切り崩してその場をしのいだり、生活給付金などもギリギリ間にあったりでなんとか生きて来れました。
そういった裏技っぽい事でなんとか同人を続けていたのですが、いよいよ万策尽きたので「未経験・学生シニア・Wワーク歓迎！1日からでもOK！」というバイトに申し込んで、2週間ほど経ちました。
現状＝腰が死亡。
ガチ肉体重労働で、最近は「どうして毎日出てこない！」と言われたので、さすがに私も「私ただのオタクなんです！体育会系じゃないんです！体力無いんです！」と反論しました(苦笑)。
どうやら私以外のバイトの殆どが初日で辞めているようなので、全然使えない私も貴重な戦力扱いされている気がします。
いやちょっと、オタクの貧相な体力を求める重労働バイトって、大丈夫ですか？ｗｗｗ
1日おきのシフトにしてもらっているのですが、休みの日は腰を回復させる為に全振りしているので…現在は同人活動をしている時間がなさそうな感じになっています。
同人＝趣味の活動。
趣味なんだから、出来なきゃ「作るのをやめる」しかない。
結構これが現実なんだろうなぁと思ったりします。
まだ私は辞める気は無いですけれど。
しかし思い返せば私より上手い人や凄い人がいつのまにか同人活動をやめていて、私のようなヘタクソが意地で続けているような感じになっている事が不思議な気もします。
趣味が続けられなくなるという現実。
同人の世界もプロの方がランキングに名を連ね、素人の同人作品にもプロ並のクオリティを求められるようになって、趣味の割にはハードルが上がり続けていて、そういったところも悩ましく思う事があります。細かい説明は割愛しますが、素人の同人作品も資本力が不可欠になっている気がします。
モンキーズヘッドの作品の制作を思い返すと…２～３年前の「異種交配異世界僧侶」シリーズの時に既に結構限界だったなぁと。
作りたいネタは一杯あるけれど作る余裕が無い。
時間もかかるし資本力もないけどなにか同人作品を作りたい、と考えると、１作毎にキャラクターを作ってシチュエーションを作って…という事さえ大きな負荷となるので、ひとつの設定で複数の作品が作れるように考えた結果「リアリティの制限が少ないファンタジー世界」で「シリーズとして色々なネタが出来る設定」を考えたわけで…つまり引き算で作れるものを模索した感じでした。
１つの作品を作るのに数ヶ月～１年以上かかる事もザラだったので、その怠惰な時間の浪費も抑えたかった事もシリーズ作品にした理由のひとつ。
下手なのに長く同人を続けていると「もっと濃い内容にしなければ！」という変なプレッシャーがドロドロと湧き出して次第に怨念めいたものが作品の奥底にこびりついた気さえします。作ってる側の感覚的なアレなので伝え難いですが。
もし私が大富豪だったとしたら(笑)、HTMLなどのCG集だけじゃなく、RPGとかノベル形式とか、いっそUnityとかUnrealエンジンとか使えるのなら３Dキャラのエッチぃゲームとかも作ってみたいなぁと夢想していました。わら。
でもまぁ、趣味でも出来ない事はあるわけで。
数年前の時点で「出来る事だけで作りたい物を作るには？」という事で頭を悩ませていたように思います。
１年前に作った「夏やすみの秘蜜ビッチ」の後には、Ci-enを始めた初期に書いた気がしますが「GIFアニメだけのCG集」を作っていました。
半分ほど出来ていたのですが、作画で絵を動かすのは時間がかかるのと、絵が下手でリテイクしたくても作り直す余裕が無かったので、製作中止にしました。
…うーん、これは結構気に入っていたのに中止にせざるを得なかったから、いつか改めて作り直したいなぁ。
同人は趣味とはいえ、時間がかかる。
タイム・イズ・マネーと言われるようにお金もかかる。
この数年は「お金が無いから作れない」という『現実』との戦いだった気さえします。
創作したくても出来なくなっていく鬱憤で衝動的にこの「Ci-en」に登録したのですが、とてもありがたい事に御支援を頂けたり、「いいね」を頂けたりした事で約半年の間に２作品も作る事が出来ました。
一方で世間では…例えばツイッターとかでも、凄い作家さんが「不景気すぎて娯楽産業にお金が回ってこない！」と悲鳴のような声を頻繁に目にするようになっていて。
プロの方々でも大変なのに、素人の同人はいつまで需要があるのだろう？とさえ思ってしまいます。
さてモンキーズヘッドの次の作品は…というと、白紙です。
いつもは作品が仕上がる頃には「次はこういったものを作りたい！」と浮気めいた気分が高まるのですが(笑)、もう少し需要めいたものが得られる作品を作らなければ駄目なのではなかろうか？という気もしますし、私の生活が貧しい事で作品のクオリティアップに費やす時間が捻出できなかったりするのは良くない事だなぁと思いますし。
「同人＝趣味」の割には、あまり自由に出来なくなっているのも良くない事かなぁとも。
まずは同人活動を続ける為の努力をしなきゃなぁと思っているのですが、ハードすぎるアルバイトを生き残る事が日常となりつつあります。
こんなわけわかんない記事を書いているのも、２時間後にはバイトに行かなきゃならないからで(笑)。寝そびれた体力でしなないかしら？