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切ないの記事 (3)

ダラナ 2023/09/15 20:51

BL短編「延延とかくれんぼをする俺は少年のように慰みものにされても救われない」試し読み

ある町に行くと人は閉じこめられて、永遠にかくれんぼをするという。
その話を聞いて、町に行ってみたら、浮気している彼が「もーいーよー」と応えたように思えて・・・。

ホラー×ボーイズラブの短編です。R18。



その町に踏みこむと、住宅街に閉じこめられてしまうのだとか。
脱出しようにも、踏みだした足はまた住宅街を踏みしめ、すこし先の大通りにでたくても、どうしたって、でられない。

ただただ歩いていても埒がなく、とりあえず立ちどまり、目を瞑って三十を数える。
そして「もーいーかい」と住宅街に響かせると「まーだだよ」と子供が返事。

このやりとりを十回くらいして「もーいーよー」と返ってきたら、かくれんぼ開始。
おそらく、その子供を見つけられれば、異常な閉鎖空間からぬけられるのだろう。

「つっても、今まで誰一人、生還したやつがいないらしい。
『子供を見つけたら結局、呪い殺されるんじゃ?』って彼女なんかは、いっていたけどな!」

ホテルの一室にて、裸でベッドに座り、煙草を咥えながら笑う俺。
「彼女」の一言にどんな反応をするかと思いきや、隣にいる会社の後輩、小渕は気だるそうな顔をしたまま。

「おもしろくないな」と目を逸らして煙草の煙を吹いたところで「俺も聞いたことあるよ」と思いがけない発言が。

「『もーいーよー』って答える子は、昔、かくれんぼをしていて、放置された男の子なんだって。
あまりにも見つからないから『もう帰ったんだろう』って置きざりにされた。

でも、お兄ちゃんが帰宅したら、弟のその子がいなくて。
警察と近所の人が探しまわったところで川原で死体が発見された。

・・・服が引き裂かれて、殴られたのと首を絞められた跡があったとか。
近所で出没していたという変質者の仕業だろうと見られた。

変質者はちょうど、同じくらいの年ごろの男子ばかり狙ってたから。
まあ、幸い、というか、性的暴行はされなかったようだけど・・・」
薄ぼんやりとした怪談から、生々しい殺人事件の話になって、ピロトークが台なし。
「こいつ、ほんと空気クラッシャーだな」とため息をつきつつ、興味がなくはなく「で?その子が今も自分を探してほしいと?」とつづきを促す。

「どうかな・・・結局、強○的にかくれんぼをさせる相手を生還させないのだから、復讐の意味もあるんじゃ。

近所ではじめて人が失踪したのは、お兄ちゃんとその親友だった。
そのあとも一年に一人か二人、失踪するらしい。
噂では失踪した人たちには共通点があるって」

「共通点?なんだそれ?」と興味津々に聞くも、物言いたげな顔をしておいて、結局、顔を背けてだんまり。

すこし、ひっかかる反応だったが、うなじから背中にかけての滑らかな曲線を見て欲情。
背中を撫であげながら起きあがり、ふりむいた小渕に覆いかぶさって、第二ラウンドに突入。

「ああ、明日早く、江里菜に会うのになあ」と内心、ぼやきつつ、心ゆくまで肉欲に溺れたもので。

お察しのとおり、俺は二股をしている。
江里菜と小渕、男女で。

もとより男女どちらも恋愛対象だったのが「二十代後半だし、そろそろ将来を考えないと」と社長令嬢の江里菜と交際開始。
彼女は社長の一人娘だから、婿入りして会社の後継者になるつもりで。

顔よし人柄よし評判よしの完璧に外面がいい俺だから、すっかり江里菜は惚れこみ、交際は順調。
トラブルが起きなければ、このままとんとん拍子に社長の椅子をゲットできて、一生安泰の地位を築ける。

と思った矢先、告白してきたのが会社の後輩、小渕。
入社したころから面倒を見て、ひそかに「かわいいな、こいつ」と惹かれていたし、そのうえで「いつでも切り捨てていいからセフレに」と誘惑されては抗えず。

ひどく控え目な愛の告白をしてきただけあり、小渕は立場を弁えた都合のいいセフレだった。

江里菜を優先しても、ぶつくさいわず、長く会えなくても「寂しい」と訴えてすがってこず。
はじめは警戒したものを、画像や映像、録音音声で脅さなかったし「彼女と別れて俺と真剣に・・・!」と面倒くさく迫ってもこない。

しかも体の相性が抜群。
正直、江里菜とのエッチは義務的にこなしているので、真最中に小渕が恋しくなるほど。



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ダラナ 2023/08/26 20:10

BL短編集「キライな芸能人1位を抱くのも満更でもない」試し読み

2000字前後のアダルトなBL小説を10作収録した短編集。すべてR18。
現代ものから学生、社会人もの、ファンタジー、ゲーム転生、ジャンルはなんでもござれ。


電子書籍のサンプル↓




【キライな芸能人1位の俳優に溺愛されるのも満更でもない】



矢代 仁、二十代半ばにして映画ドラマ舞台に引っ張りだこの俳優。

芝居の技術を評価されながらも、素行のわるさが目立ち、世間の好感度は低い。
きっかけは共演したアイドルに「その腐った根性を治せないなら、とっととアイドル辞めろ!」と罵ったこと。

激怒したファンとマスコミに叩かれまくるも、以降、大物俳優、世界的映画賞を獲った監督、有名プロデューサーに悪態を吐きつづけ、そのたびに炎上。

それでも仕事のオファーは絶えなかったが、今年発表された「キライな芸能人」の断トツ1位に輝くという事態に。

そんな悪名高い矢代仁のマネージャーに俺が抜擢。
憧れの俳優、彼のいる事務所に就職できて万々歳だったのが、まさか初仕事でとんだ外れくじを引かされるとは。

果たして、仕事をしだしたら、噂どおりの口のわるさ。
ちょっとしたミスをしただけで「仕事に対する気合が足りていない証拠だ!つぎ、同じ舐めた態度とったらクビにするからな!」と超高圧的説教を噛ましたもので。

これじゃあ、マネージャーがどんどん逃げるのもうなずけるが、俺はかなりの負けずぎらい。
相手の当たりがきついほど「なにくそ!」と食らいつきたくなる性分。





【袋とじを開けておまえを見た記憶を消したい】



俺の従兄は同性愛者で、家族や周りに公言済み。
もちろん俺も承知しているし、打ちあけられたときは「だいじょうぶ、おまえはタイプでないから」と親指を立てられたもので。

まあ、幼いころから親しく、ゲーム仲間でもある従兄なので、俺がタイプか、そうでないかは、どうてもよかったのだが。

学校帰りに従兄の家にいくと、まだ帰っていないというに部屋で待つことに。
で、目にとまったのが、机の上のゲイ雑誌。

いやいや、カミングアウトたとはいえ、ここまで明け透けにする従兄ではない。
部屋が片づいているに、叔母が掃除をしてベッドの下から引きずりだしたのを置いたといったところか。

従兄に同情しつつ、さて、ここは悩みどころ。

色気より食い気、というか、お年ごろにして、ゲームまっしぐらな俺だけに、恋愛や性的なことに、あまり興味なし。
が、目のまえにエロ本が置いてあるのを無視できないほどには好奇心あり。

悩むことしばし、雑誌に手を伸ばして。




【いかれた博愛主義者は童貞の俺を許さない】



田淵はだれにでも親切で、惜しみなく愛情を注ぐ。
「生理的に受けつけない」と不快感を露わにする俺にさえ。

そうして拒絶するには訳がある。
まえに似たような博愛主義の男に裏切られたから。

人間不信の俺にして懐いたものを「あいつだけは、生理的にむりだわあ」との陰口を耳にしてしまい。

なんて経験があっては、田淵の博愛が、本物だろうと偽物だろうと関わりたくなかったが、あいにく同じ学科専攻で同じ教授に師事。
将来を棒にふって身を引くのも癪で、日々の博愛主義の押しつけに耐えていたのだが。

分かっている。
博愛を貫こうとする人間は、突っぱねるほど、むきになって干渉してくるというのは。

頭では分かっていても、トラウマがあるに体が拒否反応を示す。
対して「人は一人で生きていけないよ」「どんな人も愛でつながれるんだ」「人と理解を深めることこそ人生なんだ」と偽善的な言葉を並べたて、かまってくるから鬱陶しいったらない。

いい加減、俺も懲りて、教授に頼まれた作業を田淵としたとき。




【2000歳の少年風の魔物が俺の胸を吸いたいそうです】



魔物がはびこる世界で旅する一匹狼の冒険者であり、俺は武闘家。

旅の目的は、子供のころ魔物に誘拐された幼なじみの捜索。

誘拐騒ぎがあたころ、たまたま村に立ち寄った武闘家に弟子いりをして旅立ち。
独立してからは、ずっと一人で幼なじみの行方の情報を求めつつ、あちこち探しまわっている。

情報の入手方法で、もっとも有効なのが魔物に聞くこと。

魔物のなかには知能が高く、人と言葉を交わせるのがいる。
あまり人に危害を加えず、気まぐれながら、見返りによって人の願いを聞きいれてくれることも。

とはいえ、教会が「邪なるものと契約するのは禁忌」と定めているため、冒険者の多くは、そういった魔物と遭遇すれば、有無もいわさず倒そうと。
情報入手の邪魔になるから、一人で旅をしているわけだ。

今のところ収獲はほぼなし。
いや、手ごたえはあるようなのだが。

事情を語り、あらためて「なにか情報ないか」と聞いたところで「あーうん、ないね!」とすぐに消える。
目を泳がせ、言葉につまるあたり、知ってても教えられない訳がありそう。




【魔王の息子が鬱陶しいからいやらしい魔法をかけてやります】



俺には生まれつき人の体を癒す力があるらしい。
そのことを自覚したのは、幼き日のこと。

思い慕う冒険者の叔父が村に立ち寄って「骨折が治らなくて」とぼやいたのがきっかけ。
「いたいのいたいのとんでけー」と腕に手をかざしたら完治を。

世にも稀な俺の特異性に気づいた叔父は「この力を使っていけないし、人に知られてもならない」と深刻な顔つきで忠告。
曰く「魔物に狙われる」と。

冒険者として尊敬する叔父のいいつけなら従うというもの。

ただ、それから五年後、大切な幼なじみが崖から転落して重傷に。
とても見過ごせず、多くの村人がいるまえで、癒しの力を披露してしまい。

村人は良心的だったから、叔父と同じく心配をし、俺のことを秘密にしようとしたが、目撃したよそ者が話を漏らしたらしい。
幼なじみの大事故があって、すこしもせず俺は魔物に攫われた。

つれていかれたのは世界の果てにある魔王の根城。
かなりご高齢のしわくちゃの魔王曰く「おまえは我らにとって脅威であり有益な存在だ」と。




【どうしてお前と仲直りエッチをしなきゃならないんだ!】



せっかく入手困難なチケットを確保し、ライブ当時をたのしみにしていたのが。
阿保の友人の田原は「浮気がばれて、今、三人で修羅場だから」とドタキャン。

チケットは「ギブミー!」と泣いていた女の子にあげたとはいえ、ドタキャンに思った以上に落胆して、ライブでは今一、はしゃげず。
ライブ終了後には、悲しみは怒りに。

もちろん、田原からは謝罪のメッセージがたくさん届き、電話もかかってきたが全部、無視。
大学でも徹底的にシカト。

そんな俺を追いながら、あわあわしていた田原は一週間経って、ついに強行手段に。
大学から帰ろうとした俺の腕をつかみ、どれだけ罵られても放さず、アパートに連行。

すでに用意していた腕自慢の料理をふるまい、酒をたらふく飲ませて懐柔を試みたよう。

まあ、貧乏学生となれば、まんまと絆されるところだが、俺の恨みは深く、酔っぱらいながら「約束を痴話げんかでおじゃんにするなんて最低!」と責めまくり。




【不能なせいで婚約破棄された侯爵はモブの俺を監禁したい】



このごろ乙女ゲームにはまっている姉は、よくリ居間のテレビを占拠し、大画面でプレイ。
風呂上がりに、ぼうっと見ているうちに、俺もすっかり詳しくなり。

で、主人公の幼なじみの、ミゲル侯爵を大嫌悪。

幼いころ、ミゲルは「将来はぼくのお嫁さんになって!」とプロポーズ。
そのあとも一途に思いを寄せるという、乙女ゲームにおいて王道のお相手ながら、落とすのは困難。

まず第一に、ミゲルと主人公の家がいがみ合っているし。
第二に、イケメンのミゲルに、皇女がベタ惚れし、主人公をイジメるし。

そして、なにより、ミゲルが優柔不断な鼻持ちならない軟弱野郎だから。

皆にいい顔をしようとし、自分の意志を明確にしなければ、腹をくくっての判断や決断をしない。
ただただ状況に流され、当たり障りのない態度に徹する。

結果、主人公のヒロインを泣かせてばかりで「ごめんよ、情けないぼくを許しておくれ」と自分に酔った発言を垂れ流し、すこしもせず皇女に媚びへつらう根性の腐った男だ。

が、姉は「やだあ、また泣いちゃってかわいー」とめろめろ。




【「好きだ」といわない君は、さも愛おしげに俺を抱く】



大学の友人に高級の家庭教師の仕事を紹介された。

雇い主は資産家の親で、俺の通う大学に息子をいれたいらしく、学生に勉強を見てほしいと。

たしかに俺は大学トップクラスの成績だから、雇い主の期待に応えられそうだが、勉強以外は割とぽんこつ。
しょっちゅう物忘れをするし、初歩的なミスをしてばかりだし、上の空になりがちで、よく、まぬけな顔をしているし。

おかげでバイトが首になっての友人の紹介。
ダメもとで親と面談したところ、なんと合格。

「面談の動画を見て息子が気にいったから」と顔をしかめたに、父親は不服なのだろう。

果たして、親の意見に左右されずに俺を指名した息子、翔太くんは、年齢以上に大人びていた。
空手を習っているらしく、俺より大柄で、且つ秀才であり、知的で品のある言動やふるまい。

べつに家庭教師なんかいらなくてもいいでのは?と思うほど、勉強ができて「この公式を使ったほうがいいのでは?」と俺のほうが、なにかと勉強させてもらう日々。

ふつうなら「年下のくせに生意気なあ!」と癇に障るのかもしれないが、能天気な俺は「仕事が楽なうえ、高い給料もらえてラッキー!」とむしろご機嫌。




【勇者一行の問題児の俺が魔物に体を売られてもだれも助けてくれない】



俺は勇者一行に欠かせない黒魔導師でありながら、手におえない問題児。

原因は親にもあると思う。
幼いころから、俺を黒魔導師にすべく英才教育を。

おかげで、世界屈指の最強黒魔導師になれたとはいえ、なにせ、遊び盛りの時期を、教育のため、ほぼ軟禁されていたから。

勇者一行に加わり、自由になったら、そりゃあ反動で遊び呆けるというもの。
とくに熱をあげたのはギャンブル。

自分の金をどぶに捨てるのは当りまえ。
借金をして大負けをし、勇者に泣きついたり、やくざものと乱闘したり、仲間たちと夜逃げしたり。

どれだけ負けても懲りずに借金トラブルを起こすのに「つぎ巻きこんだら、見限るからな」と仲間は警告。
一方、お人好しの勇者は「ベルのおかげで逃げ足が速くなったよ」と苦笑し、叱ったり、諭すことはなかったが。

勇者が大目に見てくれたし「なんだかんだ一流黒魔導師を失いたくないだろ」と高をくくっていたら、見事に足をすくわれて。





【そのパンチラに一目惚れした俺はトラウマ上等に抱かれかねない】



他校の学園祭に遊びにいったとき。
友人と談笑しながら階段をのぼっていて「きゃあ!」と耳を打ち、顔をあげたら、いちご柄のパンツが。

スカートがめくれたのは一瞬なれど、鮮やかなその光景は脳裏に焼きついたもので。
しかも、振りかえって顔を真っ赤にしたツインテールの女子の、まあ、かわいいこと。

すっかりハートを射ぬかれた俺は、のぼせあがって呆けてしまい。
友人に長いこと揺さぶられて、やっと意識をとりもどしたなら、もちろん、いちご柄のパンツの彼女を捜索。

といって、探しだすのは難しくなく。
だって、メイドの格好をしていたから。

「メイド喫茶やっているとこ知らない?」とまわりに聞いて辿りついたのは、果たして「女装メイド喫茶」。
「女装で女物のパンツもはくんかい!」と落胆しつつも、彼女、いや、彼がいないか尋ねると不在とのこと。

さらに詳しく彼について聞いてみたら「あいつ、男の娘で、ふだんからセーラー服で登校しているよ」という。

それを知った瞬間の絶望感たるや。




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ダラナ 2023/08/26 20:10

BL短編集「キライな芸能人1位を抱くのも満更でもない」販売中


2000字前後のアダルトなBL小説を10作収録した短編集。すべてR18。
現代ものから学生、社会人もの、ファンタジー、ゲーム転生、ジャンルはなんでもござれ。、


【キライな芸能人1位の俳優に溺愛されるのも満更でもない】

演技でいい仕事をしても、性格がわるくて世間に叩かれることが多い俳優。
彼のマネージャーになり、なんとか食らいついていたら、ふと思いもよらない一面を覗かせて・・・。


【袋とじを開けておまえを見た記憶を消したい】

従兄の部屋で見つけた特殊な雑誌。
好奇心に押されて袋とじを開けてみたら、見覚えのある顔が・・・?


【いかれた博愛主義者は童貞の俺を許さない】

博愛主義を押し通そうとする同級生と、断固として拒絶する俺。
あまりにしつこく厄介で、ある日、つい感情的になって口を滑らせたら、博愛ぶりが暴走して・・・?


【2000歳の少年風の魔物が俺の胸を吸いたいそうです】

幼なじみを探して旅をしている武闘家。
ある変わった魔物の元へいき、交渉をしたら、思いがけない見返りを求められて・・・。


【魔王の息子が鬱陶しいからいやらしい魔法をかけてやります】

特殊な能力を持っているせいで災難に見舞われる少年。
辛い目にあいながらも、魔物をだしぬいてやろうと企むが、魔王の息子がしつこく絡んできて・・・。


【どうしてお前と仲直りエッチをしなきゃならないんだ!】

ライブの約束を女トラブルで蹴った、ろくでなしの友人。
断固として許さないとの態度でいたら、ろくでもない方法で友人は仲直りをしようと・・・。


【不能なせいで婚約破棄された侯爵はモブの俺を監禁したい】

姉がプレイする乙女ゲームにけちをつけまくっていたら、まさかの転生。
いけ好かないミゲル侯爵に意外なことを打ちあけられ、つい宥めたら、太ももになにかを押しつけられて・・・。


【「好きだ」といわない君は、さも愛おしげに俺を抱く】

資産家のお坊ちゃまの家庭教師をすることになった大学生。
自分より品があり大人びた彼が、珍しく恋愛の話をしたと思ったら、ふだん見せない顔で迫ってきて・・・。


【勇者一行の問題児の俺が魔物に体を売られてもだれも助けてくれない】

ギャンブル狂で勇者や仲間に迷惑をかけてばかりの黒魔導師。
とうとう、首が回らなくなり、体を売ることになるが、買い手がまさかの相手で・・・。


【そのパンチラに一目惚れした俺はトラウマ上等に抱かれかねない】

いちご柄のパンツに見惚れた男子高生は、相手の正体を知って絶望。
あまりにショックだったことから、まわりに悪口をいいふらしたら、とんだしっぺ返しを・・・。


全127ページ。

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