投稿記事

サラリーマンの記事 (13)

ダラナ 2024/04/12 20:05

BL短編集「ヌードモデルになったら美術教師に筆おろしされちゃった」販売中


2000字前後、3000字以内のエッチでやおいなショートショート10作を収録したBL短編集。R18。
現代もの異世界、ファンタジー、ホラー、ゲーム転生なんでもござれ。


【ヌードモデルになったら美術教師に筆おろしをされちゃった】
クールな美術教師×ガチムチ高校生

【半妖の狐と狸が精気を求めて俺の胸にむしゃぶりつくんだが】
人間に化けた狐と狸×動物愛護に熱心な男

【白魔導師になった俺は早速エッチな魔法を使ったが、悶えて鳴く男に辛抱たまりません】
白魔導士に転生した男×いかつい剣士

【マッサージ師の俺は「抱いて」と乞われるほど悪役令息を懐柔する】
転生したマッサージ師×非道な悪役令息

【BLのデスゲームで次次と男が襲ってくるのに俺の身がもたない】
会社の同僚と上司×デスゲーム好きサラリーマン

【旅館の部屋風呂で熱を持て余す俺の体を見えない手がまさぐる】
幽霊×彼女にフられた浮気男

【武勇伝を盛りすぎた勇者は狂信的なストーカーに食いつくされる】
ストーカーたち×ほら吹きの勇者

【やんごとなき侯爵令息は村人Aと一夜の過ちを犯したい】
侯爵令息×モブに転生した男

【筋肉質な看護師のむちむちの尻に俺の注射をぶっ刺したい】
嫉妬する入院患者×お尻が魅力的な看護師

【阿保犬のような従弟は股を濡らすほど俺を好きすぎる】
従弟をかわいがる高校生×従兄に懐く従弟


電子書籍のサンプル↓


DLsiteで販売中↓
https://note.com/ruruokaka/n/n0dc170c385ca

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

ダラナ 2024/04/12 20:04

BL短編集「ヌードモデルになったら美術教師に筆おろしされちゃった」試し読み


電子書籍のサンプル↑


【ヌードモデルになったら美術の先生に筆おろしをされちゃった】



高校でのはじめての美術の授業で俺は一目惚れをした。
美術の教師、門田先生の筆遣いに。

しなやかで優美に筆が滑るのに見惚れて、夜にはその筆で体を撫でられて夢精したことで、いろいろと自覚。
童貞のお年ごろとなれば、頭を抱えるのだろうが、俺は短絡的でやりたいことには猪突猛進だから。

翌日、美術準備室のドアを叩きつけて叫んだ。

「先生!まさに、その筆で俺に筆おろししてください!」

筆を止めた門田先生は「いやだ」と即答し、苦虫を噛み潰したような顔を。
「無視されなかった!」と前向きにとらえた俺は、柔道部に入部。

ガチムチになってヌードモデルとして売りこむ。
「裸体を多く描いているらしい」との噂の門田先生だから、きっと跳びつくだろうし、描いているうちに俺のナイスバディに悩殺されて、耐えられず筆を・・・。





【半妖の狐と狸が精気を求めて俺の胸にむしゃぶりつくんだが】



俺の家族は動物愛好家で、日々、保護活動に精をだしている。
一人息子の俺も、よく犬や猫を拾ってきたり、行き倒れの野生動物をつれて帰ったり。

おかげで動物の扱いには慣れていたが、その日、山道で見つけたのは狐と狸。
この二匹が額をくっつけるように倒れているとは、なんとも珍妙な光景。

早速、抱えて帰宅して、知りあいの獣医に看てもらうも、外傷はないし病気でもなさそうとのこと。
「そんなに痩せていないし、見たところ健康体なのに、起きないのが不思議」らしい。

心配でしかたない俺は、ふだん野生動物とは距離を置くところ、家では二匹につきっきり。
寝るときも、そばで眠りについたのだが。

どうも胸がむず痒くて「うう・・・」と瞼を上げると、体になにか乗っているよう。
胸あたりに人の頭が揺れるのが見え、体にはその体重がかかっている。

まだ寝ぼけながらも「はう、ああ、ああう・・・」とみっともない喘ぎを漏らしてやまず。




【白魔導師になった俺は早速エッチな魔法を使ったが、悶えて鳴く男に辛抱たまりません】



俺が今、はまっているゲームでは、回復魔法がエロい。
負傷したキャラに魔法をかけると「ああ、ん、んあ、ああう・・・!」と体をくねらせて喘ぐのだ。

女のキャラしか反応しないから、男プレイヤーを引きこむ餌なのだろう。

この魔法は体力を回復するのはもちろん、体が毒されたり石化されたりと、どんなステータス異常も治す万能で上等なもの。
故に、課金しないと使えず。

ええ、ええ、そりゃ、まんまと俺は釣られて金を注ぎこみ、なんなら女キャラが健康体でも回復魔法をかけて、その痴態を鑑賞。
「あくどい商売をしやがって!」と悪態を突きつつ、課金地獄に陥っていたのだが。

その日、会社の飲み会がビルの屋上で開催され、酔っぱらった俺は柵を乗り越えて落下。
「まぬけな死に方だ」と嘆く間もなく意識消失し、次の瞬間、跳ね起きたら、そこは課金しまくっていたゲームの世界。

転生したようで、なんと俺はエロイ回復魔法を使える白魔導師に。
「よっしゃあ!これで課金せず、エッチな女の子を見放題じゃあ!」と浮かれて、早速、仲間である露出度が高い女剣士に魔法を。

が、風呂に浸かっているように「はあー」と表情を緩めてため息をついただけで「ありがとうね」とけろり。
ゲームでは「ああん!」と豊満な胸を揺らしていたはずが。





【マッサージ師の俺は「抱いて」と乞われるほど悪役令息を懐柔する】



若くして俺はマッサージ店を経営。
高い技術力でもって評判を呼び、店は繁盛。

マッサージの腕が立つからだけでなく、聞き上手なのも受けているのだと思う。
人一倍好奇心旺盛な俺は、どんな話にも興味深く耳をかたむけるから。

今、施術をしている常連客の女性は、いつも乙女ゲームの話を。
乙女ゲームというと、よりどりみどりなイケメンに囲まれ、ちやほやされながら疑似恋愛をたのしむ、なんてイメージがあるも「これが、うまくいかないのよ!」と金切り声。

ほとんどのイケメンはヒロインに好意を持っているが、悪役令息だけは別。

パーティーで悪役令息のセノスが、身分の低い令嬢を笑い者に。
それを庇って反撃をし、逆にセノスに恥をかかせたことで、恨みを買ったという。

「人の恋を邪魔するわ、悪評を立てて貶めようとするわ、鬱陶しいったらない!
でも、適切な対処をしないと、王への不敬罪に問われて処刑されるのよ!」

乙女心をくすぐるゲームにして、ヒロインの死によるゲームオーバーがあるとは。





【BLのデスゲームで次次と男が襲ってくるのに俺の身がもたない】



俺はデスゲームが大好物。
映画、小説漫画、ゲームなどあらゆるエンタメを享受。

このごろ熱を上げているのはデスゲーム×十八禁のBLゲームという異色のもの。

ある日、すべてのドア、窓などに頑丈なシャッターが降りて、校舎内にいる人は閉じこめられる。
皆が困惑して、ざわつくなかアナウンスが。

校舎にしかけられた罠を回避し、謎解きをしてアイテムを入手し、生徒や教師皆で殺しあいをすべし。
最後に生きのこった二人だけが学校から脱出できると説明。

生きのこれるのは二人となれば、相棒を得ようとするだろうが、そこはBLゲームだから。

相棒になると途中で絶対にエッチをするし、ナイフを突きつけられたとき身を差しだせば命をとりとめられ、抵抗すれば殺される。
時には二人が取りあって3Pに突入したり、やけくそになった軍団に襲われて輪○されたり、エッチイベントが盛りだくさん。

がっつりBLゲーム要素が含まれながらも、デスゲームとしての面白味もある。
ので、浮き浮きとプレイをしているのだが、そういう趣味でないに十八禁シーンは見ていられず。

お色気シーンをなるべく視界にいれないようにしつつ、BLだからこその独特な世界観を堪能したところ。





【旅館の部屋風呂で熱を持て余す俺の体を見えない手がまさぐる】



日日、仕事で多忙を極めていたが、なんとか有給休暇を勝ちとり彼女と温泉旅行へ。
平日に予約をとったからか高級旅館に格安で泊まれることに。

「二泊三日、彼女といちゃいちゃエッチしまくるぞお!」と意気ごんだのだが。

旅館に着いて部屋に案内されたまでは彼女も上機嫌。
が、俺がトイレからもどると、スマホを片手に睨みつけたもので。

スマホの画面には浮気相手の彼女の名前。
スピーカーフォンになって「ちょっと誰よ、この女!」と喚き声が。

「最低!」と彼女が帰るし「彼女いたんかい!糞野郎!」と浮気相手にも絶交されるし。
自業自得なれど、どきどきわくわく破廉恥な温泉旅行が台なし。

そりゃあ彼女に逃げられたあと一人で温泉旅館に泊まるのは虚しかったが。
せっかくの高級旅館だし、お金ももどってこないからと宿泊続行。

とりあえず、服を脱いで部屋にある露天風呂へ。

熱い湯に浸かれば、冷えきった心に染みるし、有給をとるために酷使した体も癒される。
だけでなく、腰がむず痒くなってむらむら。

旅行にくるまえ、露天風呂でのあれやこれやの妄想をしたから。
つい股間に手を伸ばすも、やっぱり傷心だからか絶頂まで至らず。

「やっぱなんか虚しい」と手を退け、半端に高ぶった体が鎮静するのを待っていたら。

にわかに両乳首がうずうず。
お湯の波が当たって、こそがしいのかと思ったが、どうも手の感触がするような。





【武勇伝を盛りすぎた勇者は狂信的なストーカーに食いつくされる】



俺は勇者ながらに虚栄心が強く、虚言癖のきらいがある。
おかげでつい武勇伝を大袈裟に吹聴しがち。

といっても戦闘については仲間がいるから下手に嘘を吐けないし。
まあ、俺は破格に強いから、自慢する必要もないのだが。

そう武勇伝でも、皆に語られたいのは勇者の強さや戦いぶりではなく「いかにモテるか」だ。
勇者たるもの世の女性すべてからモテていると思われたい。

が、悲しいかな現状では女性たちは見向きもせず。
そこそこ顔がよく愛嬌のある俺にして「勇者」の肩書を持てば、モテそうなものだが、なにせ仲間に見目麗しき剣士がいるから。

それこそ世の女性すべてからモテるような美青年。
そばにいれば、俺の月並みな容姿も「勇者」の肩書も霞むというもの。

なんて勇者として面目丸潰れだから、ついつい嘘のモテ自慢をしてしまうわけだ。
「あー朝日が昇るまで、次次と女が部屋にくるから相手するの大変だったなあ!」とか。

ただし「あの町では・・・だった」と必ず過去形。
現代進行形では嘘がばれやすいからと、ほらを吹くのにも色々、考えているわけで。

自分発信ながら噂はあっという間に広まり、新たな村に着いたなら「いやあ、勇者様に世の女は虜ですな」と村長がよいしょ。
調子に乗って「じつは男にも、言寄られまくってるんですよお」と嘘の上塗り。




【やんごとなき侯爵令息は村人Aと一夜の過ちを犯したい】



俺は顔がそこそこ性格も人並みによく、勉強や運動は平均的にできて、これといった取りえのない平凡な人間。
生まれてこの方、スポットライトを浴びて人にもてはやされたことはなく、べつにそのことを憂うでもなく、平穏な日々を過ごしている。

基本、受け身で、ままよと流される、そのほか大勢の一人にすぎず。
一生、そうして冴えないまま、無難な人生を歩んでいくのだろうと思っていたのだが。

まさかの乙女ゲームの転生。
ただしメインのキャラでなく、名前のない村人A。

その立場にしろ環境も、前世とさして変わらず。
畑仕事をして狩りをして、五人いる兄弟の世話をする所帯じみた毎日。

たまに慰問に訪れる侯爵令息、イアンを遠目に眺めるだけで、ゲーム的なイベントは発生せず。
「遠くから見ても、やんごとないオーラが眩しいな」と完全に野次馬状態。

たいして日日、変わり映えのない退屈で平和な人生を、これからも送るのだろうと諦観した心境でいたところ。

その日、狩りにいったら天気が急変して土砂降りに。

狩猟小屋に避難しようとし、森の中を走っていたら途中で倒れている男を発見。
なんと侯爵令息のイアン。

急斜面を滑り落ちてきたよう。
足から出血しているうえ、雨で体を冷たくしては危険。

「乙女ゲームなのに、まあ色気のない遭遇だな」と思いつつ、イアンを背負って狩猟小屋につれていき治療を。




【筋肉質な看護師のむちむちの尻に俺の注射をぶっ刺したい】




入院する俺の担当の看護師は、筋肉質で力持ちの男。
どんな太った巨漢でも易々とお姫様抱っこするほど腕力がありつつ、女だらけの職場に馴染んでやっていけるほどコミュ力が高く、笑顔が爽やか。

両足を骨折するという重症での入院生活で彼が担当になってくれたのは、大変ありがたく。
いつも元気溌剌で励ましてくれるし、笑みを絶やさず下の世話もしてくれたし、今はリハビリを手伝ってくれているし。

「男版のナイチンゲールだな」と崇めつつ、どうも彼を見ていると邪心が。

だって、きつそうなユニフォームにその肉体美が透けて見えてしまうから。
むちむちの尻を突きだされた日には、目のやり場に困ってしたかない。

重症による長期入院、男しかいない部屋で過ごして溜まっているせいもあるのだろう。
彼の呼びかけに、にこやかに応じながらも「あー尻に俺の注射をぶっ刺してえ・・・」とむらむら。




【従弟は阿保犬のような股を濡らすほど俺を好きすぎる】



従弟の徹は俺を好きすぎる。

ほんとうは毎日、家に遊びにきたいらしいが、俺も徹も勉学に部活に多忙な高校生。
家同士は車で三十分かかる距離があり、通えるのは週に一回くらい。

まあ、週一なら頻繁なほうだが、会うたびに生き別れの兄弟と再会したかのように「兄ちゃあああん!」と抱きつく。
そのあとは俺にずっとくっついて、トイレにもついてくるほど。

翌日、朝練があるのを百も承知で、帰るときにごねまくり。
柱に抱きついて「いやだ!やめろおお!」とまるで今生の別れを迫られているかのように必死な抵抗。

叔母には「ごめんね」と毎度、困った顔をされるが、惜しみない愛情表現をされて俺は満更ではなく。
赤ん坊のころからのつきあいで、一人っ子とあり、弟のように慈しんでいたのだが。

徹がインフルエンザに。
俺は受験生だったし、なかなか治らなかったから一か月も会わず。

赤ん坊のころから週に一回以上、交流していたに、これほど長く会わなかったのは初めて。

一か月後、どれだけ徹がはっちゃけるかと思ったが、玄関先でうつむいたまま、もじもじ。
俺に近寄らず、話しかけず、叔母のそばにつきっきり。

それでいて叔母が「今日は特別に泊まっていいよ」といえば、断らずに俺の部屋に。
二人きりになったらやっと口を切って。

「こんなに会わなかったことないから、なんか恥ずかしくて・・・」


DLsiteで電子書籍を販売中↓
https://www.dlsite.com/bl/work/=/product_id/RJ01180892.html

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

ダラナ 2024/03/08 20:58

BL小説「男が痴○されたなんていえないが、このままでは開発されちゃいます!」R18

毎朝の登校で、電車に乗ってくる眩いスーツすがたの彼。
スーツフェチにはたまらず「なんとかお近づきに」と思っていたら、尻のほうがもぞもぞして・・・。

アダルトなBL短編です。R18。

BL小説「男が痴○されたなんていえるか!」のおまけです。





俺の家から高校まで電車で片道四十分。
しかも途中から人がどっと押しよせ車両は満杯。

そのとき杖をつくお婆さんが乗ってきて、毎度、席を譲るから、約二十分くらいは立って押しくらまんじゅうを。
登校するだけで疲れるが、わるいことばかりでもない。

なんたって俺はスーツフェチだから。
通勤で乗る社会人も多いに、物色し甲斐がある。

とくに目の保養になるのは、途中乗車して、ほぼ必ず俺の斜め向かいの定位置にいるサラリーマン。

スポーツをしているのか、ジム通いをしているのか、筋肉質。
とこどころ筋肉を盛りあがらせながらも、スーツはジャストフィットで、目立つ皺を寄せず、きっちりと着こなしている。

ほかのサラリーマンは窮屈だったり、ぶかぶかがったり、輪郭が崩れて台なし。
比べて彼の広い肩から細い腰、張りつめた太ももから引き締った足首までのラインが完璧で美しい。

その麗しき立ちすがたは、どれだけ見ていても飽きないし、車両が人で埋めつくされようと、群れから頭一つでてつり革を握るさまに、ごちそうさま。
そうして長い登校時間をスーツ観賞に当てているのだが、だんだん眺めるだけでは物足りなくなり。

どうにかお近づきになり、個人的スーツ撮影会をさせてくれないかなあと。
とはいえ、スーツフェチだと告白したら逃げられるかもしれないし、そもそも友だちになるのさえ難しい。

「なにか、きっかけがあれば」と考えつつ、その日も決まっているハンサムスーツをうっとりと見つめていたら。
尻に違和感が。

密着する人の手が当たっただけかと思ったが、視覚に集中していた意識を触覚に向ければ、あきらかに撫でられているし、耳元で熱い吐息がかかっているし。
「まさか痴○!?」とにわかには信じられず、硬直するうちに尻を揉み揉み、割れ目に指をねじこみ、ぐりぐり。

俺にそういう趣味はないし、見知らぬ男の手で体をまさぐられるのは気色わるいったらない。
不埒なその手をつかみたかったが、満員電車では身動きがとれず、声をあげるしかなさそう。

「恥ずかしいが、しかたない!」と口を開けようとし、視界にハンサムスーツが。

つい思ってしまう。
「痴○されています!」と騒いだ男子高生なんかと、決して友だちにはなってくれないだろうと。

生理的嫌悪より、いつか結ばれるだろう彼との縁を優先して耐え忍ぶ。
それにしたって耳元で鼻息を荒くし、ズボンと下着越しに指を突っこんでくるのが痛いし吐き気が。

歯噛みするだけでは堪えきれそうになく「そうだ、ハンサムスーツで想像しよう」と緩和策を。

満員電車だろうとスーツの表面を滑らかにをキープし、澄ました顔をしながら、尻を揉まれて震える男子高生を冷ややかに見おろす・・・。
「ああ、いい、いいいい!」と思ったより興奮して「んふ・・・」と反応しかけてしまい。

気づいた背後の男が、自分のもっこりを尻に押しつけ、もう片手で俺のズボンの膨らみを撫であげる。
鳥肌が立つも、妄想は繰りひろげられるばかりで。

「ふふ」と微かに笑いを漏らし、Yシャツのボタンを外し、ネクタイを緩め、俺の尻に腰を押しつけ揺する・・・。
「すこし着崩しながらも、スーツは皺なく光沢を放ったまま、でも股間のあたりに皺がぎざぎざに刻まれているの、いいいいいい!」と体温急上昇「はう、んん、ああ・・・」とズボンをぱんぱんに。

漏らしそうになったところで解放。
ほっと一息つくも、上に滑っていった手は詰襟のボタンを外し、Yシャツ越しに肌をまさぐる。

突起を探し当てられ、指で揉みこまれるのに悪寒が走りまくるも、妄想も暴走。

押し倒されて彼を見あげている視点。
俺のもっこりに、彼の張りつめたのを擦りつけ、しきりに腰を上下。

さすがに直接的な快感には抗えず、頬を上気し瞳を濡らし、第四ボタンまで外して覗く肌を染めて、ちらちら乳首を。
「それでもスーツの滑らかな輪郭を崩さないで、尻から足首までのラインが最高おおお!」と涎を垂らして体が高ぶってやまず。

イきそうになったところで、先っぽをにぎりこまれて蓋を。
「う、うそ・・・」と涙を流すのに、背後から鼻で笑う響き。

先っぽをきつく絞めつけたまま、手を胸から腹に。
片手でベルトを外しズボンの中に侵入。

尻のほうに回り、指を奥へともぐりこませて、摩擦したりかき乱したり引っかいたり広げたり。
初体験とあり、また吐き気がこみあげたきたものを、間欠泉のように妄想が噴きだすのを止められず。

座る俺の息子を、分厚い胸筋に挟んで揺すりながら、尻の奥を拡張。
糊のきいたスーツ、その肩をぴんと張りながらも、Yシャツやネクタイは先走りで濡れてぐしょぐしょ。

おろしたてのような、いつも、まっさらなスーツを着ているだけあり、清廉潔白そうな彼が。
俺のお漏らしを顔に浴びながら、闘牛よろしく顔を真っ赤に、飢餓感を剥きだしのぎらついた目つきで、はしたなく涎を垂らしてやまず。

「ギャップコンボらめえええ!」と手の甲を噛んで「んくううう!」とノー射精で絶頂を。
ズボンと下着が汚れなくてよかったとはいえ「いやいや、さすがにまずいだろ!」と我にかえって、ちょうど駅に着いたからホームに跳びでた。

中心街からまだ遠いとあって降りたのは俺だけ。
痴○は追ってこないようで、でも、警戒して自動ドアが閉まるまで見届けようとしたら。

なんと、閉まる直前にホームに降り立ったハンサムスーツ。
密集する人人の間を縫ってきたはずが、スーツはつるぴか「ふう」と髪をかきあげる仕草も爽やか。

開いた口が塞がらない俺にやおら視線を向け「きみ、さっきから顔色わるいよ」となんとなんと声をかけてきて。

「ずっと気になっていたんだ。救急車を呼ぼうか?」

救急車なんてとんでもない。
体調がすぐれないのではなく、エッチな妄想をし過ぎて、熱を持て余し、ふらついているのだし。

なんて正直に告げられるわけがなく、といってまっすぐ見つめてくる彼を「だいじょうぶです」の一言で退けられそうになく。
「は、吐きそうで、トイレにつれていってもらえます?」と嘘を。

そりゃあ痴○されたあとでは気まずかったが、腰を抱かれながらの移動は至福。
間近で艶めくスーツを眺められるし、介助するさま、その体のラインにも惚れ惚れするし。

「これがきっかけで、お近づきになれるかも」と弱っているふりをしながらも胸はほくほくで、多目的トイレへ。
「男子トイレには人がいるかもしれない」との彼の配慮。

扉を開けてもらい「あ、ありがとうございます」と名残惜しくも離れようとしたとき。
手を放してくれず、もう片手で施錠。

「え」とふりむけば「いけない子だ」と舌なめずりをする、欲情マックスの顔つきの彼。

「満員電車で自慰をしながら俺をちらちら見ちゃって・・・」

「自慰」ではなく痴○をされていたのだが、指摘されて顔を沸騰。
毎日観察しているように、あのときも癖で彼に目をむけていたらしい。

「いや、その!」と誤魔化す間もなく、便座に座らされ、がっちりスーツすがたのまま、股間の辺りだけ肌蹴ててらてらする息子を剥きだしに。
「皺ひとつない清潔なスーツと、体液まみれの男根の対比よ!」と胸をときめかせている間に、ズボンと下着を脱がされて、足を広げさせられて。

「ああ、両想いだったなんて、これは夢じゃないよね・・・?
俺は詰襟フェチで、脳内でいつも、ぴしっと制服を着ているきみを犯していたんだよ」

「きみも俺を思って、ここをこんなに濡らして」と呼吸を乱して笑われ「いや、痴○にされたんですが」と複雑な心境になるも、頬を熱くする。
もちろん、痴○云々については口にせず、もじもじしていたら「なんて、なんて、かわいいんだ!」とジャストフィットスーツからはみだした荒ぶる息子を、一気に奥まで。

痴○には寸止めされていたせいか、その勢いで「あふううう!」と射精。
恥ずかしがる暇なく「艶のある黒黒とした詰襟を白濁の液体でけがしてしまった、ああ、なんて、なんてすばらしい!」と狂喜する彼が腰の強打の畳みかけ。

乗車していた短時間で痴○にすっかり開発されたらしい体は、初めて男に掘られて歓喜するばかり。
おまけに嬉嬉として荒らしく腰を打ちつけながら、股間の辺り以外、スーツを乱さない華麗なさまを見せられては、体の芯まで快感に酔いしれるというもので。

「やあ、見てる、だけでえ、イっちゃあ・・・!ああ、ああ、あなたのお、すーつう、しゅうつ、しゅきいい!はひいい!しゅ、しゅごお、そんな、目え、見られたらあ!しゅうつう、でえ、目え、ああ、もお、訳分かんな、くう、ふうあああ!」

狙ってできることなのか。
射精も潮を吹くのも、俺が詰襟にぶっかけるだけで、スーツは清く美しいまま。

「それもまたよし!」ときゅんきゅんして絞めつければ「ほんと、きみはいけない子だ」とわずかに頬を歪めつつ、美麗なスーツすがたを保ったまま注ぎこんだ。
その瞬間、天国を垣間見たような、ほんとうに逝っても悔いがなく思えたような。

そのあと後処理をしてから、あらためて自己紹介をしあい、スーツフェチを告白したものをノー問題。

痴○のことは秘密にしたが、皮肉にも俺らが結ばれたのは満員電車だったから。
たまに朝の電車で痴○ごっこをして大盛り上がり。

果たして、前に俺に痴○した男がそれを目撃したなら、どう思うのやら。



元の小説は短編集の電子書籍で読めます。
DLsiteで↓
https://www.dlsite.com/bl/work/=/product_id/RJ378773.html

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

ダラナ 2024/03/02 21:29

BL小説「裏ゲームで不思議の国のアリス症候群になった社長を・・・辱める」R18

課長のパワハラ地獄に泣き、声をかけてくれた社長に逆恨みをして、復讐を企てる会社員。
それにしても、日々、心労が重なるのを、怪しいゲームで発散して、社長に見立てた精神病患者を辱めて・・・。


BL小説「数多の男たちが裏ゲームで彼を辱める」のおまけの小説です。





「こんな仕事もミスするなんて、一丁前に社会人っぽい顔してて恥ずかしくないわけえ!?」

フロア全体に響くように課長に罵倒される俺。
入社して課長が教育係になってから、毎日この調子でパワハラフルボッコにされている。

今の時代、こんな横暴がまかり通るないはずが、課長は仕事で成果をあげ認められているうえ、お偉いさんには外面がよすぎるから。
前、パワハラで訴えた部下がいたものの「たく今どきの若者は」と一笑に付されて、精神病院送りになったとか。

俺のなにが気に食わないのやら。
集中的に標的にされ、まわりに見て見ぬふりをされ、だれにも助けを乞えないという絶望的状況。

それでも辞めたり転職しないのは、社長がいるから。

三十才で跡取りとして社長になった彼は、大胆な改革をして売り上げ不振だった会社をV字回復。
今や日本屈指の大企業と称されるまで成長をさせた腕利きのカリスマ社長ともてはやされている。

仕事ができれば人徳もあり、社員たちからの支持も高い。
そんな社長に憧れて入社したのだが、まさかトイレで初めて会うことになろうとは。

パワハラに耐えきれず個室で子供のように泣いていたら「だいじょうぶ?」とドア越しに声をかけられて。
憧れの社長だと気づきつつ「俺、俺・・・」と思いを吐露してしまい。

「何回も懲りずに失敗して叱られるんです。
もう、この世に俺はいらないんじゃないか、生きているだけでまわりに迷惑かけるんじゃないかって思って・・・」

すこし間を置いて応えたことには「俺も社長になりたてのころは、そう思ったよ」と。

「でも失敗する分だけ学ぶことができて、今があるんだ。
叱る人は、きみのためを思って心を鬼にしているんだよ」

「大丈夫、いつか、きみも俺みたいになるだろう!」と励ましたところで「社長!お時間が!」と横やりが。

「分かってる!すまない、行かなくては。
話はまた今度、聞こう、きみの名前は?」

「・・・・」

「・・・洗面台の上に、俺の携帯番号を書いた名刺を置いておくから」

返事をできなかったのは、あまりに感動して、ではない。
「俺が社長と同じだと!?」「俺のためを思い叱っているだと!?」「足元でパワハラが横行しているのに偉そうに!」と胸の内は怒りに満ち、熱い体は震えてやまず。

その日から心に決めた。
社長を社会的に抹殺しようと。

今はパワハラの録音や隠し撮りをしているところ。
約一年分集めたら、毎日、公開をする。

そりゃあ会社は叩かれるだろうし、敏腕カリスマ社長の地位は失墜するだろう。
会社の恥部をさらしたのがトイレで泣いていた社員だと知って、どんな顔をするのか見もの。

そのときを心待ちにして記録しながらも、毎日、鞭打たれるようにパワハラをされるのは辛い。
そんなときはゲームをして発散するに限る。

帰宅してスーツを着たまま、テーブルにあるノートパソコンを起動。
ゲーム「シンドローム」のスタート画面が表示。

このゲームはある日、勝手にノーパソにダウンロードされていた。
男同士の恋愛シミュレーションゲームで十八禁。

精神病棟を舞台にプレイヤーは医師を操作し、治療を通して患者と愛を育んだり、共に狂って闇落ちしたり、犯したり犯されたり。
日日、分岐のストーリとエンディングが追加されるから、いくらプレイしても飽きないという。

そして、このゲームのおもしろいところはプレイを大勢が観戦できること。
「オーディエンス」の彼らは、プレイヤーに提示される選択肢を課金の投票によって選ぶことが可能。

初めのほうは「オーディエンス」として参加し、ゲームのやり方を学び、今はプレイヤーとして。
半分くらい進行して、ターゲットにしているのは「不思議なアリスの国症候群(遠近法が狂ったり物や体が歪んで見える)」の中年イケメン患者。

「鬼畜社長!」と世に糾弾されて精神を壊した社長のなれのはてと想定してプレイを。
今のところ、医師と患者として健全な関係を築いているが、そろそろオーディエンスを焦らすのもいいかと。

夜勤の日、待機室に患者がきて「先生!俺の手がどんどん大きくなって!」と泣きついてきた。
ここでオーディエンスの選択肢の投票開始。

これまで、かなり焦れていただろうから、その反動か、課金する「ちゃりーん」の音が鳴りっぱなし。
音がやんで、すこしして提示されたのは三つ。

「話し相手になって落ちつかせる」とまだ焦らされたいの。

「聴診器を当てるふりをして愛撫する」とプレイ的なのを求めるの。

「どれ?ぼくのより大きいかな?と自分の股間に手をあてさせる」とセクハラを望むの。

俺はあくまで医者として優位に立ち偉そうにしていたいから二番目を選択。
早速ゲームに反映されて「落ちつきなさい、まず心音を聞かせてもらおう」と聴診器を装着する医師。

肌に当てて「すごく乱れてる。ほら深呼吸して」と促しつつ、上下する胸に這わせ、乳首を掠めて。
固く閉じていた目を見開き「あ、先生え!」と涙目で顔を真っ赤に。

「どうした?さらに心音が早くなって・・・」

「や、せんせ、そこは、ちが、はう、んん、くすぐったあ!」

「くすぐったい?我慢しなさい。とにかく鼓動を整えないと」といけしゃあしゃあと語りつつ、乳首を撫上げたり弾いたり押しつぶして揺すったり。

「せんせ、せんせえ、だめ、ですう!おちんち、おっき、なっちゃあ、ああ・・・!」

患者が入院服をまくりながら悶えて喘いで、いいところでまた選択肢。
提示されたのは「絆創膏を貼ってあげる」と再び焦らされたいの「そこに聴診器を当てる」とプレイ続行を望むの「喉が渇いたとしゃぶる」の直球エロを欲するの。

選択をしたら画面の医師は「ペニスが?それは大変だ」と膨らみに聴診器を当てて、しばし聞きいるように。
「やだ、せんせ、聞かないでえ」と泣きつつ、かすかに腰をゆらゆら。

そのうち水音がしだしたに「大きくなるというなら押さえよう」と先っぽに乗せて、引っこめとばかりに強く摩擦。
ぬちょぬちょと水音が立ってやまず「せんせ、せんしぇ!」と舌足らずに鳴いて腰をふって「んふうう!」と射精。

まともに座っていられないようで医師に力なく抱きつき「せんせ、どおしよお・・・」と泣きつくことには。

「体の中まで、なんか、おっきく、広がってえ・・・お尻の奥があ・・・」

ここでまたまたシンキングタイム。
かと思いきや提示されたのは「肛門鏡で検診するふりをして辱める」の一つだけ。

「オーディエンスの意見が全会一致することがあるのか?」と首をひねりつつ、あくまで医師としての体裁を保ちたい俺の望みとそぐわないから続行。

「じゃあ、お尻の奥を見てあげるから診療台に四つん這いになって。腰を上げて」の指示に従い、ズボンと下着をずらし震える患者。
「まず触診するからね」とジェルをつけた指で体内をぐちゃぐちゃに。

「ひゃあ、せんせ、またあ、おちんち、があ、おっきくう!」と尻を跳ねるから、巨大化を防ぐように先っぽをにぎりこむ。
イきたくてもイけず辛そうな顔を。

息を切らして徐徐に倒れていくも「こら、お尻を下げない」と叱られて、上半身をうつ伏せに尻だけを高々と。
「そろそろいいかな」と金属製の肛門鏡を挿入すれば「はひい!冷たあ!」と涙を散らしつつ、ペニスをぴくぴく。

「ほら力をぬいて、そんな力いれたら奥まで見えないよ」と金属の筒状の器具を引いては突っこむの繰りかえし。
尻に息がかかって、覗きこんでいるのが意識されるものだから「んくう!せんせ、そんな近くでえ、見ちゃ、やだああ!」と羞恥に苛まれ号泣し、でも、煽るように腰をくねらせて。

「ああ、ああ、やあ、先っぽ、尖ってえ!そんな、奥まで、やだあ、もっと、広がっちゃあ!らめえ、せんせえ、奥う、せんせ、に、見られたらあ、俺、俺え、もお・・・!」

「んふおおお!」とメスイキして診察台にぐったり。
息も絶え絶えな患者を見下ろしながら、さあいよいよ終盤の選択へ。

と思ったのが急にパソコン画面が真っ暗に。
だけでなく部屋も闇に包まれ、スマホで調べたところ、ここら一帯、停電になったよう。

「もうすこしだったのに!」と逆上してテーブルに拳を叩きつけつつ、ズボンのもっこりに触れて熱い吐息。
これまで人のプレイを見ても、自分がプレイしてエッチシーンを見ても無反応だったのが。

「ああ、しゃちょ、しゃちょおお!」とさっきのつづきを妄想して扱きまくっての射精しまくり。
偽善的な社長を恨んでいたはずが、これでは恋焦がれているよう。

そう、俺はトイレで会ったときに惚れたのだ。
心を病んでいたせいで、社長の厚意を捻じ曲げて受けとめてしまい、八つ当たり的に遺恨を抱いてしまい。

社長の励ましが的外れに思えたのは、そもそも俺がパワハラ上司のことを率直に訴えなかったからだし。
俺がパワハラ地獄に陥るのを、だれもが見て見ぬふりをしていたなか、事情を知らずとも無視しなかった社長に、そりゃあ惹かれるというものだろう。

なんて、あらためて自慰をしながら自分の思いを再自覚し、こんどは面と向かってパワハラのことを伝えようと決心。

翌日、自分のデスクで仕事をしながらそわそわ。
いつもフロアを見て回る社長がお目見えするのは、そろそろ。

まあ顔をだしたところで、揉み手して媚びまくりの課長に独り占めされるのだが。
そのあとフロアをでて廊下を歩くときにアタックしようと。

タイミングを見計らい、社長と課長が談笑しているのを観察。
「いやあ、ここだけの話」と課長が耳打ちしたところ。

すぐに離れて顔を見あわせ笑いあったが、俺は見逃さなかった。

課長が獰猛な目つきをして、かすかに唇を舐めたのを。
社長が耳を赤くし、潤んだ目を伏せたのを。

その社長の横顔が「シンドローム」で肛門鏡で覗きこまれて恥じる患者に重なって。

その一瞬を見て悟った俺は、パワハラ証拠のつまったUSBをポケットにしまい、ノートパソコンの画面に転職サイトを表示させたものだ。





元の小説は短編集の電子書籍で販売中。
DLsiteで↓
https://www.dlsite.com/bl/work/=/product_id/RJ403394.html

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

ダラナ 2024/02/24 20:44

BL小説「彼は破廉恥な秘書だが、男娼には成り下がらない」R18




政治家が賄賂を受けとったのがばれて事件に。
自分の働く子会社も影響を受けそうだったのが、警察関係者に縁者が多い政治家が訪ねてきて、秘書に「社長を助けたかったら」と誘惑を・・・。

「彼は破廉恥な秘書」のおまけの小説です。R18.





ある議員が収賄容疑で捕まった。
会社から賄賂を受けとり、見返りに公共事業の仕事を与えていたという。

「政治家も大企業も腐っているなあ」と他人事として嘆きたいところ。
あいにく、その会社の子会社に俺は勤めているので。

俺個人は関わっていないが、我が社も公共事業に一枚噛んでいるし。
「捜査の手がこちらにも及ぶのでは」と不安になりながら、俺たち社員はとにかく目のまえの仕事をこなしていたのだが。

昼過ぎに来客があり。
太鼓腹が目立つ五、六十代の男で、禿いてるうえ、卑しい顔つきをしながらも、身に着けているものは高級品ばかり。

とりまきを引きつれてフロアにずかずかと踏みいり、社員たちがぽかんとする間もなく「これは!安藤先生!」と慌てて秘書が跳んできた。
深深と頭を下げて「申し訳ありません!社長は今、行方が知れず!」と。

「はは、まったく彼は自由奔放で元気があり余っているんだな。
よかったら、しばらくここで待たせてもらえるかい?」

「はい!もちろんです!」と恐縮しきりの秘書にうながされ、俺たちの視界から消えて。

「安藤先生?」と顔をしかめると、隣のデスクの女子社員がスマホを見せて
「政治家みたいよ」と。

「けっこうな重鎮だって。
なんでも身内や親戚に警察関係者が多いってことで有名だとか」

「私も調べてみたけど、そういうコネを使って、これまで自分に不都合な事件をもみ消したなんじゃないかって噂があるよ」

「え?じゃあ、もしかして今回の事件も握りつぶしてやろうかって話を持ちかけてきたんじゃない?
その礼として大量に献金しろとか脅してさ」

「だったら秘書さん危なくない!?
『社長を助けたかったらエッチをさせろ』って脅されるんじゃない?」

「いくら彼が色っぽいからって、まさか」と思いつつ、二人が消えた応接間から目を離せず。



応接間のソファに座る安藤議員に、お茶をだして「せっかく、きていただいたのに・・・」と再三、謝る秘書。
「まあ、いいさ」とにこやかに返しつつ「この際、単刀直入に話そう」と鋭い目つきに。

「捜査官は、この会社も収賄事件に関与している証拠を見つけた。
わたしが資料を見た限り、重役の一人が独断でやったことのようだ。

社長にばれないよう例の議員と悪巧みをし、もし、ばれたとして社長に罪をなすりつけるつもりだった。
そう今まさに、社長が貶められようとしている」

「そんな・・・!で、ですが安藤先生が証拠の資料で重役の思惑に気づけたなら、社長が逮捕されることは・・・」

「社長の人となりや会社の状態を、よく知っているわたしだから、だ。
細かいことを知らず、気にもしない捜査員は、迷わず疑い、社長に手錠をかけたがるだろう」

顔を青くして震える秘書を品定めするように眺めながら、議員が振るのはUSB。
曰く「これが証拠の資料だ」と。

「証拠品の中から抜きだしたもので、これがなければ、社長に疑いの目は向けられない。
このままわたしが隠し持っているか廃棄してもいい。

ただし条件がある。
きみが、わたしの秘書となり、わたしが望むときはいつでも奉仕すること」

「さあ、どうする?」とにやついてUSBを振られるのに、彼はひそかに奥歯を噛みしめる。
が、顎を逸らしたら、やおらネクタイを解いてみせ「舐められたものですね」と不遜な態度を。

「ぼくは社長のものです。
だから社長のためならと、これまで、あらゆる殿方のお相手をしてきました。

彼らを懐柔し、丸めこみ、惑わしてきたぼくの体は安くありませんよ。
それしきのUSBなら、せいぜい身を捧げるのは一時間ほどです」

「これはあくまで交渉です」と議員の足と足の間に跪き、上目づかいをしながらベルトを外してかちゃかちゃ。
挑発的な秘書を悠悠と見おろし、その髪を撫でて「いいだろう」と鼻を鳴らす。

「一時間でわたしを満足させたらUSBをくれてやる。
ただし満足させられなかったら、わたし専属の男娼になるのだな」

不敵に笑いかえし、丸丸咥えこんで、しゃぶしゃぶ。
数多の男のをしゃぶってきただけあり、舌づかいが巧みだし、頬ずりしたり舐めあげたり、一物を愛でるさまがいちいち淫ら。

そうして議員の股間に頭を埋めながら、ズボンをずらして滑らせた指を尻の奥に。
「ふう、んん、んふ・・・」とひたすら水音を立てて舌を這わせ、しきりに腰をゆらして下半身からも湿った音を。

視覚的にも聴覚的にも淫らすぎるのに、大口を叩いていた議員もさすがに頬を染めて息を切らす。
「そろそろ」と掠れた声で求めるのに応じ、彼は立ちあがりズボンと下着をおろしてソファに膝立ち。

扇動的に尻を振りながら唾液まみれのを徐徐に飲みこんでいき、奥まで埋めこんだら「ふあ、ああ、はあう・・・!」と腰を上下。
しばらく息づかいを荒くし、尻を揉んでいた議員は「わたしこそ舐められたものだな」と嘲笑。

「国会では昼寝しているが、伊達に年を重ねていないのでね。
なかなか、きみは魅惑的だが、経験豊富なエロ爺には物足りなさすぎる」

「もっと深いエロスを味わせてあげよう」と彼にコックリングを装着。
そのうえで先っぽを爪でえぐるようにし、Yシャツにもぐりこませた手で乳首をつねり、もう片方の乳首に布越しに噛みつく。

痛みと快感がない交ぜになって射精感がどっとこみあげるも、出口が塞がれて熱の行き場がなくて。
「ひい、ああ、やああ!」と泣いて震えれば「ほら、腰が止まっているぞ?」と突きあげて追い討ちを。

「どうだ?あなたのものになります。
あなたの男娼として飼ってくださいと、すがって乞えば解放してやるぞ?」

「エロ爺」を自称するだけあり、やり口がなんとも卑猥で卑劣。
が、秘書も秘書で社長への忠誠心を揺るがさず「くうう、ああ、ひぐうう・・・!」と泣きじゃくって顔をふってやまず。

「死ぬまで社長だけにつき従うつもりだと?
ふふ、そこまで命を懸けたような意志、最後まで快感に負けないでいられるかな?」

「こい!」と叫ぶと、扉が開き、さっきのとりまきの二人が入室。
近寄ってくるうちに、一旦、引きぬき、秘書の背中を上体にもたれさせ、足をぱっかーん。

しゃがみこんだ二人はその太ももを持ち、コックリングが食いこむそれを舐めまわす。
「そんなあ、二人でえ、ああ、ああ・・・!」と泣き叫ぶのに情け容赦なく、議員が屹立したのでぶっ刺して荒らしに荒らしまくり。

乱れたYシャツの袖からいれた手で乳首を、突きあげるたびに引っぱって。

「ほら社長より、わたしのほうが体がとろけそうなほど甘えさせて、えげつないほどのエロスを堪能させてやるぞ?
ん?どうかな?あと三十分しかないが?

そうだな三十分、このまま愛でてタイムオーバーになるのもつまらない」

「もし、わたしに中だしさせたら、USBをあげようか?」と笑いを含んで囁かれ「やああん!」と肩を震わせメスイキ。
それでも、暴力的なまでの快感に痺れながらも、腰をくねらせ、議員のを絞めつけ揺らす秘書の健気さといったら、むしろ破廉恥すぎて。

「んああ、あう、ぼ、ぼくはあ、しゃちょお、の、もの、ですう!こんなあ、男たちにい、屈しなあ・・・!おおう!おお、おふう、やあ、そんな、激し、先っぽお、二人でえ、らめえ!ひいいん!しゃ、しゃちょお、ぼく、ぼくう、しゃ、しゃちょおお!」

脂ぎった禿親父の政治家をイかせようと懸命に咥えこんでしゃぶるも、乳首をいじめられ、断続的に強い突き上げを食らい、とりまきの男二人に両手と口で濡れた股をぐちゃぐちゃねちょねちょにされて、命乞いをするように「しゃちょおおう!」と号泣しながら、射精できないのが辛いあまり、社長三人に犯されているような倒錯した夢想に耽ってエムっ気たっぷりの快感に酔いしれてしまう極限破廉恥な秘書・・・!

二人が応接室のほうへ消えてから一時間、なんの音沙汰もなかったに、つい妄想に励んでしまい、デスクの下がえらいことに。
「まあ、実際は秘書さんが冷や汗をかきまくって、議員の話し相手になっているんだろうなあ」と思いつつ、応接室のほうを見ていたら、急に社長がフロアに走りこんできて。

一目散に応接室のほうへ行き、すこしもせず、議員ととりまきが焦るようにフロアにでてきた。
つづけて秘書を従えてでてきた社長が怒鳴ったことには「俺の秘書はやらないかなら!」と。

俺の妄想が現実化したような光景だが、もちろん色恋沙汰ではなく。
前から議員は秘書のことを気にいり「わたしの秘書にならないか、そしていずれは政治家に」と誘っていたらしい。

ただ、社長が断固として拒否。
その社長が居ぬ間に、図々しくも本陣に乗りこんで、おそらく「この会社はもう危ないから」と秘書を説得しようと。

で、その魂胆を嗅ぎつけた社長が(自ら行方をくらませたくせに)とんで帰ってきて議員を追いはらったわけだ。

それにしても、相手は警察関係者に太いパイプがある議員。
会社に捜査の手が伸びるか否か、危うい状況で議員に牙を剥くとは得策でないのではないか・・・。

なんて心配したものを「社長、だめですよ」と秘書が宥めながらも、どこか、うれしそうだったから、まあ、よしとしよう。




元の小説は電子書籍で販売中。
DLsiteで↓
https://www.dlsite.com/bl/work/=/product_id/RJ375006.html

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

« 1 2 3

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索