【製作過程#1】最初の物語
監禁モノを描こうと思ったのが最初でした。
発想のキッカケは、家にあった空気清浄機です。
うちには、空気清浄機と加湿器とエアコンがあります。
「これらをすべて動かせば、
密閉された室内でも快適に暮らせるのだろうか?」
というのが最初の発想でした。
女性が目を覚ますと、
そこは見知らぬ部屋だった。
調べると出口がない。
密閉された部屋だった。
そんな始まり…。
ちょっと映画「オールドボーイ」に似ているかも知れない。
監禁されたけど、その部屋が超快適だった件…。
そんな感じ。
コタツ、テレビ、ゲーム、DVDプレーヤー、
本、漫画、お菓子、冷蔵庫、電子レンジ…。
誘拐されて監禁される部屋にしては
やけに快適な部屋である。
それでタイトルを「Comfortable Room(快適な部屋)」にしました。
だけどストーリーがなかなか決まらない。
それから数カ月…、紆余曲折あって、
主人公も男性の漫画アシスタントに変更され、
事件を解決するお話に変わっていきました。
(つづく)