イーリス参戦（後編）

イーリス参戦

前回

これからイーリス選手には目隠しをしたまま目の前にいるのが誰かを当てて頂きます。

イーリス「……何故そんな事を？」

先ほども言いました通り余興です。
加えて、エスター選手、アルマ選手、ウィジン選手と深い関わりがある事を支援者の方に伝えて頂く機会でもあります。

イーリス「……つまり、私達の絆が本物であれば、目の前にいるのが3人の内の誰かを直感で当てられると？」

ヒントはあります。目で見る事も手で触る事も禁止ですが、相手の身体の一部を口で確かめるが許されています。

イーリス「……は？」

舐めたり咥えたり、確信できるまでして頂いて結構です。

イーリス「本当に余興ですね。外した場合には罰ですか？」

罰はありません。3人を当てた場合に「願いを叶える権利」を1ポイント差し上げます。

イーリス「トーナメントを1回スキップできる訳ですか。それを先に言ってください。3人を当てる事なんて容易いです」

ちなみに、当てられる側は声を出したり自ら触れたりする事を禁止されています。これを破れば外れたと見なされますので悪しからず。あと口で触れる部位に関してはこちらで指定します。

イーリス「人の身体を舐めるなどはしたない事ではありますが、3人ならばまあいいでしょう。さっさと始めましょう」

1人目、エスター　指定部位：指

ぺろ……。

イーリス「（指……ですね。この細さはエスターかウィジン……ふむ）」

れろれろ……。

イーリス「（外す訳にはいきませんから、入念に……）」

イーリス「（人差し指が若干太い？　という事は……）」

イーリス「エスターですね。弓を引く者の手です」

正解です。

エスター「イーリス様、し、失礼しました。私の指をイーリス様に舐めさせるなど、したくはなかったのですが……」

イーリス「分かっています。謝らないでください。これも早く地上に戻る為です」

2人目　アルマ　指定部位：乳首

アルマ「（くっ……。こんな事許されるはずがない……！　だがイーリス様が受け入れた以上、私が足を引っ張る訳には……）」

れろ……。

イーリス「（……ん？　柔らかい……突起物？　でも指では無いですね）」

イーリス「（まず部位が分からない。エスターの時もそうでしたが、匂いも消されている。口の感触で当てないと）」

れろ……ちゅぱ……。

アルマ「（んんんんん……！！！）」

イーリス「（しかし部位が分からな……ん？）」

ちゅぱぱ……ちゅぷっ……、

イーリス「……乳首？　しかもアルマの」

正解です。

アルマ「失礼しました！！！　仕方なかったんです。このお詫びはか、必ず……！」

イーリス「……あ、いえ、気にしないでください」

アルマ「ああああぁぁぁ……」

3人目　支援者　指定部位：男性器