AI用ツールの更新(指の動作補助機能)
皆様こんにちは。今回もツールの更新をいたしましたのでご報告です。
これまで手の形の変更は指の関節を選んだ際に出るハンドルを回転させるしかなかったのですが、ハンドルだと手を回転させているときにどちらに回転させれば指がどう動くのか、というのが分かりにくかったです。
そのため今回は、ハンドルだけではなくスライダーによって指の回転を補助できるようにツールを更新しました。
まずは機能の拡充を優先したいため、見た目がデフォルトのままなのはご勘弁ください。
閑話休題。それでは操作方法に関してですが、このスライダーは関節のオレンジ丸を選択すると画面左に表示されるようになっています。
スライダーはx軸、y軸、z軸の回転に対応した3つがあり、それらを左右に動かすことで回転の数値を変更することができます。
少し砕いた言い方をしますと、x軸は指の中心を基準に回転させる動き、y軸が指を左右にふる動き、z軸が指を畳んだり伸ばしたりする動きになります。
人間の指ができる回転ではないので、手の形を変更する際はx回転はあまり使わずy,z回転を中心に使うのがいいでしょう。
自分で言ってしまうのもなんですが、これまでのハンドルのみの操作だと手の形をまともに変えるのは難しかったと思います。
ですが今回の更新で、少々面倒臭さはあるもののある程度複雑な手の形への変更もできるようになるはずです。
手の形は構図を作る上でも大事な部分ですので、これでそれなりにポージング用のツールとしての実用度も上がったのではないかと思います。
最初はIKを使って指を操作しようと思っていたのですが実用性が低くて一度実装したものの削除したり、今の形式にした後なぜかx軸をいじる時だけ荒ぶったりしてしまって思ったよりも実装までに苦戦をしましたが、これでとりあえずの形にはなってホッとしています。
さて、それでは話は変わりまして次の更新の予定ですが、ある程度ポーズを取ることが実用的になってきましたので、今度はとったポーズや手の形の保存と読み込みができるようにしたいと考えています。
この機能がないと、毎回一からキャラのポーズを作ってなんやかんやしてと面倒臭さがありますからね。
オブジェクトの配置状況なども含めたシーンそのもののセーブ機能もいずれは実装する予定ですが、まずはこちらから手を付けようと考えています。
まずは使いやすさなども考慮して全体の設計から考えないといけないので少々時間がかかるかもしれませんが、一ヶ月はかからないうちに実装して更新したいと思います。
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