深陰杏の雑記録 2022/09/10 20:51

Lost Chapterが大層面白かったという話

お久しぶりです。深陰杏です。

先日発売されたサークル"アルカミディア様の「Lost Chapter」5.6回くらいプレイしてようやくクリア出来ました。

プレイした感想としてイイ!と思った点と、少し残念だった点とがそれぞれあったので、久しぶりの更新も兼ねてまとめてみようと思った次第です。

私も自作のほうで色々書いてはいるんですが、上手いこと纏まってくれないというか、世の中に出ている物語はよくもまああそこまで整合性があるものだと思い知らせれますね。

さて、自分語りはほどほどにして感想のほうをば。




【ヨシ】シンプルにゲームとして面白い

このゲームの最大のポイントはここだと思います。どんなにえっち要素がよかろうと、ゲーム面に不備があると続かないんですよ。

特にこのゲームは死んだら特に引き継ぎもなしで最初から(冒険中に得たポイントで強化スタートこそ出来ますが)。

ゲームが面白くないとめんどくせっと言ってえっちシーンを堪能しきる前に投げてしまうことが容易に想像できます。


が、本作においては特にそういったこともなく。その要因としては「シンプルさ」と「爽快感」かなと思います。

このゲームはデッキからランダムに配られた手札からコストの許す範囲内でカードを使って、攻撃したり回復していく。と言うゲームなのですが、そこまで複雑なカードってそんなにありません。


殴る、蹴る、防御etc......。そのシンプルさ故にとっつきにくさがなく、かといって単純故につまらないということもない。

シンプルに殴って守って。どこかの段階で限界が訪れます。そうなった時に、カード間のシナジーや取捨選択が重要になってくる。

そういうシンプルながら奥深い戦略性、またさまざまなデッキ構築を容認してくれる自由度の高さもヨシ。


肝心のカードについても、どんなものが手に入るのか。ステータスについてもどこがどう上がるのか。というのは完全にランダムです。

前回上手く行ったビルドも今回はそうとは限らない。目の前の事象を冷静に分析して、どういった方針で強くなっていけばいいのか。それを考えるのがとても楽しかったです。



【ヨシ】バステが豊富

これは本当にいいことです。ロリ化したり胸がおっきくなったり、淫紋付けられたり麻痺したり丸呑みされたり混乱したり。

その全部に対応した立ち絵があるので、バステが着いていく様をみるのがとても楽しい。

また、諸々の要因でバステが付いていると有利だったりもするので、調子乗ってバステ塗れにしたら詰んだ。というありがちなやつはありません。

安心してどろどろぐちゃぐちゃに出来ます。素晴らしい!


どんなバステが付くかは良くも悪くもランダム。このバステ欲しいんだけどなぁという残念さを感じることもないわけではないですが、ワクワク感で充分カバー出来ている範囲かなと思います。


【賛否】敵が強い

特に後半。私がクリアした際も結構ステータス重視のビルドで進めたと思うんですが、それでも後半の雑魚の一撃が死ぬほど重かった。

これについては難易度が高いことでわざと負ける。という行為が必要でなく、ありのままの敗北体験が出来るという点で良い点でもありました。


が、シンプルに打撃が痛すぎて後半はえっちシーン見てる余裕がありません。ヤられる前に殺られるんですよ。その前にこっちが殺るしかない。

もう少しゲームスピードは遅くても良かったのかな。と思いつつ、全百階層とゲーム自体が長いこと。

こっちの火力も後半になるにつれ飛躍的に上がっていくので、敵の火力が低いとヌルゲーになる。とも思うため、難しいところではあると思いますが。

【残念】ランダム故のえっち持久力の無さ

立ち絵のえっちシーンは豊富な差分量と抑えるべき点をしっかり押さえたボイスとアニメーションで及第点以上のえっちさはありました。

なんですが、流石に一度のシーンで致しきれるほどのボリュームではない。そもそも戦闘エロってジャンルが時間をかけてねっちり致すタイプのゲームなのでそれは当然なんですが、このゲームはランダム性を主軸にしてるためえっちシーンに間が開きがちなんですよね。


めっちゃえっちなシチュエーションになったぜ!と中々ハイな状態になっても、その戦闘が終わり、じゃあここの選択はこうしよう。ってあれこれ考えてるうちに興奮が冷めちゃうんですよね。頭使うから。

そして仮にその次の戦闘が早めにきたとしても、そこで敵がえっちなことしてくるかどうかはわかりません。

エロゲーとしてエロさが足りないわけじゃないんですけど、そのエロさが継続しづらいのはちょっと残念だったかも。



纏めると

ゲームとしては大変面白かったです。この価格帯でこの戦略性とプレイ時間は満足の一言。クリア後要素もあるらしいので、またまだプレイしていきたいと思います。

ただ、えっちなゲームとして見るとちょっと物足りなさはある。というのが正直なところ。

原因としては立ち絵(戦闘中のえっち)がえっちシーンのかなりの比重を占める中で


・1戦闘がそう長いわけではないためえっち攻撃が見れなかったりする。
・ランダム性故に戦闘の間隔が開きがち
・敵の攻撃が痛く、手を抜くと死ぬ



こういった要素(ゲーム性)があったからなのかなと思います。しかしゲーム面としてみればこれらは好意的に解釈することはいくらでも可能。


えっちを目的にするゲーム。というよりかは楽しいゲームにえっち要素があってむふふな気分になれる。という目的でプレイする。って感覚が近いかなって印象です。


個人的にはもっと衣装とか、淫具みたいなのを付けさせて、平時の立ち絵が雑にえろえろになっていけばよかったのかなぁなんて。

主人公の服もビリビリ状態が限度(ですよね?多分)なので、シンプルに全部剥いちゃえば画面右の立ち絵見ながらえっち気分はいくらでも維持出来たような気がします。全裸状態は欲しいかなって感じですね。



クリアまでに得た知見について

結構難しかったので、攻略情報的な(運で勝ったところも大きいので参考になるかはわかりませんが)ものも一応書き残しておきます。


取り敢えず重要なのは称号であることは間違いありません。

処女失ったり、中ボス倒したりで手に入るあれです。これを可能な限り開けていくのが何より重要。特に縦列をビンゴさせることです。これによってドロー枚数が1枚増えるので火力も安定性も段違い。


特に狙い目なのは左右の縦一列。


左端は上から順番に

処女を失う
淫乱度15以上
状態異常7つ同時持ち
蒼の四天王(中ボス)撃破

です。処女は紅の四天王が比較的簡単に奪ってくれます。淫乱度は諸々のイベントで上げていけますし、状態異常もまあちょっと意識すれば戦ってるうちに7つは自然に集まります。四天王は絶対に倒さねば進めないので確定入手です。

つまるところここの列はランダム性がかなり低いんです。  



併せて右端も

金の四天王撃破
1ターンにカード7枚使用
ステータスの総合値を上げる
デッキ枚数15枚以上


になってます。ステータスは進めてるうちに上がります。むしろこの称号が手に入らないほどステータスが上がらないなら普通に負けです。なので実質確定。

デッキ枚数も敵を倒すだけでカードが手に入る以上は増やすのは簡単。四天王は先も言った通り確定入手。


唯一難しいのは同一ターンの7回カード使用。ここさえなんとか出来るデッキビルドが出来ればかなり勝ちに近づきます。

というのも、同一ターンに7回行動が出来る。ということはコンボデッキになっているはずであり、コンボデッキにとって1ドロー加速は死ぬほどありがたいからです。


中央の二列はLP(体力)を残り1にする。1000G所持。が難易度高くかなり難しいです。特に体力1は狙って出すものじゃない。

お金についてはえっちビルドをすれば貯まりそうなんですが、私はお清楚ステータスビルドにしたので全然貯まりませんでした。


ただ、中央2列に信仰心を70以上にすると防御が5上がる。という称号があるのでこれは貰いたいところ。



また、中ボスを倒す順番も結構重要。

個人的には金か紅が最初がいいと思います。逆に蒼は後回しがいいです。


金はレアドロアップアップの称号をくれます。コストは高いですが強力な効果を秘めたカードを入手できる確率が上がるので、なるべく早く貰いたい。


レアドロップだろうが要らなければカードの入手をキャンセル出来ます。早い段階からドロップ率を上げて択を増やしておくのはいいことだと思います。

(ちなみに私なんか地味に気づかなかったんですが、カードの入手はキャンセルはボタンでキャンセルできます)


紅はシンプルに弱いです。何ターンか交戦してるとこっちをオナホにしてくる(酷い)んですが、相手をイかせると、その後に一撃必殺カードが手に入るので勝ち確。ついでに犯してもくれます。

処女喪失で体力+20。中出しでバステ+1。紅撃破で体力が毎ターン3回復する様になる。と、強さの割に得られるリターンが大きいです。


中ボス戦までに思うように強化が進まなかった場合は紅から行くのがいいと思います。


碧も蹴り能力が5上がる。と、シンプルに火力アップなのでオススメですが、金と紅に比べるとって感じ。蒼は性質上短期決戦が求められるため、序盤の貧弱ビルドだとむっちゃキツイです。強くなってから挑むべき。最後でいいです。



後は生まれとか(周回時であれば)ボーナスの選択ですが、個人的にはステータス上げればいいと思います。

レアボーナスに全ステータスアップがありますし、生まれにもあります。ステータスがあるだけで序盤のスムーズさが格別なのでここは是非上げたいところ。


デッキビルドについては名前を覚えてないんですが

0コスでコストを+2出来るやつ
1コスで2ドロー出来るやつ
0コスでマリガン出来るやつ
1コス(?)でこのターンのカードコストを全部-1出来るやつ
コスト覚えてないですが、次に使うカードのコストを0にできるやつ


この辺が強いです。

特に0コスのカードのコストを-1するとコストが−1になってコストが回復する。という仕様があるのもあってかなり安定します。

逆にこれを集めなければ7回使用の称号は無理。とにかくこの辺りのカードを各2枚くらい集めて、デッキを回しまくるのがステータス系のビルドだと多分1番強い。

ここに高火力高コストのレアカードを何枚か刺してあげると火力も上がります。

体力依存のダメージ、パンチ依存で5回連撃、2コスで魔法攻撃しながら1ドロー。辺りは強かったですね。

変にデッキが完成していない時に高コスト取ると動けなくなるので、序盤にレアドロ引いたら2コスのドローをもらっておくか、スルーするのが良いかなって感じ。

あとは程々に回復も積んでおくとヨシ。



えっち重視の左列狙い。清楚プレイの右列狙い。これが基本方針な気がします。私がクリアした時は右列の縦と最下段の横をコンプリートしました。


デッキのカードは余計なカード増やすと全然動けなくてクソ雑魚になるので、先に挙げた回数かさ増し系のカード以外はそんなに取らなくていいと思います。


パンチ技能を使うとコスト+1
次のカードのダメージ2倍
直前のカードをコピー


この辺りのカードは動けるビルドが出来てから持ってると上振れ要因になって強いですが、他は特に要らないかなって。



感想の何倍も攻略情報に分量割きましたが、本当にそういうこと。ゲームとしてめっちゃ楽しいんです。

満足したので2回目の攻略に取り掛かりますよ!

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