【進捗報告】ダイシング&目パチのテスト
目パチの作り方を覚えるため、とりあえずテストデータで練習しました。
使用しているUnityアセット「宴」では目パチ&口パクを簡単に表現する方法は主に3つの方法があるみたいです。
・ダイシング
・アバター
・Live2DやE-mote等の外部プラグイン
今回制作中の作品では「ダイシング」を使用します。
ダイシングはどんな機能か簡単にご説明しますと、差分が少ししか無い画像を一纏めのデータにしてくれるツールです。
多分「宴」の目玉機能です。
なぜダイシングを使うかというと、ゲーム実行中のメモリと、ファイルサイズを抑える事ができるのです!
前回記事の立ち絵ベースですが、ファイルサイズは約1.0MByteとなっています。
目パチ用の差分を作るので、フレーム毎に差分を作成します。
今回は、
・ベースの目が開いてる状態
・半目
・完全に閉じてる
の3パターンが必要になるので、合計約3.0Mbyteとなります。
この3パターンの画像ファイルを宴のツール「ダイシングコンバータ」に噛ませるだけで、以下のような画像と読み込み用アセットが作成されます。
このファイルサイズは1.8MByteなので、約40%削減されたことになりますね。
読み込み用アセットも30KByte程度です。
そしてスクリプトに設定したものが下記のような感じになります。
難しそうで後回しにしていた機能ですが、想定以上に簡単でした。
口パクも同様の手順で簡単かつサイズ軽減して表現できそうです。