team-h 2023/04/19 00:18

ちょっぴり大人になったマモルくん(ほんの少しだけR18)

ちょっぴり大人になったマモルくん

※R18です。


__________________


キャラクター
◆マモル(源氏名) : 21歳
21歳。学生。身長約176センチ(聞くとはぐらかす)。
salone estatico歴3年。今では立派なベテランセラピストに成長し、女性の事、特に気持ちの面でも理解が進んできた。


◆あなた:花
受付時に名前を聞かれた際にとっさに「花」と偽名を名乗る。
salone estaticoには割り切った思いで何度か通っている。
ランキング上位常連の「リョウ」や「ヒロキ」も気にはなるが、
そろそろかな。と思うといつもタイミングよくマモルから連絡が入る。

__________________



そして今日もマモルから連絡が入った。

と言っても、個人的な要件は何もない。
いわゆる”営業電話”というものである。


__________________















ちょっぴり大人になったマモルくん



















__________________


「マモルくん。なんだか顔つき変わった?」

そう言いながら、パンプスを脱いでホテルのスリッパへと履き替える。

「そんなことないですよ~」

と言いながらドアを閉めるマモルくんは、やはり少し大人になったようだった。

会うのは半年ぶりぐらいだが、この年の子はたったの半年でも結構変わるものだ、と感心する。




お客さんであるはずなのに、まるでお姉さんの様な気持ちで彼を見てしまうのは
きっとハナが年上であるからなのだろう。


うんうん。と自分の中で納得していると、マモルが甘えた口調で抱き着いてくる。

「ハナさん、シャワー浴びた?」

そう可愛く甘え、縋り付いてくるマモルの背は、ハナよりもずっと高い。
器用に背中を丸め、ハナの首筋にスリスリと顔をうずめる。

いい匂いがする。
香水ではなく、アロマオイルの落ち着く香り。

「浴びてきたよ」

と短く答えると、そうみたいだね。と言われて、そのまま首筋をひと舐めされた。






「そんなこと出来るようになったの?」

そう笑い交じりに反応すると、マモルはうふふ。とニマニマ笑った。










――今日のマモルくんは何かが違う。











__________________



服を脱ぎ、ベッドにうつ伏せ。
腰から下にはシーツが被せられ、傍から見れば、ただのアロママッサージを受けるような体制になる。

側で準備をするマモルも今はバスローブを巻いている。


カチャ、と音がする方に目を向けると、オイルのビンが複数置かれていた。

「ハナさん、何にする?ラベンダー、カモミール、サンダルウッド、ゼラニウムにクラリセージ」

「クラリセージ?」

「そう、新しく買ってきたの」

「嗅がせて?」

「分かった」

マモルはクルクルと小瓶のフタを回し、コットンにそれを垂らして渡してくれた。

ハナは、そのワンクッションにとても驚いた。
いつもなら「はい、どうぞ!」と言って、ビンの入口を私の鼻にいきなりつけてくるのに
本当に今日はどうしたのだろうか。


そう思いつつも、コットンから漂う香りに一瞬でスッと癒された。
香りというのは不思議なものである。

「今日はこれにする」

そう言ってコットンを返す。
分かりました。とコットンを受け取るマモル。

それを仕舞うと、今度は小瓶からオイルを自分の手に数滴垂らした。

スリスリと手を合わせる音をハナは目を瞑って楽しんだ。



コトン――。



小瓶がテーブルに置かれる。


カタッ――。



今度はアロマオイルを伸ばすためのボディオイル。きっと持ち上げたのだろう。


クルクルクルクル――。



フタとビンの擦れる音。


ピトッ、ピトッ……、ピトピトピトピト……――。





焦れたのか、マモルは一気にオイルを出している。




そして、少しして、





スリスリ、スリスリ――。








「それじゃあ、始めますね」







そして背中に手が載せられた。




冷たくはない。
冷たくない様に気を付けてくれていたのだ。

大人になったなぁ……。と、ハナは思う。
これならプライベートでもさぞ人気な事だろう。





__________________


気が付けば粗方のマッサージは終わっていた。

ただのアロママッサージではあるが、
ハナの緊張をほぐすには最高の手段である。


普段のハナは”こういう事”とは無縁で生きている。

パートナーがいないワケではない。





噛み合わないのだ。








ただそれだけのことが、とても辛かった。










マモルに出会う前までは。




「ハナさん、触ってもいい?」


それはマモルの合図であった。
いつもと同じ。


「うん」

と短く答えると、背中をさすっていた彼の手が


ハナの体の下へと入れられた。


ベッドと体の間にマモルの手がヌルっと滑り込む。




下腹の当たり。
そこから徐々に


這い上がり
胸下から

ゆっくりとハナの胸を持ち上げていく。


ハァ……。


マモルの吐息が耳元に聴こえる。



ハナに覆いかぶさりながらも
肘をついて上手く体重を乗せないでいてくれる。


それなのに、

マモルの両手は
上手にハナの両房を掴み上げた。


「ハナさんのおっぱい、柔らかい……」

ああ……。と声を漏らしながら
マモルがハナの胸を揉みしだく。


体に快楽を感じるわけではないが、
その行為がいやらしかった。



しばらくすると
マモルの指が先端に触れた。

「んっ……」


マモルのフッと笑う様な鼻息が聴こえる。


「気持ちいの?」













その言葉には答えられない。









それでもマモルは続けていく。


ハナの乳房の先端を


伸ばされたアロマオイルで
クリクリと、なぞっていく。


「ぅんっ……、んっ……」














ぴったりと背に沿うマモルの体が、腰を擦るようにウネウネと揺れ出す。























きっとマモルも気持ちいのだ。












ハナの――。









アナタの感じる声が――。














__________________







しばらく乳首を撫で上げ、満足したマモルが言う。















「ハナさん、今日はいつもと違う事、してもいい?」



「いつもと違う事?」



「そう。ちょっと、Sっぽい事……、あ、僕がSだからね」


そう意地悪く笑みを浮かべるマモル。


「きっと楽しいよ」

と、可愛く笑うマモルにアナタは、うん、いいよ。と言ってみる。




するとマモルはフェイルタオルを持ち出して、




アナタの両手を縛って見せた。



「すぐ解けるから、嫌だったら、解いてね」










分かった。と言ったアナタ。
縛られた手首を少しだけ動かして見る。




――大丈夫だ。すぐに解けそう。



そう思ったのも束の間。

「んっ」

とアナタの腰を持ち上げたマモル。


伏せつつも腰だけ上がった状態に
アナタは少し驚き、マモルを見た。


「大丈夫、気持ちい事しかしないから」

そう言って、腰の方へと下がっていくマモル。
着ているバスローブからは

彼の男である証明が


しっかりと見えていた。






__________________
















































正直に言えば、




とても恥ずかしかった。





露わになったアソコを





――マモルに見られている。





見られている、程度では無かった。






これは見つめられている。












マモルの息遣いが荒くなる。







「ハナさん……、すごい濡れてる……」






そんな事、自分でも分かっている。




こんな姿に











それでも興奮してしまう私は









変態なのだろうか……。











ジュルッ……。






「ひっ……!」






































ヌルっとした。

紛れもないマモルの舌の感触がアナタの陰部に触れる。












陰核ではない。







膣の入り口の方だ。





ジュルルルルッ……!









「あぁっ……」



声が漏れた。

吸われている。

アナタは、愛液を吸われている。


ん……、ゴクン……、ハァ……


この音がひたすら繰り返された。


正直に言えば



ここは体が感じる場所では無い。
表面の粘液だけを吸い取られているだけに過ぎない。


それなのに


なぜか






とても興奮する。





__________________


しばらくすると、

マモルは満足したのか
愛液溢れ出る膣の入り口から陰核のあたりに舌を這わせ

それを何往復もしだした。



陰核――、つまりは


クリトリスのあたりにマモルの舌が来るたびに



「あっ……、あぁっ……」

と声が出る。











フフフッ。と楽しそうにマモルが笑う。



「クリちゃん、気持ちい?」









何度も焦らされた後。
だから、アナタは何度も頷いた。




「じゃあ、もっと舐めてって言って?もっと舐めてくださいって」




「も……、も……」



恥ずかしくて焦れていると


ジュルルルルッ!


「ああんっ……!いやっ!」


その日のマモルは容赦が無かった。




アナタに卑猥な言葉を要求しながらも

イく事が出来ない性感帯を執拗に責め立てる。


ジュルルルルッ!ジュルルルルッ!ジュルルルルッ!



焦らされ続けたアナタは


「お願いっ!舐めてッ……!」


と、懇願する。

縛られた手首は、解こうと思えば
スルりと解けるのに

どうやら体が言う事を聞かないみたいだった。









__________________






嬉しそうに「いい子」とだけ言ったマモル。


マモルにそんなことを言われるのには
違和感があったが


そんな事を忘れてしまう程の
旋律が体を走った。




背後から迫るマモルの舌が


クリトリスに当てられている。




愛液を塗りたくり、
温かくもヌルヌルとした彼の舌

その舌が、

ぴったりと当てられている。




「あ……、あ……、ダメ……」




口を突いて出た言葉だった。



マモルはアナタの尻を鷲掴みにして
広げている


そして――。



ぴちゃ……、くちゅ……、ちゅる……





「あぁ……、イヤ……」




そう言いながらも、縛りを解かないアナタにマモルは続ける。





くちゅくちゅ……。




クリトリスを口の中に含み吸い上げ

その中で



そのヌルりとした舌で

舐め上げている



「ぅんんんん……!」






もうドンな体制でも構わない

恥ずかしくても
そんな事、どうでもいいぐらいに



気持ちがよかった




「クリフェラ……、気持ちい……?」





含んだまま、マモルがコミュニケーションをとろうとする。




しかし、それに答える間は与えてくれなかった。







「ぁあああんっ……!!」





中に旋律が走った。






マモルが、指を中にいれている。











気持ちよくて堪らない。









クリトリスは
吸われ、その中で何度も舐めまわされ続け











中では指が
それも数本の指が何度も突き刺さる。





__________________



プシャァァァァ……。





ハナは潮を吹いた。











そして








それと同時に果てた――。





















―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――







自身の残した



















あられもない後を確認する。































「こんなに汚しちゃってるよ」





















嬉しそうにするマモル。


























その手には







































まさかのコンドーム


































「ごめんね。ハナさん……。ずっと我慢してたんだけど、俺の事、分かってくれるのって、ハナさんだけだったから」





































そう言って、自身の男の証明に

コンドームを被せるマモルくん。






















「結婚してても、俺は好き」






















――――――――――――――――――――――――――――おしまい。


































おや……、salone estaticoに

何やら問題を抱えている男の子が
入店を希望しているそうです。
依存されたら大変そうな彼。
彼と出会うのはどの女性なのでしょうか……??



売れっ子だったのに急な退店をした”リョウ”や
現役No.1を抑える”ヒロキ”を超えることが出来るのでしょうか!






そして――、マモルくんは先輩に成り上がれるのか……?!





そんな予定です。

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索