【雑記】椎名誠先生のエッセイ本を読みました。

椎名誠先生のエッセイ本「続 失踪願望」をamazonで購入しました。

・実はエッセイの本を読むのは生まれて初めての経験だったりします。

・壮大なスケールのスペースオペラ作品も書いていたそうですが、途中でエタったことを知りました。プロの作家でも小説をエタらせることがあるのはちょっと衝撃です。

・まず、椎名誠先生ほど豊かな発想力や才能のある作家さんでも、小説をエタらせてしまうことがあるということが驚きです。

・あれほどの素晴らしい作家さんでも、想像力は無限ではないということを知りました。

・この話を知ることが出来ただけでも、このエッセイ本を読む価値があったなあと思います。

・物語を書くときにネタ切れに悩まされるのは、案外、万人共通なのかもしれませんね。

・相撲の感想のページとかはあまり興味が湧かないので、読まずにスキップしています。

・椎名誠先生は若い頃に倉庫で働いていたことがあり、その頃の経験が「島田武装倉庫」などのSF小説の方でも生かされているのだということを知りました。

・経験したことをそのままドキュメンタリー小説風味にするのではなく、ある程度読者が面白おかしく読めるようにSF小説の世界観に置換するなど、工夫をしているところに感心しました。

・椎名誠先生が物語を書くときにいつもその脳内映像はアニメではなくドラマとして再生されるそうです。

・アニメ風の世界観や雰囲気を持つ小説を一度も書いたことはない、とのことでした。

・このへん、アニメ風の世界観や雰囲気をもつ小説のみを書いている僕とは正反対だなと感じました。

・釣りもするし、旅行もするし、探検もするし、相撲観戦もするし、音楽も聴くしで、なかなか多趣味な方で、人生を謳歌してらっしゃるなと感じました。

・ひたすら小説ばかり書くのに集中するタイプではないようです。

・僕はオタクゆえ、オタクじゃない人がどういう視点で世界を見ているかを知らないので、オタクじゃない人がどのように世界を見ているのかを知ることのできる、ある意味では非常に貴重な機会だなあとも感じました。色々と勉強になります。

・交通事故に遭って全身から大量出血したり、チンピラやヤンキーと殴り合いをしたり、出身地や名前を偽装してアルバイトしたり、目の病気になったり、年上の女性と不倫したりと、若い頃から高齢の現在に至るまでものすごい波乱万丈で危険な人生を送ってきたのだなと思いました。

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