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濁点喘ぎの記事 (6)

鶯命丹 2024/01/08 12:12

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鶯命丹 2023/12/03 16:51

淫魔ショタ×ガチムチおっさんヴィーニャ編

【あらすじ】
 不器用空回り系、黒山羊下半身の褐色淫魔ヴィーニャくんが、ラーイと健介との研修を終えた後、お気に入りの宿主を見つけた話。
 全文14000文字程度
 3Pのおまけストーリーあり(3000文字程度)
 おまけは支援者様限定

【傾向】
 ショタ攻め、ガチムチ受け、攻めフェラ、尻舐め、手マン、潮吹き、♡喘ぎ、濁点喘ぎ

【登場人物】
 ヴィーニャ――攻め、褐色の肌と黒山羊の下半身、黒山羊のツノを持つ淫魔。17、8歳くらいの青少年期の外見をしてるが、生まれて間もないばぶちゃん。元気でやる気はあるけど不器用で空回りしがちなダメダメ淫魔。
 肉厚で食い出がありそうな人が好きらしいことがわかった

 熊谷保憲くまややすのり――受け、髭面眼鏡のコックさん。ガタイが良く、強面で前科者・ヤクザって友達に揶揄われてる。絶対格闘技やってたでしょ?柔道部?ってよく言われるけど手芸部だった。
 顔が怖くて子どもに泣かれちゃうけど本人は子ども好きだし困った人をほっとけない心優しい男。親の残した小さなレストランを営んでいる。美味しいので繁盛してる。
 おじさんて言われると気になる30代前半。


 

【おまけあらすじ】
 せっかく見つけた好みの人間なのになかなかえっちできないよぉふえぇ……ってなったヴィーニャ君がラーイお兄ちゃんのところに行って健介の精気をもらう話。3P。

 
【傾向】
 ショタ攻め、ガチムチ受け、攻めふたり×受けひとりの3P、イラマチオ、串刺し、窒息、潮吹き、♡喘ぎ、濁点喘ぎ
 
【登場人物】 
 ラーイ――金髪で色白、華奢で儚げな天使みたいな容姿してどこに出しても恥ずかしくない強欲で淫乱な淫魔。
 宿主の健介を快楽責めにして食い荒らすのが好き。

 健介――ラーイの宿主。ガチムチのドM。精気をドチャクソ喰われるのが好き。淫紋があるので死後の魂もラーイのもの。

 おまけ(3000文字程度)は支援者様限定。
  
――――――――――――――――
 
「よーし、腹いっぱいにもなったし頑張って獲物探すぞー!」
 ヴィーニャの元気いっぱいはりきった声が夜空に響いていた。
 ――しかし数日後……
「だめだ……全然いい奴見つからない……」
 意気込みむなしくヴィーニャはすっかり飢えて、裏路地にしゃがみ込んでしまった。
 獣の脚と同じ毛皮に覆われた脚を折り、膝を抱えた腕に顔を伏せる。
「おれ……やっぱり淫魔の才能無いのかなぁ……」
 涙に詰まったひとり言をぽつりと呟いて、ヴィーニャが鼻を啜ったその時……
「おい、大丈夫か?」
 低い声が、ヴィーニャの頭上から落ちてくる。
「えっ?」
 飢えで涙目になっていたヴィーニャが顔をあげると、心配そうに眉をひそめたメガネをかけた髭面の男が屈み込んでいた。
 真っ白く、襟の少し高い服に身を包んだ男は、男らしく角ばった顎を噛み締め、髭に囲まれた口角をへの字にさげている。太い眉が気遣わしげに下げられているが、見ようによっては険しい表情にも見える強面だった。
 少し曲げた膝に付いた手は大きく筋張っていて、突っ張っている腕は筋肉質で太い。
 男盛りと言った様相の男を視界に捉えた途端、ヴィーニャの胸が高鳴り、身体の奥が熱をもつ。
「あ……見つけた……」
 ヴィーニャの淫魔としての本能が悟った。
 目の前の男こそ、自分の好物である。と――
 ヴィーニャは飛び上がるように立つと男の逞しい肩をガッと掴んで詰め寄った。
 間近に覗き込む男の目は驚愕に見開かれていたが、そんな表情さえ、ヴィーニャの鼓動を早くする。
 男の黒目に、喜色満面な自身の顔が映り込んで、ヴィーニャは更に破顔した。
「おれ、ヴィーニャって言います! あ、あの、あのっ! ご、ご飯っ、食べさせてください!」
 ヴィーニャの勢いに気圧され、折っていた膝を伸ばして上体を引いてた男。
 驚愕にぽかんと口を開き、呆然とした目でヴィーニャを見ていたが一瞬ののち、ぶふっと吹き出した。
 男くさく厳しい顔が、破顔により一気に親しみやすくなる。
 男はくつくつと肩を震わせて笑っていたが、大きく息を吐くとヴィーニャを見た。
「すっげえ正直だな! いいよいいよ。飯食わせてやるからこっちおいで」
 笑って頷く表情は案外柔らかい。
 そんな表情すらヴィーニャの食欲を刺激する。
「はぁ~い♡」
 目尻にほんの少し皺の寄った男の顔を見つめ、ヴィーニャは久しぶりのご飯の予感に、胸と股間を熱くして男の後に続いたのだった。
 
 しかし……
 ヴィーニャが俯いていたのは建物と建物のあいだ、狭い路地である。
 その狭い路地を形成している片方の小さな建物の裏口に入っていく男を追うと、そこは小さなレストランだった。
 ヴィーニャは物珍しさにキョロキョロと視線を動かしていると、前を歩いていた男が振り返って言った。
「そこに座ってろ。今準備する」
 男が視線で指すカウンターの一席に腰掛けると、奥にあるキッチンへ入って行く男。
 見える男の背中の逞しさにニヤニヤと相好を崩しているが、ヴィーニャはかすかに誤解が生まれていることを予感していた。
「もしかして……言葉通りの意味だと思われてる……よね。これ」
 どうやって訂正しようか……言葉を探っているうちに、男は手に皿を持ってヴィーニャの前に現れた。
「おまちどうさん。賄いで悪いが、まだ残ってるから好きなだけ食えよ」
 男は破顔してヴィーニャの前に皿を置くと、大きな手でぐしゃぐしゃと頭を撫でた。
「うわっ! あ、ありがとう……いただきます……」
 ――ご飯からでもまぁ、なんとか、微かに精気を頂けるから良いか。
 ヴィーニャは諦めにも似た思いで目の前の料理を口に運ぶ。
「うわ! 美味い! おじさんこれ超美味い!」
 ヴィーニャは瞳をきらめかせて男を見上げた。
 うまいうまいと思わず口から感想が漏れてしまうヴィーニャの姿に破顔した男は照れくさそうに首を摩る。
「そんなに喜ばれると嬉しいもんだな。どんどん食えよ」
 男の言葉を待つまでもなくヴィーニャは料理にがっついた。
「おじさんて、コックさんなの?」
 がっつきながらヴィーニャが質問する。
「ああ、小さい店だけどな。ここは俺の親父から受け継いでんだ」
 男は熊谷保憲(くまややすのり)と言う名であり、この小さなレストランを営む料理人であると言う。
 「あー、ぽい! おじさんおっきくて料理上手そう。料理上手のクマっぽい」
 ヴィーニャがなんとも感覚的な感想を言うと熊田は「たしかに。昔から身体が大きくて、名前も熊田だし、クマって呼ばれてたなぁ」と口髭に覆われた口を大きく開けて朗らかに笑った。
 
 すっかり胃袋を掴まれたヴィーニャはクマの元に足繁く通う事になった。
 
 小さなレストランはなかなかに繁盛している。
「クマ! 3番テーブルランチB2つ!」
「おう! これは1番さんだ!」
「はぁい!」
 ヴィーニャは賄いだけでいいからここに置いてください! と頼み込んだ。
 最初は渋ったクマだったが、路地でうずくまるヴィーニャに声をかけるくらいのお人よしだ。
 最終的にはヴィーニャの頼みを断りきれず「本当に賄いしか出ないぞ」と言い承諾してくれた。
 ヴィーニャにとってはなんとかクマとの接点も持ち続けるための苦肉の策であったが、店の仕事はなかなか楽しい。
 人間ごっこを楽しむヴィーニャに、クマも、店の常連たちも暖かい眼差しを向けている。
「ヴィーニャ君とこうしているとな……なんか、子どもがいたらこんな感じかなって思うことがあるよ」
 クマは目を細めて穏やかに笑っている。
 顎髭の中で厚く男らしい唇の端がくっと上がったその男らしい笑顔に、ヴィーニャの胸が高鳴った。
「おれも、クマと一緒にいると楽しいよ」
 ――おれら式の食事もできたらもっと楽しいんだけど……
 クマの隣、同じソファーに腰掛けてヴィーニャはときめきと煩悶を味わっていた。



「クマとは良い感じだけど、魅了の魔法がうまく効かないのかなぁ……なぁんか、いまいちエロい空気にならないんだよなぁ」
 クマの店に居候するようになって数ヶ月――ヴィーニャはいまだにクマと清い関係のままであった。
「クマの作るご飯も、精気がこもってて美味いけど……そろそろ精液も食べたいなぁ……ラーイのとこ行こ〜」
 ヴィーニャは与えられた部屋から出て階段を降りて行く。
 クマの店のある建物は、上階が居住スペースとなっていた。
 玄関に向かうヴィーニャの背後から、クマが声をかけた。
「ヴィーニャ君、出かけるのか?」
「うん! ちょっと友達んとこ行ってくる」
「夜遅いから気をつけろよ? 鍵は持ったか?」
 クマは眼鏡の奥の目をすがめて渋面を作る。一見すると不機嫌で威圧的な表情だが、これは心配している顔だ。
「おれ、淫魔だよ。心配すんなって!」
 不安げに顔を曇らせるクマに笑いかけてヴィーニャはドアノブを捻る。
「鍵も持ったから先に寝てて。行ってきます!」
「おう」
 クマの渋面に明るく手を振り、ヴィーニャは玄関を飛び出した。


――――――――――――――――
「ただいま〜。はぁ〜楽しかったぁ~……クマ、もう寝ちゃったかな?」
 玄関ドアを開けて、ヴィーニャが階段を登ると、暗く静かなリビングが出迎えてくれた。
 しん、と冷えたリビングにクマの気配は無い。
 淫魔であるので暗い部屋でも困らないヴィーニャが時計を見ると、いつもならまだクマはリビングでくつろいでいたり、キッチンで料理の研究をしていたりするような時間だ。
「珍し~な……クマぁ……」
 訝しみながらリビングを抜け、クマの部屋の前に来たヴィーニャがはた、と足を止めた
 ヴィーニャの鼻腔に濃い精気の匂いが漂ってくる。
 驚きと、歓喜に大きく息を吸い込んだヴィーニャは目の前の扉を勢いよく開け放った。
 そこにはベッドの上に仰向けになって、自身の陰茎を扱くクマの姿があった。
「あっ! こ、こらっ! 突然開けるなっばかっ! 早く出てけっ!」
 急に現れた同居人の姿に気付いたクマが、顔を真っ赤に染めて怒鳴る。
 しかし、ヴィーニャは命令に反してにまにまと顔を綻ばせて小走りにベッドへと乗りあがった。
 局部を隠そうとするクマの手を握り退けると「まぁまぁ! おれに任せてよぉ~」と大きく口を開けて勃起した陰茎に食い付いた。
「お゛っ♡こ、こらっ! あ゛っ、まてっ、あぅ……うぅっやめ、ろっヴィーニャ、あ゛っ♡」
 クマは腰を引き、太い腕でヴィーニャの肩を掴むと必死に逃げようとする。
 しかし、ヴィーニャはクマの太い腰にしがみつく。
 喉の奥まで勃起肉を飲み込み、じゅる♡じゅるるっ♡、と音を立てて硬い肉を啜り、舌を絡めてむしゃぶりついた。
「ん……♡はぁっ♡ふぁ……♡クマのちんぽ、うまぁ♡ずっと食いたい♡って思ってたんだぁ♡クマには性欲ないと思ってぇ遠慮してたんだけど……オナニーするなら言ってくれれば良かったのに♡」
「んおッ♡ヴィーニャッ♡ヴィーニャくんッ♡こらっ♡やめろっ! あ゛っ♡だめ、ダメだッ♡口、離してくれ゛ッ♡こんな……あ゛ッ♡咥えるなんて、あっ♡やめてくれ゛ッ♡」
 クマは拒否する言葉を繰り返しつつも、腰はひくひくと揺れ、太く逞しい足がぐっ、とシーツを蹴り、快感に伸び始めている。
「クマ気持ちいい? ちんちんびくびくしてるぅ……はぁ、嬉し~♡早く射精しろ~♡新鮮精子飲ませろ~♡」
 ヴィーニャがねっとりとした我慢汁と、唾液にまみれた口内で根本からカリ首まで扱き、強く吸う。
 とぷとぷと我慢汁を溢れさせる鈴口を、舌先でちろちろとくすぐる。
「ゔゔぅッ♡あっ♡待て! 待っ♡ん゛ん゛ッ♡あ゛あ゛ッ♡」
「我慢しなくていいんだって〜♡早く♡早く♡精子出せ♡いっぱい精液飲ませろ〜♡」
 ヴィーニャはにこにこと機嫌良く手淫を施し、喉奥まで勃起ちんぽを咥えると、張り詰めた肉が口内でびゅくっ♡びゅくっ♡と収縮する。喉奥に勢いよく精液が叩きつけられた。
「ン゛ッ! お゛ッ♡お゛ッ♡ゔぅ゛ッ、あ゛♡あ゛あ゛っ♡」
「あぁ~うま♡ねぇ、ねぇ♡もっとしよ? 俺、もっといっぱいクマの精気ほし~♡」
「あ゛っ! おいっ! だめだっあ゛♡ど、どこ触ってんだっあぁ♡ぅぐぅ♡」
 射精の余韻にびく、びく、と収縮するちんぽを舐めしゃぶりながら、むっちりとした尻肉をかき分けて窄まっている尻穴をぐにぐに揉むヴィーニャ。
 クマはヴィーニャの細い指から与えられる刺激にかすかに腰を揺らしながら、いたずらを止めさせようと手を伸ばす。
 しかし、クマが止めるよりもヴィーニャの細い手がクマの膝裏を掴む方が早かった。
 重量のある男の足を軽々と持ち上げると、クマの尻穴はあっけなく天井へと晒されてしまった。
 窄まりを隠そうと手を伸ばして、クマは顔を真っ赤にした。頭の方へ足が来ているせいで苦し気な声が必死に叫んでいる。
「うお゛っ! こらっ! ヴィーニャッやめろっは、離せっ!」
「大丈夫大丈夫。ちゃんと研修も受けたし、きちんと気持ち良くしてあげるから、ね♡」
 怒鳴るクマを無視して膝裏を持ち上げたヴィーニャは、少年らしい無邪気な笑みを浮かべると、れぇ、と舌を伸ばしクマの晒された秘所を舐めた。
「い゛ひぃっ! やめろっ! あ゛っ♡いやだ、あっ♡だめっ、あ゛ぁ゛♡」
「らめ? そうなの? でもクマの雄尻は俺の舌でペロペロするたびきゅん♡きゅん♡て締まって嬉しそうだよ? ほら♡」
「んぉぉッ♡やめ♡らめらぁ♡あ゛っ♡あ゛っ♡ぁひぃぃん゛♡」
 ヴィーニャが舌を広げて尻穴から会陰をれぇ♡と舐る。
「ほらぁ♡気持ちいいでしょ? んっ♡はぁ♡……たくさんペロペロするからトロトロケツマンコになってね♡」
 ドロドロと唾液にまみれたヴィーニャの舌が、ひく♡ひく♡と蠢く肉の輪を舐り、ちゅぷっ♡と音を立てて侵入していく。
「ああぁ〜ッ♡やだ♡やら♡うぅぅッ♡ヴィーニャくん゛ッ♡らめッ♡それやら゛っ♡」
「ほれっへ? どれ? ベロちゅぽちゅぽするやつ?」
 ヴィーニャはクマの雄尻に尖らせた舌先を細かく何度も突き入れた。
 ちゅぽッ♡ちゅぽッ♡ちゅぽッ♡といやらしい音が部屋にこだまする。
「お゛ッ♡おぉッ♡それぇ゛ッ♡それやめ゛ッ♡め゛ッ♡あ゛あ゛ぁ゛ッ♡」
 ぢゅぷぷぷッ♡と長く濡れた音を立ててヴィーニャの舌がクマの尻穴に深く入り込む。
「ヴィーニャッ♡ヴィーニャく、ん゛ん゛ッ♡舌♡舌抜いて♡抜いてぐれ゛ぇ゛ッ♡ナカやら゛♡変らから゛ぁ゛ッ♡」
 きゅぅ、きゅぅとヴィーニャの舌を締め付けるクマの雄尻のフチ。クマは驚愕に瞳を見開きながら、喘ぎ、逞しい肉体をくねらせている。
 温かく濡れた粘膜を味わうようにヴィーニャの舌先が跳ねまわった。
「ダメなの? じゃあ指にするね」
 言うと、ヴィーニャは指をねっとりとくわえ舐め、それをクマの尻穴にゆっくりと挿入していく。
「あ゛ぉ゛ぉ゛♡お♡お゛ッ……ふぅぅ♡指、おぉっ♡指、だめだっ♡指あ゛あ゛っ」
「指の何がダメ? 痛い?」
「いだぐ、ないそこ♡、ぐりぐりやめ゛お゛ッ♡……へんに、なる゛ぅ゛♡」
「らいじょぶらっへ♡変じゃらくて気持ちいいだよ♡」
 初めての快感に分厚い肉体をびくつかせて戸惑うクマのことを宥めながら、ヴィーニャはとろりと唾液をたたえた舌を尻穴へ差し込み、肉の輪の内側を舐めた。
 更に唾液をまぶしてぬるぬるになった指でゆっくりと腸壁を揉み、抽送の快感を身体に刻み込んだ。
「ん゛あ゛ぁ゛ッ♡あ゛ッ♡ひぃ、ん゛っ♡ゆび♡ゆびやめ゛っ♡え゛ぇ゛♡」
「指ダメ? そうかなぁ? クマの雄尻は俺の指がぬぷぷって入るたび嬉しそうにひくひく♡って、してるし、出て行こうとするときゅぅ♡ってしゃぶりついてくるよ? ほら、ここだってコリコリ♡ってするの気持ちいい〜♡って雄尻が跳ねてる♡」
「ぐお゛ぉ゛♡お゛ッ♡や゛め゛ッ♡オ゛ォ゛ォ゛♡ほッ♡お゛ッ♡お゛ォ゛ォ゛〜ッ♡」
 ヴィーニャのほっそりとした指が抵抗もなく体内へ侵入してくる感触にクマは潤んだ目を見開き、抜けて行く感触にぞくぞくと肌を粟立てた。そして腹側を柔く指で押されると頭がのけ反るほどにきつい快感がクマの肉体を襲う。
 クマの理性はやめてくれと懇願するが、肉体はあられもない吠え声をあげ、腰をヘコヘコ♡と揺らしヴィーニャの与える快感を貪欲に求めていた。
「ちんぽもまたバッキバキに勃起してるし、ドロドロ我慢汁が溢れてきてるよ♡かっこいい勃起ちんぽ♡いっぱい精液出せ♡」
 ヴィーニャは可憐な唇で鈴口に吸い付き、太い幹に舌を這わせながら、更に増やした指で前立腺を揉み尻穴をほぐした。
「あ゛ッ♡あ゛ッ♡ア゛ア゛ァ゛ァ゛♡ヴィーニャぐッ♡ゔお゛ッ♡ほお゛ぉ゛ッ♡」
 快感に、クマの肉厚で毛深い身体がぐね、ぐね、とくねる。
 逞しい腰が痙攣のように跳ね、前立腺を揉むたびにぴゅっ♡ぴゅっ♡と潮が吹き出ていた。
「ぶはっ! ははは♡すっげ〜、クマってばメスイキ潮吹きしまくってる!」
「ほひっ♡ヒィッ♡い゛い゛ッ♡ひぃ゛ぃ゛ッ♡」
 自ら漏らした潮にまみれ強すぎる快感に歯を食いしばるクマを見下ろしてヴィーニャは舌なめずりをすると自身の下半身でそびえ立つ勃起ちんぽをしごく。
「そろそろいいかな~♡」
 勃起ちんぽを尻穴に当てるヴィーニャはわざと自身の我慢汁を塗り付けるようにひく♡ひく♡と口を開ける尻穴へ亀頭を擦り付けた。
「あっ♡ふ、ぅぅっ♡ヴィーニャ、まっへ♡あう♡熱いの……擦り付けんな♡あ゛っ♡」
 すっかり尻穴が敏感になったクマは、亀頭が擦れるたびに低く掠れた嬌声をあげ、どっしりとした身体を卑猥にくねらせている。
「あっつくてヌルヌルの亀頭で、雄尻の穴擦られるの気持ちいいでしょ〜? クマがエッチだから俺も我慢汁ドロドロになってるんだよ♡」
「んあっ♡あっ♡……ダメだ……ダメだって……こんな……」
「ダメなの? どうして? クマは、俺のこと……嫌い?」
 端正な眉を下げて哀しげな表情をするヴィーニャに正面から覗き込まれて、クマはぐっ、と息を詰める。
「き、嫌いじゃない……ヴィーニャ君のことは、好きだけど……それは、弟とか、子どもみたいに思ってて……」
「好きなら良いじゃん! 俺はずっと、クマとえっちしたいって思ってたよ。それに、雄尻の中の気持ちいいとこ、熱くて硬い勃起ちんぽでぐりぐりされたらすっげー気持ちいいよ? やってみたくない?」
 硬く張り詰め、ぬるぬるの体液をまとった勃起ちんぽを、真っ赤に熟れ、ひく♡ひく♡と開閉する穴へ擦りつけるヴィーニャ。
「んっ♡……それは……く♡あっ♡」
 催淫効果の含む体液を弱い粘膜に塗り付けられ、強い快楽を味わった人間の肉体は、淫魔の囁きを拒絶し切れない。
「じゃあ入れるね♡雄尻の穴、力入れて広げといて♡」
 ヴィーニャの言葉に思わずクマは眉根を寄せて、ぐっといきむ。
 広がった穴に、ぐちゅっ♡、と音を立ててゆっくりと体内に埋まっていくヴィーニャの勃起ちんぽ。
「ン゛ォ゛♡お゛お゛ぉ゛ッ♡ほッ♡お゛ッ♡ほぉ゛っ♡お゛ォ゛ォ゛〜♡」
 ずる、ぬぢゅっ……ぬぷぷぷッ♡
 体内の粘膜を擦り上げ侵略してくる熱く硬い肉棒にクマの肉体は痺れるような甘美で強烈な快楽に支配される。
 快楽に迸る吠え声を上げながら、クマは戸惑った表情を浮かべいる。
「俺のよだれでべちょべちょにしたし、ちんちんも我慢汁まみれでねとねとだから、初めてのクマもちゃんと気持ちくなれてるよな? なぁ? 気持ちいいよな? 俺はぁ……あッ♡う、ぁ♡ああっ♡超、気持ちいいぃぃ♡」
「うぅッ♡い゛い゛っ♡い゛い゛ぃ゛ぃ゛ッ♡ヴィー、に゛ゃ゛ッ♡あ゛っ♡ら゛め゛ら゛ぁ゛~♡ぐる゛ッ♡変なの゛ぐる゛ぅ゛ッ♡い゛い゛ぃ゛ン゛ッ♡イ゛ぐッ♡イ゛ぐぅ゛ぅ゛ッ♡ゔゔゔッ♡」
 ヴィーニャの勃起ちんぽがゴリゴリゴリッ♡と腸壁を擦り上げ、最奥を突くたびに、クマの肉棒から潮が噴き出している。
 ヴィーニャが獣の毛に覆われた細い腰を引くたびにずるずる♡と快感に狭まる肉筒を擦りながら抜けて行く勃起ちんぽを惜しむように尻穴のフチが壺口となってしゃぶりつく。
 抽送のたびに、びくんッ♡びくんッ♡と巨躯を跳ねさせているクマの太い腕が、逞しい足が、ヴィーニャの身体にしがみつく。
「あぉ゛ン゛ッ♡お゛ッ♡おぉッ♡おほ♡ほッ♡ぉ゛お゛お゛〜ッ♡」
「あ♡キツッ♡ちんぽがクマの雄尻に搾られてるぅ♡出そ♡ああっ♡んんッ♡も、だめ♡もう出ちゃう♡あッ♡♡出るン゛ッ♡」
 クマのうねる雄尻の奥へ、ぐりぐりと亀頭を押し付け、細い腰をへコヘコ♡と揺らして、ヴィーニャは貪欲に、最後の一滴まで残らず、クマの雄膣のナカへと精液を吐き出した。
「んんッ♡ふっ……ん、はぁぁ~♡気持ちいい~♡ねぇ、気持ちよかったよね? クマ」
 クマの巨体にしがみついて頬擦りしながら語りかけると、クマの眉尻は下がり、眼鏡の奥の目を潤ませている。
「んっ♡うっ♡……はっ♡……お、お、れは……こんな……ヴィーニャ君のこと、息子のように、思ってた……のに……」
 事後の、色を滲ませた荒い息を吐きながら、鼻声でぐずぐずと呟くクマの髭面にちゅっ♡ちゅっ♡と口付けを落としながらヴィーニャは機嫌よく微笑む。
「えぇ〜? おれだって、クマのことお父さんみたいに思ってるよ♡お父さんとえっちするの気持ちいいね♡……ん、ぁぁ……♡クマの泣き顔、かわいい♡またちんちんバキバキになってきちゃった♡」
 少年らしく快活に微笑んでいたヴィーニャが、とろりと瞳を淫靡に蕩かせ、硬さの蘇った肉棒をぐちゅっ♡ぐぢゅっ♡と抽送し始めた。
「あ゛ッ♡だめっ♡だめだッ♡ちがうっ、む、すこっ♡……息子と、こんな、あっ♡あッ♡あ゛ッ♡ん゛ぁ゛ぁ゛ッ♡」
「えぇ〜、だめ? 気持ちよくない? 痛い?」
 ヴィーニャが腰を打ちつけながらしょんぼりとした顔で尋ねると、クマの眉根にシワが寄り、ぐぅ、と唇を噛み締めた。淫蕩に潤んだ瞳はひそかに、ヴィーニャの与える法悦をねだっている。
「い゛ッ♡ひッ♡い゛い゛ッ♡い、痛く、ないっ……あ゛ッ♡き、気持ちいい♡……ひ♡いいッ♡いいぃ゛〜ッ♡い゛い゛ぃ゛ッ♡い゛い゛ぞッ♡ヴィーニャッ♡きもちい゛い゛ぃ゛ぃ゛〜ッ♡」
「よかった~♡クマもきもちイイよね♡あっ♡雄尻ぐにゃぐにゃしてる♡かわいい♡クマの雄尻に、俺のちんちんしゃぶられてる♡たまんない♡」
 パチッ♡パチッ♡と肌を打つ激しい音がする。
 ぐちゅ♡ぬぢゅっ♡、と交じる粘膜が立てる、いやらしい水音が絶え間なく響く。
「ふぉ゛ッ♡お゛ッ♡ケツい゛い゛ぃ゛ッ♡♡むすこのちんぽ♡ケツでちんぽしゃぶるのぉ゛♡イ゛イ゛〜ッ♡むすこちんぽぎも゛ぢィ゛ィ゛ィ゛ッ♡」
クマの背がぎゅっと丸まり、身体全ての筋肉が緊張する。逞しい手足がヴィーニャの細い身体にしがみつき、濡れて痙攣する腸壁がぎゅぅぅッ♡と締まった。
「あははッ♡めちゃくちゃ締まった♡ちんぽ取れそうッ♡♡精液搾り上手♡クマ、息子ちんぽきもちいい? これからいっぱいしよーね♡おれ、クマの精気すごい好き♡クマの精気ずっと欲しい♡おれのこと息子って思ってくれて嬉しい♡あっ♡出るッ♡クマパパの雄尻の奥に、息子のおれが種付けするッ♡良いだろ? 良いよ♡って言って? パパの奥に種付けしていい♡って言って?」
「ふぉ゛ッ♡お゛ッ♡お゛ぉ゛ッ♡お゛ん゛っ♡お゛ッ♡い゛い゛ッ♡♡い゛い゛ぃ゛ッ♡♡パパの゛お゛ぐ♡おぐぎでぐれ゛ッ♡パパの゛な゛がッ♡な゛がに゛種付けッ♡精液出じでほじぃ゛ッ♡い゛い゛ぃ゛ッ♡」
「あっ♡うれしい♡いっぱい出すッ♡パパに種付けするッ♡クマパパの奥にいっぱい出すッ♡あっ♡あぅッ♡出る、出ちゃうッ♡ん゛ん゛ぅ゛ッ♡」
 ヴィーニャは狭まりうねる腸壁に搾られるまま、亀頭を最奥の肉へと擦り付け、精液を叩きつけた。
「ン゛ッ♡んぉ゛ッ♡お゛ッ♡……ふぅ゛ッ♡……ぐ、ぅ゛♡」
 ぐりぐり♡くちゅくちゅ♡と残滓を吐き出すためのゆるい腰振りにさえ、クマは低く蕩けた唸り声を上げ、肉体を跳ねさせている。
「はぁッ♡はぁっ♡……はぁぁ〜♡……気持ち良かったぁ♡クマの精気すげぇ美味かった〜♡」
 淫らに蕩けた表情で、虚空を見つめるクマの顔に、ちゅっ♡ちゅっ♡と執拗に口付けを降らせる喜色満面のヴィーニャ。絶頂の余韻に震え続ける肉厚の身体をぎゅっ♡と抱きしめて赤くほてった耳に唇を寄せた。
「クマ、これからずぅっと一緒だよ♡」
 そう囁くヴィーニャの言葉に呼応するように、クマの下腹部に不思議な紋様が浮かび上り、明滅していた。



 ―― 了 ――
 

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鶯命丹 2023/11/07 14:55

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鶯命丹 2023/06/06 14:33

S〇X授業のある世界 DC×体育教師

セックス授業がある世界線。
 常識改変もの?
 授業として講師としてプロの方が来てくれて実技授業セックスするけど全然ちんぽ勃起しない主人公・三橋君補習になってしまう。
 補習にはプロの方が来れないから先生が相手するか?って言う谷崎隼人先生28歳。学生時代ラグビー部で優秀な選手だった谷やん。ガチムチ。
 谷やんが好きだった三橋君が張り切って補習セックスを頑張る話です。
 谷やんも実技講師するのはじめてだったので恥ずかしいけど頑張ってくれます。

 攻め 三橋 DC
 受け 谷崎 体育教師
【注意】
 ♡・濁点喘ぎ
 隠語

全文は支援者様限定。13000字程度。





「今日のセックス実習楽しみだよな」
 同じクラスの男子たちが浮足立っているのを三橋は憂鬱な気持ちでため息を吐いた。
「なんだよ三橋。寝不足? 顔暗いじゃん」
 友人の飯田がにやにやと笑いながら話しかけてきた。
「別に……」
「なに膨れてんだよぉ! 今日はセックス実習があるんだぞ? もっとテンション上げてこーぜ!」
 そういう飯田はやたらとテンションが高い。
 そのセックス実習が憂鬱なんだと言っても、飯田は信じてくれないだろう。
 いや、飯田だけじゃなく、同じ学年の男子誰もが、三橋の気持ちに同意なんぞしてくれないはずだ。
 胸に溜まったうっぷんを吐き出すように再び息を吐き出した瞬間、教室のドアがガラガラと大きな音を立てて開いた。
「ほらお前ら、ホームルーム始めるぞ。席につけー」
 筋肉質で大柄な身体に見合ったよく通る低い声で、教卓に着いた担任谷崎隼人(たにざきはやと)が生徒たちに指示をする。
「谷やん! 今日のセックス実習俺たちのクラスの番だよな!」
 クラスのお調子者河本が、はしゃいだ声で谷崎へ聞いた。
「河本ぉ。もうそんなはしゃいでんのか。5~6時間目の話だぞ」
 呆れて笑う谷崎の言葉にクラス一同がドッと笑う。
「だってさぁ、楽しみなんだもん!」
 河本も照れ笑いをうかべつつ、不貞腐れるように言った。
「他の授業もそんだけ真面目に取り組んでくれたらいいのになぁ」
 苦笑交じりにそう言って、谷崎は出席簿を開いてクラスメイトの名前を呼んでいく。
 
 少子化対策の一環で学校の授業にセックス実習が導入された。
 正しい性行為を学習するために。と国から認可を受けた性実技講師が、思春期の生徒たちの相手をする。
 クラスメイトのリアクションのように、大体の思春期男子は張り切って実習を受けているが、三橋は気乗りしない。
 仲の良い友人飯田は、三橋の様子が気にかかるらしく「どうした? 腹でもいてぇの?」としきりに声をかけてきた。
 三橋はちらりと飯田の顔を伺う。心配そうに少しひそめた眉根を見て、大きく息を吐くと窓の外に視線をずらしながら白状した。
「僕、好きな人がいるんだ。実習とか、なんだかよくわかんないけど……知らない人としたくないんだよ」
「ああ〜……まぁわかる気はする。でもさ、好きな人とするときに失敗したりしたら嫌じゃん。授業できちんと教えてくれた方がよくね?」
 飯田は三橋の言葉に同意を示しつつも、特に実習に不満はないようだったし、その言い分は十分に理解出来る。
「うーん……それはまぁ……わかってるんだけどさ」
「まぁ、教科書に書いてある通りにヤッて、さっさと終わらせちゃえば? 目をつむって好きな奴の事考えてたら案外すぐ出て、あっという間に終わっちまうかもじゃん?」
「う~ん……そうだよなぁ……」
 冗談めかして肩を組んでくる飯田に、三橋は曖昧に頷いた。

「今からセックス実習を始めるぞ! 全員実習棟に入ったら番号が書かれてるベッドに行ってカーテンの中へ入る。入ったら実技講師の先生に年、組、番号と名前を言うこと! 終わった生徒から速やかに教室に戻って自習!」
 谷崎がよく通る低い声で浮き足だった生徒たちへ怒鳴るように指示をしている。大きく息を吸うたびに逞しい胸筋が膨らんでいるさまを、三橋は睨むように凝視していた。
「講師の先生が実技の点数を付ける。赤点の奴は補習あるからしっかりやれよ!」
 補習の言葉に三橋の心はますます沈む。
 ただでさえやりたくないのに、上手くできなければ補習まであるなんて……
 重い三橋とは裏腹に、周囲の同級生たちは俺補習もやりた〜い! それな! などと言い合ってはしゃいでいた。
  
 
 実技棟への入口ドアが開くと、そこには普通の廊下が伸びている。
 左手に窓があり、右側に教室が並んでいるなんら変哲のない校舎棟だった。
 実習室1、2……と教室のドアについている看板を見て、それぞれの生徒が浮足立った様子で割り振られた教室へと入る。
 教室の中には、保健室のようにカーテンで仕切られたベッドが8台。
 こちらもそれぞれカーテンに番号が割り振られている。
「えっと"はの16"は……あった。はぁ……失礼します」
 三橋は自分が指示された番号を掲げたカーテンを見つけると、大きく重いため息を吐いてその中に入った。
 


 
 結局、実習は失敗した。
 三橋の大事なところは講師の前でぴくりともせずしおれたままだった。
 実習に緊張して上手く反応できない時もある。後日補修ができるから気にしないで。と、講師は優しく微笑んでいる。
 その優しさになんとも情けない気持ちになって三橋のモノはますます縮こまり、がっくりと俯いていた。
 
 
 実習を終えた浮足立ったクラスメイト達がやたら騒がしいホームルームの後、三橋は谷崎に呼び出された。
「失礼します」
 生徒指導室と書かれた小さな部屋にいる谷崎はキャスターを軋ませて座ったまま三橋を見た。
「おお、来たか三橋! 呼ばれた理由、わかるか?」
「実習の、ことですよね」
 三橋はしかめっ面で谷崎から目を反らして応えた。その態度に苦笑して谷崎は三橋の腕をバシバシと叩く。
「そんな顔すんなって! 大丈夫大丈夫、次は上手くいくって。でな、補習の日程なんだが……講師の先生が来れる日がだいぶ先でなぁ……」
 そこまで言って谷崎は口を閉じ、困ったように首の後ろを摩りながらとんでもないことを言った。
「性技実習をクリアしないと夏休みずっと補習になっちまうし……お前が平気なら、俺が実習講師になって早いとこ補習を終わらせられるんだが……どうする?」
「え?」
 思わず聞き返す三橋。驚き見開いた目には、ぎゅうと眉間にしわを寄せたしかめっ面の谷崎が写る。
「だからな……生徒が了承するなら、保健体育の教員が性技実習を行うことができるんだよ」
 怒ったように荒っぽく告げる谷崎の表情は、真っ赤に染まっている。
 信じられない奇跡に三橋の心臓が跳ねまわり、胸が痛む。思わず拳をみぞおちに当てて、震える声で聞き返した。
「そ、それって……谷やんが、俺の性技実習の相手するってこと?」
「……ああ、そうだ。保健体育の教員は実技講師の講習を受けてるからな……」
 谷崎は瞼を閉じて顔をしかめたままうなずいた。短く刈り上げすっきりと見えている耳まで真っ赤に染まっている。
「……で、どうする? 講師の先生を待つなら……」
「あ、あ、のっ僕は、いつでもいいですっ! 先生がいいっ! た、谷やんに実習してほしいっ、ですっ!」
 谷崎の言葉を遮るように三橋が声を上げる。あまりの大声に谷崎は目を大きく開き、ぽかんと口を開けていた。
「す、すみません……かぶった……」
 今度は三橋が恥じ入るように俯き、小さな声で謝罪した。
 もじもじと俯く三橋を見て、噴き出し笑った谷崎。
「ふっ、はははっ! そうか……わかったっ! じゃあ早いとこ終わらせよう。予定がなければ今日にするか?」
 再び三橋の腕をバシバシと叩く谷崎に頷き返すと早速今日、性技実習の補習に決まった。

 実習棟の鍵を開けて前を歩く谷崎の大きい背中を三橋はちらちらと見た。
 まさかこんな幸運に恵まれるなんて……
 自身の幸運が信じられず、三橋はひそかに手の甲をつねる。
 古典的な確認方法だったが、しっかりと痛みがありすぐさま指を離して甲を摩る。
 これから、先生とセックスできるんだ……。
 にやりと緩みそうになる唇をぎゅうと噛み締めて誤魔化すように咳払いをした。

 三橋はずっと、教師の谷崎に片想いをしていた。
 告白など大胆なことをするつもりもなく、ずっと胸に秘めておくつもりだったが、まさか……
 三橋は僥倖にぞわぞわと身体を震わせた。
 その時「ここでいいか」と頭上から問いかける低い声。
 ハッと顔を上げると渋い顔をした谷崎が三橋を見ている。
「あ、はい……どこでも、いいです」
 頷くと、谷崎が目の前にある教室の鍵を開け、室内へ入っていった。
 日が傾きかけたオレンジ色の教室の中にはカーテンが引かれた複数のベッドがあるのを見て、三橋の胸がどくどくと高鳴る。
 谷崎はどすどすと荒々しい足音を立てて再び「ここでいいか?」と低い声で言い、窓際のベッドのひとつ、カーテンを開ける。
 保健室にあるものと同じ、無機質なベッドとその横に小さなチェストがある。
 チェストの前に腰を屈め、中からローションを取り出す谷崎の姿に、下腹部がかぁっと燃えるように熱くなり、じんじんと陰茎が痛む。
 自身の身体の変化に恥じ入って、三橋は腹に手を当て、ぎゅうと握りしめた。
「ほら、三橋! こっち来い。カーテン閉めてくれよ」
 振り返る谷崎の顔が赤い。三橋と一瞬目が合うと、サッと反らし靴を脱いでベッドにのぼった。
「は、はいっ」
 慌ててカーテンを引き、小走りにベッドへ向かう。もたもたと上履きを脱いでベッドへ乗りあがる。
「じゃあ、性技実習の補習始めるぞ」
 低くどすの聞いた声で言う谷崎が、手に持っていたバインダーをチェストの上に置いた。
「はっ! はいっ」
 返事はしたものの、三橋は俯いて動けない。もじもじと正座した膝をすり合わせたり、手を揉んだりしていた。
「ほら、早くしろ」
「た、谷やん……怒ってる?」
「いや……すまん、そうじゃない……」
 顔を反らす谷崎は、口ごもった後ぶるぶると頭を振ると頬をバチンッと叩く。一連の動きを見た三橋は驚き「先生?」と疑問を含めて声をかける。
「悪い! お前の補習、ちゃんと協力する! ほら、やるぞ! 最初は、キスからがいいかな……できるか?」
「うわっ! あ、は、はい……」 
 三橋の手を取って引き寄せる谷崎と、されるがままに分厚い胸に身体を預けるようにしがみついた三橋。
 思ったより柔らかい胸から顔を上げると、目が合った。
「せんせ……」
 そっと手を伸ばして谷崎の頬に触れた。太い顎を撫でると少しざらざらとしている感触に三橋は自身の顔がカッと熱くなったのを感じた。
 三橋の息が上がる。両手で頬を包み、親指で唇を撫でる。
 指に引っ張られた谷崎の、緩く開いた唇の間から濡れた舌がのぞいたのを見て、三橋は衝動的にその唇に吸い付いた。
「はぁっ、はぁ……んっ♡ふ、ぅっせんせ……♡はぁっはぁ、せんせ……♡」
 ずっと、ひそかにあこがれていた先生とのキスだと思うと、三橋の腹の奥から焦燥感のような無視できない欲情がとめどなく湧き上がる。
「ふ、ぅ……せんせのくち、やわらか……♡はぁ♡ずっと、キスしてたい……ふう、んぅっ♡」
 何度も何度もついばむようにキスを繰り返す三橋の頬を谷崎の手がそっと撫でた。明らかに色を含んだ撫で方に三橋の肩が跳ねる。
 重ね合った谷崎の唇がゆっくりと開き、濡れた舌がぺろりと三橋の唇を舐めた。
「えっ? あ、え?」
「触れるだけのもいいが……深いやつもしてくれよ」
 驚きで唇を離し、谷崎の顔を見ると、彼はゆるく開いた唇から舌先を出した。
 三橋はその挑発に乗って赤い舌先に噛みつくように再び唇を合わせる。舌を伸ばして谷崎の唇を舐めると、迎えるように柔らかい舌が絡まった。
 ぬるりと温かく柔らかい粘膜が絡み合う。その生々しい感触に三橋の身体が跳ねた。
「ん♡ふ、ぅ♡はぁ……♡せんせ、せんせぇ♡」
「ふふ、んっ♡……上手だぞ♡三橋」
 舌を伸ばして谷崎の口内を舐る。吐息交じりに笑う谷崎の言葉に三橋の血が沸騰した。
 たまらず腕を伸ばし、谷崎の太い首にしがみつく。短く刈り込んだ襟足を撫で、手のひらに伝わるさりさりとした感触にさえ快感で肌が粟立った。
 身体をぴったりと寄せると、谷崎の分厚い胸が当たる。ボコボコときれいに溝の深い腹筋が腹に重なった。
 シャツ越しの体温にうっとりと酔っていると、腰が自然に動き、ごり、と勃起したちんぽを谷崎に押し付けてしまう。
 似たような感触を腹に感じて三橋はハッと視線を下に向けた。ジャージの下腹部がもっこりと盛り上がっている。
 三橋は驚きと、喜びをあらわに谷崎の顔を見た。
 谷崎は赤い顔で、一瞬だけ眉をひそめたが、すぐに苦笑して三橋を見た。
 ――先生も、僕と同じように興奮してるのか……
 三橋の胸の奥が歓喜に震える。もっと深く触れ合いたいと求める心が身体を動かし、谷崎の鍛え上げられた分厚い身体をぎゅうと抱きしめて体重をかける。
 三橋の意思を正しく理解した谷崎は、太い腕で抱きしめ返すと、ゆっくりとベッドへと倒れ込んだ。
「先生……」
 三橋は震える指で、そっと谷崎のシャツをめくり上げる。
 白いシャツの中から、日に焼けた肌が現れた。
 ――ああっ! 先生の……先生の胸が、こんな近くに……。しかも、触っても、良いなんて……
 三橋はくっきりと盛り上がった胸に触れた。筋肉質の胸はふにゃりと柔らかく、抵抗なく指が沈む。
「うわ、すごい……やわやわ……ふにふにして、気持ちいい……」
 未知の感触に夢中になって、谷崎の胸筋を揉みしだく。
 興奮して弾んだ息を吐く三橋の姿を、谷崎は慈愛深く見つめていた。
「先生の乳首、勃ってる」
 三橋の手のひらを、ツンと刺激する乳首が気になってくりくりと撫でると、谷崎の身体が揺れた。
 指のまたで挟むようにして刺激すると、明らかな嬌声があがり、谷崎が顔を背けた。
「あっ♡待ってくれ、乳首は……んっ♡うぅ♡」
「乳首嫌ですか? 気持ち良くない?」
 指先でつまんでゆるく引っ張ると組み敷いた肉厚の身体がかすかにくねる。
「うぅ♡う、くっ♡いっ……乳首ダメだっ♡乳首ダメなんだよぉ♡」
 谷崎の身体はダメだと言う言葉と裏腹に、腰がへこへこと揺れている。擦れ合う布地越しに押し付けられる谷崎の勃起ちんぽの感触に三橋の胸と股間が熱くなる。
 三橋の手の動きに翻弄されるよう巨体をくねらせるので、だめだという言葉に逆らって乳首を口に含み吸って、舌でちろちろとはじくと、谷崎の胸が反った。
「あひぃっ♡ひっ、いっ♡いいぃぃっ♡乳首っ♡乳首吸うのいいっ♡ああぁぁ〜ッ♡」
 乳首への刺激で、素直に喘ぐ谷崎のために三橋はもう片方もちゃんと指先でぐにぐにといじくってあげた。
「うぁっ♡あっ♡三橋っ♡三橋っ♡乳首両方いいぞっ♡いいっ♡三橋ぃ♡」
 谷崎の大きな手が三橋の肩を乗り、ぎゅうっと健気にワイシャツを掴んでいる。へこへこと振りたくられる尻によって谷崎の勃起ちんぽが三橋の勃起ちんぽに擦れ、じくじくと炙られるような快感が続いている。
「先生っ! もう我慢できないっ」
 三橋は叫ぶと谷崎のジャージのズボンを、下着とともに下した。
 バチンッ!
 ズボンのゴムに引っかかった勃起ちんぽがバネのように戻り、下腹に当たって鋭い音を立てた。
「うわ、でっか……」
 初めて見た他人の勃起したちんぽとその大きさに三橋は思わず呟き、凝視してしまう。
「あんままじまじと見るなよ。恥ずかしいだろ……」
 じっと目と鼻の先で生徒に勃起ちんぽを観察された谷崎は羞恥でそれを隠してしまった。
「ごめん……もう見ないから、先生のちんぽ見せてください」
「なんだそりゃ。矛盾してるじゃないか」
 三橋の物言いに、呆れたように笑う谷崎。
「じゃあ、あんま見ないようにするんで、ちんぽ舐めて良いですか? 性器への口による愛撫も効果的って教科書に書いてありましたし、谷やんのクソデカちんぽ目に焼き付けたいんですけど」
「だから、焼き付けんなって。お前、他の奴に言いふらすなよ?」
 早口で捲し立てる三橋を、谷崎はジト目で睨む。
 ふるふると首を横に振った三橋が「絶対誰にも言いません。僕だけの楽しみにするので安心してください」と力強く請け負った。
「絶対秘密にするんで、ちんぽ見せてください」
 三橋の指先がさわさわと意味深に、谷崎の手の甲を撫でる。
「……っ、わかった」
 そうしてとうとう三橋に明け渡された谷崎のちんぽは、問答の後もギチギチに血管を浮き上がらせ、勃起していた。
「あぁ♡すご……バッキバキだ♡……はぁ♡ふっ、はぁ……ん♡」 
 三橋はうっとりとした目つきで、谷崎の勃起ちんぽを見つめるとその凶悪な程ふくれた巨根に舌を這わせ、唇で亀頭を吸い、根本を握ってしごく。
 ぐちゅっぐちゅ、ちゅぶ、ちゅぷっ
「はぁ♡んっ……♡せんせ、気持ちいい?」
「ふっ♡あぁ……♡三橋、いいぞ♡上手だ、ぅ……♡」
 呻く谷崎に気をよくした三橋が大きく口を開けて陰茎を丸ごと飲み込むと頭を上下する。
 ごちゅっ、ぐちゅっ、じゅる゛っ
 はしたない音を立てて激しく勃起ちんぽをしゃぶる三橋。とろとろと垂れた唾液によってぬるつく太い幹の根本を握りしごく。
「ん゛ん゛っ♡はぁっ、あぁぁ……♡大丈夫か? 苦しくないか?」 
 うっとりとした谷崎の声とともに、大きな手が三橋の頭を撫でた。熱っぽい体温が髪を撫でる感触と、気遣う谷崎の優しさに三橋の心が弾み、愛撫により一層力が入る。
 じゅる゛っじゅぶっずぼぼっ
 手淫とともに、舌を素早く絡ませる。カリ首の段差を激しく舐め回しながら強く勃起ちんぽを吸い込んだ。
「あ゛あ゛っ♡三橋っ♡もうそろそろ……はぁ、ぁっ……さちんぽはいいから、こっち……♡」
 三橋はちゅぷっ♡と音を立て口内から谷崎の勃起ちんぽを吐き出した。
「三橋のフェラ。すごい良かったぞ♡あのまま続けてたら出てたなぁ……♡」
「僕、先生の精液飲みたかったです……」
 名残惜しい気持ちは、いまだに谷崎の勃起ちんぽをゆるゆると扱いている。その仕草に谷崎は笑って三橋の腕をさすった。
「ははは、それはまた今度な……今はこっち……準備、できるか?」
 谷崎は赤い顔で尻たぶに手を当てると、くぱ♡と開いて見せる。きゅっと引き締まった尻穴が晒された。その窄まりに目を奪われた三橋はごくりと生唾を飲み込む。
「ほら、やってみろ♡」
 谷崎はチェスト上に置いておいたローションを三橋へ渡す。 
 三橋は秘部から目を離さずそれを受け取って蓋を開けると、とろとろに濡れた手をそっと窄まりに当てた。
「うわっ……先生の尻、すごいひくひくしてる♡」
 三橋の指を喜ぶように谷崎の尻穴がしわを伸びたり、窄まったりして生き物の口のように蠢いている。
 その動きを追うように、夢中で指で擦ったり、窄まりの周囲を押し揉んだりしていたその時……ぬるっ、と窄まる尻穴に指が入り込んでしまった。
「あっ! ごめんっ! 指、入っちゃったっ!」
「あぅ゛っ♡ん゛っ……へ、平気だっ♡あっ、そのまま、ゆっくり……指、入れたり、出したりしてくれ♡」
 谷崎の指示のとおり、三橋はゆっくりとギリギリまで指を引き抜き、そしてまた奥まで埋めていく。
 ちゅぷぷッ、ぬちゅっ、ちゅぽぽぽッ
 粘着質な音が三橋の耳をくすぐる。
「んっ、あっ♡三橋ッそれ、だめっだめだっ♡やば、ぃッ♡ひっ、ぃぃぃ〜♡い゛っあっ♡あぁぁ〜♡」
 まず谷崎は喉を反らし、伸びきった吠え声を上げながらふるふると首を振る。
 キツイ尻穴が指を締め付け、生々しい腸内の温かさに三橋の呼吸は全力疾走した時より荒い。
「だめ? 谷やん痛い? これ、良くないですか?」
 谷崎の悶える姿はどう見ても快楽に溺れているが、三橋はあえて問いかける。ローションを足してぬめりを粘膜に擦り込むようにぐにぐに、ぬちぬち、とゆっくりとした抽送を繰り返しながら腸壁を指で撫で回した。
「あっ! くぅ♡違う、待て……そ、そうだよな……ちゃんと、言わないと三橋が今後、恋人とするとき困るよな……」
 谷崎の手が静止をかけるように三橋の肩を掴むと、赤い顔で視線をさまよわせている。
「……うん……そうだよ、ちゃんと教えて? 痛い? それとも、気持ちいい?」
「あ゛っ♡ぉ゛ン゛ッ♡み゛っ、三橋ッ♡それ、あ゛っ♡」
 恋人 という単語に、三橋はかすかに眉をひそめたが、唸る肉壺のナカにある指を曲げ、腹側の壁をくにくにと優しく引っ掻く。その愛撫は谷崎の身体を跳ねさせ、蕩けきった喘ぎをあげさせた。
「ぉ゛♡お゛っ♡そこっ、そこい゛い゛♡そこ、すきっ♡イイッ♡三橋ッい゛い゛ぞっ♡」
 谷崎はとどめていた三橋の肩を強く掴む。目をきつく閉じて快楽に酔いしれるようにだらしなく眉を下げている。
「好き? これ、気持ちいい? もっと欲しい?」
 くちゃ、ぬちっ、くちくちくち……
 細かく鳴る粘着質な音に追い立てられるように谷崎の腰が上がり、丸い尻がひくっ♡ひくっ♡と卑猥に揺れる。
「おっ♡好ぎっ♡しゅきッ♡ほしぃッ♡そこぉ、おっ♡ぉおん゛っ♡おっ♡おっ♡もっとっ……ぉおっ、ん♡く、ゆびっ増やしてくれっ♡ぇっく、ぅぅ♡指、もっとほしぃ゛っ♡もっと広げてくれっ♡」
「もっと広げる? わかりました」
 三橋は素直に頷き指を増やす。
 ぐちゅっぐぢゅっ、ぬぢゅっ
 増えた質量に比例して、いやらしくねっとりとした音が大きくなる。
「おぉっ♡いいぞッ♡ケツ広がってる♡ゔぉっん゛ッ♡」
 くったりとしていた谷崎のちんぽが完全に勃起して、ぶるんぶるんと揺れている。
「はぁ……♡せんせぇ、すごいかわいい……♡」
 腹がひくひくと震えているところへ三橋は口付けた。ちゅぅ、ちゅっ、と腹を上り、上下する胸の筋肉を甘く噛む。
「あっ♡あっ♡くっ、ふ、うぅ……♡」
 谷崎は、三橋の愛撫を受けて胸を反らす。勃起ちんぽがぶるっ♡と揺れて先走り汁が垂れて糸を引いた。
「先生の勃起ちんぽ、しこしこしてあげる♡」
「あっ♡あ゛っ♡あ゛っ♡三橋っ♡あっ♡あっ、ちんぽいいっ♡あ゛っう、ふぅぅ♡」
 三橋は手を伸ばして下腹部に糸を垂らす谷崎の勃起ちんぽを握りしめた。谷崎はその刺激に腰をへこへこと揺らして低く喘ぐ。
「先生、腰めっちゃへこへこしてますね♡俺の手、オナホ代わりにしてる?」
「あっ! う、ぐ……悪い……ひぃっ♡だめ、だよな……こんな、あっ♡ごめん、ちんぽ気持ちいいからぁっ♡」
 指摘に眉を下げ謝罪する谷崎。その唇に口付けをして三橋は笑った。
「ははは、いいよ。気持ちいいなら嬉しいし。いっぱい気持ちよくなってくださいね」
 ぐりぐり、くにくに、と前立腺押しながら、ぬちゅっ、くちゅっ、と音を立て勃起ちんぽを扱く。
「あ゛ッ♡あ゛ッ♡い゛っ♡あ゛ぁぁぁっ♡三橋ッ♡い゛ぃぃ♡ぅぅゔ♡いいぃ~~ッ♡」
 性器を刺激される強い快感に谷崎は分厚い身体をくねらせ、低く唸る。
「いいっ♡三橋っ♡そろそろぉっ♡ぉ゛っ♡も、もうっ♡もういれてくれっ♡あぐっ♡ふ、うぅ……♡」
 谷崎が、羞恥しているのか顔を腕で隠し、荒い息の下から指示をする。
「あっ、う、うん……わか、わかりました」
 とうとう訪れた瞬間に、三橋は動揺した。
 震える声で蚊の鳴くような返答をすると、もたもたと制服のスラックスを脱ぐ。露出した下半身はガチガチと固く勃起している。とろりと透明な汁が勃起したちんぽと下着を繋いですぐに切れた。
 ワイシャツのボタンに手をかけて、三橋はぴた、と動きを止める。
「上も、脱いだ方がいい……ですか?」
「……そうだなぁ、脱いだ方が気持ちいいだろうし……脱ぐか」
 三橋の問いかけに、ちょっとのあいだ思案したあと、谷崎は答えを出した。横たわったまま、捲り上げたままのシャツを脱ぎ捨て、一足先に全裸になる谷崎。
「あ、はい……」
 その裸体は男らしく美しかった。盛り上がる筋肉と、それをうっすらと覆う脂肪。肉肉しく雄くさい裸体を惜しげもなく晒す谷崎を見下ろしながら、三橋は興奮で震える指をなんとか動かしワイシャツを脱いだ。
「……じゃあ、あの……失礼します……」
「おう、来い」
 横たわる谷崎の上に乗り上げると、じっとりと汗ばんだ肌が重なりあう。肌の熱に三橋の身体が震え、濡れた尻穴に熱く勃ちあがった亀頭をあてる。
「あっ♡く、ぅ……♡」
 ずぷっ、ぢゅぷぷ、とさしたる抵抗もなく窄まった肉の中に、三橋の勃起ちんぽは飲み込まれていき、未知の快楽に三橋はぎち、と歯を食いしばって耐えた。
「お、おぉっ♡入ってきたぁっ♡三橋、いいぞ♡全部、はいったな♡」
「ぐっ♡うぅ……せんせぇ、あっ♡うぅ……♡せんせぇのナカ、やわらかくて……あっ♡ぅうっ♡やば♡うっ♡うぅっ♡」
 敏感な性器で感じる、粘膜の熱さと柔らかさに三橋の腰は勝手に抽送を始める。


―――― 続きは支援者様限定 全文は13000文字 ――――

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鶯命丹 2023/04/12 05:01

魔力多すぎショタ夫×魔力無効化屈強嫁♂の魔力供給SEX

魔力供給夫婦の続き

初夜から一夜明け、魔力のバランスちょうど良くなって普通の人みたいに生活できて嬉しい〜!ってなった二人の夕食後のいちゃラブ話。

ミカル
魔力多すぎショタ夫
有り余る魔力は他人のSAN値を削る
長髪美少年攻め

ロズモ
魔力無さすぎて魔力めっちゃ吸う(無自覚)屈強な嫁♂
屈強な筋肉受け




 ミカルは困惑していた。
 ただでさえ、結婚して日の浅い夫と話すのは緊張するというのに……なぜか今、ミカルはその夫と二人、湯船で裸の付き合いをしてるのだから。
 羞恥に湯船の端で小さく丸まってるミカルに、ロズモが笑って長い腕を伸ばす。
「ミカル、そんな端にいないでこっちにおいで。足を伸ばした方が良いぞ」
「ひゃっ!あ、あの、大丈夫! 大丈夫です」
「遠慮するな。俺たちは伴侶じゃないか」
 丸太のような太い腕と浮力にゆらりと持ち上げられ、ミカルはロズモの伸ばした脚の間に座らされた。
「俺に寄りかかっていいぞ」と頭を優しく傾けさせられたのはふわふわと弾力のあるものの上。
 なんだろう、ぽよぽよしてるものが頭の後ろに……
 緊張していたミカルだったが、頭を預かる不思議な弾力に無心で頭をぽよぽよと弾ませて弾力を味わった。
 ふと正体が気になって振り返れば、ロズモの逞しい胸が目の前にあった。
 盛り上がった筋肉が案外柔らかい事を知ったミカルは真っ赤になって慌てて頭を起こす。
「す、すみません……」
 小さな声で謝罪するミカルに対し、ロズモは明るい声で「気にするな」と笑っている。
 その朗らかさがかえっていたたまれなくて、ミカルは湯船の中で膝を抱え丸くなった。
 俯いた視線の先に、湯に浸かったロズモの丸太のように太く逞しい脚が伸びている。
 傷だらけの日に焼けた脚。
 鍛えられ、筋肉のみぞがくっきりと浮かんだ太い脚。
 その脚が自分の身体を挟み、ぎゅっと腰にしがみつくさまを思い出してしまい、ミカルの茹だった頭を更にクラクラとゆらした。
 暖かい湯に頬を付ける程に俯いたミカルに、背後から声がかかる。
「あれ、もっと丸まってる。気にせず寄りかってて良いんだぞ?」
「し、しませんっ! さっきのはわ、わざとではなくて……あのっ! 私、熱くなっちゃったので先に出てます!」
 ロズモに引き止められる前に、ミカルは大きな水音を立てて湯船から飛び出した。



中略



「ほら、おいで」
 呼ばれて、ミカルはふらふらと倒れ込むようにロズモの胸に抱きついた。
 むっちりと弾力のある胸筋がミカルの頬を包み、その弾力に誘われるようにミカルの手がロズモの胸を掴む。
 むにむにと弾力を味わっていると手のひらにツンと尖った感触が当たる。むにむに、コリコリ、と別種の感触を同時に手のひらで味わっていると、頭上からロズモのため息が聞こえた。
「んっ、ミカル……手が、あっ♡乳首、気持ちいい♡」
 ロズモは大きな手でミカルの手を掴み、ねだるように胸を反らす。
「ロズモ……乳首、気持ちいい?」
「ああ、いい」
 ロズモが蕩けた顔で笑む。
 その顔が淫らで、ミカルの頭にぐわんぐわんと血がのぼるのを感じた。
 手のひらで、ツンと尖った乳首をくるくると撫でまわし、指先でくにくにと摘まむ。
「あっ♡ミカル……ぅうっ乳首、いい♡……ん、ぁぁ」
 ロズモは、ミカルの愛撫に身体を震わせ、甘く低く鳴いている。逞しい巨躯が、艶めかしくくねる。
 バスロープはだらりとはだけ、ぼこぼこと割れた腹筋に勃起して反り返った陰茎から透明な粘液が垂れ、糸を引いている。
「はぁっ、はぁっ……ロズモッ」
 ミカルは荒い呼吸を繰り返し、ロズモのツンと尖った乳首に吸いついた。
 ちゅっ、ぢゅッ、くちゅ
 舌でコリコリとした乳首をいじくり、唇で扱き、強く吸う。
「あぅ♡うぅっミカルッ、あっひ……乳首、いい♡ん、ぃっ♡いいッ♡もっとっもっと吸ってくれっ」
 ロズモの手がミカルの後頭部を覆い、くしゃくしゃと撫でる。その手はミカルの髪を梳いたり、くしゃくしゃとやわく握ったり、頭を撫でたりと忙しなく蠢いていた。
 ミカルの与える愛撫に、ロズモの手がもがくように落ち着きなく悶えて快感に酔っていることを伝えている。
「あっ♡あっ♡ミカルッうぅっ、いいッ♡いいぞ♡あぁッ♡」
 乳首を吸われながら、ロズモはもう片方の手で自身の反り返った巨根を掴み、ぐちゅっぐちゅっと扱き始めた。
 横目でそれを見てミカルはごく、と喉を鳴らす。
「ロズモ、おちんちん気持ちいい? 乳首吸われながらおちんちん扱くの、イイですか?」
 ぷっくりと先走り汁を溜める鈴口をくりくりと撫で、舌で乳首をかまいながら問う。
「あっ♡あっ♡あっ♡ミカルッそれイイッ♡すごぉっ♡あぁっ♡もっとッ♡乳首もちんぽも♡きもちいいッ♡」
 ロズモはぎゅっと目を閉じて、快楽を享受している。
 引き締まった腰がへこへこと動き、ミカルの手のひらに亀頭を擦り付けていた。
「はぁ……ロズモ、ロズモッ♡気持ちよさそうなロズモ、かわいいです♡」
 快感に跳ね、くねる身体を見つめながら、ミカルはロズモを愛撫し続けた。乳首を吸い、舐めしゃぶり、張り詰めたぬるぬるの亀頭を撫で回すと、ぐちゅっぐちゅっ、と自身の陰茎を扱くロズモの手が早くなる。
「み、かあ゛ッ♡ミカル♡あっあっぐ♡うっ♡うぅ、ひ、ぃぃいっ♡いいっ♡」
 痙攣のようにへこへこと動く腰に、ロズモの射精が近い事を察し、ミカルは愛撫をより強く激しくした。
「あ゛ッ♡ミカルッ! ミカルまてっ、待ってくれ……ん♡ぅぐ♡……ん、頼むっナカ、来てくれ……はぁっ、あっ♡あっ♡ミカルのちんちん挿れてイキたいッ♡頼む♡」
 ロズモは切迫詰まった声を上げるとベッドに置いてある複数のクッションを鷲掴み腰に敷く。
 高く上がった尻をミカルへ明け渡すように、ロズモは筋肉によって丸く持ち上げられた尻たぶを掴み、筋肉の溝がくっきりと濃い脚を開いて尻穴を晒した。
 ぐにゃ、と形を変えた窄まりは、ひく、ひく、と艶かしい開閉を繰り返し、ミカルを誘っている。
「あ、う、はい……」
 ミカルは顔を真っ赤にしてロズモの足の間に収まり、ずっと天を穿つように勃起していた自身の陰茎をロズモの尻穴にあてがった。
 だらだらと、際限なく垂れていた先走り汁を、ロズモの尻穴に馴染ませるように何度か亀頭を擦りつける。
「あっ♡んっ♡……早く♡早くくれ♡ミカルのちんちん、咥えたい♡」
 ロズモが、待ちきれない様子でヘコヘコと尻を蠢かせ挿入を急かす。
「はぅっ♡ま、って……ゆっくり、するからぁ……」
 予期せぬ刺激に喘ぎつつ、ミカルはゆっくりと腰を押し付け、固く勃起した陰茎をロズモの肉輪のナカへ挿入していった。
「んぉっ♡きたっ♡あぁ〜♡……っはぁぁっ♡」


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