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BL小説の記事 (58)

鶯命丹 2024/01/08 12:12

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鶯命丹 2024/01/02 00:22

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鶯命丹 2023/12/12 00:02

初夜

 以前企画であった、「神々の伴侶」のお題で書いた蝕神と伴侶の七の初夜の話
【あらすじ】
 触神様の伴侶に選ばれた加害趣味の少年七と、ガチムチの上半身とグロテスクなムカデの下半身と触手の腕を持った蝕神様の初えっち話。

【要素】 
 ショタ攻め(人間)×虫系人外受け
 蝕神の容姿の描写に虫、触手、人外要素
 攻めが受けに対してナチュラルに傷害するシーン(軽度のリョナ)
 受けのフェラ
 受けが不感症表現あり
 軽度の虫○(虫を姦する方)

 全文7000文字

 文体に合わせてハート喘ぎはなしにしました。
 喘いでるのも美少年なので濁点・汚喘ぎもないです。
――――――――――――――


 さわさわと草葉を揺らす夜風が、縁側から吹き込んで御簾を揺らす。
 涼しい風は心地よく七の身体を冷まし、布団に包まる暖かさを味わった。
 枕に頭を預けて目を閉じた七の耳に、低くしゃがれた声が届く。
「七や、いいか?」
 低く落ち着いた声音で呼びかけるのは七を伴侶と選んだ神、蝕神のものだ。
「はっ、はい! いかがなさいましたか? 蝕神様」
 七はくるまった布団から飛び出して御簾をからげる。
 そこには寝間着に身を包み、面布を付けた蝕神が立っていた。
「起こしたか?」
「いいえ、まだ寝ていませんでした」
 七が首を振り、蝕神を招き入れた。蝕神はするりと身体を滑らせて七の部屋に入り、七もその正面に座った。
 薄暗い部屋の中にひと柱とひとり向かい合って、押し黙っている。先ほどまで心地よく感じた涼しい風が、妙に寒々しく、七はもぞりと自身の腕をさすった。
 いったいどうしてここに来たのか?
 そう問いかけるため、七が顔を上げたとき「今日はお前と床を共にしようと思ってここに来た」と蝕神があっさり告げた。
「え」
 突然の言葉に七はあんぐりと口を開け蝕神を見上げる。面布に覆われた蝕神の顔色は伺えないが、少し言い淀む空気のあと低い声が静かに言った。
「しかしな、私の姿はヒトから見れば醜く恐ろしいモノだから」
 言うと蝕神は着ている白い寝間着を脱ぎすて、面布と頭巾を取り去った。
「あ……」
 蝕神の姿を見て、七はあんぐりと口を開けた。
 ムカデのような硬質な節のついた下半身が、ガサゴソ、ととぐろを巻いている。
 上半身は逞しい男のもの。盛り上がった胸とぼこぼこと浮き出た腹筋。首は太く背中も広く、大層筋肉質だった。
 人間であれば腕のあるはずの部分には腕ではなく、蛸のような無数の触腕が蠢いている。触腕の先は手指のなり損ないのような、ぐねぐねした細長いものが触腕の蠢きに振られるようにぶにぶにと揺れていた。
「醜いだろう? お前が怖がるといけないと思っていたが……」
 蝕神のしゃがれた声をこぼす口が、蛇のように大きく開く。顎の上下に長く鋭い牙があり、肉色の舌がひとつではなく複数枚生えて、チロチロと動いていた。
 黒く大きな目は虫のような複眼であるようで、その目にはたくさんの七が写っていた。
 一糸纏わぬ蝕神の姿をまじまじと見つめて、七は「触れてもいいですか?」と好奇心と不安を混ぜた視線で問う。
「構わない」
 蝕神が許可すると、七の幼さの残る手が、恐る恐る蝕神の身体に触れる。
 まずは蠢く触手を優しく掴む。
 先を握るとぷるぷると跳ねる触手は、逃げようともがくいも虫のようで、七の心をときめかせた。
 いも虫よりもみっちりと太く、握り込むと筋肉の躍動が手のひらに伝わる逞しさだ。
 体温は低いようで、さわるとひんやりする。強く握りしめるとむぎゅぅと潰れた。
「あぁ……潰れちゃった……」
 ぐちゃりと生の肉を握りつぶす感触に七はにんまりと口の端を上げた。薄い赤い体液がポタポタと七の手から滴り落ちる。
「痛くないですか?」
 潰れた肉をくちゃくちゃとこね回しながら顔を上げて蝕神を見る。
「いいや。あまり痛くない。私の感覚は鈍いんだ」
「そうなんですね……」
 七が触手を握っていない腕を伸ばすと、蝕神はかさかさと下半身にある無数の節足を動かし、もたげた上半身を下げる。七の手は、躊躇うことなく蝕神の顔に触れた。
 触手はぶにぶにと生肉のように柔らかいが、身体はひとの肉と同じ弾力の皮膚を感じる。
「触神様……体温は、やっぱり低いんですね。ひんやりする……」
「寒くないか?」
「いいえ、冷たくて気持ちいいです」
 肌の感触を確かめるように七の指がそっと蝕神の頬をなぞる。瞼は無く、真っ黒な複眼が無機質に七を見ていた。
 七は蝕神の眼を見てから視線とともにゆっくりと手のひらを下げていく。
 筋張った太い首筋を撫でて逞しく盛り上がる肩を摩り、脇腹を指先でたどると、ぽこ、ぽこ、ぽこ、と小さな孔に指先がはまる。感触が面白くて、七は蝕神の脇腹に並ぶ孔を何度か往復してくりくりと弄った。
「これは……いったいなんでしょう?」
 七の瞳が好奇心に輝いている。
「空気を取り込む孔だ」
 蝕神が答える。
「空気を……」
 七は蝕神の両脇腹に手を当ててじっと胴体を観察した。
 見つめていると確かに、一定の間隔で蝕神の体が膨らむとその穴が広がり、身体が萎むと共にその穴と小さくなる。
「わぁ、本当だ」
 七は弾んだ声を上げ、空気を取り込むために広がった孔のいくつかを指を入れて塞ぐ。塞いだ孔だけ開閉が出来ず、蝕神の胴体が小刻みに揺れた。
「……七」
 苦しげに七の名前を呼ぶ蝕神の声に、七は顔を上げた。 「苦しい?」
 七が問うその表情は楽しげに歪んでいる。
「少し息苦しさを感じる。だが平気だ」
 蝕神は掠れた声でそう答え、自身の空気孔を塞ぐ七の手を握った。しかし、七の手を握る触手はそれを無理矢理はがそうとする事もなく、ただ七の手を握っている。
「下の方も、触ってもいいですか?」
 七の手が空気孔から離れ、触手の先に指を絡めて聞いた。
「ああ、いいよ」
 握り合った触手を下ろして、蝕神は自らの下半身へ七の手を導く。
 上半身よりも硬く、端くれだった長い下半身を撫で回して、七は嬉しそうに笑っていた。
「ほんとに、ムカデみたいな手触り……この足も、同じだ」
 そう言うと七は自然な所作でムカデのような節足をパキッ! と逆向きに曲げ折った。
「あ! 折れた! 案外脆いんですね……」
「そうみたいだな。折れたところは初めて見た」
 パキッ、パキッと小気味いい音に表情を綻ばせて、七は手の届く範囲の節足をひとつひとつ折っていく。
 折れた足から滴る血で床が汚れ、七の寝間着が薄桃色に染まって行く。


 
 楽し気に自身の足を手折る七を見下す蝕神の顔には、かすかな興味と、淡い慈愛が浮かんでいた。
「ムカデとは違うところもあるぞ」
 そう言うと蝕神はごそりと下半身を蠢かし、自身の身体の内側を曝け出すことにした。
 七の態度は、今まで伴侶にしてきた人間のどれとも違った。
 永く生きる神々は、その悠久の暇つぶしに人間を伴侶に迎えている。
 蝕神も人間の伴侶を得たことは数え切れない程あるが、寝所をともにした人間の数は少ない。
 蝕神の性質なのか、なにか他の理由があるのかは不明だが、蝕神の身体は快も不快も受け取らない。
 肉欲は人間だけのものではなく神々も好むものだが、蝕神は交合に快感を得られず、そのせいで興味関心が薄かった。
 また、人とは違う醜い身体は伴侶を怯えさせるだけであり、そうすることは蝕神の望みではなかったからだ。
 しかし、ここ最近伴侶として迎えた人間は、今までの善良で弱々しい伴侶たちとは違う。
 美しい見かけと裏腹に生き物を傷つけずにはいられない醜穢な心を持つこの伴侶ならどういう態度を取るのかと蝕神は悪戯のような好奇心で、己の秘密を晒したのだ。
 案の定、七の瞳は後ろ暗い興奮にギラつき、自然な仕草で蝕神の身体を傷つける。
 禍々しくも神である蝕神の肉体は損失してもいづれ元に戻る。痛みもほとんど感じない。
 蝕神は荒く熱い息を繰り返す七へ、かさこそとにじり寄り耳元で囁いた。
「ほら、見てごらん七や。私には肉の中身があるんだ。ムカデと少し違うだろう?」
 触手が七の顎をくすぐり、視線を誘導する。
 視線の先には蝕神の下半身の先端、尻尾があった。
 蝕神は硬質の尻尾をくねらせると、くるりと腹側を向ける。
 パキパキ、パキッ、と小気味いい音を立てて節と節とのあいだを開くと、尻尾の先端より少し上がぱっくりと割れた。
 硬質の外骨格の中には、肉の色をした粘膜があった。
「蛇の孔のようだろう」
 蝕神は低い声を少し弾ませて尾部を持ち上げると、孔の部分に触手の先を突っ込んだ。
 ぐちゃ、ぬちゅ
 濡れた音がする、潤んだ肉色。
 七の目は釘付けになり、ごくりと喉が鳴る。
 ぬちゃと音を立てて広がった粘膜を見せびらかして、蝕神がにやりと耳まで唇を引き上げた。
「七、触ってみるか?」
「え?! いいんですか?」
 蝕神は嘲るような低い笑い声で身体を揺らす。
「お前が気色悪くなければ触っていいぞ」
「嬉しい……」
 七は手のひらを肉色の肉壁に当てすりすりと撫でる。
 肉壁はビク、ビクと脈打ち、とろりとした粘液がか細い糸を引いている。
「うわぁ、ぬるぬるしてる……これ、手はどこまで入るかなぁ」
 指を少しずつ入れていく。ぬるぬると柔らかい肉が指を食む感触に頬を弛める七。
「はぁ……あぁ……すごい……手が、全部食べられちゃう……」
 ぐちゅっ、ぐちっ、ぬちゅ
 肉穴の中を一心不乱に手でかき混ぜる七を、蝕神は長い身体をぐねりと曲げて至近距離で見つめる。
 ハッと顔を上げた七は、眉を下げバツが悪そうに目を泳がせた。
「あっ……ごめんなさい……い、たい、ですか?」
「いいや、特に何も感じない。お前の顔が楽しそうだから」
 怯えた顔で伺う七へ、蝕神は長い身体を屈め少年の薄い唇にそっと口付けた。
「ん!?」
 七の喉から驚きの呻きが漏れる。薄い唇が緊張に引き結ばれたのは一瞬だけだった。
「ん……ぁ、ぅ」
 七の唇から力が抜け、ゆるく開く。
 細い腕が蝕神の太い首に絡まり、頬を真っ赤に染めながらも七は蝕神の口付けを受け入れる。
 開いた唇のあいだから、蝕神の舌が複数、七の口の中に入り込みうぞうぞと動き回る。
「あう……んぅ……ふ、ぁぁ~……」
 七は蝕神の複数の舌に口内を舐め回され、華奢な身体を震わせ、甘い声を漏らしている。
 下半身が、もじもじと控えめに蝕神の硬い外骨格に擦り寄せられている。
 蝕神は興奮する七を、じっと複眼で見つめていた。
 整った造形をした七が、己の醜い身体を見て、害して、ふっくらとした丸い頬を赤らめて興奮するさまは、蝕神の心に充足感をもたらした。
「あぅ……ん、蝕神さま……」
 柔らかくほてった頬を触手で撫でると、七はそれをぎゅっと握り、頬をすり寄せて甘えた。
 七の仕草に、蝕神は他の触手も伸ばし、長い胴体をも巻きつけ、閉じ込めるように七の華奢な肉体を抱き締めた。
「あぁ……蝕神様」
 触手に抱きしめられた七が甘く息を吐く
「七……かわいい七」
 蝕神の低い声が、七の耳にかかる。
 巻きつけた長い触手で、華奢な身体を摩り、より一層強く尾部を絡めると、突然「ふぁっ!」と大きな声を上げた七。
「どうした? 痛かったか?」
 蝕神は驚き、絡まった身体を離す。
 ふるふると震えている七は、目を潤ませて下腹のあたりの衣をぎゅぅと握りしめている。
「い、いえ……あのっ、えっと……」
 視線をうろうろと彷徨わせて、言い淀む七。
 強く隠すように衣を握りしめるその姿に、蝕神はふと、ひとの身体のしくみを思い出し「気をやったのか?」と静かに問う。
「ふあっ!? あ、あの……えっと……はい」
 蝕神の問いに七は肩を跳ねさせ、ますます俯いたあと、蚊の鳴くような声で肯定した。
 蝕神は、うぞうぞと無数の足を動かして小さく俯く七の周りをぐるりと囲むと七の背を優しく撫で、赤い耳に囁いた。
「見せてほしい」
「え?」
「七の魔羅を見たい」
 蝕神の黒い目がじっと七の目を見つめている。柔らかい触手がスルスルと伸びて七の頬を、首を撫でていく。
「あう、う……はい」
 蝕神にねだられ、七は紅潮した顔で頷くと身体の力を抜いた。それを待ちかねたように触手が手早く、スルスルと衣服を剥ぎ取った。
 裸になった七の裸体は可憐であった。
 白くみずみずしい肌に、青年へと成長し始めたすらりと伸びた手足。
 つるりとした胸、腹、そしてわずかな下生えを押し分けるように、いまだ上を向いてピクピクしている若い茎。
 蝕神は長い身体を下げて七の魔羅をまじまじと見つめる。
「あ、ぅぅ……」
 あまりにも近くで見つめられて、七は真っ赤な顔を腕で覆った。
「どうした?」
「は、恥ずかしい……です……」
 首まで赤くしてくぐもった声で七は応える。
「恥ずかしいがらずとも良い。七は魔羅までかわいいなぁ」
 蝕神の声には、うっとりと熱がこもっていた。それは当の蝕神さえも気づかないかすかな熱。
 しかし、身体は熱情に正直に動いて七の身体に触手を巻きつけ撫でさすり、複数ある舌は七の魔羅に絡みついた。



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鶯命丹 2023/12/03 16:51

淫魔ショタ×ガチムチおっさんヴィーニャ編

【あらすじ】
 不器用空回り系、黒山羊下半身の褐色淫魔ヴィーニャくんが、ラーイと健介との研修を終えた後、お気に入りの宿主を見つけた話。
 全文14000文字程度
 3Pのおまけストーリーあり(3000文字程度)
 おまけは支援者様限定

【傾向】
 ショタ攻め、ガチムチ受け、攻めフェラ、尻舐め、手マン、潮吹き、♡喘ぎ、濁点喘ぎ

【登場人物】
 ヴィーニャ――攻め、褐色の肌と黒山羊の下半身、黒山羊のツノを持つ淫魔。17、8歳くらいの青少年期の外見をしてるが、生まれて間もないばぶちゃん。元気でやる気はあるけど不器用で空回りしがちなダメダメ淫魔。
 肉厚で食い出がありそうな人が好きらしいことがわかった

 熊谷保憲くまややすのり――受け、髭面眼鏡のコックさん。ガタイが良く、強面で前科者・ヤクザって友達に揶揄われてる。絶対格闘技やってたでしょ?柔道部?ってよく言われるけど手芸部だった。
 顔が怖くて子どもに泣かれちゃうけど本人は子ども好きだし困った人をほっとけない心優しい男。親の残した小さなレストランを営んでいる。美味しいので繁盛してる。
 おじさんて言われると気になる30代前半。


 

【おまけあらすじ】
 せっかく見つけた好みの人間なのになかなかえっちできないよぉふえぇ……ってなったヴィーニャ君がラーイお兄ちゃんのところに行って健介の精気をもらう話。3P。

 
【傾向】
 ショタ攻め、ガチムチ受け、攻めふたり×受けひとりの3P、イラマチオ、串刺し、窒息、潮吹き、♡喘ぎ、濁点喘ぎ
 
【登場人物】 
 ラーイ――金髪で色白、華奢で儚げな天使みたいな容姿してどこに出しても恥ずかしくない強欲で淫乱な淫魔。
 宿主の健介を快楽責めにして食い荒らすのが好き。

 健介――ラーイの宿主。ガチムチのドM。精気をドチャクソ喰われるのが好き。淫紋があるので死後の魂もラーイのもの。

 おまけ(3000文字程度)は支援者様限定。
  
――――――――――――――――
 
「よーし、腹いっぱいにもなったし頑張って獲物探すぞー!」
 ヴィーニャの元気いっぱいはりきった声が夜空に響いていた。
 ――しかし数日後……
「だめだ……全然いい奴見つからない……」
 意気込みむなしくヴィーニャはすっかり飢えて、裏路地にしゃがみ込んでしまった。
 獣の脚と同じ毛皮に覆われた脚を折り、膝を抱えた腕に顔を伏せる。
「おれ……やっぱり淫魔の才能無いのかなぁ……」
 涙に詰まったひとり言をぽつりと呟いて、ヴィーニャが鼻を啜ったその時……
「おい、大丈夫か?」
 低い声が、ヴィーニャの頭上から落ちてくる。
「えっ?」
 飢えで涙目になっていたヴィーニャが顔をあげると、心配そうに眉をひそめたメガネをかけた髭面の男が屈み込んでいた。
 真っ白く、襟の少し高い服に身を包んだ男は、男らしく角ばった顎を噛み締め、髭に囲まれた口角をへの字にさげている。太い眉が気遣わしげに下げられているが、見ようによっては険しい表情にも見える強面だった。
 少し曲げた膝に付いた手は大きく筋張っていて、突っ張っている腕は筋肉質で太い。
 男盛りと言った様相の男を視界に捉えた途端、ヴィーニャの胸が高鳴り、身体の奥が熱をもつ。
「あ……見つけた……」
 ヴィーニャの淫魔としての本能が悟った。
 目の前の男こそ、自分の好物である。と――
 ヴィーニャは飛び上がるように立つと男の逞しい肩をガッと掴んで詰め寄った。
 間近に覗き込む男の目は驚愕に見開かれていたが、そんな表情さえ、ヴィーニャの鼓動を早くする。
 男の黒目に、喜色満面な自身の顔が映り込んで、ヴィーニャは更に破顔した。
「おれ、ヴィーニャって言います! あ、あの、あのっ! ご、ご飯っ、食べさせてください!」
 ヴィーニャの勢いに気圧され、折っていた膝を伸ばして上体を引いてた男。
 驚愕にぽかんと口を開き、呆然とした目でヴィーニャを見ていたが一瞬ののち、ぶふっと吹き出した。
 男くさく厳しい顔が、破顔により一気に親しみやすくなる。
 男はくつくつと肩を震わせて笑っていたが、大きく息を吐くとヴィーニャを見た。
「すっげえ正直だな! いいよいいよ。飯食わせてやるからこっちおいで」
 笑って頷く表情は案外柔らかい。
 そんな表情すらヴィーニャの食欲を刺激する。
「はぁ~い♡」
 目尻にほんの少し皺の寄った男の顔を見つめ、ヴィーニャは久しぶりのご飯の予感に、胸と股間を熱くして男の後に続いたのだった。
 
 しかし……
 ヴィーニャが俯いていたのは建物と建物のあいだ、狭い路地である。
 その狭い路地を形成している片方の小さな建物の裏口に入っていく男を追うと、そこは小さなレストランだった。
 ヴィーニャは物珍しさにキョロキョロと視線を動かしていると、前を歩いていた男が振り返って言った。
「そこに座ってろ。今準備する」
 男が視線で指すカウンターの一席に腰掛けると、奥にあるキッチンへ入って行く男。
 見える男の背中の逞しさにニヤニヤと相好を崩しているが、ヴィーニャはかすかに誤解が生まれていることを予感していた。
「もしかして……言葉通りの意味だと思われてる……よね。これ」
 どうやって訂正しようか……言葉を探っているうちに、男は手に皿を持ってヴィーニャの前に現れた。
「おまちどうさん。賄いで悪いが、まだ残ってるから好きなだけ食えよ」
 男は破顔してヴィーニャの前に皿を置くと、大きな手でぐしゃぐしゃと頭を撫でた。
「うわっ! あ、ありがとう……いただきます……」
 ――ご飯からでもまぁ、なんとか、微かに精気を頂けるから良いか。
 ヴィーニャは諦めにも似た思いで目の前の料理を口に運ぶ。
「うわ! 美味い! おじさんこれ超美味い!」
 ヴィーニャは瞳をきらめかせて男を見上げた。
 うまいうまいと思わず口から感想が漏れてしまうヴィーニャの姿に破顔した男は照れくさそうに首を摩る。
「そんなに喜ばれると嬉しいもんだな。どんどん食えよ」
 男の言葉を待つまでもなくヴィーニャは料理にがっついた。
「おじさんて、コックさんなの?」
 がっつきながらヴィーニャが質問する。
「ああ、小さい店だけどな。ここは俺の親父から受け継いでんだ」
 男は熊谷保憲(くまややすのり)と言う名であり、この小さなレストランを営む料理人であると言う。
 「あー、ぽい! おじさんおっきくて料理上手そう。料理上手のクマっぽい」
 ヴィーニャがなんとも感覚的な感想を言うと熊田は「たしかに。昔から身体が大きくて、名前も熊田だし、クマって呼ばれてたなぁ」と口髭に覆われた口を大きく開けて朗らかに笑った。
 
 すっかり胃袋を掴まれたヴィーニャはクマの元に足繁く通う事になった。
 
 小さなレストランはなかなかに繁盛している。
「クマ! 3番テーブルランチB2つ!」
「おう! これは1番さんだ!」
「はぁい!」
 ヴィーニャは賄いだけでいいからここに置いてください! と頼み込んだ。
 最初は渋ったクマだったが、路地でうずくまるヴィーニャに声をかけるくらいのお人よしだ。
 最終的にはヴィーニャの頼みを断りきれず「本当に賄いしか出ないぞ」と言い承諾してくれた。
 ヴィーニャにとってはなんとかクマとの接点も持ち続けるための苦肉の策であったが、店の仕事はなかなか楽しい。
 人間ごっこを楽しむヴィーニャに、クマも、店の常連たちも暖かい眼差しを向けている。
「ヴィーニャ君とこうしているとな……なんか、子どもがいたらこんな感じかなって思うことがあるよ」
 クマは目を細めて穏やかに笑っている。
 顎髭の中で厚く男らしい唇の端がくっと上がったその男らしい笑顔に、ヴィーニャの胸が高鳴った。
「おれも、クマと一緒にいると楽しいよ」
 ――おれら式の食事もできたらもっと楽しいんだけど……
 クマの隣、同じソファーに腰掛けてヴィーニャはときめきと煩悶を味わっていた。



「クマとは良い感じだけど、魅了の魔法がうまく効かないのかなぁ……なぁんか、いまいちエロい空気にならないんだよなぁ」
 クマの店に居候するようになって数ヶ月――ヴィーニャはいまだにクマと清い関係のままであった。
「クマの作るご飯も、精気がこもってて美味いけど……そろそろ精液も食べたいなぁ……ラーイのとこ行こ〜」
 ヴィーニャは与えられた部屋から出て階段を降りて行く。
 クマの店のある建物は、上階が居住スペースとなっていた。
 玄関に向かうヴィーニャの背後から、クマが声をかけた。
「ヴィーニャ君、出かけるのか?」
「うん! ちょっと友達んとこ行ってくる」
「夜遅いから気をつけろよ? 鍵は持ったか?」
 クマは眼鏡の奥の目をすがめて渋面を作る。一見すると不機嫌で威圧的な表情だが、これは心配している顔だ。
「おれ、淫魔だよ。心配すんなって!」
 不安げに顔を曇らせるクマに笑いかけてヴィーニャはドアノブを捻る。
「鍵も持ったから先に寝てて。行ってきます!」
「おう」
 クマの渋面に明るく手を振り、ヴィーニャは玄関を飛び出した。


――――――――――――――――
「ただいま〜。はぁ〜楽しかったぁ~……クマ、もう寝ちゃったかな?」
 玄関ドアを開けて、ヴィーニャが階段を登ると、暗く静かなリビングが出迎えてくれた。
 しん、と冷えたリビングにクマの気配は無い。
 淫魔であるので暗い部屋でも困らないヴィーニャが時計を見ると、いつもならまだクマはリビングでくつろいでいたり、キッチンで料理の研究をしていたりするような時間だ。
「珍し~な……クマぁ……」
 訝しみながらリビングを抜け、クマの部屋の前に来たヴィーニャがはた、と足を止めた
 ヴィーニャの鼻腔に濃い精気の匂いが漂ってくる。
 驚きと、歓喜に大きく息を吸い込んだヴィーニャは目の前の扉を勢いよく開け放った。
 そこにはベッドの上に仰向けになって、自身の陰茎を扱くクマの姿があった。
「あっ! こ、こらっ! 突然開けるなっばかっ! 早く出てけっ!」
 急に現れた同居人の姿に気付いたクマが、顔を真っ赤に染めて怒鳴る。
 しかし、ヴィーニャは命令に反してにまにまと顔を綻ばせて小走りにベッドへと乗りあがった。
 局部を隠そうとするクマの手を握り退けると「まぁまぁ! おれに任せてよぉ~」と大きく口を開けて勃起した陰茎に食い付いた。
「お゛っ♡こ、こらっ! あ゛っ、まてっ、あぅ……うぅっやめ、ろっヴィーニャ、あ゛っ♡」
 クマは腰を引き、太い腕でヴィーニャの肩を掴むと必死に逃げようとする。
 しかし、ヴィーニャはクマの太い腰にしがみつく。
 喉の奥まで勃起肉を飲み込み、じゅる♡じゅるるっ♡、と音を立てて硬い肉を啜り、舌を絡めてむしゃぶりついた。
「ん……♡はぁっ♡ふぁ……♡クマのちんぽ、うまぁ♡ずっと食いたい♡って思ってたんだぁ♡クマには性欲ないと思ってぇ遠慮してたんだけど……オナニーするなら言ってくれれば良かったのに♡」
「んおッ♡ヴィーニャッ♡ヴィーニャくんッ♡こらっ♡やめろっ! あ゛っ♡だめ、ダメだッ♡口、離してくれ゛ッ♡こんな……あ゛ッ♡咥えるなんて、あっ♡やめてくれ゛ッ♡」
 クマは拒否する言葉を繰り返しつつも、腰はひくひくと揺れ、太く逞しい足がぐっ、とシーツを蹴り、快感に伸び始めている。
「クマ気持ちいい? ちんちんびくびくしてるぅ……はぁ、嬉し~♡早く射精しろ~♡新鮮精子飲ませろ~♡」
 ヴィーニャがねっとりとした我慢汁と、唾液にまみれた口内で根本からカリ首まで扱き、強く吸う。
 とぷとぷと我慢汁を溢れさせる鈴口を、舌先でちろちろとくすぐる。
「ゔゔぅッ♡あっ♡待て! 待っ♡ん゛ん゛ッ♡あ゛あ゛ッ♡」
「我慢しなくていいんだって〜♡早く♡早く♡精子出せ♡いっぱい精液飲ませろ〜♡」
 ヴィーニャはにこにこと機嫌良く手淫を施し、喉奥まで勃起ちんぽを咥えると、張り詰めた肉が口内でびゅくっ♡びゅくっ♡と収縮する。喉奥に勢いよく精液が叩きつけられた。
「ン゛ッ! お゛ッ♡お゛ッ♡ゔぅ゛ッ、あ゛♡あ゛あ゛っ♡」
「あぁ~うま♡ねぇ、ねぇ♡もっとしよ? 俺、もっといっぱいクマの精気ほし~♡」
「あ゛っ! おいっ! だめだっあ゛♡ど、どこ触ってんだっあぁ♡ぅぐぅ♡」
 射精の余韻にびく、びく、と収縮するちんぽを舐めしゃぶりながら、むっちりとした尻肉をかき分けて窄まっている尻穴をぐにぐに揉むヴィーニャ。
 クマはヴィーニャの細い指から与えられる刺激にかすかに腰を揺らしながら、いたずらを止めさせようと手を伸ばす。
 しかし、クマが止めるよりもヴィーニャの細い手がクマの膝裏を掴む方が早かった。
 重量のある男の足を軽々と持ち上げると、クマの尻穴はあっけなく天井へと晒されてしまった。
 窄まりを隠そうと手を伸ばして、クマは顔を真っ赤にした。頭の方へ足が来ているせいで苦し気な声が必死に叫んでいる。
「うお゛っ! こらっ! ヴィーニャッやめろっは、離せっ!」
「大丈夫大丈夫。ちゃんと研修も受けたし、きちんと気持ち良くしてあげるから、ね♡」
 怒鳴るクマを無視して膝裏を持ち上げたヴィーニャは、少年らしい無邪気な笑みを浮かべると、れぇ、と舌を伸ばしクマの晒された秘所を舐めた。
「い゛ひぃっ! やめろっ! あ゛っ♡いやだ、あっ♡だめっ、あ゛ぁ゛♡」
「らめ? そうなの? でもクマの雄尻は俺の舌でペロペロするたびきゅん♡きゅん♡て締まって嬉しそうだよ? ほら♡」
「んぉぉッ♡やめ♡らめらぁ♡あ゛っ♡あ゛っ♡ぁひぃぃん゛♡」
 ヴィーニャが舌を広げて尻穴から会陰をれぇ♡と舐る。
「ほらぁ♡気持ちいいでしょ? んっ♡はぁ♡……たくさんペロペロするからトロトロケツマンコになってね♡」
 ドロドロと唾液にまみれたヴィーニャの舌が、ひく♡ひく♡と蠢く肉の輪を舐り、ちゅぷっ♡と音を立てて侵入していく。
「ああぁ〜ッ♡やだ♡やら♡うぅぅッ♡ヴィーニャくん゛ッ♡らめッ♡それやら゛っ♡」
「ほれっへ? どれ? ベロちゅぽちゅぽするやつ?」
 ヴィーニャはクマの雄尻に尖らせた舌先を細かく何度も突き入れた。
 ちゅぽッ♡ちゅぽッ♡ちゅぽッ♡といやらしい音が部屋にこだまする。
「お゛ッ♡おぉッ♡それぇ゛ッ♡それやめ゛ッ♡め゛ッ♡あ゛あ゛ぁ゛ッ♡」
 ぢゅぷぷぷッ♡と長く濡れた音を立ててヴィーニャの舌がクマの尻穴に深く入り込む。
「ヴィーニャッ♡ヴィーニャく、ん゛ん゛ッ♡舌♡舌抜いて♡抜いてぐれ゛ぇ゛ッ♡ナカやら゛♡変らから゛ぁ゛ッ♡」
 きゅぅ、きゅぅとヴィーニャの舌を締め付けるクマの雄尻のフチ。クマは驚愕に瞳を見開きながら、喘ぎ、逞しい肉体をくねらせている。
 温かく濡れた粘膜を味わうようにヴィーニャの舌先が跳ねまわった。
「ダメなの? じゃあ指にするね」
 言うと、ヴィーニャは指をねっとりとくわえ舐め、それをクマの尻穴にゆっくりと挿入していく。
「あ゛ぉ゛ぉ゛♡お♡お゛ッ……ふぅぅ♡指、おぉっ♡指、だめだっ♡指あ゛あ゛っ」
「指の何がダメ? 痛い?」
「いだぐ、ないそこ♡、ぐりぐりやめ゛お゛ッ♡……へんに、なる゛ぅ゛♡」
「らいじょぶらっへ♡変じゃらくて気持ちいいだよ♡」
 初めての快感に分厚い肉体をびくつかせて戸惑うクマのことを宥めながら、ヴィーニャはとろりと唾液をたたえた舌を尻穴へ差し込み、肉の輪の内側を舐めた。
 更に唾液をまぶしてぬるぬるになった指でゆっくりと腸壁を揉み、抽送の快感を身体に刻み込んだ。
「ん゛あ゛ぁ゛ッ♡あ゛ッ♡ひぃ、ん゛っ♡ゆび♡ゆびやめ゛っ♡え゛ぇ゛♡」
「指ダメ? そうかなぁ? クマの雄尻は俺の指がぬぷぷって入るたび嬉しそうにひくひく♡って、してるし、出て行こうとするときゅぅ♡ってしゃぶりついてくるよ? ほら、ここだってコリコリ♡ってするの気持ちいい〜♡って雄尻が跳ねてる♡」
「ぐお゛ぉ゛♡お゛ッ♡や゛め゛ッ♡オ゛ォ゛ォ゛♡ほッ♡お゛ッ♡お゛ォ゛ォ゛〜ッ♡」
 ヴィーニャのほっそりとした指が抵抗もなく体内へ侵入してくる感触にクマは潤んだ目を見開き、抜けて行く感触にぞくぞくと肌を粟立てた。そして腹側を柔く指で押されると頭がのけ反るほどにきつい快感がクマの肉体を襲う。
 クマの理性はやめてくれと懇願するが、肉体はあられもない吠え声をあげ、腰をヘコヘコ♡と揺らしヴィーニャの与える快感を貪欲に求めていた。
「ちんぽもまたバッキバキに勃起してるし、ドロドロ我慢汁が溢れてきてるよ♡かっこいい勃起ちんぽ♡いっぱい精液出せ♡」
 ヴィーニャは可憐な唇で鈴口に吸い付き、太い幹に舌を這わせながら、更に増やした指で前立腺を揉み尻穴をほぐした。
「あ゛ッ♡あ゛ッ♡ア゛ア゛ァ゛ァ゛♡ヴィーニャぐッ♡ゔお゛ッ♡ほお゛ぉ゛ッ♡」
 快感に、クマの肉厚で毛深い身体がぐね、ぐね、とくねる。
 逞しい腰が痙攣のように跳ね、前立腺を揉むたびにぴゅっ♡ぴゅっ♡と潮が吹き出ていた。
「ぶはっ! ははは♡すっげ〜、クマってばメスイキ潮吹きしまくってる!」
「ほひっ♡ヒィッ♡い゛い゛ッ♡ひぃ゛ぃ゛ッ♡」
 自ら漏らした潮にまみれ強すぎる快感に歯を食いしばるクマを見下ろしてヴィーニャは舌なめずりをすると自身の下半身でそびえ立つ勃起ちんぽをしごく。
「そろそろいいかな~♡」
 勃起ちんぽを尻穴に当てるヴィーニャはわざと自身の我慢汁を塗り付けるようにひく♡ひく♡と口を開ける尻穴へ亀頭を擦り付けた。
「あっ♡ふ、ぅぅっ♡ヴィーニャ、まっへ♡あう♡熱いの……擦り付けんな♡あ゛っ♡」
 すっかり尻穴が敏感になったクマは、亀頭が擦れるたびに低く掠れた嬌声をあげ、どっしりとした身体を卑猥にくねらせている。
「あっつくてヌルヌルの亀頭で、雄尻の穴擦られるの気持ちいいでしょ〜? クマがエッチだから俺も我慢汁ドロドロになってるんだよ♡」
「んあっ♡あっ♡……ダメだ……ダメだって……こんな……」
「ダメなの? どうして? クマは、俺のこと……嫌い?」
 端正な眉を下げて哀しげな表情をするヴィーニャに正面から覗き込まれて、クマはぐっ、と息を詰める。
「き、嫌いじゃない……ヴィーニャ君のことは、好きだけど……それは、弟とか、子どもみたいに思ってて……」
「好きなら良いじゃん! 俺はずっと、クマとえっちしたいって思ってたよ。それに、雄尻の中の気持ちいいとこ、熱くて硬い勃起ちんぽでぐりぐりされたらすっげー気持ちいいよ? やってみたくない?」
 硬く張り詰め、ぬるぬるの体液をまとった勃起ちんぽを、真っ赤に熟れ、ひく♡ひく♡と開閉する穴へ擦りつけるヴィーニャ。
「んっ♡……それは……く♡あっ♡」
 催淫効果の含む体液を弱い粘膜に塗り付けられ、強い快楽を味わった人間の肉体は、淫魔の囁きを拒絶し切れない。
「じゃあ入れるね♡雄尻の穴、力入れて広げといて♡」
 ヴィーニャの言葉に思わずクマは眉根を寄せて、ぐっといきむ。
 広がった穴に、ぐちゅっ♡、と音を立ててゆっくりと体内に埋まっていくヴィーニャの勃起ちんぽ。
「ン゛ォ゛♡お゛お゛ぉ゛ッ♡ほッ♡お゛ッ♡ほぉ゛っ♡お゛ォ゛ォ゛〜♡」
 ずる、ぬぢゅっ……ぬぷぷぷッ♡
 体内の粘膜を擦り上げ侵略してくる熱く硬い肉棒にクマの肉体は痺れるような甘美で強烈な快楽に支配される。
 快楽に迸る吠え声を上げながら、クマは戸惑った表情を浮かべいる。
「俺のよだれでべちょべちょにしたし、ちんちんも我慢汁まみれでねとねとだから、初めてのクマもちゃんと気持ちくなれてるよな? なぁ? 気持ちいいよな? 俺はぁ……あッ♡う、ぁ♡ああっ♡超、気持ちいいぃぃ♡」
「うぅッ♡い゛い゛っ♡い゛い゛ぃ゛ぃ゛ッ♡ヴィー、に゛ゃ゛ッ♡あ゛っ♡ら゛め゛ら゛ぁ゛~♡ぐる゛ッ♡変なの゛ぐる゛ぅ゛ッ♡い゛い゛ぃ゛ン゛ッ♡イ゛ぐッ♡イ゛ぐぅ゛ぅ゛ッ♡ゔゔゔッ♡」
 ヴィーニャの勃起ちんぽがゴリゴリゴリッ♡と腸壁を擦り上げ、最奥を突くたびに、クマの肉棒から潮が噴き出している。
 ヴィーニャが獣の毛に覆われた細い腰を引くたびにずるずる♡と快感に狭まる肉筒を擦りながら抜けて行く勃起ちんぽを惜しむように尻穴のフチが壺口となってしゃぶりつく。
 抽送のたびに、びくんッ♡びくんッ♡と巨躯を跳ねさせているクマの太い腕が、逞しい足が、ヴィーニャの身体にしがみつく。
「あぉ゛ン゛ッ♡お゛ッ♡おぉッ♡おほ♡ほッ♡ぉ゛お゛お゛〜ッ♡」
「あ♡キツッ♡ちんぽがクマの雄尻に搾られてるぅ♡出そ♡ああっ♡んんッ♡も、だめ♡もう出ちゃう♡あッ♡♡出るン゛ッ♡」
 クマのうねる雄尻の奥へ、ぐりぐりと亀頭を押し付け、細い腰をへコヘコ♡と揺らして、ヴィーニャは貪欲に、最後の一滴まで残らず、クマの雄膣のナカへと精液を吐き出した。
「んんッ♡ふっ……ん、はぁぁ~♡気持ちいい~♡ねぇ、気持ちよかったよね? クマ」
 クマの巨体にしがみついて頬擦りしながら語りかけると、クマの眉尻は下がり、眼鏡の奥の目を潤ませている。
「んっ♡うっ♡……はっ♡……お、お、れは……こんな……ヴィーニャ君のこと、息子のように、思ってた……のに……」
 事後の、色を滲ませた荒い息を吐きながら、鼻声でぐずぐずと呟くクマの髭面にちゅっ♡ちゅっ♡と口付けを落としながらヴィーニャは機嫌よく微笑む。
「えぇ〜? おれだって、クマのことお父さんみたいに思ってるよ♡お父さんとえっちするの気持ちいいね♡……ん、ぁぁ……♡クマの泣き顔、かわいい♡またちんちんバキバキになってきちゃった♡」
 少年らしく快活に微笑んでいたヴィーニャが、とろりと瞳を淫靡に蕩かせ、硬さの蘇った肉棒をぐちゅっ♡ぐぢゅっ♡と抽送し始めた。
「あ゛ッ♡だめっ♡だめだッ♡ちがうっ、む、すこっ♡……息子と、こんな、あっ♡あッ♡あ゛ッ♡ん゛ぁ゛ぁ゛ッ♡」
「えぇ〜、だめ? 気持ちよくない? 痛い?」
 ヴィーニャが腰を打ちつけながらしょんぼりとした顔で尋ねると、クマの眉根にシワが寄り、ぐぅ、と唇を噛み締めた。淫蕩に潤んだ瞳はひそかに、ヴィーニャの与える法悦をねだっている。
「い゛ッ♡ひッ♡い゛い゛ッ♡い、痛く、ないっ……あ゛ッ♡き、気持ちいい♡……ひ♡いいッ♡いいぃ゛〜ッ♡い゛い゛ぃ゛ッ♡い゛い゛ぞッ♡ヴィーニャッ♡きもちい゛い゛ぃ゛ぃ゛〜ッ♡」
「よかった~♡クマもきもちイイよね♡あっ♡雄尻ぐにゃぐにゃしてる♡かわいい♡クマの雄尻に、俺のちんちんしゃぶられてる♡たまんない♡」
 パチッ♡パチッ♡と肌を打つ激しい音がする。
 ぐちゅ♡ぬぢゅっ♡、と交じる粘膜が立てる、いやらしい水音が絶え間なく響く。
「ふぉ゛ッ♡お゛ッ♡ケツい゛い゛ぃ゛ッ♡♡むすこのちんぽ♡ケツでちんぽしゃぶるのぉ゛♡イ゛イ゛〜ッ♡むすこちんぽぎも゛ぢィ゛ィ゛ィ゛ッ♡」
クマの背がぎゅっと丸まり、身体全ての筋肉が緊張する。逞しい手足がヴィーニャの細い身体にしがみつき、濡れて痙攣する腸壁がぎゅぅぅッ♡と締まった。
「あははッ♡めちゃくちゃ締まった♡ちんぽ取れそうッ♡♡精液搾り上手♡クマ、息子ちんぽきもちいい? これからいっぱいしよーね♡おれ、クマの精気すごい好き♡クマの精気ずっと欲しい♡おれのこと息子って思ってくれて嬉しい♡あっ♡出るッ♡クマパパの雄尻の奥に、息子のおれが種付けするッ♡良いだろ? 良いよ♡って言って? パパの奥に種付けしていい♡って言って?」
「ふぉ゛ッ♡お゛ッ♡お゛ぉ゛ッ♡お゛ん゛っ♡お゛ッ♡い゛い゛ッ♡♡い゛い゛ぃ゛ッ♡♡パパの゛お゛ぐ♡おぐぎでぐれ゛ッ♡パパの゛な゛がッ♡な゛がに゛種付けッ♡精液出じでほじぃ゛ッ♡い゛い゛ぃ゛ッ♡」
「あっ♡うれしい♡いっぱい出すッ♡パパに種付けするッ♡クマパパの奥にいっぱい出すッ♡あっ♡あぅッ♡出る、出ちゃうッ♡ん゛ん゛ぅ゛ッ♡」
 ヴィーニャは狭まりうねる腸壁に搾られるまま、亀頭を最奥の肉へと擦り付け、精液を叩きつけた。
「ン゛ッ♡んぉ゛ッ♡お゛ッ♡……ふぅ゛ッ♡……ぐ、ぅ゛♡」
 ぐりぐり♡くちゅくちゅ♡と残滓を吐き出すためのゆるい腰振りにさえ、クマは低く蕩けた唸り声を上げ、肉体を跳ねさせている。
「はぁッ♡はぁっ♡……はぁぁ〜♡……気持ち良かったぁ♡クマの精気すげぇ美味かった〜♡」
 淫らに蕩けた表情で、虚空を見つめるクマの顔に、ちゅっ♡ちゅっ♡と執拗に口付けを降らせる喜色満面のヴィーニャ。絶頂の余韻に震え続ける肉厚の身体をぎゅっ♡と抱きしめて赤くほてった耳に唇を寄せた。
「クマ、これからずぅっと一緒だよ♡」
 そう囁くヴィーニャの言葉に呼応するように、クマの下腹部に不思議な紋様が浮かび上り、明滅していた。



 ―― 了 ――
 

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鶯命丹 2023/11/25 00:00

ハロウィンの夜に怖い目にあう子豚ちゃんの話

ハロウィンの夜に怖い目にあう子豚ちゃんの話。
ゲームブック風にオチを三種類書きました。
バッドエンド二つ
トゥルーエンド一つ


怖さもオチも大したことないのですが、楽しんでもらえたら嬉しいです。
エロはない。
全文2400文字
オチ部分は200文字程度しかないです
――――――――――――――――――――
 
「トリックオアトリート」
 小さな子どもの声に厚司は驚いて振り返る。
 膝くらいの背丈の白い布を纏った子どもが小さなジャックオランタンを持って立っていた。
「こ、んなとこまで来たのか? ずいぶんと広まってんだなぁ」
「トリックオアトリート」
 動揺を隠して話す厚司の言葉を無視して子どもは同じ言葉を繰り返す。
「あ、あ〜……家に戻れば何かあると思う……けど……」
 既に暗くなった山道を小さなランタンの灯りだけで登らせるには忍びない。
 どうするべきかと悩んでいると子どもが一歩進んで近づいてきた。
 白い布がふわっと揺れる。すきまから細い二本の足がのぞき見えた。それが異様に細長く見えて厚司の背すじがゾッと怖気だつ。
「トリック オア トリート」
 一歩近づく足。
 よく見ると裸足だ。
 爪がボロボロになっている。
 揺れるランタンの灯りに浮かび上がる赤黒く汚れた足。
 厚司は、異様さに後退る。
 はっ、はっ、と短い呼吸を繰り返し叫び出すのを抑え込む。
 厚司は、今すぐこの子どもに背を向け家に向かって駆け出したかった。しかし、得体の知れない相手に背を向ける勇気がでない。
 子どもを見つめたままじりじりとすり足で後退り続ける厚司と、ひた、ひたと歩く子どもの距離はどんどん縮まっていく。
 すぅ……と子どもの手が白い布の下から持ち上がり、赤黒く汚れた手のひらが厚司に向けられた。
 むわっと蒸れた不快なにおいが鼻をつく。
「っ……」
 思わず鼻を腕で覆って息を呑む厚司の目前。
 あと一歩。
 短い手が触れる直前の距離まで近づいてきた。
 上がった手に比例して白い布が落ちていく。
 音もなく地面に落ちた白い布の中には、無数の小さな子どもの顔が寄り固まっていた。
 いたいけな顔がぺったりと互いに張り付いて、ぶにゅりと潰れたり、歪んだりしながら巨大な顔を形成している。そこから、枯れ枝のように細長い手足が、のびていた。
「っ……あ?」
 厚司の喉は、間抜けな音を立てた。
 ――なんだ? あれ。
 恐怖と驚愕に支配された思考を置いてけぼりにして、厚司の身体はパッと駆け出した。
「はっ、はっはっ……はぁっ、はぁっはっ……ぐっ」
 暗い山道を、得体の知れない生き物から背を向けて、必死に走る。
 不気味な気配は、ぴったりと厚司の背中に張り付いたままだったが振り返る勇気はなかった。
 ト リックオアトリート
 トリ ック
 あはは
 はははは は
 ひひ、ひひ、ひひ、ひひ
 楽しげな子どもたちの声がする。
 真っ暗な闇の中をガサガサ、ガサガサガサガサ、ガサガサガサガサ、不気味な物音が追って来ていた。
「はっ、はっ……ひ、はぁっ! はっ」
 厚司はただひたすら走った。思考は放棄する。
 恐怖も疑問も不安も疲労も何もかも考えずただただ走った。
 何事かを考えた瞬間、足がもつれて転ぶと確信していた。
 うなじにかかる生暖かい息は無視した。
 待って待って 待って
 あははあ はは
 声はずっと追ってくる。
 楽しい鬼ごっこをしているのだと錯覚するほど、馬鹿みたいにゲラゲラと笑う声だけがずっとずっと追って来ていた。
 喉が裂けたように痛む。
 肺が膨らんでる気がしない。
 汗が目に入り酷く沁みたが、構わず目を開き、必死に前だけを見た。
 真っ暗な道を必死に走り続けようやく見えた家の灯り。
 厚司に思考が戻って来る。
「たすっ! げほっ……ぅぐ……うぅ……」
 乾燥した喉は言葉にならない息を漏らすことで精いっぱいだった。
 走る事以外に脳を使った弊害に、厚司の足がもつれて地面に倒れ込む。
 ――あ、終わった。
 倒れた衝撃と、勢いよく地面をすべって行く痛みの中で、背後の気配が喜色満面に笑んだのがわかった。
 足の先から怖気立つ気配の塊が覆い被さり捕らえられたと思った瞬間――
 背を覆ったのは小さな重みと、慣れ親しんだひんやりとした体温だった。
 ――咲夜だ。
 気づいたが、顔は上げられなかった。
 貴人を前に平伏する奴○のようにうずくまり、地面に顔を擦り付け、きつく目を閉じてアイツを見ないようにするしか、厚司には出来なかった。
 噛み締めた歯の根すら、鳴らさぬようじっと息を潜めて黙っていた。
「この子はダメです。あげられない」
 きゃはは は
 いいないい ないいな
 ちょうだい
 ほしい
 くれよ
「ダメです。この子はダメ。あげられない」
 くれよ
 欲しい
 くれ
 それくれ
 腕ひとつ
 よこせ
 足ひとつ
 目玉
 よこせ
「ダメです。ダメです。あげません」
 咲夜の腕が痛い。身体に食い込むほど強く抱きしめられている。ギシ、ギシ……と咲夜の腕が当たる部分から骨の軋む嫌な音がした。
「うちの花壇の花をあげます。うちの山の木をどうぞ。だけどこの子はあげません。どうぞお帰りください」
 咲夜の声がはっきりと告げた瞬間、まとわりついていた冷気が消えた。
 じっと見つめる視線も消え、子どもの不気味な笑い声も聞こえなくなった。
 骨が軋むほど絞められた腕もふっと脱力し、背中にかかる重みが増えた。
「はぁ……良かった……子豚ちゃん、もう大丈夫だよ。アレはもういなくなった」
「……ほんと、か?」
 情けない鼻声になったが、構っていられなかった。
「うん。大丈夫。さぁ早く家に入ろう」
 咲夜に抱えられ、急いで館に向かった厚司は早速風呂場へ連行された。
 風呂場では門真がドボドボと酒を湯船に入れ、塩をザブザブ溶かしている。
「さぁお風呂だよ。温まってね。肩まで浸かって。塩すり込んで」
「いででっいでぇよ! ちょっと待て、これなんなんだよ」
 ザリザリと粗塩を擦り込まれ文句を言うと咲夜はにこ、と柔らかく笑う。
 ただそれだけで、何も答えなかった。
 粗塩を擦り込まれた次は、ヒリヒリする身体に頭から冷水をぶっかけられる。
「ぎゃっ! つめて! ひっ! ま゛でっさぶっ! ひぃっ」
 制止の声は無視された。
 逃げないように腕を掴まれ、逃げられない状態でひたすら冷水を浴びせかけられた後、部屋の中に押し込められる。
「今日はもう寝ようね。起きたら朝だから」
 ベッドに連れ込まれ、頭をぎゅと抱え込まれる間際に、カーテンの閉められた窓の前に盛り塩が置かれているのに気がついた。
「おい、あれって……盛り塩? 大丈夫ってさっき、言って」
「うん? 大丈夫大丈夫。僕がそばにいるから、ぐっすりお休み。あ、夜中起きても部屋から出ないでね」
 付け足された一言に深く頷き、厚司は咲夜の細い身体を抱きしめ薄い胸に顔を埋めてきつく目を閉じた。

 深夜。
 ふと意識が覚醒し、厚司は眠い目を瞬かせ、周囲を見た。
 ――今、何時だ……
 部屋は寝入る前よりも暗い。
 咲夜は隣で丸くなって寝ていた。
 もう一度眠るためにシーツに潜り込み直した後、ふと気づいた。
 部屋のカーテンが少し開いている。
 ――カーテン……きっちり閉じてたよな?
 ベッドに連れ込まれた時。盛り塩を見つけた際にはカーテンはしっかりと隙間なく閉じられていたが……気のせいだっただろうか……。
 一抹の不安が、厚司の頭に飛来した時……コンコン、と軽いノックの音がした。
 ビクッと大袈裟な程、身体が跳ねた。恐る恐る振り返ると再び、コンコン、と部屋のドアを叩く音がする。
 ――か、門真さん……か? なんかあったのか?
 コンコン、とノックする相手を予測する。
 この館には、門真と咲夜と厚司しかいない。
 しかし、本能が告げている。
 ドアの向こうにいるのは門真じゃなくアイツだ。
 コンコン、コンコン、コンコンコンコン、コンコンコンコンコンコン
 ノックの音が絶え間なく響く。
 厚司は慌ててシーツを被り丸まって眠る咲夜を抱きしめ目を閉じた。
 ――何も見えない何も聞こえない気のせい気のせい気のせい。
 念仏のように心の中で唱え続ける厚司の耳元でふっ、と小さく笑う声が「聞こえ てる くせに」とからかうように呟いた。
 ゾッと総毛立つ。
 じっとりとした冷気が耳から首筋を舐めるように広がっていく。
 気色の悪さと恐ろしさで、厚司は抱え込んだ咲夜の身体に顔を擦り寄せ、震える歯の根を押さえ込む。
 あははあはは
 おびえ てる
 かわいそう
 はははは ははは
 こわがっ てるよ
 ひひひひひひ
 かわいそう
 おいで
 こわくない よ
 こっちをみて
 ねぇ
 みろみろ
 み ろみろみ ろ
 部屋の窓がベタベタベタベタ叩かれる。
 小さな手が複数、窓ガラスをバチバチ叩く音だと厚司にはわかった。
 さっき見たカーテンの隙間から覗く複数の子どもの顔が脳裏に浮かんで、厚司は震える呼吸を吐き出した。
 おいで
 おいでよ
 はや く
 こっち
 はははははは
 あははあは はあははあはは
 ひひひひひひひ
 たくさんの笑い声が、厚司の頭の中にこだましている。
 恐怖で発狂しそうだった。
 必死で咲夜の服を握りしめると、腕の中の咲夜がもぞりと動いて厚司の頭を抱きしめ返した。
 途端……頭の中に響いていたおぞましい笑い声が消えた。
 耳を覆う細い腕。頭を撫でる小さな手はひんやりと心地よく冷えている。
 起きているのか眠っているのか分からない。
 話がしたかった。顔が見たい。

 
 ①顔を上げる
 ②顔を上げない
 ③話しかける



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