生存報告7月号

なんと6月も、なにも進みませんでした。
今月も苦しまぎれの言い訳のような、非常に意味のない記事になります。

まあ正確には、なにも進んでないわけではないんですが、表面上こうなりました、みたいな、わかりやすい説明の出来ることがありません。

で、なにをしていたかと言いますと、もう数ヶ月制作から離れてしまったので、原点から見直してみようと思い、ゲームの成り立ちというのか、基礎の部分の考え直しです。
意味合い的には、先月の宇宙人の存在はどうなんだろう、というようことに近く、現在制作中と公表している「換金エナジー」は、前作の女子校裏換金所と非常に似通ったゲームです。
まず一日の最初に、女の子を配置して、それから男女であれこれとなって、その結果を見る、という毎日を繰り返すゲームです。この単純なルーティンをどうにか出来ないか、などということを考えていたりしました。
こういった変更が出来るのは現段階が最後で、ここから制作を進めてしまうとおそらくもう変更が利きません。眼の前の谷をエイッと飛び越えてしまうともうその道を進む以外になく、戻れなくなるんですが、まだ他の道はないかとキョロキョロしている、というような単なる遅延行為です。おそらくもう他の道がないのは自分でもわかっているんですが。

この私の心境を理解してもらうための例え話を書きますと、以前は習慣にしていたプールでの水泳をしばらくサボっていて(これは例え話で、私が水泳を習慣にしているわけではありません)、しばらくぶりにプールに行って、さっさと飛び込んでしまえば良いものを、なんとなく気後れしてしまい、プールサイドをうろうろ歩き回ってみたりさんざん準備体操ばかりしていたりで、なかなか水の中に入れない、というような感じです。
この心境は、わかる人にはわかってもらえるかも知れません。逆にわからない人には、なにをぐずぐずしているのか、と後ろから弱腰を蹴飛ばして水の中にざぶんと落としてしまいたくなるかも知れません。

自分でもわかっているんですが、私はそもそもこういった悪癖があって、決断に非常に時間のかかる人間で、まあ熟考とか熟慮といえばいくらか聞こえはいいんですが、単に優柔不断とも言えます。

まあしかし、ワンパターンでいいじゃないか、開き直りでいいじゃないか、というところまで煮詰まってきたので、7月からは制作再開予定です。多分。