コックレーンのブギーマン
人・・・というかいわゆる生きとし生けるものは基本的に死や絶滅の概念があります
妖怪や怪異も普段意識していないだけで死が存在しています
例えば『山彦(やまびこ)』などはその代表でしょうか
もしかしたら「山彦」は既にただの「音が反響する現象の名前」と認知されて妖怪と思われていない可能性もありますね
科学が妖怪の正体を曝いて死に追いやった例でまさに幽霊の正体見たり枯れ尾花といったものです
あとは単純に既に死んでいる妖怪です
幽霊だ亡霊だという話ではなくこれは伝承で伝わっている大妖怪等ですね
「百足馬蚿(大ムカデ)」や「玉藻前(大妖狐)」は有名な気がします
絶滅にあたるのは「忘れられた妖怪」でしょうか
この例を出すのは少し難しいです
というのも名前を挙げた時点でそれはどこかに記録として未だ残っている、少なくとも私の記憶には存在しているということになってしまうので
特にオチなどはないのですが妖怪は死をもたらす側のイメージが強かったのですがよくよく考えると妖怪側も死んだり消えたりしてることがわかります
妖怪やお化けが苦手な方もそう考えると少しは怖さが和らぐ・・・かもしれないのではないでしょうか?
昔々から伝わる単純かつ強力な怪異の対策は「怖がらないこと」です
どんなヘンテコな理屈や頓珍漢な理由でもいいので怖がらなければ妖怪は無力なものです
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