大阪市へお住まいの方へ：お礼

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このたびは大阪市廃止の住民投票は反対多数となり、大阪市は無事存続することになりました。
この記事をどれほどの大阪市民の方に読んでいただいたのかはわかりませんが、冬期に到来するであろうコロナの大規模流行に備えて、余力を少しでも持って迎えられる状態になったと思います。

自分は行政学についてはまったく明るくありません。反対していた理由も、常日頃応援していた人たちの受け売りだったので、大阪における行政スケールをより大きくすることによって、よりよい未来はあったのかもしれません。
しかし、大阪都構想は今やるべき事とは言えないのです。先のコロナ給付金も、自分は北海道の田舎住みなので申請書を出してすぐにもらえましたが、大阪市はどこの政令指定都市よりも遅かったそうです。こういった状況で、2025年に予定されていた大阪市廃止・特別区設置に向けて動き出せば、事務機能は間違いなく麻痺していたでしょう。

今回の投票は反対派にとってかなり絶望的な状況でした。
先の東京都知事選挙においても、コロナ自粛の影響で多くの有権者が家に閉じこもりがちになっていたため、テレビからしか情報を得られなくなってしまい、公約達成ゼロの小池百合子氏が圧勝する結果となってしまったため、大阪でも同じことが起こるのではないかという危惧がありました。
国政で維新の会が自民の保守層シェアを奪い、立憲民主党を押しのけて野党第一党になろうとしている、という世論調査の結果もあり、維新の会には追い風が吹いている真っ最中でした。

反対票を投じていただいた方、ご友人にお話を広めていただいた方々に感謝申し上げます。

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