RPGをぶっ壊す　と　エロゲとしてのマニフェスト

本来このCi-enは制作情報を発信する場所であり、作者の考えを垂れ流す場所ではないのは承知なのですが、現在妖々飛龍郷はMIG様より納入いただいているエロシーンのCGの検品と実装を進めている段階であり、お出しできる情報があまりありません。
加えて本日もそういった内容のものなのですが、読んでいただけると嬉しいです。

◆本文

自分がゲームづくりで目指しているものは、「RPGをぶっ壊す」ことです。
RPGをぶっ壊す、とはRPGというものの姿をファミコン時代のドラクエのような原始的なRPGまで回帰させ、ボードゲームやカードゲームなどのプレイヤー間での競争が存在するジャンルから戦術要素を取り入れて、全く新しい姿へ生まれ変わらせることです。

一言にまとめてしまうと、戦術要素の充実によるレベリング依存の緩和です。

自分は義務教育時代より市販RPGを多くの作品をプレイしてきました。
初めてプレイしたRPGはスーパーファミコンのファイナルファンタジー５。ファミコンはそれ以前から持っていませんでしたが、ファミコンでRPGをプレイしたのはその後のことでした。
自分はそれから多くのRPGに夢中になってきましたが、ファイナルファンタジー９を境に殆どしなくなりました。
ツクール製ＲＰＧのテンポの良さに慣れきってしまい、市販ＲＰＧの冗長さに耐えられなくなってしまったからです。

個人制作RPGはフリーゲームであっても、受け手の要望を無視することはできません。
受け手の要望を無視するものは、プレイしてもらえないからです。
多くのプレイヤーが戦闘のテンポの良さを望み、作者がそれに迎合していった結果、一戦闘の濃度は極めて薄められ、いわゆる作業ゲーと表現されるような無分別にマップ上の敵を倒し続けるゲームへと変貌していきました。

この結果として、レベルが所定の値まで達していない、装備品の性能が足りていないとボスを打開できない、そのためにはお金と合成アイテムを集めなくてはならない。
戦闘のテンポの良さがそれを援助はするものの、ノルマを緩めるとゲームを早くクリアされてしまうため、ノルマを過酷にする。結果としてゲーム全体のテンポは悪くなります。

こうしたゲームはプレイヤーに思考や上達を促しません。考えてやるよりも、全部オート戦闘に丸投げして数をこなしたほうが効率が良いのであれば、そんなザコ戦はそもそも存在する必要がありません。

◆エロゲーとしてのマニフェスト

もちろん、作っているものはアダルトゲームですから、エロシーンについてもこだわりがあります。
それは、スカトロに関して一切自重しないが、見たくない人はスカトロを見なくてもよいようにする、ということです。
放尿は見たいけど、脱糞は見たくない。脱糞は見たいが、食糞は見たくない。そういう方は多いと思います。
ただ、そのうち興味が湧いてきて、脱糞シーンを見たくなるかもしれません。
現在制作中である妖々飛龍郷では、スカトロ難易度を選択することができます。
このスカトロ難易度とは、Normalを選択すれば脱糞シーンを回避でき、Hardを選択すれば食糞シーンを回避でき、Lunaticでは脱糞も食糞も塗糞も見ることができます。
Easyを選択すれば、すべてのエロシーンをスキップできます。これは抜きたい気分ではない時に選択できるようになっています。

東方のスカトロ同人誌は有志によって散発的に発表されますが、商業やオリジナルのスカトロ本に比べるとだいぶ自重しています。発表される頻度も決して高くはありません。
自分はDLsiteで東方のスカトロ本が発表されたらすぐに買っていますが、いつもいつも新作が出るのを待ちわびています。
お金はいくらでも払うから、東方のスカトロ本が欲しい！そんな方がおそらく自分の他にもたくさんいると思ったので、とびっきり濃厚な東方スカトロゲームを企画するに至ったのです。
これまでのエロRPGは、スカトロはあってもオマケ程度のものでした。スカトロを主とするものは、ポリプリプリン様のブリブリウィチーズや、crotch様のサバイバルRPGなど、極めて限定的です。
この企画に大きなインスパイアを与えてくれたのがモヤシ技研様のEliminator カエデさんでした。
ギャラリーからの反応がなくとも、好きな場所で脱糞できるのはそれだけで楽しい。
3DのTPSと2DのRPGでは全くジャンルが異なりますが、やろうと思えばやれるはず。

ゲームとしてのマニフェストはRPGをぶっ壊す、エロゲとしてのマニフェストはスカトロ耐性に応じた幅広いプレイング、この二本の柱でやっていこうと思います。