さみどり 2022/12/05 14:17

【クリエイターさん向け】創作には架空レビューがきく!

こんにちは。「二穴責め」のさみどりです。
お話のアウトラインを考える際に役立つ、その名も「架空レビュー」をご紹介します。

まだ本文を一文字も書いていない段階で、タイトルから勝手に内容を想像して、ハッピーな読者になりきって文字どおり「架空レビュー」を書くという方法です!

実例をご紹介します。

今回、「いくら聖女がえっちで加護付与できるからって夫ふたりはヤリすぎです~絶倫夫に日替わりで愛されて身体がもちません~」を作成するにあたって、この架空レビューのワーク(どんな話なのかいち読者になりきって誉め誉めレビューを書くワーク)をしてみました。

※参考:「アウトラインから書く小説再入門 なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか?」より
※上記の書籍では、理想と現実のギャップを埋める「五つ星レビュー」シミュレーションと記載されています
実際のレビューではありません

架空レビュー

  • 「いくら聖女がセックスで加護付与できるからって夫二人はヤリすぎです~絶倫夫に日替わりで愛されて身体がもちません~」 レビュー

今回もさみどり先生の新作めっちゃよかったです!!
とくに、兄のアレクが平静に見えて弟登場でブチ切れて○すところ、
涙なしに読めませんでした💦
聖女ちゃん、ずっと加護目当てでセックスしてたからアレクのこと「犠牲者」として見てて、申し訳なさあったんですよね。
だから、付き合わせてごめんねって謝るすれ違いシーン、アレクの想いが全然伝わってなかったところで泣いちゃいました……。
聖女ちゃんも健気で可愛い……。
弟君はヘタレ俺様というか、聖女ちゃんのことただの侍女だと思ってて、でも自分の意見をまっすぐ言うところに惹かれていくの、じれったくてもだもだしました。
「お役目で聖女とセックスするのが嫌だ」って弟君が言うところ、「きっとアレクもイヤイヤなんだ……」って絶望しちゃうところのシーン好きです。
あと、泣いちゃった聖女ちゃん(侍女)を慰めたことで、「聖女も異世界にきて、好きでそんなことしてるわけじゃない」んだって思って、飲み込むところに弟君の成長を感じられて、よかったです。
実は侍女が聖女自身だったって騙されてたことに、怒るに怒れない(惚れた弱み)やりきれない顔の泣きそうな表情の描写が、また……(涙)
今回、前作に比べてたっぷり感情描写があって、ジェットコースターみたいな感じて楽しめました。
もちろんエロもたっぷり!
個人的には、その後の三人もまた読みたいな~! と思います。
執筆お疲れ様でした! 次回作も楽しみにしています♥

架空レビューワーク後の創作について

こんな……感じで……自分が分裂しているみたいですごいアレなんですけど……。
ストーリーを考えていると、結果設定もりもりにしてしまって、何を書きたいのかよくわからなくなってしまうときがあります。よくあります。
でも、こうして書いておくと「ふーん、そういう話なんだ!!」とひとつ指針が得られるので、おすすめです。
(プラス何も書いてないのに書きあげた気になれる)

今回、盛り込めたところと盛り込めなかったところ(部分的にストーリーが変わったところ)、両方があったのですが、「注目ポイント」はブラさずに書き上げられたのかな、と思っています。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
少しでも創作の助けになれたら嬉しいです。
それでは、また!

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