「VR ずんだもんサモナー 屈曲と伸展のひざ」の開発(東北ずん子の作り込みと仕上げ)
チュートリアルの説明や応援をしてくれる東北ずん子に自分が近づきすぎたら遠ざかるようにしようとしたときに、足の処理を Final IK アセットでどうにかします。あとゲームを仕上げてしまいます。
やったこと
Final IK アセットを適用して足の動きをそれっぽくした
自キャラが近づきすぎたら東北ずん子を遠ざけるのですが、そのときに足の動きを自動で処理してもらうために Final IK アセットを導入します。
↓ VRIK コンポーネントを東北ずん子に設定して、移動設定をしたあたり
↓ 動かして足が自動で動く様子
髪が体を貫通するのは Magica Cloth 2 アセットなんかを使えば対処できそうですが、とりあえず後回しです。
自分が近づきすぎたら東北ずん子が遠ざかるようにする
Final IK アセットで移動時の足の動きは生成されるようになったので、東北ずん子に Collider と RigidBody を追加して自分のコライダーで東北ずん子のコライダーを押せるようにします。
↓ 自分と東北ずん子の Collider が接触している様子
この処理で東北ずん子の相対距離が保持できるので、東北ずん子の内側が表示されるのを防止できます。よいです。
スカートの中を覗きにくくする
東北ずん子との相対距離が保持されるようにしたのでスカートの中は覗きにくいのですが、顔を地面スレスレに近づければ覗けてしまいました。
簡単に覗けてしまスカートの中身には価値がないので覗きにくくします。
具体的には、現状でぎりぎり覗けないくらいくらいの角度なので、VR ヘッドセットのカメラ位置がスカートの裾よりも低い位置になったら覗かれにくいポーズに変えることにしました。
↓ カメラ位置が低くなったときの東北ずん子のポーズ
よいです。
東北ずん子が適当に喋るようにした
状態遷移を導入して東北ずん子がボイスを再生するようにしました。ボイス再生時に口が動くリップシンクは以前に実装済みなのもあり普通に動作しました。よいです。
操作方法のパネルを作成した
ゲームの初回起動時に操作方法が表示されるようにしました。
よいです。
まとめと今後の予定
必要な実装が終わったので、後は適当に Booth にストアページを作って公開します。
擬似的なマルチプレイ要素として、スクワットのデータをサーバに登録して、ID を知ってる人のスクワット回数をチャート表示できるような機能を検討していたのですが「そこまで作り込むようなゲームじゃないな」と思ったので保留にしています。
何はともあれ完成したのと、開発のために積んでたアセットを使うきっかけになってよかったです。