M’sファクトリー 2022/12/18 17:35

【オバキル創作秘話 ②】個人用音声作品の創作【2016〜2020】

オバキル発売3週間を終えて...

こんにちは!
M'sファクトリーのえむふぁく!です!

寒くなっていよいよ年末感が出てきましたね...
皆様いかがお過ごしでしょうか?

体感ものすご〜く長く感じますが、オバキル発売から本日で3週間が経ちました!

実は発売から1週間弱のタイミングで、DLsite様から
バナーの制作&DLsiteトップ画面に掲載頂ける
というご連絡を頂きまして、今週は
12/12(月)〜12/16(金)までスマホサイト版
12/12(月)〜12/17(土)までPCサイト版
のバナーを掲載していただきました‼️🙌✨

その時の様子がこちら!⏬
PCサイト版


スマホ版



「ボリュームたっぷり」
「メ○ガキ拘束逆レ○プ」

な…なんていいキャッチフレーズなんだ…(声に出して読みたい日本語)

バナー掲載に関しては思ってもいなかったサプライズというか、本当に嬉しい限りです...😭
こちらの力強い後押しもあって、
なんとオバキル、5000DL突破しました!!😭🙌

何度も申し上げておりますが、本作は売ること以上に、とにかく「ぼくのかんがえたさいきょうおんせいさくひん」を作り切ることにフォーカスしたので、自分の好きな世界観がたくさんの人に届き、そして満足していただけたことはこの上ない喜びです。

実は、他にも有難いお誘いをいただきましたので、こちらもまた近日発表させていただきます!

さてさて...
前段が長くなりましたがいよいよ本題です。

※前回のエピソードはこちら!
【オバキル創作秘話 ①】音声作品との出会い&目覚め【2011〜2016】
https://ci-en.dlsite.com/creator/15510/article/757860


欲望の極地!個人用音声作品の創作!

時は2016年...
タイトルは伏せますが、当時私が何度もお世話になっていた音声作品がありました。
(ここでは【双子ちゃん】と仮で呼称します)
声優さんの声と意地悪なプレイに毎晩のように自家発電する日々...

そして、なんとなくその声優さんについて調べていると、
なんと、とあるサイトで声の個人依頼を受け付けているとの情報を目にしました。


「え、これってもしかして、自分も依頼できるのでは、、、??」
「え、、てことは、自分の作ったシナリオも読んでもらえるの、、??」
「え、、、てことは、【双子ちゃん】のアナザーストーリー的なシナリオ書いて依頼すればそういう音声作品個人用に作ってもらえるのでは、、??」
「え、、、、それで自分の名前とか囁いてもらえたら最高じゃね、、??」
「え、、え、、え、、、!!」

はい。変態ですね。

そんなことを思いついた私は、恐る恐るそのサイト経由で、「たとえば私が書いたシナリオで、【双子ちゃん】の声で、個人で楽しむためだけ用の音声オーダーメイドできますか...?」とお伺いしたところ、、

できるんですね。

想像してみてくださいよ...!
これを読んでいるあなたにも、特にお気に入りの音声作品の1つや2つあるでしょう。
そのキャラクターが、あなたの思うようなシナリオのまま、あなたの本名を耳元で囁きながら、あなたが望むプレイをしてくれるんですよ...!

私はこれを確認してから、すぐに台本を書き始めました。
これまでもシナリオなんて書いたことがないから全て見よう見まねです。
幸いにも、【双子ちゃん】には、台本ファイルが同梱されており、それを参考に、欲望を詰め込みました。


そして、約4ヶ月後…


自分が書き上げた【双子ちゃん】の個人用音声作品が完成しました。
尺は大体40分弱くらいで、当時は収録・編集込みで7〜8万円くらいで作っていただいたと思います。(今考えると破格すぎてやばいですね...)
それでも、当時の私はほぼお金がなかったので、私にとって7〜8万円はすさまじい大金でした。
それでも、欲望には勝てず、
世界に一つしかない自分だけの超高級オカズ
を作っていただきました。

まさに、この個人用作品こそがオバキルの原点なのです。


止まらぬ欲望!2度目の個人制作依頼!!

1回目の個人用音声は、そりゃもう何度も聴きまくりましたよ...

しかし、いくら好きなものでも何度も聞いていたら飽きはくるものです。
そして、飽きた人間は必ずこう考えます。

もう一回作ってほしいな…

一回作っているからこそ、次はもっといいシナリオが書ける自信もあるし、さらに強い刺激をお願いしたくなる...
これが人間のサガだと思います。(え、私だけ?)


そんなこんなで、その声優さんに3年越しにまた個人用音声作品制作をご依頼しました。
今度は1作目と比にならないボリュームの台本をひっさげて...

台本のボリュームとしては「オバキル」以上です。
これを個人依頼でやろうなんて本当に狂ってますね...

でも、1回目のご依頼時より多少貯金が溜まってきた私は、
「いくらかけてもいいから自分の理想の音声作品を作りたい!」
と思っており、この非常識なボリュームの作品を個人用としてご依頼することは可能か?お伺いしたところ...

・予算は低く見積もって90万円程度
・尚且つ、リテイクは一切なし

という条件でも良ければ...というお返事が!


・・・はい!流石に無理ですね!(白目)

今考えると(いや、ご依頼した当時から気づいていましたが)本当に頭のおかしい依頼をしていますね...。
車買えるくらいのお金で自分用のオカズ作ろうとしておりました。

そもそも、個人がこんな依頼をすれば、返信すら返ってこなくてもおかしくないでしょう。
ちゃんと丁寧にお返事いただいて、それも実現する選択肢も残していただいて、その声優さんの優しさが胸に沁みます....泣
(その時お願いした声優さん、もしこの記事を見ていたら言わせてください!
あの時は本当にすみません&ご返信ありがとうございました!!!

そしてその声優さんはこんなことも言ってくれました。


「台本は本当によくできているので、◯◯さん(えむふぁく!の本名)の名前を使わずに、キャラの名前などを調整して作品にすれば、この提示した金額くらい売れる可能性あると思いますよ...^^;」


このコメントがなければ、もしかしたら「オバキル」はこの世に生まれていなかったかもしれません。
この時は、「ええ...そんな高く売れるのか...すごい世界だな...」くらいにしか思っていませんでしたが、のちにこのコメントがフックになり、一般販売向け作品「意地悪な双子の終わらないオーバーキル射精我慢地獄」の創作が始まります。


ちなみに、この2度目の個人用音声作品は、作品ボリュームを大幅に削って
また40分くらいの作品を作っていただきました。

1作目とボリュームは大きな違いはないけど、この時の価格は収録・編集込みで24〜5万円くらいだったと思います。
1作目当時と比べて3倍くらい価格が違いますが、それだけ音声クオリティ(ご本人の技量や機材)も上がっていますし、音声同人市場価値がこの3年でそれだけ上がっているということかと思います。
(そもそも、作品が表に出ない以上、声優様の演技なども評価されないので、ある程度名のある声優様にとっては個人依頼そのものがあまりメリットがない創作かと思います。
そんな条件の中引き受けていただき感謝しております。)


このような感じで、2020年に作った2度目の個人依頼作品は、
シナリオやシチュエーション含め、「オバキル」のプロトタイプと言っても差し支えのない内容の作品でした。
この作品も24〜5万円分の自家発電として使わせていただきました。

ふぅ...。

次回「えむふぁく!動きます。」

ここまで読んでいただいて、えむふぁく!がどれだけヤベェ奴かわかったことでしょう。
(ドン引かれてフォロー外されていないことを願います...^^;)

まぁ、私の音声作品に対するバックグラウンドはこんな感じです。

昔、マ◯ーの虎で、高橋が◯り社長が伝説の抱き枕回で
「僕ね、オタクっていうのは【自分の感情を優先する人】と思ってるんですよ。」
と言っていましたが、音声作品に関して私はまさにそんな感じなんだと思います。

高級取りの貴族のお遊びならまだしも、給料が高いわけもない一般のサラリーマンがこんな大金をかけて2度も個人用自家発電作品をつくるというのは普通じゃないですよね...。

そんな普通じゃない奴が、次回いよいよ「オバキル」を作り始めます。
ここでも本当に色々あったので、次回一回では終わらないと思います…😂
「オバキル」がどのような経緯を経て誕生したのか語らせてください!

着いてこれる人だけ着いてきてくれ〜〜〜!!


それではまた!!

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