M’sファクトリー 2023/04/04 09:39

【オバキル創作秘話⑧】捨てる神あらば拾う神あり

お疲れ様です!
M'sファクトリーのえむふぁく!です!

いよいよ創作秘話も今回含めて多分あと2回かと...!
ここまで記事を見てくださった方々には感謝しかありません。
残り僅かですが、最後までよろしくお願いします!

それではいきましょう!
【オバキル創作秘話⑧】捨てる神あらば拾う神あり【2022〜】

※前回のエピソードはこちら!
【オバキル創作秘話 ⑦】はじめての音声編集!【2022〜】
https://ci-en.dlsite.com/creator/15510/article/820621


頼んでたイラストが…こない…

兎月さんから音声素材を頂き、ガシガシ編集作業を進めていたえむふぁく!。
音声編集の奥深さや楽しさを感じる一方で、私は別の不安感に苛まれていました。

イラストが...こない...


本作のイラスト制作をイラストレーターさんに正式依頼したのが2021年12月中旬。
こちらの納期は2022年5月ということで進めておりましたが、
このとき既に2022年6月になっていました。

編集タイミングが後ろ倒しになったこともあり、
既にリリース目標月は6月→9月変更予定で考えていたので、イラストの納品が多少遅くなる分には全く問題ありません。
しかし、納期が過ぎているのに相手方から何も連絡がないのは流石に違和感...。
こちらから進捗確認メールを送ってみても、一向に返信は返ってきませんでした。


もしかしてイラストレーターさんが事故か何かあったのでは...?
そう思い、その方のTwitterを見るといつものように呟いたり仕事絵を投稿したりしている。
となると、メールに気づいていないだけか...?と考え、DMから直接連絡しましたが...
そちらにも返信は返ってきませんでした。

あれ...?
もしかして無視されてる...?

自分が何か失礼なことをしてしまったのではないかと記憶を掘り起こしますが、
正直心当たりは何もありませんでした。


「いやいや、単に優先順位つけて後回しにしているだけだろう...」
「メールに気づけば返事を返してくれるだろう...」

そう信じ、その後もメールやHPの問い合わせフォームなどあらゆる窓口から
連絡を試みますが、やはり返事は返ってこず...。
原因がわからないままそんな状況が続き、ただただ時間だけが過ぎていきます。


正直、この状況はかなりメンタルにきました。

創作秘話⑤↓でも書かせていただいた通り、
https://ci-en.dlsite.com/creator/15510/article/785846
イラストレーター選定のここまでの道のりは決して平坦ではなく、
ようやくベストなイラストレーターさんにお願いすることができたと思っていたのに、
このタイミングでこの状況...。

客観的に考えれば、もうこの時点で早く見切りをつけ、すぐに別のイラストレーター選定を進めるべき状況だったのですが、原因もわからないのでこの事態を受け入れられず、
「いつか返事が返ってきて、納期遅れの謝罪後爆速でイラストを仕上げてくれるだろう...」
という甘い希望的観測を持ったまま、リマインド連絡しては待つを繰り返す日々が続きました。

こちらが「可能性はゼロだな」とそのイラストレーターさんに見切りをつけたタイミングで既に8月中旬となっていました。

もう9月リリースは諦めるしかない...。
それどころか、今からイラストレーターを再選定するとなると、2022年にリリースできるかどうかも怪しい...。

正直、今思うとあまりにも判断が遅かったと思います。
ただ、それだけこのイラストレーターさんに賭けていた想いがありましたし、この時点でイラスト制作が振り出しに戻るという現実を受け入れるのは非常に辛いものがありました。

とにかく、また振り出しです。
正直、一番楽しいはずのイラストレーター選定で、こんなにも頭を抱えることになるとは思っていませんでした。
それでも、諦めずに探す以外は道はない。


再度、PixivやTwitterをもとに、本作の世界観にマッチする画風を持つイラストレーターさんの選定を始めました。
数名の候補イラストレーターさんを選定し打診しますが、断られるor返事が返ってこないを繰り返し、話が一向に前に進まない状況...。
いよいよ本格的にどうしようかと思い悩んでいた9月上旬...

Twitter上に、ある光り輝くメ○ガキ絵が流れてきたのでした。


捨てる神あらば拾う神あり

その流れてきたTweetがこちら。

https://twitter.com/shuru_draw/status/1560623615271645185

そう。
このTweet主こそ、後にオバキルのパッケージイラストを制作していただくことになる
しゅる版さん
だったのです。

この絵を見た瞬間、自分のアンテナがビビッときたのを今でも覚えています。
すぐにしゅる版さんのTwitterトップ画面から過去絵を確認し、
その画風に「オバキル」の世界観との親和性の高さを感じました。
(↓のムチュキ絵とか最高ですね!)
https://twitter.com/shuru_draw/status/1567496113653170182

しかし、しゅる版さんの過去投稿ではエロを直球で押し出したイラストは少なく、
DLsiteやFANZAなどでアダルト作品の実績はなかったため、ご依頼を受けていただくのは難しいかな...と思っていたのが正直なところでした。

しかし、悩んでる暇があったらトライしろ!です。
ダメ元でご依頼メールをお送りしたところ...


なんと...!
快く本件を引き受けていただけることになりました!

しかも、9月上旬依頼だったにも関わらず、11月リリースを目指せるスケジュール感で制作いただけるとのご連絡が...!


まさに、「捨てる神あらば拾う神あり」とはこのこと!
これまでの苦労の反動もあって、この時ばかりは全身の力が抜けるような感覚すら覚えるくらい安堵と嬉しさで胸がいっぱいになったのを思い出します^^;

ここから先のイラスト制作進行はびっくりするほどスムーズで、
ラフ絵、制作進捗共有などまめなやりとりとフィードバック反映を踏まえ、
こちらが想定していた以上に素敵なパッケージイラストをご納品いただくことができました。


その時のラフ絵や、どのようにやりとりを重ねて今のパッケージ絵に至ったかのかは、フォロワー限定で閲覧できるようにさせていただきました。
また、ロゴデザインの他候補サンプルもここだけで秘蔵公開しています!🤫

興味のある方はフォローいただければ幸いです!

今振り返って考えても「オバキル」の大ヒットはしゅる版さんのパッケージイラストなしには語れませんし、本当に苦労したイラストレーター選定でしたが、それが結果として本作において最高のイラストレーターさんへの巡り合わせに繋がったのだと思っています。

オバキル ver.1.03 アップデートコンテンツについて

(先行情報のコソコソ話🤫)
実は、「意地悪な双子の終わらないオーバーキル射精我慢地獄」の更なる追加アップデートコンテンツ作成を裏で粛々と進めております。

そのコンテンツ内容を先行してお伝えしますと、
『オバキル After 〜レナとリナのIFストーリースケベ差分CG集〜(仮題)』
というものになります。

本記事でご紹介したしゅる版さん全面協力のもと、パッケージ絵を性癖ぶっぱのドスケベ魔改造していただき、
以下3種類のIFストーリーシチュエーションの差分イラストをご制作いただきました!


◆ビーチギャル風ギャルビッチコス編
《シチュエーション》
夏の海を満喫して帰ってきたレナとリナ。
体にくっきりえちえち日焼け跡をつけ、その上から極小マイクロビキニを着て主人公を誘惑しまくり。
ギャルビッチ風のレナとリナが変態プレイを楽しむシチュエーション。


◆猫耳コスJS2匹にチンカス餌付けご褒美編
《シチュエーション》
まさかの主従関係逆転!?
ラン◯セルを背負って、猫耳を付け、猫しっぽアナルプラグを入れたレナとリナが、
主人公のチンカスまみれのチンポを前に「待て」をさせられ発情しまくり!?
リードをつけられた変態猫ちゃん達にチンカスの餌付けをする大変ニッチなシチュエーション。


◆100回出すまで帰れまてん!?ド下品コンドーム衣装編
主人公の「逃がしてほしい」という必死の懇願により、
「5日間で100回射精できれば解放してあげるゲーム」を始めるリナとレナ。
レナとリナは次第に使用済みコンドームを身体中に纏い、部屋中にも使用済みコンドームが散乱。
5日目には主人公は体力の限界でとっくに降参しているが、それでもやめず搾り取ろうとするレナとリナの狂気的ド下品シチュエーション。


...という感じです。
基本絵を先ほどご納品いただいたのですが、
正直どれも大変ドスケベです。

パッケージ絵もえちえちな雰囲気ですが、この差分はその比じゃないレベルでドスケベ...。
しゅる版さんも普段描かれないような、変態性をふんだんに盛り込んだドスケベ衣装や変態シチュエーションを私からリクエストして描いていただいたので、刺さる人は本当にぶっ刺さると思います!
私の方でここから差分制作やテキストを入れの作業などを行い、シチュエーション別に簡単なCG集を作ろうと思いますので、更新はもう少し待っていただければと。

あくまで差分イラストという前提でお楽しみいただければと思いますが、
「普通の音声作品はここまでしないだろ」というくらい、おまけにもこだわりましたので是非更新を楽しみにしていただければと思います!


今回は以上です!
それではまた!

==========

P.S.
「オバキル」の制作経験を通して、
「映像制作においての収録の常識と、同人音声業界においての収録の常識」
というものに、とても大きなギャップを感じておりました。

特に、「リテイク」が、制作者と声優さんのトラブルの原因になることがよくあると聞きますが、なぜそのようなことが起こるのか、今回の制作を通してとても合点がついたので、兎月さんにその内容を情報提供させていただいたのですが、
先月の【 同人音声.com +PLUS 】にてその記事が更新されましたのでよろしければ!

【+PLUS】なぜ同人声優は1本あたり◯万円の定額報酬ができないのか?ナレーターと比較考察 #86
https://ci-en.dlsite.com/creator/1828/article/758199

音声同人の制作者にとってはかなり有益な情報なのではないかと思っておりますので、興味のある方は是非記事を購入してみてください!^^

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