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M’sファクトリー 2023/09/17 22:31

【オバキル】10000DL突破しました‼️

「オバキル」10000DL突破!!

2023年9月16日、発売から293日をもちまして、ついに...!
【意地悪な双子の終わらないオーバーキル射精我慢地獄】
DLsiteにて10000DL突破 致しました❗️❗️😭🙌

いやぁ...本当に感無量です...❗️
制作時はまさかここまでのヒット作になると思っていませんでした。

もともと自分が一番聴きたかった作品を形にすること目標に制作を始めた本作。
私自身音声作品のユーザーですし、そんな私が10年近く音声作品を聴いてもまだ世にないと思った企画でしたので、品質や企画自体には胸を張れるだけの自信は持っていましたが、それが売れるかどうかはまた別の話。
(現に素晴らしい作品なのに数字がそこまで伸びてない作品を沢山知っています)

勿論自分なりに「出立ての無名サークルの作品をどうすれば認知してもらえるか?」を必死に考え自分ができる範囲で実践してきたつもりですが、当初の目標としては
最低2000DL(長い時間がかかってもせめてここには到達したい...)
うまくいけば3000DL(作品のポテンシャルはあると思うからここを目指す)
最終目標5000DL(長い時間をかければゆくゆくはここに到達できる可能性はあるかも...)
という設定をしておりました。

ですので、それがここまでの結果を出すとは夢にも思ってませんでした。
これもひとえにご購入頂いた一人ひとりのユーザー様のお陰です。
本作をご購入いただき、評価をいただき、レビューをいただき、本当にありがとうございます!

現時点で32個のレビューを頂いておりますが、またCi-enの記事にて改めて感謝のコメント返しさせて頂ければと思います。
P.S.
発売から現在まで1本も売れなかった日はなかったというのがちょっとした誇りになっているので記念にここに小さく書き残させて下さい^^;

次作について...

「そんなことより次回作はいつ出るんだ!」
「さすがにオバキルこすりすぎだぞ!」
「なんでもいいから次の作品の情報を何かしら出せ!」

...そんな幻聴が聞こえてくる中、現在もナメクジ並みのスピードで日々台本と向き合っております。。
正直まだまだ時間がかかると思いますのでこちらは引き続き気長にお待ちください。
またご報告できることがあればCi-enにて投稿させて頂きます。


取り急ぎ本日は以上となります。

M’sファクトリー 2023/05/17 02:48

【オバキル】ver.1.03更新準備完了のお知らせ

お久しぶりです!

M'sファクトリーのえむふぁく!です!
大変長らくお待たせしました...‼️

【意地悪な双子の終わらないオーバーキル射精我慢地獄】
ver.1.03アップデートの準備が整いましたのでお知らせします!
(DLsite版を先行してアップデートし、おいおいFANZA版も更新予定です)

Ci-enにて先んじてお知らせしておりましたが、今回のアップデート内容は
3種類IFストーリーCG集の追加
となります!!

しゅる版さん全面協力のもと、本編では描かれなかった3つのドスケベIFストーリーをパッケージイラストの差分CG集として表現しました!


さてさて...
気になるストーリーは...

①日焼けギャルビッチ編(26枚)


【あらすじ】
リナとレナが夏休みに入り、これから毎日ぐちょぐちょに逆レ○プしてもらえることを期待する主人公。
しかし、2人は明日は海に遊びに行くようで...??
明日2人着ていこうとしている水着を見せてもらうと、それはとんでもなく布面積の狭い極小マイクロビキニだった...!
こんな格好で海に行ったら、間違いなく悪い大人にリナとレナの処女が奪われてしまう...!
主人公は、2人がこの格好で海に行くのを食い止めるべく、射精我慢ゲームで自分のチンポの強さを証明しようとして...?

②催○チンカス餌付け編(33枚)


【あらすじ】
隙を見てリナとレナのスマホに催○アプリを仕組んだ主人公
このアプリにより、リナとレナは
・主人公を絶対服従すべきご主人様と認識し
・何よりもチンカスが大好きな変態になってしまう

暗示をかけられてしまった...。

主人公はこの催○を使って、3週間溜めたチンカスを2人に食べさせるえげつないプレイを行おうとしていた...。

※ 注意
本CGには、エグめな恥垢表現が含まれます。
苦手な方はあらかじめご注意ください。


③ド下品コンドーム衣装変(35枚)


【あらすじ】
毎日続く逆レ○プ地獄により、心身ともに限界を迎えていた主人公。
このままでは本当に壊されてしまうと思った主人公は、リナとレナに解放を懇願する。
それを聞いたリナとレナは意地悪な笑みを浮かべ、「10回出したら出られまてん」というゲームを提案する。

今から24時間以内に10回射精したら負けとなり、このまま一生おもちゃのまま。
しかし、10回射精しなければ解放してもらえるという...。

正直、これならクリアできると思っていた主人公だが...?



...
......という感じの内容となっております!

ver.1.03を待っていただいた皆様、ここまで大変お待たせしてしまい申し訳ありません...!


音声作品としてはなかなかない試みだと思いますが、しゅる版さんのパッケージ絵に惚れ込んでからというもの、ずっと作ってみたかったCG集をこうして形にできて感無量です...!


明日可能であれば冒頭サンプルをアップしようと思います。
何事もなく審査通過すれば2〜3日中に更新されると思います。

自分なりに精一杯頑張った企画ですが、
本作は音声作品なので
あくまでおまけという前提で過度な期待はせずお待ちください...!
ただ、しゅる版さんのイラストが好きな方や、私と性癖にが合致する方には大変喜んでいただける内容になっているのではないかと思っています...!


ひとまず告知まで!

M’sファクトリー 2023/04/09 00:43

【オバキル創作秘話⑨】販促!リリース!そして…【2022〜】

お疲れ様です!
M'sファクトリーのえむふぁく!です!

いよいよ創作秘話最終話です!
なんか終わってしまうのが悲しくもあり、これでようやく次に進むことができる開放感もあります😂
この創作秘話を無事最後まで書き切ることができたのも、ここまで見てくださった皆様のお陰です。
ここまで応援していただきありがとうございました!

それではいきます!
【オバキル創作秘話⑨】販促!リリース!そして…【2022〜】

※前回のエピソードはこちら!
オバキル創作秘話⑧】捨てる神あらば拾う神あり
https://ci-en.dlsite.com/creator/15510/article/833313

成功の重要因子!?PV制作!

2022年10月中旬...。
編集作業もいよいよ完成が見えてきて、イラストも7割完成絵を確認し、いよいよ作品完成が見えてきました。
そして、私がもし音声作品を作ることがあるなら「絶対やろう!」と決めていたことがあります。

それは、PV制作。


創作秘話③でも書かせていただきましたが、私は音声作品を作る上でしこたま応援団さんの処女作
『意地悪な妹達にオナサポ音声好きがバレちゃってオモチャにされちゃう地獄の射精我慢遊び』
に多大な影響を受けました。

私が再度作品を作るモチベーションになった、という意味でもそうなのですが、
作品を売るとき、「買いたくなる作品」とはどのようなものなのか?
を意識した点でもそうです。

私自身、同人音声作品のいちユーザーとして約10年くらいになります。
これまでに膨大な音声作品を聴いてきたものですから、正直近年は耳が肥えてしまっており、相当性癖にブッ刺さる作品でなければ、なかなか音声作品を即決で買うことも少なくなってしまっていました。

そんな不感症気味な私が「発売した瞬間絶対買おう!」と強く思った作品が、この
『意地悪な妹達にオナサポ音声好きがバレちゃってオモチャにされちゃう地獄の射精我慢遊び』のPVを見た瞬間でした。

今見ても、「欲情を掻き立てる」という大目的達成した素晴らしいPVだと思います。
私自身も、このPVを見てからは発売日まで常にワクワクしていましたし、この作品を聴きたくて毎日ウズウズしていました。
(当日の0:00に購入しましたが、無論、作品の中身も素晴らしいものでした。)

当時は、しこたま応援団さんも処女作でそこまで認知がなかったのもあって、
はじめの1ヶ月あたりは売上本数も数百本程度だったと記憶しています。
しかし、そこからみるみる数時を伸ばし、現在では8000本以上の大ヒット作となっています。
もちろん、そこからしこたま応援団さんがたくさん作品を出して認知を広げたことも大きな要因だと思いますが、この大ヒットの誘因はこのPVなしには語れないでしょう。
PVにはそれだけ凄まじい威力があると考察しています。

これに倣って、私も作品を作ったら絶対にPVは作ろうと考えていましたし、
このPVというツールは、本業が映像ディレクターの私にとって大きな武器になると考えていました。

そして作った「オバキル」のPVがこちら。↓

いかがでしょうか?
見ていただければ分かると思いますが、この映像、技術的には特に大したことはしていませんし、正直プロでなくても作れるレベルだと思います。
使っている素材もメインはイラスト一枚のみですし、その他の画像もこちらでレンタル素材を活用して作った説明画像のみ。
しかし、このPVを公開直後から、「オバキル」の認知は爆発的に伸び、公開初日でお気に入り数400を達成しました。
(※ 一般に、処女サークルが初作品で目標にすべきお気に入り登録数は、発売日までに300とも言われています。)
手前味噌ですが、何も実績も後ろ盾もない処女サークルが、初日で400のお気に入り登録数を作ったのはかなり珍しい例になるかと思います。

とにかく、それだけこのPVがもたらした影響は大きかったということが言えそうです。


PV制作で意識したことは一つ。
「ターゲットの欲情を掻き立てる」ことです。

・魅力的な世界観とそれを引き立てるイラスト
・魅力的なキャラクター(声だけでなく、匂わせる年齢)
・ターゲットであるユーザーが喜ぶであろう状況
・音のクオリティ(臨場感や耳舐め音)
・プレイの内容
・自信のある言葉責めのワード

とにかく、その作品が自信を持ってアピールできるポイントをできる限り盛り込み、見終わった後、ターゲットとなる性癖をもつユーザーさんに
「もっとこの作品の中身を知りたい!」と思わせることを目標にしていました。


また、同人音声どっとこむさんの寄稿記事にも書いたことですが、
https://xn--gmq92kmxes03f.com/post-4299/
動画というのは、伝えたい情報をたくさん伝えることができるとても有効なメディアです。
本作のPV内の大部分を占める、推しポイントなどの説明画像も、本来はこんな文字面がぎっしり並んだ情報は相当興味がある人でないと見てくれない情報だと思います。
(少なくとも私がユーザーだったら相当引っかからない限り読みたくなりません)
しかし、動画という形式を用いることによって、ユーザーは聴覚からキャラクターの声・音質・作品の世界観といった情報を確認しながら、同時に視覚情報をインプットする時間が作れます。

昨今、PVを使った音声作品の販促もメジャーになってきたと思いますが、その中でもユーザーの購買欲をがっちり掴むものと、その効果が薄いものが混在していると感じています。
私もまだまだ考察が薄いところがありますし、実績もこの「オバキル」しかないので偉そうなことは言えませんが、ただPVを作れば売れるということではなく、ターゲットのユーザーの立場になって
「自分だったらどんな内容のPVを見たらその作品が欲しくなるのか?」
「その作品の中身が気になって仕方なくなるのか?」

を意識して、そのために本当に必要な情報はなんなのか?
を考え構成を組み立てることが重要なのではないかと考えています。

======
P.S.
実際、PV制作では、動画制作を生業としている者として、エフェクトやトランジションなどもう少しカッコつけた映像にしようか思っていましたが、作っている途中で、目的が「ターゲットの欲情を掻き立てる」ことから「カッコいい映像を作る」ことにシフトし始めていることに気づき中断。
逆に制作者として編集に余計な色気は出さないよう意識するようになりました。


いよいよ制作もクライマックス!

さぁ、長かった音声作品制作もついにクライマックスです。
パッケージ画像、説明画像、販促PV、サンプル音声の作成も終わり、残す作業は

①お気に入り登録ユーザーへの期待値を高める&まだ認知されていない層へのカスタマージャーニーを広げる販促活動
②発売日の選定&その発売日までに本編のクオリティをできるだけ高めること

のみとなりました。
主に①に力を入れていましたが、具体的にどんなことをやったのかは同人音声どっとこむさんの寄稿記事「販売日までにお気に入り数1000を目指した」項を参考にしていただければと思います。
https://xn--gmq92kmxes03f.com/post-4299/

と、いうことで本記事では②についてより深くお伝えできればと思いますが...
この「発売タイミング」というのがめちゃくちゃ重要だと思っています。


販売日は重要だよという話

私が大事にしている考えとして、
【才能】×【時間】×【時流】=成功指数
と言う考え方があります。

どういうことかというと、才能・時間・時流が掛け算になって成功が決まるんだよ、という考え方です。(そのまますぎる)

例えば、それぞれ最低値が1最高値が5とします。
ものすごい才能を持っているがそこの鍛錬に時間をかけず時流がそこそこの場合、
【才能】5×【時間】1×【時流】3=15
ということで、その人の成功指数は「15」です。


別の例を挙げてみましょう。
才能は可もなく不可もなく時間はそこそこかけた時流が最高だった場合、
【才能】3×【時間】3×【時流】5=45
ということで、その人の成功指数は「45」で、①の才能のある人と大きな差がつきました。


同じような考え方で、もう1パターン考えると、
才能はめちゃくちゃある最高に努力したでも時流は最悪だった場合、
【才能5】×【時間5】×【時流1】=25
才能があって惜しみない努力をしたのに、②のモデルよりも低い数字となってしまいました。


何が言いたいかと言うと、
「才能」やそこにかけた「時間」と同等レベルに「時流」が大事だよって話です。

「オバキル」をこれらと同じように数字として考えてみると
【才能】4
普通こういう時は、「俺も凡人だよ!」と【3】をつけるものですが、これまでものづくりに携わってきた経験も含め、客観的にみて自分は多少ものづくりの才能はある方だと思っています。中には【5】以上の才能を持つ人がいるという前提で【4】とします。(刺さないでね)

【時間】5
これはもう間違いなく【5】です。
本作は構想に6年、制作期間も1年9月かけていますので、恐ろしい工数です。
ちなみに、これを本業とする作家さんは時間をかければ良いというものでもないので、本当にバランスには注意が必要だと思います。

【時流】4
はい。ここが一番言いたかったところです。
同人音声業界は現状良い時流にあるジャンルだと考えておりますが、他ジャンルなど総合的に考えてデフォルトで【3】と仮定します。ここで大事なのが販売日なのかと思っています。
非常にいい作品が作れたとしても、販売日に大手の人気サークルがバッティングしたら知名度のない処女サークルは埋もれてしまいますし、ターゲットの母数があまりないタイミングで作品を出してしまうと、本来訴求できたはずのターゲットに届かないので、定量的には作品のポテンシャルを発揮しにくかったと思います。
本作は、そういった意味で、大手や競合ジャンルの作品のリリースが少なく、人の多い日曜日の深夜のタイミングを狙って販売開始しました。
結果として、24時間ランキングも1位を取ることができましたし、ランキングに載ったおかげで販売数もさらに伸び、バナー広告などのお声がけをいただくことに繋がりました。
ただ、初速のタイミングでいちのやさんの万バズDL作品があったことや、アズールレーンさんの公式音声作品がリリースされたこともあり(これがなかったら週間ランキングも1位だった...)、【5】とはならなかったと思います。


長々と語ってしまいましたが、本作品おいては、
【才能】4×【時間】5×【時流】4=80
という高い成功指数を出すことができたのではないかと分析しています。
※仮に、リリース日が最悪で【時流】2とかであれば、成功指数は40など、大きな差がついていたのではないかと思います。


余談

以下の文は寄稿記事に書かせていただいたもののそのままのコピペになります。
上の成功指数の話と併せて読んでいただければ、言いたいことの意図が伝わりやすいと思い引用させていただきます。

(以下コピペ)
<余談>
実は本作、もともとは12/4(日)にリリースする予定でした。
というのも、cvの兎月さんがもともと、11/26(土)にオホヤベ建設の新作をリリースする予定で、同一声優の競合作品のバッティングを避ける意味で、1週間ずらしていました。
しかし、この12/4(日)は大手サークルさんが同ジャンルの双子系音声作品をリリース予告をしていたので、完璧と言えるタイミングではありませんでした。
(それも踏まえても、総合的に判断してここしかないと思いリリース日を12/4(日)をリリース日に設定していました。)

しかし、兎月さんが11/20ごろ流行病の妖精さんになってしまったことにより、オホヤベ建設の新作リリースが延期になると聞き、急遽11/27(日)リリースに前倒し舵を切った経緯があります。
私もTwitter上では既に、12/4(日)にリリースする旨を告知し、RTキャンペーンなども行なっておりましたが、それを覆してでも販売日を11/27(日)に前倒すべきだと判断しました。

もっと言うと、本作の予告をプレスリリースしたのが、11/8(火)だったのですが、3週間目は周りの反応も薄くなってきた感覚がありました。
体感的には予告から3週間くらいが、顕在層の興味が薄れ始めるタイミングなのかと思います。
あと1週間販売日を伸ばしていたら、ある程度のユーザーは忘却曲線に入っていたのではないか…とも考えております。

これらを総合的に判断し、リリースを早める柔軟な対応ができたことも本作の成功因子の一つだったのではないかと思います。


ついに発売!

2022年11月27日(日)。
ついにサークルM'sファクトリーの処女作
【意地悪な双子の終わらないオーバーキル射精我慢地獄】
が発売されました。

ここまで本当にいろんなことがあり、途中何度も諦めかけましたが、その度に立ち上がって作り上げた本作。
本当に、今の自分がやれることは全てやったと思える自信作だったので、正直この時点で大満足でした。

本作にここまでかけてきた工数や金額もバカにならないものがありますが、兼ねてより目指してきた
「過去に例のないくらい容赦ない寸止め地獄を繰り返し、マゾをぶっ壊しに行くようなメ○ガキ拘束逆レ○プものの音声作品を作りたい!」
という想いが体現できた作品になったと思っていますし、自分が理想とするものを世にリリースできたということがとても嬉しかったのです。

勿論、沢山の人に聞いてほしいという想い、そしてあわよくばその売上げで製作費が回収できるようになってほしい...という想いもありましたが、それらが成し得なくても全然後悔しないくらいにはやりきったつもりです。
しかし、嬉しいことに、結果は私の想定を遥かに超える大ヒット作となりました。

DL数
販売初日:701本
7日間合計:3450本(20%OFFセールここまで)
14日間合計:4323本
21日間合計:5129本(バナー広告掲載期間6日間あり)
現在:8016本(50%OFFセール期間あり)

ボイス・ASMRランキング
24時間ランキング:1位
7日間ランキング:2位
30日間ランキング:4位


作品制作を通して得られたもの

この「M'sファクトリー」というサークルは、
【意地悪な双子の終わらないオーバーキル射精我慢地獄】を実現するために立ち上げたサークルです。
(ちなみにサークル名は「マゾの生産工場」ということで、M's=マゾたち、ファクトリー=工場という意味が込められていますw)

ですので、当初は【意地悪な双子の終わらないオーバーキル射精我慢地獄】をリリースできたらその後はもう何も作らない予定でした。

しかし、本作が大ヒットし、沢山のご評価や、嬉しいご感想を頂けたことにより
「またマゾにぶっ刺す音声作品を作って届けたい!」という気持ちが芽生えました。
その想いが強くなる一方で、本業が激務なのでなかなか作品を作る時間がない...
ならば作品を作れる時間ができるように働き方を変えよう!
という気持ちになり、六月から本職を時短勤務に変えることになりました!

ということで、今後もこのサークルから作品を出す予定です!
構想しているだけでも、7作品くらい作りたいものがあります。
どこまで実現できるかはわかりませんが、引き続き本サークルの活動を見守って頂けますと幸いです。

そして、これを見ていただいている音声作品ユーザーさんがおりましたら、
是非、作家へ作品の評価や感想を積極的に伝えていただきたいな、と思います
これは制作者側だから実感するのですが、一つの感想が本当に作家には励みになります。
現に、こういった声が、当初単発作品でサークル活動を終わらせるつもりだった私に「自分の働き方を変えてでもまた作品を作って世に出したい!」という行動変容を引き起こしました。
作品への感想は、それだけ作者のモチベーションを変える力を持っているので、是非その元気玉を届けてあげてください!


おわりに

全9回に分けてお届けしてまいりましたオバキル創作秘話はここまでとなります。

主に「同人音声作品を作っているor作りたい」人向けに、本作を通して学びとなりそうなものを踏まえエピソードを残したつもりですが、少しでもお役に立つ情報があれば幸いです。
また、この創作秘話を通して「オバキル」に対する熱量や想いも感じ取っていただきたかったので、それをこうして形に残すことができてよかったなと思っています。

ここまで読んでいただいた方々本当にありがとうございました!
(特にTwitterや記事にいいねを下さった方々は名前も覚えております!)
引き続き、M'sファクトリーをよろしくお願いいたします。


えむふぁく!

M’sファクトリー 2023/04/04 09:39

【オバキル創作秘話⑧】捨てる神あらば拾う神あり

お疲れ様です!
M'sファクトリーのえむふぁく!です!

いよいよ創作秘話も今回含めて多分あと2回かと...!
ここまで記事を見てくださった方々には感謝しかありません。
残り僅かですが、最後までよろしくお願いします!

それではいきましょう!
【オバキル創作秘話⑧】捨てる神あらば拾う神あり【2022〜】

※前回のエピソードはこちら!
【オバキル創作秘話 ⑦】はじめての音声編集!【2022〜】
https://ci-en.dlsite.com/creator/15510/article/820621


頼んでたイラストが…こない…

兎月さんから音声素材を頂き、ガシガシ編集作業を進めていたえむふぁく!。
音声編集の奥深さや楽しさを感じる一方で、私は別の不安感に苛まれていました。

イラストが...こない...


本作のイラスト制作をイラストレーターさんに正式依頼したのが2021年12月中旬。
こちらの納期は2022年5月ということで進めておりましたが、
このとき既に2022年6月になっていました。

編集タイミングが後ろ倒しになったこともあり、
既にリリース目標月は6月→9月変更予定で考えていたので、イラストの納品が多少遅くなる分には全く問題ありません。
しかし、納期が過ぎているのに相手方から何も連絡がないのは流石に違和感...。
こちらから進捗確認メールを送ってみても、一向に返信は返ってきませんでした。


もしかしてイラストレーターさんが事故か何かあったのでは...?
そう思い、その方のTwitterを見るといつものように呟いたり仕事絵を投稿したりしている。
となると、メールに気づいていないだけか...?と考え、DMから直接連絡しましたが...
そちらにも返信は返ってきませんでした。

あれ...?
もしかして無視されてる...?

自分が何か失礼なことをしてしまったのではないかと記憶を掘り起こしますが、
正直心当たりは何もありませんでした。


「いやいや、単に優先順位つけて後回しにしているだけだろう...」
「メールに気づけば返事を返してくれるだろう...」

そう信じ、その後もメールやHPの問い合わせフォームなどあらゆる窓口から
連絡を試みますが、やはり返事は返ってこず...。
原因がわからないままそんな状況が続き、ただただ時間だけが過ぎていきます。


正直、この状況はかなりメンタルにきました。

創作秘話⑤↓でも書かせていただいた通り、
https://ci-en.dlsite.com/creator/15510/article/785846
イラストレーター選定のここまでの道のりは決して平坦ではなく、
ようやくベストなイラストレーターさんにお願いすることができたと思っていたのに、
このタイミングでこの状況...。

客観的に考えれば、もうこの時点で早く見切りをつけ、すぐに別のイラストレーター選定を進めるべき状況だったのですが、原因もわからないのでこの事態を受け入れられず、
「いつか返事が返ってきて、納期遅れの謝罪後爆速でイラストを仕上げてくれるだろう...」
という甘い希望的観測を持ったまま、リマインド連絡しては待つを繰り返す日々が続きました。

こちらが「可能性はゼロだな」とそのイラストレーターさんに見切りをつけたタイミングで既に8月中旬となっていました。

もう9月リリースは諦めるしかない...。
それどころか、今からイラストレーターを再選定するとなると、2022年にリリースできるかどうかも怪しい...。

正直、今思うとあまりにも判断が遅かったと思います。
ただ、それだけこのイラストレーターさんに賭けていた想いがありましたし、この時点でイラスト制作が振り出しに戻るという現実を受け入れるのは非常に辛いものがありました。

とにかく、また振り出しです。
正直、一番楽しいはずのイラストレーター選定で、こんなにも頭を抱えることになるとは思っていませんでした。
それでも、諦めずに探す以外は道はない。


再度、PixivやTwitterをもとに、本作の世界観にマッチする画風を持つイラストレーターさんの選定を始めました。
数名の候補イラストレーターさんを選定し打診しますが、断られるor返事が返ってこないを繰り返し、話が一向に前に進まない状況...。
いよいよ本格的にどうしようかと思い悩んでいた9月上旬...

Twitter上に、ある光り輝くメ○ガキ絵が流れてきたのでした。


捨てる神あらば拾う神あり

その流れてきたTweetがこちら。

https://twitter.com/shuru_draw/status/1560623615271645185

そう。
このTweet主こそ、後にオバキルのパッケージイラストを制作していただくことになる
しゅる版さん
だったのです。

この絵を見た瞬間、自分のアンテナがビビッときたのを今でも覚えています。
すぐにしゅる版さんのTwitterトップ画面から過去絵を確認し、
その画風に「オバキル」の世界観との親和性の高さを感じました。
(↓のムチュキ絵とか最高ですね!)
https://twitter.com/shuru_draw/status/1567496113653170182

しかし、しゅる版さんの過去投稿ではエロを直球で押し出したイラストは少なく、
DLsiteやFANZAなどでアダルト作品の実績はなかったため、ご依頼を受けていただくのは難しいかな...と思っていたのが正直なところでした。

しかし、悩んでる暇があったらトライしろ!です。
ダメ元でご依頼メールをお送りしたところ...


なんと...!
快く本件を引き受けていただけることになりました!

しかも、9月上旬依頼だったにも関わらず、11月リリースを目指せるスケジュール感で制作いただけるとのご連絡が...!


まさに、「捨てる神あらば拾う神あり」とはこのこと!
これまでの苦労の反動もあって、この時ばかりは全身の力が抜けるような感覚すら覚えるくらい安堵と嬉しさで胸がいっぱいになったのを思い出します^^;

ここから先のイラスト制作進行はびっくりするほどスムーズで、
ラフ絵、制作進捗共有などまめなやりとりとフィードバック反映を踏まえ、
こちらが想定していた以上に素敵なパッケージイラストをご納品いただくことができました。


その時のラフ絵や、どのようにやりとりを重ねて今のパッケージ絵に至ったかのかは、フォロワー限定で閲覧できるようにさせていただきました。
また、ロゴデザインの他候補サンプルもここだけで秘蔵公開しています!🤫

興味のある方はフォローいただければ幸いです!

今振り返って考えても「オバキル」の大ヒットはしゅる版さんのパッケージイラストなしには語れませんし、本当に苦労したイラストレーター選定でしたが、それが結果として本作において最高のイラストレーターさんへの巡り合わせに繋がったのだと思っています。

オバキル ver.1.03 アップデートコンテンツについて

(先行情報のコソコソ話🤫)
実は、「意地悪な双子の終わらないオーバーキル射精我慢地獄」の更なる追加アップデートコンテンツ作成を裏で粛々と進めております。

そのコンテンツ内容を先行してお伝えしますと、
『オバキル After 〜レナとリナのIFストーリースケベ差分CG集〜(仮題)』
というものになります。

本記事でご紹介したしゅる版さん全面協力のもと、パッケージ絵を性癖ぶっぱのドスケベ魔改造していただき、
以下3種類のIFストーリーシチュエーションの差分イラストをご制作いただきました!


◆ビーチギャル風ギャルビッチコス編
《シチュエーション》
夏の海を満喫して帰ってきたレナとリナ。
体にくっきりえちえち日焼け跡をつけ、その上から極小マイクロビキニを着て主人公を誘惑しまくり。
ギャルビッチ風のレナとリナが変態プレイを楽しむシチュエーション。


◆猫耳コスJS2匹にチンカス餌付けご褒美編
《シチュエーション》
まさかの主従関係逆転!?
ラン◯セルを背負って、猫耳を付け、猫しっぽアナルプラグを入れたレナとリナが、
主人公のチンカスまみれのチンポを前に「待て」をさせられ発情しまくり!?
リードをつけられた変態猫ちゃん達にチンカスの餌付けをする大変ニッチなシチュエーション。


◆100回出すまで帰れまてん!?ド下品コンドーム衣装編
主人公の「逃がしてほしい」という必死の懇願により、
「5日間で100回射精できれば解放してあげるゲーム」を始めるリナとレナ。
レナとリナは次第に使用済みコンドームを身体中に纏い、部屋中にも使用済みコンドームが散乱。
5日目には主人公は体力の限界でとっくに降参しているが、それでもやめず搾り取ろうとするレナとリナの狂気的ド下品シチュエーション。


...という感じです。
基本絵を先ほどご納品いただいたのですが、
正直どれも大変ドスケベです。

パッケージ絵もえちえちな雰囲気ですが、この差分はその比じゃないレベルでドスケベ...。
しゅる版さんも普段描かれないような、変態性をふんだんに盛り込んだドスケベ衣装や変態シチュエーションを私からリクエストして描いていただいたので、刺さる人は本当にぶっ刺さると思います!
私の方でここから差分制作やテキストを入れの作業などを行い、シチュエーション別に簡単なCG集を作ろうと思いますので、更新はもう少し待っていただければと。

あくまで差分イラストという前提でお楽しみいただければと思いますが、
「普通の音声作品はここまでしないだろ」というくらい、おまけにもこだわりましたので是非更新を楽しみにしていただければと思います!


今回は以上です!
それではまた!

==========

P.S.
「オバキル」の制作経験を通して、
「映像制作においての収録の常識と、同人音声業界においての収録の常識」
というものに、とても大きなギャップを感じておりました。

特に、「リテイク」が、制作者と声優さんのトラブルの原因になることがよくあると聞きますが、なぜそのようなことが起こるのか、今回の制作を通してとても合点がついたので、兎月さんにその内容を情報提供させていただいたのですが、
先月の【 同人音声.com +PLUS 】にてその記事が更新されましたのでよろしければ!

【+PLUS】なぜ同人声優は1本あたり◯万円の定額報酬ができないのか?ナレーターと比較考察 #86
https://ci-en.dlsite.com/creator/1828/article/758199

音声同人の制作者にとってはかなり有益な情報なのではないかと思っておりますので、興味のある方は是非記事を購入してみてください!^^

フォロワー以上限定無料

パッケージイラストがどのような経緯を経て完成したのか?実際にいただいたラフイラストなども含め公開しちゃいます!

無料

M’sファクトリー 2023/03/19 01:34

【オバキル創作秘話 ⑦】はじめての音声編集!【2022〜】

皆様おひさしぶりです...!
M'sファクトリーのえむふぁく!です!

すみません。前回の投稿から1ヶ月経ってしまいました...
本業の仕事が大変繁忙期だったのですが、ようやく仕事が落ち着いてきたので、
筆をとっている次第です...!

本題に入る前に...
お陰様でオバキル7500DL突破!🤗
お買い上げいただいた皆様誠にありがとうございます🙇

この1ヶ月セール期間も何度も重なったこともあり、沢山の方にご購入いただくことができたのだと思っております。
作品に対するお褒めのお言葉や、寄稿記事読んだよ!というDMもいただきまして、
そういったお言葉やレビューが次回作の創作意欲となっております!
本当にいつもありがとうございます!


次回作の構想もある程度固まったので、そちらも徐々に作り始めたいところですが、まずは残り僅かなオバキル創作秘話を書き切って区切りをつけてから次に進みたいと思います!🙇

創作秘話もラストスパートですが、本作の制作を通して何か学びになることを少しでも残せたらなと思っております。
それでは行ってみましょう!
【オバキル創作秘話 ⑦】はじめての音声編集!【2022〜】

※前回のエピソードはこちら!
【オバキル創作秘話 ⑥】情熱と執念のリスタート【2022〜】
https://ci-en.dlsite.com/creator/15510/article/790287


最高級素材を手に入れて…

前回の創作秘話の通り、ついに兎月さんから念願の音声が届きました。
この時を…!この時を待っていたんだよ…!
確か当時は平日で絶賛本業の仕事中だったのですが、兎月さんからのメールが届いた瞬間音声をダウンロードしてチェックしてしまいました。^^;
(リモートワークだったのでユルシテクレ)

そして、音声を聞き思いました。
「あぁ…自分はこれを手に入れるためにここまで頑張ってきたんだ...」と...。
(この瞬間を味わえるのがクリエイターの特権ですね。^^;
これを手に入れるために頑張ってきたのだと改めて実感しますし、ここまでの苦労が全て報われる感じがします。)

届いたのは、まさに頭の中で妄想していた世界の具現化

本作において特に重要な要素であったであった耳舐め音は、
ボリュームだけでなく、質・バリュエーション共に期待値以上の音声が届きました。
例えるなら、料理人が追い求め続けたを手に入れた感じです。

いい素材を手に入れると、自然と料理へのモチベーションが湧きます。

この日は、「早く編集を始めたい!」というモチベーションからか
爆速で本業の仕事をこなし、定時までにノルマを終わらせることが出来ました笑

そして夜、いよいよ調理開始です。
実はこの時のために、前々から密かに準備していたことがありました。

最高の素材を使って最高の料理を作るために...

料理人が料理を作る上で、食材と並んで大事なものはなんでしょう?

そう。キッチンです。

いくらいい素材を手に入れても、台所が狭かったら料理の効率は落ちますし、
調理器具が悪ければ最悪完成品の味が落ちてしまいます。
それと同じように、作品制作においてもキッチン(作業スペック)調理器具(制作ソフト)はとても重要な要素だと思っていました。

ということで、このタイミングで制作用のMacBook Proを購入することにしました。
これまでもPC選びの際、「高い」を理由にスペックをケチって後で後悔するを繰り返してきたので、未来への投資と思い、スペック増し増しの約50万円のMacを購入
編集用の外付けHDDもSSDに切り替えました。
この時ばかりは流石にポチる前に手が震えましたが、今となっては編集以外も色々な作業が捗っていますし、お値段以上の価値がある買い物をしたと思っています。
(かつてヒ○キンさんが「自分の夢や仕事に関するものは、その時自分が買える一番いいものを妥協せず買ってきた」と言っていましたしね...!
余談ですが、これを確定申告で経費にできるのもクリエイターの特権だと思います)

調理器具(音声編集ソフト)に関しては、私は本業が映像ディレクターということもあって
Adobe CCを年間契約していたので、AuditionとPremiereを組み合わせて使うことで対応することにしました。


さぁ、これで環境整備はバッチリです。
とにかく環境をこだわって整備すると制作へのモチベーションがグンと上がります。
(「モチベーションは行動することで生まれる」と誰かが言っていましたが、自然と行動したくなるような環境づくりはそういう意味では非常に重要だと感じます)

あとは最高級食材を使って最高の料理をつくるまで!
では捌いていくぅっ!(カネコ)

(※ PC選びに関して
私は普段動画の編集もするので、多少オーバーペックのPCを購入しましたが、音声編集は動画編集ほどPCへの負荷はかからないので、その点はご自身の作業に合わせて最適なものを選びましょう!
余談ですが、もしMacなどのApple製品を買うなら、整備済製品を購入するという手をオススメします。
詳しくはご自身で調べてほしいのですが、ざっくり言うと保証付きでほぼ新品同様のPCを安く買うことができますヨ。

はじめて音声編集をしてみて…

私自身、音声編集はこれがはじめてです。
...と言いいつつ、本業が動画ディレクターということもあって、なんとなく編集の勝手はイメージはついておりました。
要は動画編集と同じように切り貼りしながらやっていけば良いのだろうと...

で、実際にやってみた所感ですが、
思っていた10倍は簡単でした。

ボリュームがあるのでとんでもない工数がかかると覚悟していたのですが、
その週の週末には一通り終わってしまって「え、こんなものでいいのか?」と逆に拍子抜けするほど...

しかし、振り返ると、
まさにここが音声作品の肝であり、
音声編集の沼の部分だったと思います。

正直に言うと、この段階では、素材を切り貼りしながら、ただ並べただけでほぼ完成したと思い込んでおりました。
しかし、音声編集したものを仮書き出して試聴してみると、
ユーザー視点で気になる点が沢山出てきました。

例えば…
・クリックノイズやリップノイズ、ホワイトノイズなどの没入感を妨げるノイズ
・作品の世界観に対する効果音選定の適正
(たとえば、主人公が暴れて手の拘束具の鎖がガチャガチャする音は、もっと重厚感がないと「逃げられない感」を感じてもらうことができない=作品に没入できないのではないか?)
・音のボリュームや回り込む臨場感の適正
など...


一つひとつあげるとキリがないですが、
とにかくユーザー視点で音声を聴いた時、様々な細かいことが気になったのです。
もしかしたら、これを調整したところでさほど気にならないユーザーもいるかもしれません。
しかし、私がこれまで聴いてきた音声作品で
「企画はいいんだけど、音の質がな...」
「ここの「プツッ」というクリックノイズが気になって作品に没入できない...」
と細かい点で残念に思った作品がいくつもあったことを思い出しました。

結論「私がユーザーだったら気になる」

そう。
まさにここが同人音声編集の分かれ道。
このクオリティの底上げのためにどこまで拘るかによって編集工数は大きく変わってくるのです。

多少暴力的な言い方ですが、素材をただ切り貼りして並べただけでも音声作品は成立しますし、作り手がそれで完成と割り切ってしまえば編集工数は大きく削減できるでしょう。
逆にいくら拘って編集しても、ユーザーにとっては大して気にならなかったり、かけた時間に見合わない効果だったりすることもあるかもしれません。

しかし、これはあくまで私の体感値ですが…
私が気に入った作品や、近年作品単体で大きく売上げを伸ばし続けている作品は
そのほとんどが
「編集した音」に対し、高いレベルで意識された作品
であると感じます。

ここ数年は特にKU100をはじめとした最高級マイク収録が主流となっていることも勿論大きな要因ではあると思いますが、それにしても編集への細やかな気遣いが年々上がっているのは間違いないと、過去にリリースされた数々の作品と聴き比べて感じます。
同様に音声作品を楽しむユーザー増えたので、ユーザーも高い水準の編集レベルに慣れていると思います。

私が編集だと思い込んでいた作業は
ただ素材を切って貼って並べただけのもの。
寧ろ本当に力を入れるべきポイントはここからだったのです。

とはいえ、ここから先は本当に音のプロの領域。

素人の自分が短期間で全てを理解し実践できるほど浅いものではありません。
結局やれることとやれないことがある。
ここに関してはあくまで「同人」として割り切らせていただき、
今の自分ができる範囲で勉強、試行錯誤を繰り返しながら作品のクオリティアップに努めました。
細かい話は省きますが、vookの有料プランでAuditionの記事を漁ったり、ネットに転がってるさまざまな記事を読んだり...。

しかし、その成果もあって、最終的にリリースした作品の音は、ただ並べて繋げただけの試し書き出しした音声と聴き比べると印象は段違いに良いものになったと思います。
最終的に、オバキルのレビューにもこの音のポイントをお褒めいただけた感想もあったのでやってきた拘りはちゃんとユーザーにも届いたのだと実感しました。


総論としては、
編集をどこまで拘るかによって、制作工数も、作品のクオリティも大きく変わる
ということが言えると思います。
当たり前っちゃ当たり前のことなのですが、これが
=ユーザーの満足度や作品評価に直結する
ため、初心者は特に意識すべきポイントかなと思います。

沼にハマりすぎて永遠に編集するのもよくないが
最低でも作品の世界観や没入感を阻害しない一定の水準はクリアする
そんなことを意識するといいのかなと個人的には思います。


つづく

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