TS俺が女の子のレッスン!?34
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
今週も週半ばの水曜日。
千葉は冷たい雨がパラパラと降っています。
これから寒い季節が始まるので、体調には気をつけていきたいところです。
さて、今日も元気に小説を更新したいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです!
(ううっ、おまたが熱くなって……、このままだと、おかしくなってしまう……っ)
くちゅりっ。
この官能の炎を抑え込もうと、おまたを抑える。
ごく自然にクレヴァスへと指が食い込んでいき――、そこは熱く蕩けそうになっていて、ネットリとした愛液を漏らしていた。
水着越しに感じられるのは、ぷっくりと膨らんだ、硬い小豆のような感触。
股布が擦れるだけで、ピリピリ、ジンジンした電流が生み出されていく。
「平気かしら」
「ダメですぅ……」
当然のように同じシャワー室の個室に入ってきたのは、晶だった。
トイレの個室でさえも一緒だったのだから、今更ツッコミを入れる気力さえも湧いてこない。
「司。茹でだこみたいにピンク色になってる」
「そりゃそうだろうよ……」
ただでさえ、司がいま着ている水着は、晶が一日中温めてくれておいてくれたものなのだ。
意識するなというほうが無理だった。
「司、立って。シャワーで綺麗にしてあげる」
「そんな……浴びなくてもなんとかなるって……」
「ダメ。髪が傷む。しっかり塩素を洗い流しておかないと」
「め、面倒くせえ……」
男だったころは髪の毛なんて気にしたことがなかった。
だけど言われてみれば、長くサラサラとした金髪は、早くもベタベタと肌に貼り付いてきているようにも思える。
このまま乾かしたら気持ち悪いことになるに違いなかった。
「髪が長いと面倒なんだな」
「だからって切らないほうがいい」
「な、なぜ……?」
「それは……私が好きだから。髪が長いあなたのほうが可愛い」
「可愛いと褒められてもあまり嬉しくないぞ」
「そのうち慣れる。さあ、早く立って。洗ってあげるから」
「うっ、ううう~?」
のっそりとした動作で、立ち上がろうとする。
だけど膝がカクカクと笑っていて、どんなに力を入れても立ち上がることさえもできなくなっている。
「た、立てねぇ……」
「立たせてあげる」
「あっ」
正面から抱え込まれるようにして、晶に立たせてもらう。
だけどその拍子に、司のFカップと晶のFカップがごっつんこしてしまう。
ぼよよ~ん。
と、音が聞こえそうなくらいに、司はおっぱいによって押し返されていた。
それでも壁に寄りかかって、なんとか尻餅をつくことだけは避ける。
だけど、それが限界だった。
(晶のおっぱい、柔らかすぎだろ……!?)
ただでさえ晶のことを意識して、おまたが熱くなっている。
それなのに晶の柔らかさを間近に感じると、
きゅんっ! きゅんっ!
おまたが切なげに痙攣していた。
その様子が、スクール水着が縦筋に食い込んでいるから丸見えになってしまっている。
「司。もしかして」
「うう~。しょうがないだろ……!? その……、まだ、女の子になってから、一人で……できたこと、ないし……っ。それにきのうは晶の……その、見せてもらったし……あっあぅ!」
くちゅりっ。
意識したらおまたから熱い汁が溢れ出してきてしまい、咄嗟に前押さえする。
だけどそれは返って逆効果だった。
おまたから淫靡な水音が鳴り響くと、指の隙間からネットリとした愛液が漏れ出してくる。
「司、我慢できないの?」
我慢って、いったい、なにを……?
と、聞くのは、きっと野暮なのだろう。
司は黙って頷くと、
「そう。それなら仕方がない」
晶はいつものように無表情で呟く。
だけどその行動は大胆だった。
なにしろ、なんとか壁に寄りかかって立っている司の頭の両脇に、晶が両手をついたのだ。
いわゆる、壁ドンというやつだ。
まさか幼なじみに、しかも女の子に壁ドンされる日がこようとは。
「司。力を抜いてたほうが楽になれる」
「い、いったいなにをしようというのです?」
思わず敬語になっている司。
正面には、真っ直ぐにこちらを見つめてきている晶。
やや赤みがかったヘーゼルの瞳には、ひとりの少女が、頼りなさげに映っていた。
その少女は、紛れもなく司自身なのだ。
「あ、あの……晶。目が据わってる。なんか、怖い」
「声は抑えて。周りにいる女子に聞かれてしまうから」
たったその一言で充分だった。
晶と視線が絡み合い、硬い鎖になったかのように動けなくなる。
こうしているうちにも、晶の太ももが脚のあいだへと潜り込んできていた。
(う、うそ……。俺は……、されて、しまう……のか?)
壁に背中をつきながら、司は動けなくなっていた。
金縛りと言ってもいい。
それなのにおまたは熱くなっていて、キュンッ! 痙攣するたびに、ドロッとした愛液を垂らしていた。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
今日はいつも通りの午前中に更新することができました。
今週も残りはこの調子でいけたらなと思います!
この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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