レモネードオアシス 2023/12/06 08:30

TS俺が女の子のレッスン!?34

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も週半ばの水曜日。
千葉は冷たい雨がパラパラと降っています。
これから寒い季節が始まるので、体調には気をつけていきたいところです。

さて、今日も元気に小説を更新したいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

この小説を最初から読む!


(ううっ、おまたが熱くなって……、このままだと、おかしくなってしまう……っ)

 くちゅりっ。

 この官能の炎を抑え込もうと、おまたを抑える。
 ごく自然にクレヴァスへと指が食い込んでいき――、そこは熱く蕩けそうになっていて、ネットリとした愛液を漏らしていた。
 水着越しに感じられるのは、ぷっくりと膨らんだ、硬い小豆のような感触。
 股布が擦れるだけで、ピリピリ、ジンジンした電流が生み出されていく。

「平気かしら」
「ダメですぅ……」

 当然のように同じシャワー室の個室に入ってきたのは、晶だった。
 トイレの個室でさえも一緒だったのだから、今更ツッコミを入れる気力さえも湧いてこない。

「司。茹でだこみたいにピンク色になってる」
「そりゃそうだろうよ……」

 ただでさえ、司がいま着ている水着は、晶が一日中温めてくれておいてくれたものなのだ。
 意識するなというほうが無理だった。

「司、立って。シャワーで綺麗にしてあげる」
「そんな……浴びなくてもなんとかなるって……」
「ダメ。髪が傷む。しっかり塩素を洗い流しておかないと」
「め、面倒くせえ……」

 男だったころは髪の毛なんて気にしたことがなかった。
 だけど言われてみれば、長くサラサラとした金髪は、早くもベタベタと肌に貼り付いてきているようにも思える。
 このまま乾かしたら気持ち悪いことになるに違いなかった。

「髪が長いと面倒なんだな」
「だからって切らないほうがいい」
「な、なぜ……?」
「それは……私が好きだから。髪が長いあなたのほうが可愛い」
「可愛いと褒められてもあまり嬉しくないぞ」
「そのうち慣れる。さあ、早く立って。洗ってあげるから」
「うっ、ううう~?」

 のっそりとした動作で、立ち上がろうとする。
 だけど膝がカクカクと笑っていて、どんなに力を入れても立ち上がることさえもできなくなっている。

「た、立てねぇ……」
「立たせてあげる」
「あっ」

 正面から抱え込まれるようにして、晶に立たせてもらう。
 だけどその拍子に、司のFカップと晶のFカップがごっつんこしてしまう。

 ぼよよ~ん。

 と、音が聞こえそうなくらいに、司はおっぱいによって押し返されていた。
 それでも壁に寄りかかって、なんとか尻餅をつくことだけは避ける。
 だけど、それが限界だった。

(晶のおっぱい、柔らかすぎだろ……!?)

 ただでさえ晶のことを意識して、おまたが熱くなっている。
 それなのに晶の柔らかさを間近に感じると、

 きゅんっ! きゅんっ!

 おまたが切なげに痙攣していた。
 その様子が、スクール水着が縦筋に食い込んでいるから丸見えになってしまっている。

「司。もしかして」
「うう~。しょうがないだろ……!? その……、まだ、女の子になってから、一人で……できたこと、ないし……っ。それにきのうは晶の……その、見せてもらったし……あっあぅ!」

 くちゅりっ。

 意識したらおまたから熱い汁が溢れ出してきてしまい、咄嗟に前押さえする。
 だけどそれは返って逆効果だった。
 おまたから淫靡な水音が鳴り響くと、指の隙間からネットリとした愛液が漏れ出してくる。

「司、我慢できないの?」

 我慢って、いったい、なにを……?
 と、聞くのは、きっと野暮なのだろう。
 司は黙って頷くと、

「そう。それなら仕方がない」

 晶はいつものように無表情で呟く。
 だけどその行動は大胆だった。
 なにしろ、なんとか壁に寄りかかって立っている司の頭の両脇に、晶が両手をついたのだ。
 いわゆる、壁ドンというやつだ。
 まさか幼なじみに、しかも女の子に壁ドンされる日がこようとは。

「司。力を抜いてたほうが楽になれる」
「い、いったいなにをしようというのです?」

 思わず敬語になっている司。
 正面には、真っ直ぐにこちらを見つめてきている晶。
 やや赤みがかったヘーゼルの瞳には、ひとりの少女が、頼りなさげに映っていた。
 その少女は、紛れもなく司自身なのだ。

「あ、あの……晶。目が据わってる。なんか、怖い」
「声は抑えて。周りにいる女子に聞かれてしまうから」

 たったその一言で充分だった。
 晶と視線が絡み合い、硬い鎖になったかのように動けなくなる。
 こうしているうちにも、晶の太ももが脚のあいだへと潜り込んできていた。

(う、うそ……。俺は……、されて、しまう……のか?)

 壁に背中をつきながら、司は動けなくなっていた。
 金縛りと言ってもいい。
 それなのにおまたは熱くなっていて、キュンッ! 痙攣するたびに、ドロッとした愛液を垂らしていた。


TS俺が女の子のレッスン!?35につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました。
今日はいつも通りの午前中に更新することができました。
今週も残りはこの調子でいけたらなと思います!

この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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