レモネードオアシス 2019/07/27 18:50

陰キャラでなにが悪い!10

最終回です!

ここまで読んでくれた人はありがとうございました!


この小説を最初から読む!



全校朝会という緊急クエストをなんとか乗り越えることに成功した千影は、おむつデビューしたその日になんの躊躇いもなく教室で何度も尿意を放っていた。




スカートの中でくぐもった水音と共に生温かなせせらぎが生まれるも、そのことに気づくクラスメートは誰一人としていなかった。




そしてやってきた放課後――。



千影は課題を片付けるために図書室で勉強していた。



家に帰ると録画しておいたアニメやゲームなどの誘惑が多いから、集中したいときは図書室を使うことにしていた。



ギャルゲーだったらメガネっ娘とのイベントが期待できるロケーションだが、残念ながらリアルではそうそう簡単にイベントが起こるはずもない。




(はぁ……。おまた、蒸れ蒸れになってる……)




人気のない図書館で、千影の頬はほんのりと朱に染まっていた。



千影は熱い吐息をつくと、椅子に座ったまま内股を擦り合わせる。



それも無理はない――。



朝から穿いている紙おむつはすっかり分厚くなっていて、おしっこを吸いきってスカートの中でパンパンに膨らんでいたのだ。





(もう、すっかり外、暗くなっちゃってる。そろそろ下校しても大丈夫、だよね……?)




千影は立ち上がると、借りていた本を元の場所に戻す。



今朝の全校朝会から充て続けている紙おむつはすっかり重たくなっていて、ちょっとでもかがむとスカートからはみ出してしまうほどに膨らんでいる。




時計を見ると、午後の七時を指していた。



図書室にいるのは千影が最後の一人。



この時間になると、ほとんどの生徒たちは帰ってしまっている。



学校を出て通学路をしばらく歩いてみても、誰ともすれ違わなかった。




(ふふふ……、これでやっと……)




なぜこんなに遅い時間にまで粘っていたのか……?



その理由は至ってシンプルだ。



もこもこに膨らんだおむつを充てたまま下校すれば、もしかしたら重くなりすぎた紙おむつがスカートからはみ出してしまうかもしれない。そのために人気がなくなるまで待っていた。



おむつを捨てて帰るという選択肢は最初からない。



濡れたショーツの感触が大好きな千影は、濡れたおむつにも性的に興奮するようになっていた。おむつデビュー初日だというのに。




それにこれが重要なのだが、最近ちょっと遊びすぎて課題を溜め込んでしまっていた。



だからできるだけ遅くなるまで待ちつつ、そして課題を片付けていたらこんな遅い時間になっていたのだった。





(誰かとすれ違ったら、匂いでもしかしてバレちゃうかも?)




すっかり日が暮れて、ところどころ蛍光灯の明かりに照らされた廊下を足早に歩く。



幸いなことに廊下には誰もいなかったけど、いつ誰が来るとも分からない。



そうなれば香水を使っているとはいえ、一日分のおしっこの匂いを感じ取られてしまうかもしれなかった。




だが……、



そんな想像をしただけでも千影の秘筋は愛液のおもらしをしてしまう。




(早く帰っておまた触りたい……)




周りに誰もいないことを確認してから昇降口で靴を履きかえる。



靴を履きかえるときはただでさえパンチラポイントだから要注意だ。




靴を履きかえて校門を出ると、とっぷりと日が暮れた住宅街の夜道を、ポツポツと街路灯が照らしているばかりで誰もいない。




(どうか誰ともすれ違いませんように……)




千影は心の中で手を合わせながらも帰路を急ぐ。



おむつを充てているせいで、今日はずっと焦らしプレイをされているような感覚だった。



許されることなら今すぐにでも微弱電流を発し続けている肉芽に触りたかった。



だけどずっしりと重たくなっている紙おむつを充てているから走り出すこともできず――、




(あっ、おしっこ、したくなってきちゃった)




千影が足を止めたのは、公園の道を歩いているときのことだった。



公園、と言っても、遊具があるわけじゃなくて、散歩をするための道が大きな池をぐるっと囲うようにして作られた憩いの場所だ。



誰もいない夜道が、等間隔の街路灯に照らし出されていた。




「やば、我慢できない……っ」




今朝の全校朝会から、ずっとおしっこを吸収し続けてきた紙おむつは、すでにぱんぱんに膨らんでいる。



これ以上漏らしたらおむつから溢れ出してきてしまいそうだ。



だけど、すっかり緩みきってしまった千影の尿道は、どんなにおまたに力を入れても――、




じゅわり。




「あっ、だめっ」




しゅいいいいいい……。




おまたに力を入れても、一日中おしっこを垂れ流しにしてきた千影は、おしっこを我慢できない身体になっていた。



そして一日中千影のおしっこを受け止めてきたおむつも、ついに力尽きてしまう。




「あっ、溢れ出してきてるぅ……!?」




内股をおしっこの滝にくすぐられて、千影は咄嗟にしゃがみ込んでしまう。



道ばたで女の子が急にしゃがみ込む……、それは明らかに



『行為中』



という合図に他ならない。



和式便器でするときのようにしゃがみこみ、お腹が圧迫されると、どんなに止めようと思ってもおしっこが噴き出してくる。




しゅいいいいいいい……。



ぽたっ、ぽたた。




「あっ! あっ! うっ! 横漏れしてきてるぅ……っ」




もこもこに膨らんでレモン色に染め上げられた紙おむつ。



その足口から、横漏れしてきたおしっこが溢れ出してくる。



それでも千影の緩みきった尿道はおしっこを漏らし続けてしまう。




「あぅぅ……。こんなに漏らしちゃうなんて」






しゅいいいいいい……。



ぽたた……びしゃびしゃびしゃっ。




横漏れで溢れ出してきたおしっこは、千影を中心として大きな水たまりを作り上げていく。




もわ……っ。




夜風に、ツーンとしたアンモニア臭を孕んだ湯気が立ち上っていく。



水たまりはまるで湖のように広がっていき、千影の小さな身体を沈めようとしているようにも見えた。




「はぁぁ~、早く、終わって……って、ううおおお!? こ、この感覚は……!」




ぎゅるぎゅるるるるるッ!




突然のお腹のお目覚め。



最後にうんちをしたのが昨日の放課後……ブルマを穿いたままのおもらしだったから、ちょうど一日と数時間ぶりの感覚だ。



いきなりお目覚めになった大腸よほどご機嫌斜めなのだろう。



大蛇が暴れ回るかのような蠢動をはじめる。




「おっ! おごぉっ!」




にゅるるるるるる!




柔らかくも温かい感覚がお尻からホイップクリームのように溢れ出してきて、おむつの中へと広がっていった。



おしっこを吸収しきった分厚い紙おむつ……そのお尻の部分がうっすらと盛り上がる。




むわ……ッ。



すでに白いところがほとんどなくなった紙おむつから、饐えた茶色い悪臭が漂ってくる。



それでも紙おむつからうんちがはみ出してくるということはなかった。





「ああ……、うんちも漏らしちゃってる……。うう、ま、まだ出る……うっ、ううう~!」




しゅううううう……。



じょぼぼぼぼぼぼぼ!



にゅるるるるるる! ぷりゅりゅ!




千影はあえてお腹に力を入れていく。



どんなに我慢しても緩みきった穴では大決壊を止めることはできないのだ。



それならば、誰かに見られるまえに、一気におしっこもうんちも出し切ってしまったほうがマシじゃないか……。



千影は、もうおむつなしでは生きていけない身体になっていたのかもしれなかった。




じょぼぼぼぼぼぼ!



びしゃびしゃびしゃっ!



むにゅうう~~~~~……。




小さな身体の、一体どこにこんなにおしっこを溜め込んでいたのだろうか?



千影自身もびっくりするくらいおしっこが横漏れしてきて……、



それでもうんちは横漏れしてくると言うことはなかった。



その代わり、お尻から溢れ出してきた柔らかうんちは、ソフトクリームのようにおむつの中で巻き巻きしている感触がする。


☆ここに夜の公園でしゃがみこんでおむつおもらしのイラスト!



「んんっ!」




ブルルッ!



小さな身体を大きく震わせて、千影のおもらしは終わる。



あとに残ったのは、湖のようなおしっこの水たまりと、ずっしりと重たくなった紙おむつだった。




「うわっ、スカートからはみ出しちゃってるよ」




腰にぶら下がるようになって辛うじて穿けている紙おむつはスカートからはみ出していた。



無造作に伸ばした黒髪があるから、後ろ姿ではなんとかおむつを隠せているけど、前から見るとレモン色に茶色かかった紙おむつがはみ出してしまっている。




「誰か来たら、カバンで隠せばいいよね……」




千影はドキドキしながら、ゆっくりと歩き始める。




ねちゃ、ねちゃ、ねちゃ、ねちゃ……。




一歩進むたびに、おむつのなかのうんちがおまたに食い込んでくる。



それでも誰かとすれ違うまでは、おむつを出したままで――。



露出プレイにも似た感覚に、千影の秘筋は熱く濡れていた。






「んにゅ、もう朝なんだ」




翌朝。



千影がベッドから身体を起こすと、既にショーツは愛液でぐしょ濡れになっていた。



どうやら寝る前に官能小説を読んだから、エッチな夢を見てしまったようだ。




「うわっ、自分でもドン引き……」




ネコさんショーツ……、そのクロッチの裏側を見てみると、生卵の白身を流し込んだかのようにヌルヌルになっていた。



産毛さえも生えていないパイパンは、朝だというのに風呂上がりのようにふやけている。




「昨日はおむつ充ててドキドキしたから、まだ熱が残ってるのかなぁ……ちゃんと寝る前にオナニーしといたのに」




ゆうべは寝る前にしっかりオナニーをしておいたのに。



だけど若く瑞々しい身体は、まだ官能の炎が燻っているらしい。 ヒクッ、ヒククッ!



朝一番の縦筋が痙攣するたびに、ネットリとした蜜が溢れ出してきて、クロッチにベッタリとまぶされていく。




「この調子じゃ、今日もおむつ充てていったほうがよさそうだね」




ショーツだけだとおもらしをしたみたいにスカートのお尻に染みを作ってしまうに違いなかった。



愛液の量が多い千影は、ショーツの中にライナーを入れてさえも、すぐにダメにしてしまう。




「おむつは……、ベッドの下っと」




ベッドの下に手を突っ込んで、介護用の紙おむつを一枚取り出す。



それをベッドに広げると、ちょこん、と千影は小さなお尻を置いた。



……ショーツを穿いたままで。



それでも千影はなんの躊躇いもなく紙おむつを充てて、制服を着込んでいく。




「よしっ、これでオッケー♪」




ぱんぱん、



スカートの上から、おむつを充てたお尻をはたくと小気味のいい音がした。




「もっとおまたがジットリしたほうが好きなんだよねー。だから今日はおむつの下にぱんつ穿いていこう!」




ぬるり、



カバンを持って部屋を出ると、早くも熱くなっているおまたは愛液でおもらししたみたいに濡れている。



今日はずっと一日中おむつのなかで蒸し返される――。



そう考えただけで、千影の秘筋は背徳的な熱を宿してしまう。






いつもの通学路――。



だけど、その光景はいつもとちょっとだけ違う。




(あっ、ゆうべおもらししたおしっこ、水たまりになってる)




公園の広々とした道……、その真ん中に、出し抜けに大きな水たまりがある。



それは千影のおもらしに他ならない。



どうやら一晩では乾ききらずに残ってしまったらしい。



だけどまさかその水たまりを千影のおしっこだとは誰も想像さえもしていないようで――、




(踏まれてるっ! 跨がれちゃってるよ!)




ある生徒は水たまりなんて気にも止めずに踏みつけ、ある生徒は跨がって行っていた。



ただでさえ熱く蒸れている千影の秘筋は、更に熱くふやけてしまう。




(あっ、おしっこしたくなってきちゃった)




思ったときには、すでに千影は漏らし始めている。



もはや千影にはおしっこを我慢するという選択肢は消え去っている。



公園に作りあげた自らの水たまりを見つめながら、肩幅に脚を開いて立ち尽くすと、



ブルルッ、



小さな身体を大きく震わせる。




しゅいいいいいいい……。




「あっ、ああぁ~」




おむつがもこもこと膨らんでいき、ただでさえ蒸れ返っているおむつの中に生温かい感触が広がっていく。




(ぱんつ、温かいよぉ……。おまたに貼り付いてきて気持ちいい……ああぁ)




じょぼぼぼぼぼぼ……。




ブルルッ!



おしっこを出し始めたときと同じように、小さな身体を大きく震わせると、千影のおしっこは唐突に終わった。




「ふう、気持ちよかったぁ」




スカートのなかのおむつは、早くもずっしりと重たくなっていた。



それになかに穿いてきたネコさんショーツもぐしょぐしょになっていて、おまたとお尻にペッタリと貼り付いてきている。



それでもおしっこが外に漏れてくるということはなかった。




(今日は一日このおむつ充ててよ……。ぱんつ、ヌルヌルにさせちゃうんだ……)




そして下校するときはこの公園で、同じ場所で大きな水たまりを作る……。

そのことを考えただけで、千影のショーツはエッチな汁で甘酸っぱく発酵していく……。

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おしまい

なんとかめでたく完走することができました!
楽しんでもらえたでしょうか。
こういう小説を書いていると怒られることの方が多いので、感想を頂けるととても嬉しいです。



大決壊!~陰キャラでなにが悪い!~予約受付中です!
イラストはフルカラーであしぶさんに描いてもらったぞ!
……予約してくれてる27人の方々はありがとうございます!(^o^)

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