妹は甘えんぼ6
いつも温かいご支援ありがとうございます。
きのうは自分探しの旅に九十九里浜に行ってきました。ただただ風が強く寒かったです。
さて、月曜日なので既刊の同人誌の更新です。
楽しんで貰えたら嬉しいです!
しょわわわわわわわわわ。
絵馬は、欲望に任せるがままにおしっこを垂れ流す。
おむつが鮮やかなレモン色に染まっていき、モコモコと膨らんでいく。
「ああぁ……。おまた、くすぐったいのぉ……」
しょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……。
プルルッ!
絵馬は可愛らしくお尻を震わせると、おむつへのおもらしは終わりを告げた。
「全部……しちゃった……」
――なにやってるんだろう。
オナニーをするたびに、絵馬は軽い自己嫌悪に襲われる。
しかも今日は学校でおもらしだなんて。それに次の時間は体育だというのにブルマも汚してしまった。
それでも快楽には敵わずに、ビクッ、ビクッ! 腰が勝手に震えてしまう。
「はぁ……はぁ……はぁ……。気持ち、よかったよぉ……」
腰の痙攣が落ち着いてきて、やっとのことで机の角から股間を離すと残尿が混じっていたのか、
じょわわわわっ。
最後の最後にショーツの中が生温かくなった。
もうショーツもブルマも蒸れ蒸れで、汗と愛液とおしっこ、そして兄の精液でこれ以上水分が吸えないほどになっている。
「足、閉じないとっ」
机から離れてからも、絵馬はがに股になっていた。
おしっこを吸収してモコモコに膨らみきったおむつが、ぶらーんと腰からぶら下がっている。
脚を閉じようとするとブヨブヨになった吸水ポリマーのせいで閉じることができない。
もう、このおむつは限界を迎えてしまったようだ。
「……着替えないと……でも、どうしよう……」
がに股になりながらもスカートの中に手を入れて、紙おむつのテープをバリバリと剥がしていく。
薄かった紙おむつは、今ではザボンの皮のように分厚くなっている。
それを左手で受け止めるように外していくと――、
もわわっ。
出したてのおしっこを吸いきったおむつの裏側から、ツーンとした女臭とアンモニアが混じった湯気が立ち昇ってきた。
今日はずっとこのおむつを充てていた。
だからこの紙おむつには一日分の絵馬の匂いが封じ込められているといっても過言ではなかった。
「目に染みるよ……」
鮮やかなレモン色に染まった紙おむつを見つめながら、思わず涙目になってしまう。
タマネギを切ったときみたいに、鼻にツーンときた。
「……意外と、大丈夫、かも……?」
紺色のブルマが精液と愛液でグチュグチュのネトネトになっていることを覚悟していたけど、ナイロンの生地は思っていたよりも普通に見えた。
思い返してみれば、紺色のブルマは夏場に汗をグッショリかいてもお尻に染みなんてできたことなんてない。
だからブルマは意外と平気なのだろう。
だけど、それも外見だけは、の話だ。
「ぱんつ、ムラムラする……。ちょっと怖いけど、見ておいたほうがいい、よね……?」
ぬっちょょょぉぉぉぉぉぉっ。
意を決してブルマとショーツを降ろしていく。
すると、まるで納豆のような糸がクロッチと恥丘のあいだに長~く張った。
「ううっ、く、臭い、よぉ……」
もわ~~~ん。
これも納豆のような、なんとも言えない匂いがクロッチの裏側から漂ってくる。
もしも真夏に三日同じブーツを履いたのならば、こんな臭いがするかも知れない。
それほどまでに、なんとも言えない芳(こうば)しい香り。
「クロッチの裏側……ううっ、白かったはずなのにぃ……」
朝から蒸らされ続けていたクロッチの裏側は茶色く変色していた。
少女の下り物や粘液、ザーメンが混じり合って発酵が進み、ネットリとしたピーナッツクリームのようになっている。
「こんなに発酵しちゃってる……」
女の子のショーツの裏側は、少しでも気を抜くと発酵してしまう。
おまたからはおしっこや汗、それに下り物や愛液、更には女の子の日になれば血だって出る。そのためにショーツのなかにナプキンを入れれば、当然おまたは更に蒸れてしまう。
「換えのショーツ、持ってきてないから、穿くしかないんだよね……うっ、うう」
クロッチの裏側にこびりついた少女の穢(けが)れ……ピーナッツクリームは、漏らしたばかりのおしっこで更に危険な臭いを放っていた。
それでも穿くしかないのだ。
「ううっ、んっ、んんー……!」
キュッとクロッチが縦筋に食い込むほどにショーツを穿くと、
ネチャッ、とした感触がおまたに食い込んでくる。
それでも兄の精液に子宮が反応しているとでもいうのだろうか?
ショーツの裏側はすぐに熱く濡れていく。
「やだ。ショーツからお汁、滲み出してきちゃう」
慌ててブルマも穿くと、勃起したクリトリスからチリッと静電気が走って「んっ」短い声を漏らしてへっぴり腰になってしまう。
その瞬間――、
じょぼぼっ!
チビッた……、にしてはかなり多い量を漏らしてしまう。だけどもうショーツとブルマは兄妹の体液で濡れそぼっているのだ。
今更チビッたところで、もう変わりはなかった。
「紺色ブルマ……、色は大丈夫そうだけど、臭いがちょっと凄い、かも……」
すんすん、鼻を鳴らして匂いを嗅いでみるも、自分の匂いはよく分からないものだ。
ブルマからおしっこと愛液の甘酸っぱい香りと、精液の野性的な香りが漂ってきているような気がするけど……。
「どうしよう……おまた、熱くなってきちゃった……っ」
おむつを穿いたままの刺激では満足できなかったのだろうか?
絵馬のおまたは、早くも熱く火照っている。
「も、もう一回くらいなら……」
呟くと、股間を角にあて――。
絵馬ははしたなくがに股になる。
そしてクリトリスを潰すほどに机の角に体重をかけて、快楽を貪ろうとする。
頬は赤く火照り、
「おっ、ぉぉぉ!」
お行儀悪く、舌を突き出して。
それはもう――、
一匹の、メスだった。
「あっ!」「あっ!」「ひっ!」「ひいん!」「んっ!」
「おっ!」「おお!」「おごっ!」「おほっ!」「んっ、ほぉ!」
「おっごぉ!」「んおお!」「ひっ、」「はひっ!」「ひう!」
「えっ!!」「えうう!」「えっっっ!」「えぐ!」「っっえぅ!」
「え!」「えぐ!」「えぐぅ!」「えっぐぅ!」「ぅっ、ぐぅ!」
「お!」「んおお!」「おおおん!」
「おっっっっほぉぉぉぉぉぉぉ!」
それは少女が決して見られたくない、はしたなすぎる絶頂。
ガクンッ! ガクンッ!!
股間を押さえつけている机が吹き飛びそうなくらい激しく絶頂すると――、
「はっ、はふぅ~~~」
直後には弛緩して、絵馬は机に力なく突っ伏する。
絵馬は獣のように荒い息をついて、絶頂感に身体をビクビクと痙攣させ続けた。
そのたびにブルマから淫汁が溢れ出し、桃色の太ももを滝のような愛液が流れ落ちていった。
☆
そんな絶頂もやがて収まり――、
「匂い、ごまかしといたほう、いいよね」
こんなこともあろうかと、カバンの中には替えのおむつやスプレー式の消臭剤を持ってきているのだ。
もちろんデオドラントの制汗スプレーも持ってきている。
「シュッ、シュッと……」
体操シャツに着替えて、ブルマとシャツに制汗スプレーを噴きかける。特に蒸れ蒸れブルマは念入りに。
フレーバーは、絵馬のお気に入りのフレッシュな柑橘系。
首筋や腋の下の、汗をかきやすいところにもシュシュッと軽く噴きかける。
これで汗も匂いも大丈夫……なはずだ。
「ぱんつ、ヌルヌルだけど……お兄ちゃんと一緒だって思ったら全然平気だもん。よし、最後の授業、頑張っていこう!」
廊下に出た絵馬は、とてとてと体育館に向かって走り出す。
まさか絵馬が穿いているショーツとブルマが淫汁でヌルヌルに濡れそぼっているとは、すれ違う誰もが想像さえもしないだろう。
この小説は、同人誌『妹は甘えんぼ』として発表しています。
フルカラー・フルサイズのイラストを楽しみたいという方は購入してもらえると創作の励みになります。