レモネードオアシス 2023/05/20 03:57

妹は甘えんぼ12

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまで温かいお茶を飲みながら小説を書くことができています。
最近は身体のことを考えてCCレモンも飲んでいます。

さて、こつこつと小さなことを積み重ねていきたい。
と、いうことで、今日も小説を更新しておきます。

祖母の介護でメンタルが削れる日々が続いています。
皆様はどうか同じ苦労はしませんように。


目次

妹は甘えんぼ(カテゴリー)

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「……綺麗にしてやるから、ジッとしてるんだぞ」
「う、うん……」

 絵馬の大決壊が終わったのは、兄に見られながら5分ほどうんちを漏らしてからのことだった。
 絵馬は兄によって上履きと靴下を脱がされると、ゆっくりとブルマを下ろされていく。

 ぬっちゃあああ~~~。

「お願い、見ないで……」

 絵馬が呟いたのも無理はない。
 なにしろピンクのしましまショーツだった布切れのなかには、汚泥が放たれて元の色を見つけるのが困難なほどになっていたのだ。
 前のほうも、後ろのほうも茶色いもので覆い尽くされていて、2週間ものの腐敗臭が満ちあふれる。

 べちょ、

「あっ、あううっ」

 ショーツの上に落ちたのは、絵馬のお尻やおまたにこびりついていたうんちだった。
 産毛さえも生えていないおまたは、赤ん坊のようにうんち塗れになっていてヒクヒクと痙攣している。

「もう全部出たのか?」
「うん……。スッキリしちゃったの……」
「そっか。それなら綺麗にしてやるからジッとしてるんだぞ」
「いいよっ、自分でやるから……」
「遠慮するなって。ほら、まずはお尻とおまた、拭くからな」
「う、うう~~~」

 絵馬は体操服も汚さないように脱いで、ブラジャーだけの姿になる。
 新聞紙の上で立って、兄に拭かれるのを待つ。

「よーし、拭き拭きしてやる」

 兄はトイレットペーパーを手に取ると、手際よくお尻とおまたを拭き拭きしてくれる。
 おまたを拭く手つきが赤ちゃんのものと変わらないのは、ちょっと複雑な気分がするけど。

(ああ、でもお兄ちゃんにおまた触られちゃってるんだ)

 そう思ったら、膝がカクカクと震えておまたが熱く濡れてきてしまう。
 その蜜も、兄は気づいていないのか手際よく拭き取ってくれた。

        ☆

「よし、綺麗になったぞ」
「ありがとう、なの……」
「もう今日は一緒に帰るか?」
「うん……。もう、授業終わっちゃってるし……」

 もう保健室のカーテンの外では、どこか落ち着きのない放課後のざわめきが聞こえてきている。
 お兄ちゃんに充ててもらった新しい紙おむつの上から制服を着ていく。

「おむつ、はみ出してないかな」
「大丈夫。お尻が膨らんでセクシーで可愛いぞ」
「んもう、お兄ちゃんのエッチ!」

 そんなことを考えながらも、絵馬は明日の朝はどうやってお兄ちゃんから精液を貰おうかと考えている。

(ショーツも良いけど……ブラの裏側とか、どうかな。乳首、チリチリして痒くなっちゃうかも知れないけど……)

 じゅわり……。

 おむつの中が早くも熱く蒸れてきて、絵馬はカーテンを出たところで立ち止まってしまう。

「どうした、絵馬。……まだ身体の調子が悪いのか?」
「うん……。膝小僧、ちょっとだけ震えてる」
「それじゃ、腕貸してやる」
「……うん!」

 兄の腕にしがみつくと、むぎゅっと大きく膨らんだ乳房が兄の二の腕を包み込む。
 兄の固く逞しい腕の感触に、絵馬はおむつのなかを熱く蒸らし……、スカートの裾を踊らせると、少女の甘いフローラルの香りを振りまくのだった。

        ☆

「さて、今日の最後の一仕事、済ませておくか」

 ときは日付が変わろうかという夜中。
 浩喜が呟いたのは、絵馬におむつを充ててあげて寝かしつけた後のことだった。
 絵馬はかなり疲れていたようだ。
 今日は学校でうんちを漏らしてしまったのだから無理もないことだろうけど。
 そして浩喜の今日の最後の一仕事は、正にそのことに関するものだった。
 兄として浩喜ができること。
 それは――。

「ショーツとブルマ、綺麗に洗っておかないと、な」

 ピンクと白のしましまショーツが色落ちしないようにと酸素系漂白剤を薄めてバケツに張る。
 そのバケツを持って洗面所からトイレへ移動。
 妹がうんちをおもらししてしまったショーツを洗うときは、いつも兄はトイレで洗うことにしていた。

「絵馬、便秘気味だからな……。うんち、水道管に詰まらせちゃったら大変だし……」

 カバンの中から取り出したのは、キツく口を結んでいる白のビニル袋。
 ただ、中身が透けて茶色いモノが透けて見えている。

「綺麗にしてやるからなー」

 兄は意を決すると、ビニル袋の結び紐を解いていく。
 溢れ出してきたのは――、
 圧倒的な臭気だった。

 もわ……っ。

 茶色い腐敗臭がビニル袋から立ち昇ってくると、狭いトイレの個室に満ちあふれる。
 万が一、絵馬が目を覚ましてトイレに起きてきた場合に備えて、トイレのドアの鍵を締めておく。

「絵馬……、酷い便秘だったんだな……」

 大量の便塊、そして濃密な腐敗臭。
 それは長いあいだ妹の身体に便塊が溜まっていたことを意味する。
 兄はビニル袋から、紺色の小さなぼろ切れを取り出す。
 それはかつて……半日前まではブルマだったものだ。
 しかし今となっては汚泥に塗れて、見るも無様な姿に穢されていた。


妹は甘えんぼ13につづく!

少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。

この小説は、同人誌『妹は甘えんぼ』として発表しています。
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