TS俺が女の子のレッスン!?12
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「それじゃあ私は見学組だから。我慢できなくなったら私のところにきて。適当な理由をつけて私を保健室に連れて行くふりをしてくれればいいから」
「なるほど、それでトイレに行くっていう計画だな……っ」
晶の言葉に小さく頷く。
体育の教師がやってきて、やがて準備体操が始まる。
その些細な動きでさえも、司のパンパンに膨らんでいる膀胱には牙を剥く。
じゅもも……っ。
ぢゅももももっ。
(うっ、屈伸しただけで……漏れてくるぅ……っ)
女の子の尿道は、ただでさえ太く、短い。
だから屈伸をしたときにお腹に圧力がかかると、おしっこが漏れ出してきてしまう。
ただでさえ膀胱はおしっこでパンパンに膨らんでいる。
(ううっ、寒気が……!)
じょぼぼっ!
夏の熱気に包まれながら、しかし司は寒気に襲われていた。
寒気に耐えようと、しきりに両手で剥き出しの太ももをさすっている。
それは女の子がおしっこを我慢しているときにする動作。
無意識のうちに、司は女の子のような所作をとっていた。
その仕草が、男子たちの視線を更に吸い寄せていることにも気づいていない。
こうして寒気に耐えているうちにも、
キュンッ! キュンッ!
じゅわわっ。じゅわわぁ……っ。
ブルマのなかではおまたが切なげに痙攣するたびに、おしっこが漏れ出してくる。
男だったころはちんちんがあったから、これくらいの尿意は易々と我慢できていた。
だけどいまはそんな便利なものは消滅している。
女の子の尿道は、小指ほどの長さもないのだ。
(屈伸に伸脚、それに前屈……! すべてが俺の膀胱にダメージを与えていく……!)
キュンッ! キュウウゥ!
じゅももももっ!
どんなにおまたに力を入れても、一つの動作をするたびにおしっこが滲み出してくする。
濡れたクロッチが、おまたやお尻の割れ目に食い込んでくる。
その感触に誘われるように、更におしっこが漏れ出してきていた。
そして、ついに。
「あっ、ぁぁぁっ」
じゅわわぁ……。
――たらり。
ブルマから滲み出してきたおしっこが、内股を一筋の雫となって伝い落ちていく。
ついにクロッチとブルマという三重壁が力尽きてしまったのだ。
まだ準備体操も終わっていないというのに。
「い、いや……っ」
たらり……たら……。
内股を伝い落ちていくおしっこの雫が、少しずつ、だが確実に増えていく。
染み一つ無い内股を、ナメクジのように這っていく。
「だ、めぇ……っ」
シュワワワワワワワワワワワ……。
ぱんつのなかに生温かな奔流が弾け、司の視界は真っ白になっていた。
ついに司の尿道は力尽きてしまったのだ。
ぱんつのなかが生温かくなって、お尻のほうまでもぬくもりが広がっていった。
「ぁっ、ぁっ、ぁぁっ」
しゅいいいいいいいいいいいい!
司のブルマから、くぐもった水音が鳴り響く。
それでもまだ周りのクラスメートたちにバレていないのは、紺色のブルマのおかげだった。
紺色は、少しくらい濡れてもわかりにくいようになっている。
おしっこにしろ、経血であっても。
(ぱんつのなか……あったかくなって……ああっ)
しゅわわわわわわわわわわわわ!
だけどバレるのも時間の問題だった。
クロッチの裏側におしっこが弾け、ブルマまでも生温かな液体が浸食していき――、
『えっ? 浅黄……君?』
最初に気づいたのは、司のすぐ近くで準備体操をしていた女子だった。
小声で呼びかけられるも、返事をする余裕はなかった。
ただ、
(ああ……バレちまった……)
しゅいいいいいいいいいいいいい!
ふやけきったマカロニのように弛緩した尿道から、おしっこを垂れ流すより他なかった。
ブルマから滲み出してきたおしっこが、内股を滝のように流れ落ちていくとふくらはぎを撫で回し、靴下に、運動靴へと染みこんでいく。
「あっ、あっ、あっ」
ぢょぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!
それでも司のおもらしは終わってくれない。
むしろその勢いを増し、ブルマから噴き出してくるほどだった。
我慢していたぶんだけ膀胱には、たっぷりとおしっこが溜まっている。
それでも司はおまたに力を入れて尿道を引き締めようとしていた。
だが、それも無駄な抵抗。
キュンッ! キュンッ!
しゅわわわわわ! しゅわわわわわ!
(無理……! 女の子って、どうやっておしっこ我慢してるんだよ! 勝手に漏れ出してくる!)
ここまで読んでくれてありがとうございました!
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この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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