TS俺が女の子のレッスン!?13
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クロッチの裏側に弾ける生温かいスプラッシュを感じながらも、司は尿道を閉じようとする。
だけどおまたがヒクヒクと虚しく痙攣するばかりで、そのたびにおしっこが噴き出してくる。
じゅもももももももも!
しゅわわわわわ! しゅいいいいい!
ブルマから滲み出してくるおしっこの奔流は、その勢いを増していき、司の少女となった下半身を生温かく撫で回していく。
その感触に腰が抜けそうになり――、
司の尿道は、自らの生温かい愛撫に蕩けていく。
『えっ、うそ……』
『浅黄君が……!?』
『うわ……なんか、エロいかも……』
周りにいるクラスメートたちにも、おもらしがバレてしまったらしい。
みんながみんな、準備体操をやめてこちらに注目してきている。
視線がグサグサと刺さるのを感じた。
「み、見るなぁ……。見ないで……」
なんとか絞り出した声も、自分の声だと信じられないほどにか細い。
それはまるで女の子のように。
しょおおおおおおぉぉぉぉぉ……。
喉は細くなっているのに、尿道は太くなっている。
まだ女の子になりきれていない司は、クラスメートに見つめられながらも漏らし続けることしかできなかった。
しゅわわわわわわわわわ……。
もわっ、もわわぁ……。
足元から立ち昇ってくるのは、ツーンとしたアンモニア臭。
夏の熱気に蒸れてグラウンド中に漂っていくようだった。
司の足元には、おしっこが湖のように広がっている。
それでも司のおもらしは止まらない。
「こんなの……うそだ……。止められないなんて……っ」
司はクラスメートたちの視線に耐えきれず、ついにしゃがみこんでしまう。
それが更なる悲劇を噴き出してしまうとも知らずに。
ぷっしゃああああああああああ!
それは、司がしゃがみこんだ瞬間に起きた。
紺色のブルマから、おしっこが噴き出してきたのだ。
「あっ、ああぅ!」
ぷっしゅうううううううううう!
クロッチとブルマという三重の障壁を突き破っていることが信じられないほどの勢いで噴き出してきている。
女性器というのは、尿道が短いぶんだけ勢いよく噴き出すようにできているのだから仕方がないことだった。
「止まらない……うっうう!」
しゃああああああああああああ!
膀胱からの噴射が止まらない。
女の子の身体は無防備にしゃがみこめば、太ももに膀胱が圧迫されて、おしっこが噴き出すようにできている。
だが女の子になったばかりの司がそのことを知るはずもなかった。
ただ為す術もなくおしっこを噴出し続け、やがて――、
しょおおぉぉぉ……。
ぽた、ぽたた……。
おしっこの勢いも弱くなってきて、最後の一滴まで漏らしてしまう。
ぐしょ濡れになっているブルマから、ぽたぽたとおしっこが雫となって落ちていった。
(ああ……。全部……出ちまった……)
恥ずかしさのあまりにほっぺたが熱くなってくる。
前を見ることはできなかった。
ただ、俯くことしかできない。
だけど俯くと、視界に嫌でも入ってくるのが自分のおまただった。
(おまたって、こんなに痙攣するのか……)
ヒクンッ! ヒクンッ!
ブルマが食い込んでる縦筋が、しゃくり上げるように痙攣していた。
すべておしっこを出し切ってしまったはずなのに――、
じゅわっ、じゅわわぁ……っ。
司の股間は、痙攣するたびに熱い蜜を漏らしているようだった。
クラスメートたちに痴態を見られて恥ずかしいはずなのに、
何故?
それは司自身にもわからないことだった。
(恥ずかしいはずなのに、おまたが熱くなってるなんてっ)
クラスメートたちの視線を一身に受けている羞恥心。
更には、我慢していたおしっこを出してしまったという開放感。
自然と鼓動が早くなり、おまたが熱く濡れてしまっている。
(どうしよう……っ、どうすればいいんだ、俺……っ)
おもらしという痴態を晒し、司は動けなくなっていた。
いますぐにでもこの場所から逃げ出したい。
だけど膝を抱えてしゃがみこみ、なにもすることができなかった。
クラスメートたちも、司のおもらしに誰一人として動くことができずにいる。
教師でさえも、言葉を失っていた。
「司、トイレ、行こ」
俯いたままでいると、すぐ耳元で聞こえてくる呟き声。
それは母親よりも聞いたことがある声だ。
「晶……?」
「ほら、ずっと座ってるわけにもいかない」
「……うん」
「と、言うわけで先生。浅黄君と一緒におトイレに行ってきます」
晶の声は小さかったけど、それでも静まりかえったグラウンドではよく通った。それになんの躊躇いも、迷いも感じられない。
もしかしたら、この場にいる誰よりも男らしいのかもしれなかった。
「司、立てそう?」
「あ、ああ……」
晶に手を引かれて、ふらつきながらも立ち上がる。
歩き出そうとすると、生まれたての子鹿のように膝がガクガクと震えてしまう。
そんな司を、晶は身体で支えてくれた。
「ううっ、晶をおしっこで汚しちまう……」
「そんな細かいこと気にしないの。ほら、行くわよ」
「うん」
晶に手を取られ、司は校舎へと向かう。
そんな二人を、クラスメートたちは冷やかすことも忘れて見つめていた。
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この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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