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エレベーターパニックの記事 (3)

レモネードオアシス 2021/09/10 17:39

エレベーターパニック!3

支援者様向けの短編小説を更新していきたいと思います!
今回が最終回です!

停止したエレベーターで大決壊!

楽しんでもらえたら嬉しいです!


・ヒロイン
 椎菜梢(しいな こずえ)
 中学2年生。
 小柄で、女性的な膨らみは控えめ。

 地元の中学校に通っている。
 通学距離は、片道15分程度。

 自宅はマンションの15階。20階建て。
 家族構成は父と母。一人っ子。

 体型・髪型・服装など。
 身長150センチ。
 髪型:黒髪ロング。
 制服:桃色のブレザー。ワインレッドのスカート。スカートは超ミニ。
 ショーツ:水色と白のしましまショーツ。

・季節は春。

 靴下:黒。
 靴:ローファー。

 あまり運動することが好きではない。
 便秘気味な生活を送っている。
 出てきてくれるのは、2週間に1回くらい。

 お腹がパンパンで苦しい生活を送っている。
 購買の自動販売機で売ってる牛乳を買って飲んでみる。
 180mlのパック入り。ストローを指して、チューッと一気に飲む。

 牛乳があまり得意ではない体質。
 お腹を壊す……というほどではないけど、牛乳を飲むとお腹が痛くなってしまう。


目次

カテゴリー(エレベーターパニック!)

この小説を最初から読む!


エレベーターで大決壊!

「んっぉぉぉぉ……っ。だ、だめぇ……っ」

 メリ、メリメリ……ッ。
 ぷす、ぷすす……っ。

 まだ……。
 まだ、おもらししていない……。
 梢はショーツを歪に盛り上がらせながら、何度も、何度も頭のなかで呟く。
 うんちをおもらししたなんて、絶対に認めたくはなかった。
 まだ、固いものしか出てきていないから、ショーツはそんなに汚れてはいない……はず。
 まだ、どうにかな――、

「うっ、ううう~~~!」

 メキメキメキ……!
 もこ、もこもこもこ……っ。

 棒状だったものが、ショーツによって少しずつ形を変えていく。
 ショーツのなかで、少しずつ、少しずつとぐろを巻いて広がっていく。
 どんなにお尻に力を入れても、カチカチに固まったモノを千切ることができなかった。

(早く、早く動いて……っ。エレベータぁ……っ)

 もりもり……、
 もこもこもこ……。

 哀願しながら、梢はうんちをおもらしすることになった。
 スピーカーを通じて声が聞こえてしまうから、声を押し殺しながら。
 蒼白になっていた顔は、いつしか真っ赤になっていた。

「うっ、はぁぁ……っ、はぁぁ……っ、はぁぁ……っ」

 もこもこ……もこもこっ。
 にゅるる……っぶぽっ!

 カチカチに硬かったうんちをおもらししているうちに、少しずつだが柔らかく、熱くなってきている。
 お昼に飲んだ牛乳によって、うんちが柔らかくなっているのだ。
 そしてうんちが熱くなってきているのは、梢の深部体温を宿しているからだ。

「あっ、い、いやぁ……っ。お尻……ううっ!」

 にゅるにゅるにゅる……っ。

 ショーツのなかに柔らかく、熱いものが溢れだしていく。
 スカートに覆われている、梢の小さなお尻が一回りほど大きく膨らんでいった。
 そのときに漏らしてしまった声が、スピーカー越しに通じてしまったのだろう。

『どうかしましたか!? なにか問題が起きましたか!?』

 心配そうな女性オペレーターの声が、エレベーターという密室に響き渡った。
 まさか、梢がうんちをおもらししているだなんて、想像さえもしていないことだろう。

「だ、大丈夫、です……あっうう!」

 にゅるるるるる!
 ブリブリブリブリブリッ!

 なんとか返事をしながらも、大量のものをショーツに漏らしてしまう。
 もっさりとショーツが重たくなって、お尻の輪郭がパンパンに膨らんでいった。

『いま作業員が向かっていますからね。狭い空間でご不安かもしれませんが、もうしばらくお待ちください』
「は、はい……ううっ」

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レモネードオアシス 2021/09/03 10:29

エレベーターパニック!2

支援者様向けの短編小説を更新していきたいと思います!
今回の更新と、次の更新の2回を予定してましたが、ちょっと長くなったので次の更新の3回を予定しています!
楽しんでもらえたら嬉しいです。


・ヒロイン
 椎菜梢(しいな こずえ)
 中学2年生。
 小柄で、女性的な膨らみは控えめ。

 地元の中学校に通っている。
 通学距離は、片道15分程度。

 自宅はマンションの15階。20階建て。
 家族構成は父と母。一人っ子。

 体型・髪型・服装など。
 身長150センチ。
 髪型:黒髪ロング。
 制服:桃色のブレザー。ワインレッドのスカート。スカートは超ミニ。
 ショーツ:水色と白のしましまショーツ。

・季節は春。

 靴下:黒。
 靴:ローファー。

 あまり運動することが好きではない。
 便秘気味な生活を送っている。
 出てきてくれるのは、2週間に1回くらい。

 お腹がパンパンで苦しい生活を送っている。
 購買の自動販売機で売ってる牛乳を買って飲んでみる。
 180mlのパック入り。ストローを指して、チューッと一気に飲む。

 牛乳があまり得意ではない体質。
 お腹を壊す……というほどではないけど、牛乳を飲むとお腹が痛くなってしまう。


目次

カテゴリー(エレベーターパニック!)

この小説を最初から読む!


 だけど――。
 結果から言ってしまえば、梢のお腹は沈黙を守ったままだった。
 昼休みも。
 そして5時限目、6時限目の授業中も。
 二週間ものあいだ詰まっている大腸はそうそう簡単に動いてくれることがないらしい。

(少しでもお腹が痛くなったらいいなって思ってたのに)

 せっかく牛乳を飲んだというのに、まったくの音沙汰なし。なしのつぶてというやつだ。

「はぁ……」

 梢はお腹に二週間分の不快感を抱えたまま、午後の授業を憂鬱な気分で聞き流すことにする――。

        ☆

 そしてついにお腹からの返信がないまま、帰りのショートホームルームが終わって、放課後になってしまう。

(はぁ……。今日も出なかったよ)

 人知れずに溜め息をついて、梢は重たいお尻を持ち上げると立ち上がった。
 カバンを持って教室をあとにする。
 家に帰ったらトイレに籠もってみよう――。
 そんなことを考えながら。

 お腹が張っていると、昇降口で靴を履きかえるのも一苦労だ。
 それでも顔をしかめながら外履きに穿き替えて、校門を出て学校をあとにする。
 これから徒歩15分は、トイレの不毛地帯だ。
 家に帰るまで、公衆トイレはおろか茂みさえもない。

(もしもお腹が痛くなったら……どうしよう?)

 そんなことを考えながら歩いていると。

 きゅるる……。

(えっ?)

 梢は、自らの身体に起こった変化に戸惑ってしまった。
 あんなにも望んでいた茶色い予兆が、いまになってこみ上げてきたのだ。
 それはかすかな予兆だったけど、梢が足を止めてしまうには十分なものだった。

(やだ。いま痛くなってこられても困るのに)

 ここから15分はトイレ不毛地帯。
 もしもなにかアクシデントがあって急にお腹が痛くなっても、どこにも助けてくれるトイレはない。

(家に帰るまで、もつ、よね?)

 きゅるるっ。

 自分のお腹と相談しながら、梢は再び帰路を急ぐ。
 まさか下校中にお腹が痛くなってくるだなんて。
 少し歩いたから、大腸が刺激されたとでもいうのだろうか?
 それにもしかしたら、お昼に飲んだ牛乳が今更になって効果が出てきたのかもしれない。

(うん、これくらいなら、我慢できそう)

 お腹が痛くならないような、絶妙なペースで歩き続けることしばらくの時間が経つ。
 20階建てのマンションは、もう視界に入っていた。
 あと歩いて5分とかからない距離。
 だけどここで駆け出すわけにはいかない。
 もしも走ったりなんかしたら、大腸に衝撃が加わって、本格的にお目覚め……と、いうことも充分に有り得る。

(慌てずに、急がずに……っ)

 ぎゅるるっ、ぎゅるっ。

 茶色い予兆をいなしながら、なんとかマンションの入り口まで辿り着く。
 マンションの入り口は、カードキーで開く自動ドアになっている。
 財布に入れてあるカードキーで開ける。慌てずに。
 あとは――。
 4基あるエレベーターが自宅のある15階まで運んでくれる。

(ふぅ……)

 梢が安堵の吐息をついたのは、エレベーターの15階のボタンを押して、ドアが閉まったときのことだった。
 これであと数秒後には、自宅のある15階に着いているはずだ。
 もう、ここまでくれば安心。
 そう思った、その瞬間だった。

 ぎゅるるるる!
 ごぽっ、ごぽぽっ。

「はぅぅ!?」

 大腸が急に蠢動をはじめた感覚に、梢の顔色は一瞬にして真っ青になっていた。
 安心して気を抜いたのがまずかったのだろうか?
 だけど焦る必要は何一つない。
 エレベーターはぐんぐんと昇り続け、梢は心地のいい浮遊感に、再び安堵の吐息をつく。

「もう5階……。6、7、8、9、10階……」

 エレベーターには梢一人しか乗っていないことをいいことに、梢はぼんやりと口を開けてエレベーターの階数が上がっていく。
 あと、5階……。
 そうすればあとトイレまであともう少しだ。

 ……だが。

 そんな安心しきっている梢をあざ笑うかのように、ガタン……ッ、エレベーターはなぜか急停止してしまう。

「えっ?」

 梢は、一瞬なにが起きているのか理解することができなかった。
 もしかしたら認めたくなかっただけなのかもしれないけど、それは梢自身にもわからないことだった。

「エレベーター……、もしかして、止まってる……の?」

 数秒経ってから理解する。
 乗っているエレベーターが急停止したのだと。
 だけど閉じ込められたという現実を、梢はすぐに認めることができなかった。

「す、すぐに……動く、よね……?」

 自分に言い聞かせるように呟く。
 それから……10秒、20秒、30秒……。

 ぎゅるるるる……っ。

 お腹から軋むような不吉な音が鳴り響き、梢はギュッとお腹を押さえる。
 だけどそれは気休めに過ぎない。
 牛乳によって蠢動をはじめた大腸は、この程度では収まってはくれない。

「あっ、おっ、ぉぉぉ……!」

 ぎゅるる!
 ごぽっ、ごぽぽ!

 エレベーターが止まってちょうど1分。
 大腸が捻れるかのような痛みに襲われ、梢はだらだらと冷や汗を流してしまう。
 顔面は蒼白になり、カクカクと膝が笑いはじめる。

「ひ、非常ボタン……押して、いいの……!?」

 非常時のときのための非常ボタン。
 しかし梢はそのボタンをいままで一度たりとも使ったことがなかった。
 非常時に使うということは、それは非常事態でなければならないのだろう。
 だけど、お腹が痛いこの状況が、はたして非常事態といえるのだろうか?
 もう少し待てばエレベーターが動き出すかもしれない。
 それなのに、お腹が痛いからといって非常ボタンを使っても、本当にいいのだろうか?

「お腹が痛いからボタンを使うなんて……あっ、うう!?」

 

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レモネードオアシス 2021/08/27 15:21

エレベーターパニック!1

支援者様向けの短編小説を更新していきたいと思います!
今回の更新と、次の更新の2階を予定してます。
楽しんでもらえたら嬉しいです。


・ヒロイン
 椎菜梢(しいな こずえ)
 中学2年生。
 小柄で、女性的な膨らみは控えめ。

 地元の中学校に通っている。
 通学距離は、片道15分程度。

 自宅はマンションの15階。20階建て。
 家族構成は父と母。一人っ子。

 体型・髪型・服装など。
 身長150センチ。
 髪型:黒髪ロング。
 制服:桃色のブレザー。ワインレッドのスカート。スカートは超ミニ。
 ショーツ:水色と白のしましまショーツ。

・季節は春。

 靴下:黒。
 靴:ローファー。

 あまり運動することが好きではない。
 便秘気味な生活を送っている。
 出てきてくれるのは、2週間に1回くらい。

 お腹がパンパンで苦しい生活を送っている。
 購買の自動販売機で売ってる牛乳を買って飲んでみる。
 180mlのパック入り。ストローを指して、チューッと一気に飲む。

 牛乳があまり得意ではない体質。
 お腹を壊す……というほどではないけど、牛乳を飲むとお腹が痛くなってしまう。


カテゴリー(エレベーターパニック!)



「うぅ……、お腹、苦しくて眠れないよ……」

 深夜の自宅のベッドで何度も寝返りを打っているのは、一人の小柄な少女だった。
 腰のあたりまで伸ばした、サラサラの黒髪のロングは、何回も寝返りを打っているせいで絡みそうになっている。
 洗いざらした白のTシャツに、3分丈のスパッツというラフな格好をして、何度も、何度も寝返りを打つ。
 少女の名前を、椎菜梢という。
 中学二年生になって少しずつ女性的な膨らみを宿してきている身体は、しかしまだまだ幼さを残している。
 そんな梢のお腹は、パンパンに膨らんでいた。

「うぅ……ぅ……っ。今日で二週間……ぅぅっ」

 Tシャツ越しにお腹をさすってみると、そこはカチカチに固まったモノでパンパンに張っていた。
 なにを隠そう、このお腹には、二週間ものあいだ食べてきたものが詰まっているのだ。
 何度もトイレに行って出そうと思っても、カチカチに固まって出てきてくれない。
 今日も何回もトイレにいって踏ん張ったけど、出てきてくれる気配さえもなかった。
 ついさっきも、寝ていたら急にお腹が痛くなったからトイレに行ったけど、完全な無駄足だった。
 こうして何回もトイレにいっては体力を消耗していたのだろう。
 ベッドに身体を横たえた梢は、いつの間にか眠りへと落ちていた。

        ☆

「あぁ……」

 翌朝。
 梢が目を覚ましたのは、お尻にぺったりとまとわりついてきている、ショーツの気持ち悪い感触のせいだった。
 この感触は間違いない。
 何度繰り返しても決して慣れることのない、気持ち悪くて幼い感触。
 おねしょ、だった。

(お腹苦しくておねしょしちゃうなんて……)

 便秘が酷い日は、梢はおねしょしてしまうことが多かった。
 夢のなかで、お腹に力を入れて踏ん張っているせいだと思う。
 3分丈のスパッツを下ろしてみると、

 モワァ……。

 朝日に、濃密な湯気となってアンモニア臭が立ち昇っていく。
 お気に入りの白と水色のしましまショーツは、鮮やかなレモン色に染め上げられていた。

「うう……目に染みるよ」

 ツーンとしたアンモニア臭に涙が溢れ出してくる。
 それでも梢の下腹部はパンパンに膨らんでいて、息苦しさを感じるほどだった。

「……着替えないと」

 トイレに行って、膀胱に残っているおしっこを最後の一滴まで出して、おまたとお尻を軽く拭う。
 部屋に帰ってきたら新しいショーツに穿き替える。
 新しいショーツも、愛用している水色と白のしましまショーツだ。
 ちょっと厚手なのは、お腹を冷やさないためでもある。
 春という季節であっても、梢はお腹を冷やしておしっこが近くなりやすい体質だった。

『梢、朝ご飯よー』

 キッチンから母の呼ぶ声に応えると、梢はブラウスに桃色のブレザーとワインレッドのスカートという制服に着替えて部屋を出る。
 朝のメニューは、こんがりと焼いたトーストとウインナーとスクランブルエッグにコンソメスープという、いつもの感じの朝食だった。
 このような朝食が、二週間分もの量、お腹に溜まっていると考えると憂鬱な気持ちになってしまう。

「はぁ……」

 だけど、食べないわけにもいかないし。
 朝ご飯は元気の源なのだ。
 梢は、カチカチに固く張っているお腹に手をあてながらも、ゆっくりと朝食を食べていくことにするのだった。

        ☆

「いってきまーす」

 朝の挨拶とともに、梢は玄関のドアを開ける。
 視界に青空と、春の日差しが溢れかえる。
 梢が住んでいるのは、駅からほど近い場所に発っているマンションの高層階だった。
 20階建てのマンションの、15階の一室に、父と母の三人で暮らしている。
 通学時間は、学校まで歩いて15分ほど。
 マンションの朝の混み合うエレベーターを降りてから歩き出す。
 15分という距離は近すぎず、遠すぎずという絶妙な距離だけど、それでも固く張ったお腹を抱えて歩くとなると、ちょっとツラい距離ではある。

「はぁ……」

 マンションから出た梢は、憂鬱げなため息を漏らすと、ゆっくりと歩きはじめるのだった。

        ☆

「くしゅんっ」

 プッシャア――!

 くしゃみをした拍子にお腹に力が入ってしまい、おしっこを噴き出してしまう。
 クロッチの裏側がじんわりと生温かくなると、お尻の方にまで広がっていった。

(どうしよう。おしっこしたくなってきちゃった)

 4時限目の理科の授業中のことだった。
 お腹が張って苦しいと、どうしてもおしっこが近くなってしまう。
 たぶん大腸がパンパンに張っていて、膀胱が圧迫されているせいだと思うけど。

(我慢、我慢しないと)

【 お茶コース 】プラン以上限定 支援額:300円

おもらししながらもなんとかトイレに駆け込む小説を読むことができます。

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
閲覧できなくなる特典が
あります

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