TS俺は失敗禁止ッ!10
いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。
火曜日です。
今日の千葉はずっと大雨が降っています。
気圧が低くなっているせいか身体が重くなってなかなか思うように動くことができませんでした。
さて、今日は火曜日ということでCi-enオリジナルの小説を更新していこうと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。
授業中におもらし!
(ど、どうしよう。ぱんつ……蒸れてきてるっ)
ふっくらとした女性器の狭間からはおしっこが出てくるし、汗もかく。
それに昴自身はまだ体感はしていないけど、膣壁からは下り物だって漏れ出してくる。
そんなおまたが、蒸れないはずがないのだ。
(ぱんつのなかが蒸れて……おまたが、痒くなってきたぁ……っ)
じゅわわ……。
ちょろ……ちょろろ……。
痒くなってきたおまたは、更に緩んでしまったとでもいうのだろうか?
おまたからは勝手におしっこが漏れ出してきて、掻痒感がより一層強いものになっていく。
(おまたがこんなに痒くなるなんて……聞いてないぞっ)
そういえば以前テレビで、デリケートゾーンが痒くなったときに使う軟膏のCMを見かけたような気がする。
と、いうことは、おまたが痒くなるというのは女性にとっては割と一般的な問題なのだろう。
(おまたの丘がっ、谷間が……痒い……! あっ)
しゅわわわわ……。
おまたの痒みに気を取られすぎていただろうか?
気がつけば、膀胱は水風船のようにパンパンに膨らんでいた。
(し、しまったぁ……っ。股間の痒さに気を取られるあまり、尿意のことをすっかり失念していた!)
時計を見上げれば、授業開始から十五分ほどが経っていた。
いまなら手を挙げてトイレに行こうと思えば行けるタイミングだが……!
「ぅっ」
じゅももももも!
軽く座り直しただけ。
たったそれだけなのに、大量のおしっこが漏れ出してきてしまう。
どうやら、椅子の座面に尿道が押しつけられていて、辛うじて危ういバランスを保っていたらしい。
いま、席を立てばどうなるだろうか?
立った瞬間、おしっこが噴き出してくるに違いない。
それほどまでに昴の膀胱はキシキシと悲鳴を上げていた。
(ちょ……っ、立てない……っ。立った瞬間に、漏らす!)
じゅわっ、じゅわわ……。
座っているというのに少しずつ漏れ出してきている。
立つも地獄、座っているだけでも、ゆっくりと地獄の門が近づいてきている。
(うそ……。もしかして、詰んだ……? もう、立てない……。座ってても、もう……我慢……できない……?)
その瞬間――昴は、視界が真っ白になったのを感じた。
だけど、それは実際に周囲が真っ白になったわけではない。
昴だけに訪れた、仮初めの感覚――絶頂感だった。
「あっ、あっ、あっ」
男だったころに何度も味わってきた感覚に、ヒクッ、ヒクンッ! おまたが痙攣する。
ショーツのなかに熱い奔流が生まれ、溢れ出してくる。
「あっあっあっ」
その感覚に昴は宙を見つめ、酸欠になった金魚のように口をパクパクさせることしかできなかった。
ぱんつのなかが熱くなって、身体を包み込んでくるのはどんなものにも代えがたい開放感。
気がつけば――。
じょばばばばば……。
昴の下半身の蛇口は壊れ、生温かな水流が噴き出してきていた。
(あれ……? ぱんつのなかがあったかくなってる……。それに足もふくらはぎもあったかくなって……。それに、なんで気持ちいいんだろう……?)