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大決壊!の記事 (273)

レモネードオアシス 2024/06/11 15:17

TS俺は失敗禁止ッ!9

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

6月も10日が過ぎました。
現在、温泉みかん先生にイラストを描いてもらっている作品の小説を書いているので、この夏には皆様にお届けすることができるかと思います。

蒸れる黒タイツやブルマがモリモリと盛り上がっていく感じの小説なので、楽しみに待ってもらえたら嬉しいです。

さて、今日は火曜日ということでCi-enオリジナルの小説を更新していこうと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。


目次

TS俺は失敗禁止ッ!

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 こうして初登校の日は、昴の予想とは裏腹に平穏に過ぎていった。
 朝の出席を確認するときに担任が昴の名前を呼んだので、何事もなかったかのように昴が返事をしたときには、クラスがざわついたものだけど。

 クラスメートたちから質問攻めにあうかと思っていたけど、そこは幼なじみである真琴がしっかりガードしてくれた。
 それに学校を休んでいた二週間のあいだに、昴が女の子になったということが担任から教えられていて、見守ろうという空気になっていたのかもしれない。
 おかげさまで質問攻めにあうことなく二時限目、三時限目の授業へとつつがなく進んでいく。
(真琴と、みんなの優しさに感謝、だな)

 心のなかでそんなことを思いつつ、三時限目の国語の授業中のことだった。
 教壇では教師が退屈な漢文の説明を続け、クラスメートたちの約三分の一が夢の世界へと旅立っているころ。
 それは、少しずつ、だが確実に膨らんでいた。

「あっ」

 昴が小さな吐息を漏らしてしまったのは、

 じゅもも……っ。

 無意識のうちに数滴のおしっこをチビってしまったからだった。
 女の子の尿道は、太く、短い。
 しかも膀胱の周りには子宮もあるから、膀胱の容量も少ない。
 だから、小刻みにトイレに行かなければならないことは、この二週間で学習したことだった。
 ……初日には、道端でおもらしをしてしまったし。

(次の休み時間、トイレに行っとくか……)

 そんなことを考えながら板書をとり――、
 しかし、その数秒後に、ある致命的なことに気づく。

(って、トイレ! トイレどうするんだよ!?)

 いままでは家のトイレを使っていたから問題にならなかったし、検査を受けに行った病院も、幸いなことに男女共用で個室型のトイレだったから不便することはなかった。
 しかしここは学校だ。
 トイレは、男子と女子トイレに分かれている。

(男子トイレを使うか……!?)

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授業中の漏水!

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レモネードオアシス 2024/06/05 17:19

ビターチョコレート8

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

週の半ばの水曜日です。
風邪を引いて寝込んでいたので、いざ小説を書き始めようと思ってもなかなか筆が進まないですね。
早く慣らしていきたいと思います。

さて、今日は水曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

ビターチョコレート

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 ぎゅるるるっ、
  きゅるるっ、きゅる!

 プールから上がるとき、急に身体が重たく感じられる、その一瞬の隙。
 便意はほんの僅かな隙も執拗に責め立ててくる。

(も、漏れる……!)

 重力に身体を縛られているかのような、そんな錯覚に陥る。

 プピュ……、
  プリュリュッ。

 なんとかプールサイドに上がるも、しかしひなぎくの括約筋はいまにも力尽きようとしていた。
 腸内からお湯のような物質が漏れ出してくると、お尻のワレメへと広がっていく。

(ああっ、まだ、だめ!)

 ぶるり、
 プールから上がると、夏の涼風に身体が震えてしまう。
 せめて教師からトイレに行く許可をもらわなければ。
 そう思ってよたよたと歩こうとするけど、

 ぷりゅりゅっ、
  ぶぴゅるっ。

 たった数歩進んだだけで、お尻に熱いものを漏らしてしまう。
 だが完全なお湯状だったことが、不幸中の幸いだった。
 ひなぎくのお尻を包み込んでいるスクール水着は、ほんの少しだけうっすらと膨らんだだけで、一見しただけでは漏らしてしまったとは分からない段階だ。

(ま、まだ……セーフ、なんだから……っ)

 なんとかごまかしながらも、スタート台に立ってホイッスルを吹きながら指示を出している女教師への元に。

「先生、トイレに――」

 と言う前に、よほどひなぎくの顔色が悪かったのだろう。
 女教師は心配げにスタート台から降りてくると、

『おい、大丈夫か、保健室いくか?』
「い、いえ。平気です。ちょっと、トイレに行けば……治ると、と思いますから……」
『そ、そうか……。それじゃあ……、無理はするなよ』

 はい……、
 と応えたけど、それが教師に聞こえたのかはわからない。
 蚊の鳴くような声だったし、それほどまでにひなぎくは青ざめて、憔悴しきっていた。

(早くトイレ行かないと、行かないと、行かないと!)

 クラスメートの女子たちがぺったりとプールサイドに腰をおろしておしゃべりをしている後ろを、ひなぎくはお腹をさすりながらトイレを目指す。
 その足跡は、ふらふらと頼りなく、夏の日差しに焼かれてすぐに消えていく。

「うっ、ううー……!」

 ぷりゅりゅりゅ!

 プールサイドを歩きながら、お湯のような下痢は、なんの抵抗もなく直腸う漏れ出していく。
 気がついたときにはお尻の割れ目が熱くなっている。

 たらり――、

 内股を伝い落ちていくのは、透明な水なのか?
 それとも茶色いお湯なのか?
 それはひなぎくにもわからないことだったし、周りにみんながいるこの状況では確かめようもないことだった。

(せめて、せめて人がいないところまで我慢、しないと……っ)

 キュッとお尻に力を入れると、紺色のスクール水着がくっきりとお尻の割れ目に食い込んでしまうけど、恥ずかしいだなんて言ってられる余裕なんてない。
 よろめきながらもプールサイドから出ると、シャワーや使われなくなった腰洗い層をくぐり抜けて、なんとかプールの横にある建物へとやってくる。
 コンクリート打ちっぱなしの建物は冷たくて暗い感じがする。
 だけどここまでくればトイレはもう目の前だ。
 
「あと、もうちょっと……!」

 ぷりゅりゅ!
  びちちちちち!

 だけど女子トイレの表札を見た瞬間、気が抜けてしまったのか誤魔化しようのない量を漏らしてしまう。
 お尻の割れ目がうっすらと盛り上がり、

 もこり、もこもこっ。

 直腸が固いものに拡張されると、ヒップラインが歪に盛り上がっていく。

 ついに下痢ではない――、2週間ものあいだ眠りについていたカチカチうんちが溢れ出してきたのだ。

「あっ! あっ! あっ! まだ……っ、もうちょっ……と!」

 女子トイレへと続くドアを開け、

 もりもりもりもりもり!

 その瞬間、大量の『モノ』を漏らしてしまう。
 だけどここまでくればあともうちょっと。
 眼前に広がる光景は、無人の女子トイレ。その様子がひなぎくにはユートピアのように思え――、

「えっ!?」

 ひなぎくは無慈悲な光景に目を疑ってしまった。
 たしかに女子トイレは無人だった。
 だが、その扉には、

『故障中』

 と、貼り紙が貼られていたのだ。
 ご丁寧にも個室に続く1つ1つの、すべてのドアに。

「えっ、あっ、うっ、うそ……っ」

 もりもりもり!
  ブリュリュリュ! 

 あまりにも絶望的な光景に、フッと意識が遠のく。
 だけどここで意識を失うわけにはいかない。
 ――いや。
 気を失うことができたほうが、もしかしたら幸せだったかも知れなかった。


つづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌「ビターチョコレート」に掲載されているものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになり、マニアックな小説を書き続けることができるようになります。

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レモネードオアシス 2024/06/04 09:41

TS俺は失敗禁止ッ!8

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

6月になっていました。
5月は12日あたりから体調を崩し、久しぶりに体温が38.6℃にまで上がって寝込んでいました。
コロナ・インフルエンザともに陰性とのことで、もの凄くたちの悪い風邪を引いてしまったようです。
5月の後半はずっと寝込んでいました。

さて、今日は火曜日ということで、久しぶりにCi-enオリジナルの小説を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

TS俺は失敗禁止ッ!

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3章目 教室でのおもらし事件


 どうやら本当に女の子になってしまったらしい。
 そんな確定診断が出たのは、昴が女の子の身体になって飛び起きた朝から、二週間後のことだった。
 この二週間ものあいだ、いくつもの病院で診察や精密検査を受けてきて、得られた結論は、性別が変わったこと以外は至って健康体であるということだった。

 これは日本では突発性性転換症候群の初めての症例であり、それはそれは偉い先生方からの検査や、性別が変わる前の生活習慣などのヒヤリングを受けたものだ。
 しかし大した成果を得ることができず、昴は自宅のベッドで大の字になって横になっていた。

「つ、疲れた……。もうあの日から二週間経ってたのか……」

 久しぶりの自宅を満喫しつつ、しかし家にはいつものように誰もいない。
 相変わらず両親は、どうしても手が離せない案件があって帰ってきていないし。

「もう、女の子になって二週間が経つのか……」

 この二週間、ずっと検査を受け続けてきたのだから、いやでも実感が湧くというものだった。
 ちなみにいまの昴は、Tシャツにデニムのロングボトムというボーイッシュなスタイル。
 だけどTシャツの下ではブラが締めつけてきているし、デニムのパンツは男物とは違って、脚部や尻にぴったりと密着してきている。
 これも、嫌でも女の子になったことを実感させられてしまう。

「明日から、学校かぁ……」

 実は性転換してから、まだ一度も学校に行っていない。
 だから、明日が初登校ということになる。
 と、言うことは、どういうことなのかというと。

「またスカートを穿かなくてはいけないのか」

 それはとても憂鬱なことだった。
 この二週間は私服だからボーイッシュな格好でなんとかなったけど、昴が通っている学校の女子制服はスカートにブレザーなのだ。
 男物の制服を着ていけばいいと思うかもしれないけど、胸が大きく膨らんでいるいまとなっては、それは返って目立つので悪手となるだろう。

「はぁ……、スカート、穿きたくねえなぁ……」

        ☆

「ほら、へっぴり腰になってる! スカート、短いんだからぱんつ見えるわよっ」
「はいぃっ」
「スカート穿いてるんだから、そんなに大股で歩かないの! それに脚を開かないっ! もっと内股に!」
「はいぃ!」

【 お茶コース 】プラン以上限定 月額:300円

スカートで学校に登校する小説を読むことができます。

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レモネードオアシス 2024/05/07 10:12

TS俺は失敗禁止ッ!7

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

火曜日です。
今月に入り、Visa・MasterCardが使えなくなり、このブログを支援してくださっている人がかなり減ってしまいました。

JCBカードがなくてもご支援いただける方法がDLsiteからアナウンスされていましたので、興味のある方はご一読してもらえると嬉しく思います。
5月中にご支援を再開していただけると、連続支援月数が途切れないらしいです。

支援者様へ。お支払方法変更、およびキャンペーン告知

さて、今日は火曜日ということで、Ci-enオリジナルの小説を更新したいと思います。
僕にできることは小説を書くことくらいなので、少しでも楽しんでもらえると嬉しいです。


目次

TS俺は失敗禁止ッ!

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「だから言ったじゃないの。……遅かったか」
「ど、どうするんだよ、これ! 家に帰るまでずっと前抑えで我慢するなんて……無理っ、も、もう……膀胱が、爆発するぅ……っ」
「仕方がない、かくなる上は。ちょっとこっちに来なさい」
「えっ?」

 真琴に連れてこられたのは、道端の端っこ。
 なんの変哲もない、まさに道端だった。

「あ、あの……真琴さん? まさかここで小便をしろと?」
「小便じゃない。おしっこ。ちょうどいいから女の子のおしっこの仕方だって知らないんでしょ。この機会に教えてあげるから早くしなさいっ」
「い、いや……、まさか、こんなところで……あうっ」

 じょぼぼぼぼ!

 前抑えしている指の隙間から、大量のおしっこが漏れ出してくる。
 このままでは立ったままで失禁してしまうことは目に見えていた。
 だけど、ここでスカートを脱いでショーツを降ろすというのは、いくらなんでも恥ずかしすぎる……!

「ここでスカートを脱げと!?」
「スカートは脱がなくていいの! おまけに言えばぱんつも降ろさなくていいから! 早くそこに座って!」

 両手で荷物を持った真琴が指し示したのは、道端の端っこにある用水路。きっちり石製の蓋が被さっていて、ところどころ雨水を流し込むための金網がかかっている。

「早く、そこの網の上にしゃがみこむっ」
「こ、こうか……んああ!」

 プッシュウ……!

 しゃがみこんだときに、膀胱が太ももで圧迫されてしまった反動で、おしっこが噴き出してくる。
 もう、両手で押さえていてもおしっこが漏れ出してくるほどになっていた。

「よし、それじゃあ、その手を離しなさい。あ、できるだけスカートの裾は整えて、ぱんつは見えないように、ね♪」
「ちょっ、そうするとぱんつ脱げないんだが!?」
「細かいことは気にしないの。女の子の緊急避難、教えてあげてるんだから」
「そ、そんなぁ……」

 弱々しい声を漏らしてしまうも、もう女体は尿意に耐え切れそうになかった。
 それほどまでに女の子の身体はおしっこを溜めておくことができないのだろう。

 ゆっくりと、ゆっくりと、前抑えしている両手から力を抜いていくと――、

 プシュ……。
 しゅわわわわわわわわわわ……。

「あっ、あっ、あっ!」

 しゅわわわわわわわわ……。
 しゅいいいいいいいいいい……。

 くぐもった水音ともに、ショーツのなかが生温かくなっていく感触。
 漏らしてしまっている。
 この年になって、しかも道端で。

「い、や、ぁ……っ」
「大丈夫。おしっこはスカートで隠れてて見えないから。用水路に流れ込んでるから安心しなさい」
「そ、そんなこと言っても……っ」


TS俺は失敗禁止ッ!8につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

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レモネードオアシス 2024/04/30 17:02

TS俺は失敗禁止ッ!6

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

火曜日です。
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さて、火曜日と言うことで、Ci-enオリジナルの小説を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!

※この小説は将来的に同人誌として発表する予定のある作品です。
 記事をご購入の際は、その点をご留意頂けましたら幸いです。


目次

TS俺は失敗禁止ッ!

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「さて、と。買うものは買ったし! 今日のところは帰りましょうか」
「ほ、本当にこの格好で歩かないとダメか?」
「あんた、そのなりして男物の制服なんて着てたらかえって目立つわよ」
「せ、せめてスカートはやめたい……っ。こんな極小の布切れを腰に巻いただけというのは……!」
「女の子がスカートを短くするのは気合を入れるとき! 堂々と視線を受け止めてやりなさい!」
「そんなぁ……」
 せめてもの抵抗と、両手で洋服が詰まった紙袋を持ち上げて、剥き出しの太ももをガードしようと思って――、

 じょぼぼ!

 ちょっと重たい紙袋を持っただけ。
 たったそれだけなのに、いつもよりも重たく感じられて、ショーツのなかにじんわりと生温かいものをおもらししてしまう感触。

(えっ?)

 気のせいだと言い聞かせるも、ショーツのなかのわだかまりは消えてはくれなかった。

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少しずつ溢れ出してくる、尿意……ッッッ!

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