TS俺が女の子のレッスン!?47【最終回】
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
今週も月曜日が始まりました。
今週から祖母のデイサービスが週2日から週3日に増えたので、少しだけ小説に集中できる時間が増えそうです。
さて、今日は月曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!
「ううっ、晶……も、もう……俺、おかしくなる……ううっ!」
「私も……くっ、くぅぅっ!」
じゅももっ!
じゅもももももももっ!
司のショーツからは止めどなく黄金水が溢れ出してきている。
だけど晶は、なんの躊躇いもなく股間を密着させてきて――、司も、晶の身体に両脚を巻き付けるようにして抱きついていた。
……ぶじゅりっ。
やや品のない、ネットリとした水音が、ふたりの結合部から溢れ出してくる。
それでもふたりはギュッと身体を密着させたままで、唇を噛みしめて絶頂感を享受していた。
「くっ、くぅぅぅぅぅぅっ!」
「うっ、あああん! 晶ぁ……!」
しゅいいいいいいいいいいいいいい……。
聞こえてくるのは、恥ずかしい水音。
その数秒後に、晶が穿いているショーツから黄金水が溢れ出してくる。
晶もまた、快楽のあまりに失禁していた。
キュンッ! キュンッ! キュンッ!
しゅわわわわわわわわわわわわわ……。
ショーツが食い込んでいる晶の縦筋が痙攣するたびに、クロッチから黄金色のおしっこが滲み出してくる。
おしっこは仰向けになっている司のおまたを撫で回し、会陰を伝い落ち、お尻のほうにまで広がっていくと、シーツに染みこんでいった。
「あぁ……。晶のおしっこが染みこんでくる……」
「いや?」
「……いやじゃない。気持ちいい……」
「そう。それはよかった。あなたのおしっこも……温かくて気持ちいいから」
シュイイイイイイイイイイイ……。
しょわわわわわわわわわわわ……。
ふたりの恥ずかしい水音が重なり合って、溶けあっていく。
耳元で晶が呟いたのは、そんなときだった。
「司。あなたのことが好き。ずっと昔から。子供のころから。男だったころから。女の子になっても。あなたのことを手放したくないと思っている。ずっと一緒にいたい」
お互いの顔が見えないくらいの至近距離での呟き。
ただでさえ熱い晶の身体が、更に熱くなっていく。
だから司も、晶の耳元で呟くのだ。
「俺だって……、晶がそばにいてくれたから、いま、こうしていられるんだ。晶が、一緒にいてくれたから」
「これからも……ずっとあなたのそばにいていい?」
「こ、こんな俺でよかったら……。俺も、晶のことが……す、好き……だから」
「うん。嬉しい」
耳元で囁きあいながらの告白。
ふたりの抱擁は長く続き――、
それからふたりして保健の先生に、たっぷりと怒られることになるのだった。
♠♥エピローグ 変わっていく日々
(今日のぱんつは誰のだったっけ……)
司がそんなことを考えていたのは、六時限目の歴史の授業中のことだった。
晶との保健室での一件から、早くも半月ほどの時が経っていた。
あの日からというもの――、
司と晶は、毎朝ショーツを交換こしてから登校することにしていた。
お互いを近くに感じることができるし、それにこれはお守りなのだ。
司が、おもらしをしないための。
(うう、今朝交換こしたぱんつが……、股間に食い込んできてる……)
じゅわわぁ。
クロッチの裏側が熱く濡れ、会陰を伝ってお尻のほうにまで広がっていく。
ショーツを熱く濡らしてしまうのは、いつものことだった。
それはきっと、隣の席に座っている晶も。
チラリと晶のほうを見やると、晶の頬はほのかな桃色に染まっていた。
晶も、今朝司と交換こしたショーツを熱く濡らしているのだ。
それはいつものことだった。
(今日は、晶と下校して……それで、商店街に寄って、夕飯の材料を買って……それで……)
じゅわり。
今日、これからのことを考えただけで、司のおまたは熱く疼いてしまう。
夕飯を一緒に食べて、それから今夜はお泊まり会をする予定なのだ。
(夕飯を食べたら……、布団は一つしかないから……押し倒されるのか、俺……っ)
キュンッ……!
静まりかえった授業中の教室だというのに、司のおまたは熱く疼いてショーツのなかはミストサウナのように蒸れ返っていた。
どうしよう。
無性におまたが痒くなってきた。
女の子のおまたはふっくらして柔らかくてデリケートなのに、汗やおしっこ、更には女の子の汁が溢れ出してきてワレメに溜まりやすいようになっている。
だから痒くなるのは当然のことだった。
(ううっ、スカートに手を入れて掻きむしるわけにもいかないし。ううっ、早く授業よ終われ……!)
蒸れ返るショーツに気まずくなって内股を擦り合わせていると、
「司」
「えっ?」
突然頭上から呼ばれて、司は間抜けな声を上げていた。
見上げてみると、既に下校の準備を整えた晶が立っていた。
どうやら、むらむらしているぱんつを我慢しているあいだに帰りのショートホームルームまで終わっていたらしい。
「帰りましょ」
「あ、ああ……」
晶に手を引かれるがままに立ち上がると、大胆なことに晶は躊躇いなく腕を組んでくる。
周りにはクラスメートがたくさんいるというのに。
だけど晶はその視線も意に介さずに、
「夕飯の材料買って帰りましょう。司の好きなハンバーグ、作ってあげる」
「お、おう」
晶に連れられるがままに教室から出て、下駄箱で靴を履きかえて放課後の外へ。
そこには黄金色に染まりつつある、いつもと変わらない日常風景が流れていた。
まだまだ熱気を孕んでいる夏のそよ風が、イタズラっぽくスカートの裾を揺らしていく。
(いつもと同じように見えるのは、隣に晶がいてくれているから、だよな)
腕を組んで隣を歩いている晶に、ほんの少しだけ身体を預けてみる。
すると晶は無言のままに司の体重を受け止めてくれた。
「司。そんなに誘惑されると、今夜は眠れないことになる」
「望むところだ」
「いい覚悟」
じゅわわぁ……たらり。
腕を組んでいるふたりのショーツは熱く濡れそぼり――、
その内股には透明な糸が張っている。
(もしも隣に晶がいてくれなかったら、俺はどうなっていたのだろう?)
ふとそんなことを考えてしまって、司は小さく首を横に振る。
そんなことを考えていても仕方がないのだ。
もう、司の身体には晶の指先によって、消えない印が刻み込まれているのだから。
「晶、男前だな」
「あなたも可愛い」
「うん。ありがと」
トクンッ。
晶の横顔に、鼓動が早くなる。
ショーツのなかが幸福感に熱くなっていき――、
それでも司はスカートの裾を気にしながら歩き続ける。
女の子は、スカートのなかに秘密を隠しながら成長していくのかもしれなかった。
おしまい
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
読んでくれている人がいるかはわかりませんが。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。
この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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