レモネードオアシス 2024/01/03 09:39

TS俺が女の子のレッスン!?45

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今年も早くも3日目。
ちょっと信じられないことが立て続けに起きていますが、個々にできることをやっていくことが巡り巡って困っている人への支援になることを信じて仕事を積み重ねていきたいと思います。

さて、今日は水曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

この小説を最初から読む!


「うわ」
「うぉぉっ」

 お互いにビックリして唇を離してしまう。
 そのあまりにも柔らかく官能的な感触に。
 ファーストキスは、触れるだけの甘酸っぱい味がした。

「凄い。あなたの唇って、こんなに柔らかいんだ」
「晶の唇も……柔らかいぞ」
「もう一回、していい?」
「ああ。もう一回……して、ほしい……」
「うん」

 再び瞳を閉じて待っていると、今度はすぐに唇に柔らかい感触を感じる。
 触れるだけでは我慢できなくなっているのか、晶は更に唇を押しあててくる。
 唇を求めてくる晶に、司はついばむように唇を差し出すことしかできなかった。

「……んっふぅ……っ」
「ン、にゅ……」

 重なり合う唇が、蕩ろけ合う。
 聞こえてきたのは、キーンとした耳鳴り。

(キスって、こんなに凄かったのか……? なんだか頭が痺れてきて、ボーッとしてきてる……)

 キスがこんなに凄いだなんて。
 ドラマや映画ではよく見かけるけど、こうしてキスをするのは初めてのことだった。
 重なり合った唇から、晶の熱が伝わってきて、頭の芯まで溶けてしまいそうだった。

「晶に感じてる……。ううん、晶だから、こんなに感じてるんだ」
「私も。司、あなただからこそ、こんなに熱くなれる」

 ン……ちゅ……。
 くちゅ、くちゅ……。

 求めるようにキスをしていると、ごく自然に晶の唾液が口内に流れ込んでくる。
 お互いの唾液を行き来させて、じわじわと口内の唾液が溜まっていき、ついに。
 こくり……、
 戸惑いながらも、晶の唾液を飲み下す。
 その直後だった。
 食道が、胃が熱くなって、そればかりかお腹の深奥までもが蕩けそうなくらいに熱くなっていく。

 チリリッ、

 クリトリスが勃起して、甘美な電流が全身を駆け抜けていき、ショーツのなかがじんわりと熱く濡れていく。
 もうお尻のほうまでぐしょ濡れになっていた。

「う……。くぅぅ……。凄いね。これ……」
「ああ、俺も、溶けそう」

 晶も唾液を飲んでくれたのだろう。
 呟く晶の頬は真っ赤に染まっていた。
 それでもまだ満足していないのだろう。
 晶は再び覆い被さってくると、唇を求めようとしてくる。
 司もだ。
 このくらいでは満足できない。
 もっと晶のことを知りたい。
 そう思って唇を求めようとした――そのときだった。

 キュンッ!

 お腹の深奥にあるハート……恐らく、子宮なのだろう……が切なげに震えると、こみ上げてきたのは……、
 こんなときだというのになぜか尿意だった。

(ちょっ!? こんなときになんでおしっこしたくなってきてるんだよ! せっかくいいムードなのにっ!)

 じゅももっ。

 おまたが熱くほぐれているせいだろうか?
 尿道までも緩んでいるのか、チビッた……にしては多すぎる量を噴射してしまう。
 不幸中の幸いか、ショーツは濡れそぼっているから目立つことはない。
 だけどせっかくのいいムードだというのに、司の頭のなかは一瞬にしておしっこでいっぱいになっていた。
 だけどそのことを、蕩けきった晶が知るはずもない。

「私。我慢できない。……んっ」
「んみゅぅ……っ」

 晶は唇を押しつけてくると、控えめに入り込んできたのは舌だった。晶の舌はもうすでに熱く蕩けていた。

(晶の舌が、入り込んできてる……!)

 口腔内に入り込んでくる晶の舌に、司はビックリして口を閉じようとしていた。
 女の子同士で、大人の階段を登ろうとしている。

「ン……ぅぅっ、晶……!?」

 晶のことを受け入れたい。
 そう思っているけど、身体はうまく反応してくれない。
 司は、緊張のあまりに歯を閉じて抵抗していた。
 だけど晶の舌先は、執拗に司の歯茎をマッサージしてくる。
 頭の芯が痺れて、フッと力が抜けると、歯の隙間から晶の舌先が潜り込んできた。

「ン……ふぅ……。緊張、しないで……ん」
「んんぅ……っ」

 晶の舌先が、司の舌に触れる。
 唇のときとは比べものにならない柔らかく甘美な背徳感。
 恐る恐る、晶の舌を受け入れる。
 ぐちゅぐちゅと、信じられないくらいえっちな音が波紋となって脳に響く。

「ぷは」
「ぁ……っ」

 唇を離されて、司は切なげな声を漏らしてしまう。
 二人の唇のあいだに、銀糸が張って、切なげにスッと消えていく。

 じゅわわぁ……。

 股間がむずむずして、お尻のほうまで熱く濡れそぼっていた。
 それが愛液なのか?
 それともおしっこなのか?
 それは司にもわからないことだった。

「司のおまた、ぱんつの上からでもヒクヒクしてるのがわかるくらいに濡れている」
「晶のここだって……」
「うん。あなたを感じて熱く濡れている。」

 もわ、もわわぁ……。

 カエルのように脚を開いて晶を待つ。
 司の縦筋にはショーツが食い込んでいて、ヒクヒクと切なげに痙攣していた。
 そればかりか、甘ったるい湯気までも漂わせている。


TS俺が女の子のレッスン!?46につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございます。
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!

この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになります。

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