サキュバスのおやつ ~唾責めキス責め臭い責め、フェラチオで〇ぬまで搾られちゃう男の子~
◇◆◇◆ 1 ◇◆◇◆
「じゃーねー」
「ばいばーい」
未だ暑さの残る夏の夕暮れ、小学校からの帰り道。
友達と別れた”アサヒ”という少年が一人で歩いていた。
帰ってから何をして遊ぼうかなぁ。
宿題もぼちぼち手を付けなきゃなぁ。
明日は今日よりも楽しい事が起こるかなぁ。
そんな子供らしい、純粋無垢な希望に満ちたアサヒの未来はしかし……突如として淫らなピンク色に塗り潰される事となる。
「んふふっ、キミに決めたわぁ♥」
「えっ――――むぶッ!?」
先ほどまで誰もいなかったはずの背後から、やけに耳に絡む女性の声が聴こえた瞬間……ベチャリ、と濡れた布のような不快な感触がアサヒの鼻を覆った。
「むぐぐッ!? ん゛んん~~ッ……!!?」
「ほぉら大人しくしなさぁい……ん、くちゅ……♥」
アサヒは何者かに背後から襲われ、口元に何らかの濡れた布をきつく押し付けられているようだ。
そして、なぜか息を吸い込むたびに脳みそが痺れるように熱くなり、視界が急速にぼやけ始める。
酸欠も相まって朦朧とする意識を何とか保とうと、アサヒは無我夢中で手足を暴れさせる。
しかし、アサヒの全身をふわりと抱きかかえる相手の体は全く力んでいないように思えるのに、不思議とその拘束を振りほどく事ができない。
「お姉さんが天国に連れてってア・ゲ・ル……♥ んぇぇ~~~……♥♥」
「んぶぐッ!!?? むぐぅううう~~~……んごふッ!!??!?」
べちょお、だらぁり、ぐちゅぐちゅぐちゅ……。
頭上から垂らされた温かい液体が額を滑り、鼻骨を迂回し、布と肌の間に染み込んでいく。
思わず吸い込んだ空気の代わりに鼻の穴にそれらが流れ込んだ瞬間、アサヒはぐるんと白目を剥いて気絶してしまった。
「うふ、ふふふ……うふふふふ……♥♥」
脱力した小さな少年の体を、長身だがムチムチとした豊満な女体が優しく抱きかかえ、その次の瞬間には昏い輝きに包まれて消えてしまう。
その場にはアサヒが身に着けていたカバンや衣服だけが残り、やがて思い出したかのように通りに現れた人々は、地面に落ちた子供用の衣服に怪訝な視線を向けるばかりであった。
◇◆◇◆ 2 ◇◆◇◆
「うっ……うぅん……」
やがて、意識を取り戻したアサヒがゆっくりと目を開ける。
ぼやけた視界に映るのはピンクや紫の色ばかりで、異様は風景はアサヒをまだ夢の中のような心地にさせる。
「……んっ…………んんっ……?」
そしてなぜだか息苦しさを感じ、息を吸い込もうとしても上手く空気が入ってこない。
勢い良く息を吸い込みながら鼻先に感じる違和感に手を伸ばすと、手の平の方にはふわりとした布の感触が。
そして鼻先の方には――――
「…………ん゛ッ!!?」
ぬちゃり
生乾きの雑巾のように不快な濡れた布の感触。
そして、ようやく意識に追い付いてきた嗅覚が"臭い”という異常を捉える。
それも、生乾きの雑巾どころではない、記憶にある物を何倍にも強烈に、濃厚に凝縮したような――――
「あら、やっと起きてくれたみたいね」
「むぐッ!!?」
「うふふ……どうかしらぁ? 私特製の”唾マスク”のニオイは……♥」
「んむぅッ!!? ん゛んんんーーーーッッ!!!」
「うふふ、うふふふふ……♥」
またも背後からムチムチと柔らかな肉に包み込まれる感触。
そして、布の上から抑えつけるようにぐりぐりと鼻先を撫でる手の平の主の言葉で、アサヒは自身の顔を覆っているのが"唾まみれのマスク”である事を知る。
あまりの気持ち悪さに必死に手足を暴れさせるが、唾と同じくねっとりと絡みつくような笑い声の主の拘束は緩まない。
またもピンク色の空間に意識を溶かしていくアサヒであったが――――
「…………っとと、いけないいけない」
「ぶはッ!? はぁ、はぁ、はぁ……!?」
「私ったら、また気絶させちゃうところだったわ……うふふ」
「…………ッ!!?」
寸でのところで拘束が緩み、体を包み込む柔肉から何とか抜け出したアサヒは背後を振り返り、驚愕する。
そこには見知らぬ長身の女性が――――女性的な特徴をこれでもかとばかりに過剰に盛り付けた局部を黒く艶のあるヒモのような布地で辛うじて隠した、見るからに痴女としか思えない服装の女性が立っていたのだ。
「あ……ぇ…………!?」
「あら? うふふ、ボウヤにはちょっと刺激が強すぎるかしら……♥♥」
「わっ……うわわっ……!!?」
女性の背後になびくマントの陰にある悪魔のような羽や尻尾、そして尖った耳と頭に生えた2本の角……そのような異様な風体は、アサヒの脳みそからすぐに追い出された。
幼心にも分かる、文字通り絵に描いたような爆発的な色気を醸す身体がくねり、女性は追い打ちとばかりに腰に手を当てながら上体を傾け、吸い込まれるような深い胸の谷間を見せつける。
そのあまりの吸引力に、アサヒは自身がいつのまにか全裸になっている事に気づくまでしばらくの時間を要し、顔を真っ赤にしながら自身の局部を覆い隠した。
「えっ、えっ……なに……あ、くま……う゛ッ!? けほっ……!?」
「いやぁん、それ取っちゃうのぉ? せっかくキミのために作ったのにぃ……」
「うぐ、うぇ……く、くさっ、くっさぁあ……!?」
「くすくす……♪」
暴力的な量の視覚情報を処理する途中で、嗅覚から再三の危険信号が割り込んできたようだ。
アサヒは咳き込みながらも顔面に張り付いたマスクに手をかけ、ペリペリ、と粘着質な音を響かせながらマスクを取りはずす。
裏地にベットリと張り付いた大きな染みから白く濁った糸が何本も引かれ、それらが自身の顔の方に伸びている事に気づいたアサヒは慌てて手の平で顔を拭う。
薄く引き伸ばされた唾液は、まるで抗議するかのように独特の不快な悪臭を強め、思わず顔をしわくちゃに顰めたアサヒを見て女性がいたずら気に笑った。
「うふふ……初めまして♪ 私の名前は"アルマエルマ”……見ての通り、サキュバスよ」
「サ……サキュ、バスって……あの……!?」
「ふふっ、その反応……この世界の子たちって、魔族に会った事も無いはずなのになぜか皆サキュバスは知ってるのよねぇ。 いつも不思議だけど……まぁ、説明する手間が省けていいわ♪」
「う、わ……あぁぁ…………!」
足音も無く、紫とピンク色が支配する空間をゆっくりと滑るようにアルマエルマが距離を詰める。
フェロモン兵器とでも呼ぶべきその刺激的で暴力的な女体が近づくにつれ、アサヒの頬は真っ赤に上気し、へなへなと脱力した腰は見えない圧力に押されるようにして地面に落ちてしまった。
「あらあら、大丈夫?」
「あっ……わぁっ……!?」
「うふふ、いらっしゃぁい……」
「あ、う……ふわぁ、ぁぁ…………♥」
"アルマエルマ”と名乗ったサキュバスが微笑みを浮かべながら手を差し伸べると、あれだけ重たかったアサヒの腰がふわりと持ち上がり、そのままアルマエルマの豊満な体に抱きしめられてしまう。
母以外の女体の感触を直に感じさせられ、アサヒの全身が硬直する。
程よい弾力を備えた柔らかな女体から発せられる芳香は、気絶する程に不快であった唾のニオイとは比べ物にならないくらいに心地良い。
まるで、母に抱きしめられる赤ん坊のように。
脳が蕩けそうになる程の心地良さに、状況を忘れて恍惚とするアサヒの目の前で、アルマエルマの口がゆっくりと開かれた。
「んっ♥」
ぞろり
「…………?」
全ての雄の視線を釘付けにするその妖艶な口から、真っ赤な舌先が零れ落ちた。
「んぁ……ぁぇぇ……♥♥」
「…………っ!?」
ずる、ずるずる
ぬめる舌先は粘着質の唾液を滴らせながら、伸びる、伸びる、伸びる。
唇を越え、顎を越え、胸元を越え、胸よりも更に下にあるアサヒの呆けた顔に向かって……
ずるり、ずるり、ずるり、ずるり、ずるり……
「えっ……えっ……ひッ!!? うわぁああああッ!!?」
「んふふ、んふふふふ…………どう? びっくりしたぁ?」
べちょり。
ついに額まで到達したその真っ赤な粘肉の感触は、作り物などではなく、紛れもなく本物の舌の感触だった。
どこか夢見心地で、ふわふわとした曖昧な認識でいた目の前の女性の異様な存在が急速に現実味を帯び始める。
「んふふ……私は見ての通りサキュバスだから、キミみたいにカワイイ子の精を搾り取っちゃうのが基本なんだけどぉ……最近はちょっとハマッてる事があってね……♪」
「ひッ!!? やッ!! やぁああッ!!」
ぬるぬる、ずりずり。
見た目に違わぬ超常的な力によるものか、アルマエルマは長く太い舌でアサヒの顔の輪郭を舐めまわしながらも、淀みなく言葉を紡いでいく。
「この、なっがぁ~~~い”舌”とぉ……んっ、くちゅくちゅ……」
「やッ! 離して!! はな――」
「…………ぷッ!!」
「んぶぇッ!!?」
異様に長大な舌がしゅるしゅると一瞬で口内に収まったかと思うと、次の瞬間には窄められたアルマエルマから、唾液の塊が吹きかけられた。
咄嗟に目を閉じたアサヒの鼻頭に粘着質な液体がベチャリと張り付き、ナメクジのような足跡を残しながらゆっくりと下に垂れ下がっていく。
「この、くっさぁぁあ~~~~い"唾”で、ぐっっちょぐちょに汚しながら犯しちゃうの♪」
「んんんぐッ!!? ぐさぁッ!!? くさいぃいいッッ!!」
そしてやはり、その汚らしい液体からは先の記憶に違わない強烈なニオイが。
"ヒト”という虫を虜にする妖花のごとき芳香とは似ても似つかない、吐き気を催す程に凝縮された濃密な”女の唾臭”が放たれているのであった。
そのニオイの強さは尋常のものではなく、あまりの不快感に涙が自然と零れる程のものであった。
「どう? 臭い? 臭いでしょお? んふふっ♪ 私はサキュバスの中でもちょ~っとだけ強くて偉いから……フェロモンのニオイだって簡単に操作できるのよ」
「ん゛んッ!! やぁぁッ!! やだぁああッ!!
「あら、どうしたの? 臭いのイヤなのぉ? んふふ……本当にぃ~……?」
「――――――あ゛ぅッ!?♥♥」
ぐりぃ、むにゅうん♥
抱きしめられていて顔を拭えないアサヒは必死で顔を振って、張り付いた唾液を落とそうとしていたが、突如として電気に打たれたかのように全身を硬直させた。
むにむにと柔らかく、しかしアサヒの細い体では決して抗えない程に太く大きな太腿が、アサヒの足をゆっくりとこじ開けるようにして股間まで差し込まれた。
ぐりぐり♥ ぐぅりぐり♥♥
アルマエルマの剥き出しの膝が、同じく剥き出しのアサヒの股間を優しく擦り上げる。
「んっ!?♥♥ んぁああっ!!♥♥」
「んふふ、んふふふふ……♥」
元より大人と子供の体格差があるが、アルマエルマは女性的な見た目にそぐわぬ力を持っているらしく、アサヒを上に股がらせたまま片膝を持ち上げた。
アサヒの足は地面から離れ、僅かでも身じろぎをするたびに股間がスベスベとした太腿に擦り上げられるような体勢になってしまった。
敏感な股間に、今までの人生で味わった事のない快楽の刺激が押し寄せる。
「あっ、んっ♥ あふっ、うぁぁああっ♥♥」
「あらあら、おかしいわねぇ……臭いのイヤなのにおちんちんおっきくなっちゃったわねぇ……はむっ♥」
「ん゛んぉッッ!!??♥♥♥♥」
ぶっちゅぅううう~~~~~~~~~っっ♥♥♥
更なる追い打ちをかけるように、アルマエルマはアサヒの小さな鼻を咥え込むような強烈なキスを行なった。
唇を鼻に吸い付かせながら、隙間から伸ばされた舌が顔中を這いまわる。
熟成された口臭が主となる、濃密なサキュバスのフェロモンが鼻から脳に叩きこまれ、アサヒは耐えきれず体をガクガクと震えさせる。
次の瞬間、アサヒの体内から"何か”搾り出された。
どぷっ、どぴゅぴゅっ、どぴゅるるるるるるるるっ!!
「~~~~~~~~~~~~~~ッッ!!!!♥♥♥♥♥♥」
「ちゅぷっ、ぷはぁ♥♥ あら、出ちゃったわねぇ♥ キミの大事な大事な……タ・マ・シ・イ♥」
「ぶはッ!! はぁっ、はぁっ……ふぁ、ぁぁ…………!?」
しゅるしゅるしゅる。
キスと抱擁から解放されたアサヒの体に、アルマエルマの長い尻尾が巻き付く。
少し距離を開けられたアサヒは、アルマエルマの太腿に何かが付着しているのに気づいた。
恐らくあれは、自身のおちんちんから出たものだ。
だが、おしっこではない。
おちんちんが気持ち良くなると、"白いおしっこ”が出ると聞いた事はあるが――――目の前のそれは白く”輝いて”いるのだ。
明らかに普通ではない。
それに、先ほどこのサキュバスが言った言葉――――
「たま、しい……?」
「うふふっ、そう、おちんちんが気持ち良くなると、"せーし”っていう白いおしっこが出るんだけどね? これはそこにキミの魂が、命が溶けだした物なの。 私のフェロモンで熱くなって、蕩けて、おちんちんから漏れちゃったの」
「はぁ、はぁ……ぜぇ、ぜぇ……う、あぁ……!?」
「そうよねぇ、魂が漏れちゃったからしんどいわよねぇ、早く元に戻さないと大変ねぇ……♪」
「あっ………!?」
くすくす、と楽し気に笑みを漏らし、アルマエルマが太腿に飛び散った輝く精液を指で掬い取る。
そしてそのままその指先を、唾液滴る口でパクンと咥え込んだ。
「んっ、ちゅぷっ♥」
「ふぇっ……!?」
「ん~~~~~~っ、おいしぃ~~~っ♥♥ やっぱり初物の搾りたては最高のグルメだわぁ♪」
「ぼ、僕の、魂……!? やめてっ! 食べないでぇっ!!」
「んふっ、んふふふ……♥♥」
ひとしきり幸せそうな表情を浮かべた後、アルマエルマはアサヒに視線を向けながら、その口から長い長い舌を伸ばしていく。
舌が向かう先は自身の太腿――――未だ輝きを放つアサヒの精液だった。
「だ、だめっ! だめぇえええっ!!」
「んっ、れろれろっ♥♥ あはぁあ……堪らないわぁ♥♥」
「ああぁあっ!!? ぼ、僕の……僕のぉ……」
アサヒの制止の声を心地良いBGMとして、アルマエルマは恍惚とした表情でアサヒの若く力強い魂の輝きを貪った。
"魂”そのものが、"命”そのものが体外に溶け出すなど、通常はあり得ないはずだが、目の前のアルマエルマという、サキュバスたる存在のとびきりの異常さがそれらに説得力を持たせている。
射精後の疲労感は既に薄れたが、しかし体の奥に重く、暗い何かが少し残ったような感覚がある。
あるいはそれが、先ほど漏れ出した"魂”が埋めていたはずの空間だったのかもしれない。
「うふふ、安心しなさい♪ ちょっとくらい魂が漏れちゃっても、しばらく疲れやすくなるだけで、時間が経てば元通りになるわ」
「はぁ、はぁ……ほ、本当? 僕、死なない……?」
「ええ、死なないわよ……”ちょっとだけ”ならね♪」
「えっ……ひうぅぅ!!?」
「んふふっ、んれぇえ~~~~ろ……♥♥」
再び妖艶な笑みを浮かべたアルマエルマが長大な舌を垂らし、アサヒの首筋に這わせる。
手足を尻尾に拘束されているアサヒは、その温くヌメヌメとした不快な感触に顔を背ける事しかできない。
舌そのものから湧き出すように分泌され続けているネバついた唾液がアサヒの首筋に、顔に塗りつけられていく。
「うっ、うぇっ……うぇぇ……やめ、てぇぇ…………!」
普通の唾液の何倍もの濃密さに熟成された人外級の唾液は、離れていても強烈なニオイを鼻に届ける。
独特の酸味が強く、鼻の奥にズキズキと突き刺さるような刺激的なニオイは吐き気を催すが、悪臭と同時にフェロモン臭であるそれは、恐怖で凍り付いていたアサヒの"魂”をまた熱く蕩けさせていくのであった。
そして、アルマエルマの舌先はアサヒの顎を通り、唇を通り、鼻先まで舐め上げて――――
「んっ、くっ、ふっ…………ぷぎゃぁッッ!!??」
――――不意に、その先端がアサヒの鼻腔に突き込まれた。
「ふぐッ!!? ぎぃッ!!?」
「んふふふっ♥♥」
じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぶぅっ♥♥
じゅぼっ、じゅぼっ、じゅぼっ、じゅぼぉっ♥♥
「ん゛ぃいいい~~~~~~~ッッ!!!???♥♥♥」
長大な舌の、細く尖らされた先端が、左右の鼻腔をこじ開けながら舐めまわし、蹂躙する。
何度も出し入れされる舌先が、アサヒの鼻腔内に大量の唾液を塗り付けていく。
アサヒの鼻の中は一瞬にして熱くぬめる唾液まみれになってしまった。
「ぶはッ!! げほッ!! お゛ぇぇッ!!」
「あら、苦しかった? ごめんなさい、キミの鼻があんまりにも美味しそうでつい、ね♪ お詫びに、乾かしてあ・げ・るぅ♥」
鼻を蹂躙され尽くしたアサヒが、まるで鼻水のように唾液を鼻から吹き出しながら大きくむせ返る。
そしてそこへ、頬を少し膨らませたアルマエルマが口を近づけた。
「げッほ! ごほッ…………ッ!!?」
「んっ…………ぷはぁあああああああああああ~~~~~~~♥♥♥♥」
「はぅッ!!?? う゛ぐぅうう~~~~~!!!!!♥♥」
口内で一時的に熱された人外級の口臭は、アサヒの鼻腔内をねっとりと蒸し上げるように犯した。
拘束のせいで手で覆う事もできず、酸欠のせいで息を止める事もできず、アサヒは必死で顔を左右に逸らしながら悶絶した。
しかし、外気は違った生暖かい空気がその場にどっしりと留まるように顔中を覆っており、アサヒがどちらを向こうともそのニオイから逃れる事はできなかった。
「はぁあああ~~~~~~♥♥ ぷはぁあああああああ~~~~~~~♥♥♥」
「むぐぅううッ!!! ん゛んっ♥♥ げほッごほッ!!! あぅうっ♥♥」
「そろそろ乾いたかしら? んふふ……それじゃあもう一回ね♪ くちゅくちゅ……ぺぇッ! ぶぅうッ!!」
「んぶぅッ!!??」
「れぇろぉお~~~~~~ん♥♥」
「む゛ぅううううううううううううッッ!!!!???♥♥♥♥」
不自然な程の湿り気を帯びた口臭をいくら吹き付けられても、鼻の中に溜まった濃厚な唾が完全に乾く事は無い。
むしろ生乾きとなってニオイが酷くなったところへ、下品な音を立てて唾が吐きかけられ、唾まみれの舌先によってそれらが塗り広げられる。
唾を掛けられ、口臭で乾かされ、唾を塗られ、口臭で乾かされ……
延々と繰り返される地獄のような臭い責めの中で、更にアルマエルマの太腿によって股間がぐりぐりと刺激され続ける。
アサヒはその状態で5回も射精をしてしまった。
通常であれば考えられない射精回数だが、むしろそれこそが、この輝く液体が単なる睾丸で生産された物ではなく、アサヒの魂を溶かして生み出された物だという証左であろう。
「ぶぇえッ! げほッ! ごほッ……はぁうっ♥♥ うッ……んぁあ……♥♥」
「うふふふふ……いっぱい出しちゃったわねぇ? でも大丈夫……まだまだ、こんなのじゃ全然……ぜぇんぜん足りないわぁ……♥♥」
太腿に付着した輝く精液を愛おし気に撫でながら、アルマエルマはアサヒの顔を舐め上げる。
そして、徐々に息を荒げて興奮し始めたアルマエルマの太腿に、彼女の"隣”から長い舌が伸ばされる。
「はぁ、はぁ、はぁっ…………ひッ!?」
『んっ、れろっ……ちゅるるるるっ……♥♥ はぁあん……もう我慢できないわぁ……♥♥』
「ふ、二人……!? あひぃいいッ!!??♥♥♥♥」
「……あら?」
いつのまにかアルマエルマの隣に現れた”二人目”のアルマエルマが、一人目の太腿に付着したアサヒの精液を舐め取り、そのままアサヒの股間をも舐め上げる。
太腿とは違う、熱くぬめった粘肉――女性器により近しい感触に、アサヒの全身が本能でビクンと震えた。
アサヒのただならぬ反応で、ようやく隣に立った"二人目”の存在に気づいた様子のアルマエルマが、キョトンとした表情でもう一人と目を合わせる。
「あらあら……私ったら、昂り過ぎて分身しちゃったのね」
『もうちょっと焦らす予定だったけど、キミの魂が思ったより美味しかったから、我慢できなくなっちゃったみたい』
「キミの世界に入るのに苦労したせいもあるけど……クイーンサキュバスとして、ちょっと恥ずかしいわ……私もまだまだね」
『まぁ、どうせ分身はする予定だったし、ちょっと早いけど次のプレイに移りましょうか♪』
「うふふっ♪」
『うふふふふふっ♪』
「えっ? えっ? えっ!?」
二人のサキュバスはどちらもアルマエルマ本人であるため、会話というよりは思考整理という形で矢継ぎ早に言葉が紡がれていく。
アサヒを蚊帳の外において反省と軌道修正を終えた二人のアルマエルマが、先ほどまでよりも多くの熱を帯びた笑みをアサヒに向ける。
「んっ……んぅ~~~~~っ♥♥」
『んぅぅ~~~~~~~~っ♥♥』
「ひッ!!? や、やだッ! 来ないでぇえええッ!!!」
そして、まるでタコのように唇を突き出した二人のアルマエルマが、尻尾で拘束されたアサヒの"上下”に分かれて迫る。
ぶぅっっっっぢゅううううううう~~~~~~~~~~♥♥♥♥♥♥
「ん゛みゅぅううううううううう~~~~~~~ッッ!!!!????♥♥♥♥♥♥」
ぶっっぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅ♥♥♥♥
じゅぞぞぞぞぞぞぞぞぞっ♥♥ じゅるるるるるるるぅうう♥♥♥♥
「~~~~~~~~~~~~ッッッ!!!!!????♥♥♥♥♥♥」
二手に分かれたアルマエルマの唇が、アサヒの鼻とペニスの両方に同時に吸い付いた。
そしてそのまま凄まじい勢いで吸引しながら、唇の中に捕えらた鼻とペニスを舌で暴力的に舐めまわす。
悪臭と快楽の挟撃によってアサヒの脳回路は一瞬でショートし、小さなペニスからまるで小便のような勢いで精液を放出した。
それらはアサヒのペニスに吸い付いているアルマエルマによって、一滴たりとも溢す事なく飲み込まれていく。
ぢゅるるる、ぢゅるるるるるるるる…………
ぶぢゅるるるるるるるるる………………じゅっっぼんっ♥♥♥♥
「ぶばぁッ!!??♥♥♥♥ はぁっ、はぁっ、ぜぇっ、ぜぇっ……♥♥」
「あはぁあ…………美味しい、美味しいわぁ……♥♥」
『久々っていうのもあるけど、これは"当たり”だったみたいね♪』
「んふふっ、キミは将来、とぉ~ってもエッチでモテモテになる素質があったみたいよ」
『まぁ、今日で私が全部吸いつくしちゃうんだけど……♥』
「ひゃ、ひゃめ…………くしゃいの、イヤ……きもちいのも……イヤなのぉぉ……♥♥」
「んふふふっ、だぁ~~~め♥♥」
『はぁい、休憩終わり♪』
「『んぅう~~~~~~~~~~~っっ♥♥♥♥』」
「やっ……やぁぁ……ひゃめてぇ……来ないれぇ…………♥♥」
ぶぅぅっっっっぢゅううううううううううううう~~~~~~~~ッッ♥♥♥♥♥♥
「む゛ぶぎゅぅうううううう~~~~~~~~~~ッッ!!!!!!♥♥♥♥♥♥」
鼻とペニス、両方への猛烈なフェラチオが再開され、アサヒの脳内は再び濃いピンク一色で塗り潰されてしまった。
鼻の穴にこびり付いていた唾液が吸引され、次の瞬間には新鮮な唾液と共に粘着質な舌先が穴をこじ開け、内部を蹂躙する。
ジュボジュボと激しく出し入れされる舌先が鼻の奥底にまで唾液を送り込み、吐き気を催すような悪臭と淫らな感触がアサヒの脳を刺激する。
股間部では未熟なペニスだけでなくサクランボのような睾丸までもがアルマエルマの大きな唇に飲み込まれ、下品な水音を響かせながら激しく吸引されている。
先端が細く変化したアルマエルマの舌が、アサヒの子供ペニスを覆う包皮の内部に入り込み、敏感な亀頭をねっとりと纏わりつくように舐り回す。
粘ついて熱い、まるで女性器内部のような肌ざわりの舌先が、まるで指先のような器用さでアサヒの子供ペニスを撫でまわし、くすぐり、締め付け、舐り上げる。
熟練の娼婦を遥かに凌ぐサキュバス女王のテクニックは、一面の新雪のように純粋で無垢であったアサヒの心を完全に占領し、踏み荒らし、一瞬にしてピンク色の沼地へと作り変えてしまった。
「あへっ♥♥ あへぁあっ♥♥ お゛ぇッ!! げほッ!! ひゃうっ♥♥ ぶぇッ!! うぁあああううッッ♥♥♥♥」
不快感や衰弱死への恐怖がアサヒの心を浮かび上がらせようとするも、壊れた蛇口のようなペニスが射精を行なうたびに、アサヒの心は快楽の沼へと沈んでいく。
もしも何かの奇跡が起きてアサヒがアルマエルマから逃れたとしても、もはやこの少年が真っ当に成長する事は無いだろう。
心の底に深く刻みつけられた女の唾や口臭に対する恐怖のせいで、アサヒは母親にさえも怯えるようになり、それでもしかし、この日に味わった未曽有の快楽の再現を求めて自身のペニスを慰め続ける事になるのだ。
ぶっぢゅるるる、ぢゅるるっぶぶぶぶぶぶぶ…………
「~~~~~~~~~~~ッッッ!!!!♥♥♥♥♥♥」
じゅっっっっぼんっっ♥♥♥♥
「ぷはッ!!? はぁっ、はぁっ、やめっ、も、やめっ――」
「『んん~~~~~~っ♥♥♥』」
ぶぅっっっぢゅううううううう~~~~~~~~♥♥♥♥♥♥
「ん゛ぅううううううううううううううッッ!!!???♥♥♥♥」
そしてもちろん、アルマエルマにアサヒを逃がすつもりなど全く無い。
アサヒがどれだけ泣いても、喚いても、射精しても、アルマエルマの舌と唇はアサヒという存在を貪り続ける。
「んふふっ、ここも舐めちゃおうかしら♥♥ んれぇろれろれろ~~~♥♥」
「うぐッ!!?? あ゛ぁあああッッ!!!」
唾液まみれの長大な舌が眼球を這い、アサヒの視界が白く濁る。
堪らず目を閉じたアサヒの瞼をちろちろと舐めながら、アルマエルマが妖艶な笑みを浮かべる。
ぶっぢゅううううううううう♥♥♥
「ふぐぅううッッ!!??」
ぶぅっっぢゅううううううう~~~♥♥♥♥
「ん゛むぅうッ!?♥♥」
ぶぢゅぶぢゅっ、ぶぢゅるるるるるるる♥♥♥♥
「うぎッ!!?? い゛ぃいいいいッッ!!??♥♥」
ぶっっっちゅばっっ♥♥♥♥ ちゅばっちゅばっちゅばっ、ぢゅぼぼぼぼぼぼぼぉぉ♥♥♥♥♥♥
「ん゛ぎぃいいいいいいいいいいいいいッッ!!!!!♥♥♥♥♥♥」
キスの合間に顔を背けると、その先にまた唇が待ち構えている。
連結した唇からジュルジュルと送り込まれる唾液を受け入れまいと口を閉ざしていれば、頬や耳へ同時に強烈な吸引が行われる。
最初は口とペニスの二か所だけだったはずが、頬、耳、腋、へそ、内ももや、左右の睾丸を別々の方向から……
明らかに、アサヒを襲う唇の数が増えている。
しかし、視界を奪われているアサヒは逃げ場の無い恐怖と快楽の地獄の中で虫のように身をよじる事しかできなかった。
「ふっ、あっ……ひぁっ……はっ……へぁ、ぁ…………」
「あぁん、ちょっと勢い良く吸いすぎちゃったかしら」
『味が薄くなってきちゃったわ』
『どうしようかしら』
『このまま吸いつくしちゃうのも良いけど』
『ちょっと休ませてあげた方がいいかもね』
『まだ試してみたい魔法もあるし』
頬がげっそりとこけ、虚ろな目を虚空に彷徨わせるアサヒを囲んで、いくつもの"アルマエルマ”の声が発せられる。
会話のようで会話でない、ただ自身の脳内を整理するような独り言は淀みなく紡がれていき、アサヒのあずかり知らぬところでアサヒの運命は決定される。
『よし、やっぱりちょっと休憩にしましょう』
『それじゃあその前に……』
『よいしょっと』
『位置について~』
『タイミングを合わせて~』
「『せ~~~のっ♪』」
ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶっっぢゅううううううううううううううううううう♥♥♥♥♥♥
「ふぎゃあああああああああああああああああああ!!!????♥♥♥♥♥♥」