特命退魔師瞳 vs エビヨウマー

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夜の学園で捜査を進める瞳。
「キャーッ!!」
突然の悲鳴を聞き駆けつけると、そこには女子生徒が倒れていた。
「きみ、大丈夫!?怪我はない!?」
「せ、先生っ!…逃げてっ…!!」
「?…ひとまず、どこか安全な場所に…っ?!」
突然、瞳の足首に何かが噛み付いた。
「っぐ…っ!」
咄嗟に反撃しようと試みるが、今度は首に何かが巻きつけられる。
「くぁっ……!」
「クックック、飛んで火にいる馬鹿な退魔師め…!」
校内放送のスピーカーから、低い男の声が流れ始める。
「その声は、妖魔博士っ…!」
「お前には私の妖魔の実験台になってもらおう。行け!エビヨウマー!」
「ギシャーッ!」
「ぐっ…!」
(変身しないと…!でも今は……いいえ、この子を助けないと……!)
「ククク、どうした?天音瞳、早く変身したらどうだ?」

「っ…変身……ッ!」
瞳は光に包まれて、バトル・ドレスへと変身する。



「天は万物を生みて所有せず、育ててこれを支配せず…!天に代わりて天音瞳、あなた達の悪事を許しませんっ!」

(続く)


エビヨウマーは帰ってきたウルトラマンの地底怪獣ツインテールのシーンのオマージュです。ウルトラマンファンの方々すいません。

本年も一年、ご支援やコメント等で応援してくださいましてありがとうございました。大変恐れ入りますが、喪中のため、年頭の挨拶は控えさせていただきます。
寒さが厳しくなっておりますが、皆さんが良い年末年始を迎えられますよう願っています。

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