KingExit四周年!

監獄RPG「KingExit」四周年!

本日!KingExitは四周年となりましたー!

ぱちぱちぱちぱちー!
4年前のちょうどこの日に、
ふるえる手でKingExitの販売開始ボタンを押しました。

あの時がはじめてのゲーム発売でたくさんミスをしました。
予告もしなかったし、PVもなかったし、
初回特典をつけるといったアイデアもなくて、
販売数も大変なことになっていましたね。

それが今では

たくさんの人に支えられて、口コミで一生懸命広めてもらえて。
どうにか同人RPG作ってますと自分の口から言えるくらいの
結果になっています。本当にありがとうございます!

支援プランで直接支えてくださる方もいらっしゃいます。
本当にありがたいのですが・・・本当に無理はなしで!
お金が苦しい時はどうか無理せずでお願いしますね!

さて!今回はKingExitを振り返りつつ、
次回作のお話をしていこうと思っています!

それではいってみましょう!

KingExit作ってよかったー

技術も経験もなしに、熱意だけで作ったRPG。
本当に作ってよかったと思っています。
拙いところばかりで、久々にプレイすると恥ずかしくて穴に埋まりたくはなりますが、
作っていた当時は色々な能力が自分の中に芽吹いていくのを感じていました。
それにたくさんの人が楽しかったよと感想をくれたことが、
今の自分の巨大な財産となっています。


他の媒体じゃ作れないかも

KingExitって他の媒体では作れなかった気がするんですよね。
同人RPGブームが目の前にあらわれた偶然に感謝したいです。

KingExitは長編だからこそ成立するネタが多いです。
なので漫画や小説では活かすことが難しい。
出版なんて出来たとしても自分の寿命がもたないくらいの巻数になってしまいます。
(その前に打ち切りでしょうけども)

しかもそれが成人向けの雑誌だったら、
1話につき1エロシーンはないと出版社に怒られるので話も進みません。
キツイ縛りの中でストーリーを組み立てるなんて自分の頭では不可能です。

じゃあKingExitみたいなネタを温め続けて、
大きなゲーム会社でいつか実現するんだと夢を見た・・・として。
最後に形になるのはまったく別の作品になってしまいます。
大きなゲーム会社なら大きく稼がなければいけない。
となったらKingExitの稼げない部分はバッサリいかれます。

ラスターやベローの話はまるまるカットして、
アーベントとヴルウはむさいおっさんから美少女に改変して。
ゲオルイースたちに起こる不幸は刺激が強すぎるからマイルドにして、
エロシーンを入れるなら現在人気のジャンルを取り入れストーリー性は捨てる。
そもそも紅唯まとは絵が下手で臭いからクビ。

これじゃあ最後にできるのは仲良くほんのり脱獄する美少女ゲームですよ!
熱意100%で温めていたネタがこんなのになってしまったら
もう生きていけないです。クビになってますし。

さらに妄想すると・・・

実写用にネタを変えてドラマや映画を狙うって方法も、
残りの人生すべてを賭けたら一本くらいなら現実にできるのかもしれません。
エロありの場合はVシネというのになるのでしょうか。

でもここで一番の壁になるのは人間ですよね。
関わる人間が多すぎる。
スポンサーさん、監督さん、役者さん、小道具大道具さん、音響さんなどなどなど。
自分のような小物には上手くコミュニケーションを取って、
それぞれの能力を引き出しながら自分の作品に合わせてもらうなんてこと、
今から月に行って帰ってきますくらい無謀です。

それに業界の歴史が長すぎるというのもあります。
長い歴史をもつ業界ならそこには作法や常識がある。
そこを守らないと村八分になってしまうので、
自分の作りたい作品もルールに合わせて変更するしかない。
大きな会社でゲーム作るのと結果はあまり変わらない気がします。

なので自分の中の結論として、
作りたい物を作り、熱意100%を100%のまま具現化するなら、
同人RPGって最強だったのでは?

ということですね。
おかげでKingExitはずっと夢中で作り続けることができましたし。

・・・とまあここまで語っておいて、
次回作が全然売れなかったら辞めざるを得ないのですがね!
これがリアル・・・数字・・・うううう;;

KingExitからDemonsRootsへ


DemonsRootsは最初の思いつきでは
「魔族が人類を支配していくエロ満載の抜きゲー」でした。
同人RPGではありふれた方向性ですよね。

でもそうはしてくれなかったのがKingExit。
あの作品の10年前を舞台にするなら、
なにか予想外の問題がたくさん巻き起こっていたはず。
苦悩しながら進む人物がそこにはたくさんいたはず。
考えはじめると妄想が止まりませんでした。

それにKingExitを遊んでくれた人が次に期待する作品て
「抜きゲーなの?」と問えば全員がYESとは言わないだろうし、
そもそもエロだけにこだわったゲームを作っていく中で、
KingExitほど夢中に作業できるのだろうかと問われたら、
それも怪しいところでした。

なので最終的に導き出した答えが現在のDemonsRoots。
敗北者の魔族と奴○が、生存をかけて世界征服をする物語。
そしてその結末をKingExitを遊んだ人はすでに知っている。

魔族は滅びる

こういう建て付けの作品になったわけですねー。
自分好みのテーマになったので今日も夢中になって作業しています。
それに最初から結末がわかっているなんて親切でしょう?
安心して遊ぶことができますよね!

DemonsRootsへの反映

自分も小さな脳味噌で色々と学んできました。
KingExitの時に「こういうのがあったらよかったよね?」というものを
DemonsRootsには詰め込んでいます。

こちらはDemons Rootsをクリアした時に表示されるリザルトです。
注目していただきたいのは「プレイ時間」
これが長時間だったらたくさん遊んだという証明になります。
ですが、もしこれが恐ろしく短時間だったら・・・?
時間を切り詰めた効率プレイの証明、つまりRTAの証明書になるわけですね。

計測はモノローグとエピローグを差し引いたプレイ時間になります。
魔族が戦いを開始した時点で計測をはじめ、
ラスボスを倒した時点で計測を終わります。
モノローグとエピローグにはクリア後にスキップ機能を付けますので、
純粋な本編だけのRTAを楽しむことができるわけです。

それからリザルト下段のレベル。
次回作では最大レベルが99なので、
全員99にしたら完全にやりこんだということになります。
でもそれだけじゃないんですね。
やばい人はここの数字がどんどん小さくなります。
低レベルクリアです。
レベルが低いほど相対的に敵は強くなり、ボスなんて目もあてられなくなります。

しかもDemonsRootsは雑魚戦でしか経験値がはいりません。
ボスは経験値アップアイテムを落すだけ。
つまり雑魚を全部よけて、かつ経験値アイテムを使わなければ・・・?
理論上、レベル1による全クリが可能!
ただバランスはとってないですし、作者の自分にも当然無理です。
ゲームを極限までやりこみたい人に向けた遊び要素となっています。

低レベルでクリアした人は完全にゲームが上手い人!
世界中のゲーマーから賞賛を受けて然るべきです。
そしてリザルトは勝手に撮影されてゲームフォルダに出力されます!
すごいリザルトができたらSNSで自慢してくださいね!
自分も見にいきますよ!

簡単に遊びたい人も安心!


次回作にはシネマモードを用意しています!
リザルトなんてなし!面倒なやり込みも周回もなし!!
ゲームを一回クリアすればエロ回想全開放!
戦闘もめちゃんこ楽チンになるモードです!
シナリオとエロだけを楽しみたい人にも親切なゲームです。
エロにも配慮!


それからKingExitのエロって、
「監獄の中で主人公が襲われる」という物の割合が多かったです。
ストーリー重視にするとエロって融通が効かないんですよね。


そこでDemons Rootsではいつでも立ち寄れる「変態王国」があって、
そこでお金と引き換えにヒロインたちの多彩なエロが楽しめます。
敗北した時の「BADENDモード」ではKingExitの監獄をしのぐ、
絶望の奴○収容所に叩き込まれ、凌○エロが主人公たちを襲います。
当然「本編エロ」も物語の邪魔をしない、
むしろ必要なところに配置しています。

こんな感じでエロも内容と構成の両方を調整しました。
KingExitは「脱いだパンツで涙をふくRPG」と言われることもありましたが、
今回は下半身を露出させたままRPGをさせない、
抜きどころをわかりやすくした親切設計となっています。
もう誰にも風邪はひかせない。

抜いてパンツを履けばいい by紅唯まと

次回作はいつごろ発売?


本当は2020年内に発売したかったのですが、
もろもろの事情(おもに肩こり)によって2021年発売とさせていただきました。
作業はまだまだ残っているのですが、
本編はほぼできあがっています。
残すところはエロとか、周回用のイベント作り。
あとは細かいですが敵の行動の調整、スキルの調整。
テストプレイを繰り返しまくって、バランス調整、文章の推敲。

出来上がったら次はPVを作成しつつ、
デバックをお願いしたり、パブリッシャーさんに連絡して海外向けの準備。
グッズも作ってみたいですが、まあこれは後回しで。

ともかく色々やることはありますが、
2021年内には出せるように頑張っていこうと思います!

最後に

毎年12月22日はKingExitの発売日ということもあって、
周年記念に記事を書いているわけですが、
来年はDemonsRootsが発売されているわけでしょう?(願望)
なので今後は12月22日に作品をまとめて振り返る日にしていきたいと思っています。
その時にKingExitの周年もついでに祝うみたいな形でね。

その日を無事に迎えられるようにゲーム制作がんばっていきます!
今後ともどうぞよろしくお願いします!

あ!「KingExit」絶賛発売中です!

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    名無し ID00696312
    数日ぶっ通しで今日クリアしました。次回作も楽しみ。

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