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2019年 08月の記事 (17)

fume 2019/08/18 18:10

音声作品の軌道修正を考えてみる。その3


前の記事の続きです。

・では、5作品の経費を回収するために一体何を行えばよいのか?

販売数が伸びないのなら単価を上げてみる。知恵を使って商品価値を上げる。
売上金額というのは一体何で決まるのでしょうか。
販売数の数。これはすぐに思いつくでしょう。
あとはもう一つ。商品自体の単価です。
この単価、考えようによってはとても重要な要素になります。

経費15万 単価1000円(卸値600円)の場合、販売数250本で経費が回収できます。
経費15万 単価1200円(卸値800円)の場合はどうでしょう。
187.5本で経費を回収できます。

60本の差です。実際に販売数の低い商品を取り扱って気づきましたが
この差はかなり大きいです。

しかし、単価はなかなか上げにくいもの。
さらに大量の需要がある音声作品は値下げ商品が沢山あり、そこに割高の商品を投入するのは気が引けます。

他の商品にはない、付加価値をつけてあげるというのはどうでしょう。
手間も時間もかからない。知恵を振り絞ったちょっとした付加価値です。
なかなか出てこないかもしれません。

お客様の悩みを解決する事というのはどうでしょう。
・思い切って体験版を半分ぐらい出してみる。
・説明文を細かく書いてみる

つまり、購入していただく商品が一体どんなものなのか?購入前に正確に、詳細に判断できるようにしてあげる。

商品の希少価値をアピールするのもいいです。
説明文やサンプル画像をいつも以上に真剣に作っていく。

なかなか難しい手法ですが、試してみる価値はありそうです。
ただし、狙いが外れるとただの割高商品に見られて販売数がより少なくなってしまうリスクがあるのを忘れないでください。



今まで行った得意分野の技術と資産を付加して、新しい商品価値を見出す。
これはある意味反則ではありますが、今まで成果を上げてきた得意分野の技術と資産を商品に付加してやる方法です。つまり音声作品の中にCG集や簡単なゲームを入れてやって新しい商品価値にしてやるのです。
(これは雪月狼さんにいただいたコメントとほぼ同じ内容となりますね)

CG集と音声作品が連動する、というとなかなか思い浮かびませんが、ゲームならばパッと思いつきます。アドベンチャーゲームですね。

音声をカット編集して絵と一緒にゲームに組み込んで上げれば完成です。既存のアドベンチャーゲームと比べると内容が薄く感じられるかもしれませんが、バイノーラル仕様&音声付でなんとかカバーできるかもしれません。

問題としてはCGを制作する時間コストが発生する事となります。付加価値はつけられるけど、時間がかかってしまい、これならばCG集を作った方が断然いい、という事にもなりかねません。(これはどれだけ作業工数をかけてやるかにもよりますが。)
そもそも、音声作品つきバイノーラルアドベンチャーゲームという市場はないので顧客がつくかどうかもかなり疑問です。



5作品の方針

上記の対策を踏まえ、今後発表していく作品の方針が決まりました。

・おいなりさん
商品価値を付加して単価上昇を狙う。
実験のような意味合い

・まお
サークル追加を行い、サブサークルで販売してみる。

・ピンクハァト
ゲーム要素を組み込み、得意分野の技術を入れ込んでみる。

・飛燕、零
商品価値の付加を行う。イラスト追加?3Dモデル?
あまり思い浮かばないのでそのまま発売?

まずはこんな感じで進行していきたいと思います。




煙屋の音声作品


ぴっちりキャットとド変態SEX!


ガラスの王女クリスタ


奪われたシラユキの肉体

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fume 2019/08/18 02:33

音声作品の軌道修正を考えてみる。その2


奪われたシラユキの肉体
煙屋の新作です!2人のキャラがいろんなシチュをしてくれます!乗っ取り、ヤンデレ!





前の記事の続きとなります。

大量同時進行の代償~完全なトライ&エラーが効かない状態~

・既に4作品がスタジオ収録決定済み、1作品は音編済み
前の記事で今度はどのような作品を作っていくか方針を固めました。

しかし、問題はまだ残っております。
方針変更していない4作品が現在進行中の状態となっているのです。
今から台本を変更することもできなくはないのですが、ここで変更してしまうといろんな方々にご迷惑がかかってしまう為、台本やスタジオ収録はそのままとりおこなう方向としたいと思います。

どうしてこんなにも多数の作品を同時進行しているのか。
音声作品にはタイムラグが発生するのでその合間合間を埋めて同時進行で制作する、という方式を取りました。

音声作品の大体の流れです。
・企画を考える。
・プロット作成。
・ラフイラストを作る。
・プロットに沿ってシナリオ執筆してもらう
・待ち
・チェック、ディレクション
・待ち
・絵を描く
・もらったシナリオの台本作成
・声優さんにご依頼
・スケジュール決定(大体は1ヶ月後以上先)
・スタジオ予約
・待ち
・スタジオ収録
・音編
・パッケージ

こうみると結構待ちの時間が長くなってます。1つずつ作っていくと結構な時間がかかりますね。それを避けるべく、待ち時間に別作品の制作を行い、できる限り無駄を省きました。

これによって得られるメリットが
一ヶ月に1作品の配信
です。圧倒的なスピードです。CG集では難しいです。(私個人としてのスピードとして)他のサークルさんも1ヶ月に1ペースで出している所があるので、多分こういったことを行っているのだと思います。

ただ、今回、3作品を販売してデメリットが明確に見えてきました。
トライ&エラーの反映が次の作品に行うのが困難
という事です。

ただ、「一ヶ月に1作品を配信する」というのはどんなに苦しくてもそれに見合うだけのアドはあると感じており、これは今後とも守っていきたいと考えております。
これは後の記事で詳しく書いて行こうと思います。

この5作品の経費を回収したい

5作品の詳細を見ていきましょう。
ほとんどがGWに計画したプロット音声作品群です。
全てバイノーラルです。

・おいなりさん(仮)
fumeさんいつものCG集を音声作品にしたよ!という感じ。
本当は油揚げ顔ピチを詳細に説明するべきでした。

・ピンクハァト
fume作品を音声作品にしてみたよ!完全にエロゲの感じだよ!

・まお(仮)
今流行のリアル芝居の音声作品だよ!でも男の娘とホモSEXだよ!

・飛燕オナサポ(仮)
みんな音声聞いているときにシコっているんでしょ?ならそれ目的の音声作品なら売れるのでは?というもの。ちなみに飛燕はEDENのクリスの子孫。

・零のオナサポ(仮)
飛燕の同じ!でもキャラクターはプライドの高い子だよ!



制作当初は分散がとれていると感じておりましたが、今見るとまだ分散が足りませんね。
たとえば

・M向け
・赤ちゃん言葉
・耳元特化
・癒し

を入れるべき。催○音声は作り方がわからないのでスルーしたいと思います。
というわけで、この5作品の経費を回収すべく、売上をより伸ばすべく、対策を練って生きたいと思います。

余談となりますが、
「商品の売上の8割は商品コンセプトで決まり、残りの2割はその後の作業で決まる」
という言葉が大好きです。
つまり商品コンセプトが鬼大事。
それに乗っ取るとこの5作品の売上は既に決まっているのかもしれませんが
それでも頭を使って練りに練りたいので考えていきます。



価格競争は短期的にはサヤをとれるが、長期的には消耗するだけ

売上を伸ばすという点において、値下げという手段があります。
今回、
奪われたシラユキの肉体→一週間の間10%OFF
ぴっちりキャット→4日間の間50%OFF
というセールを試してみました。

シラユキのセール理由は
・音声作品の市場で、初動にセールするのが定番になっているみたいだったので研究のため実験

ぴっちりキャットは
・新作応援のため、経費回収が終った作品をセール。

こんな感じです。

結果として本数はある程度は伸びたと感じております。ただし、その分卸値が半分になったので、リターンはあまりよろしくありません。それでも売上金額はセールを行わない時よりもいくらかは足しになった、という状態です。
今回の結果を鑑みて、やはり値下げセールは個人的には出来る限り行いたくないとの結論にいたりました。

・値下げが商品本来の価値を下げていく
安い商品には質の低い顧客がよってくるとされています。また、値下げ商品を購入する人はどういった層が多いのか考えてみてください。
これが絶対に欲しい!と思って購入してくれる、商品の価値で買ってくれる良質な顧客ではなく、安くなってる!買っていこう!という商品の値段で買う顧客となります。

・値下げ率が大きければ多いほど、DLsiteさんの取り分が大きくなる。(こちらの卸値が低くなる)
DLsiteさんの下記のページをごらんください。
https://www.dlsite.com/home/circle/invite

「価格設定について」の項目です。

販売価格100円の場合、卸値が50円=販売手数料50%
販売価格3900円の場合、卸値が3100円=販売手数料約21%

となります。商品の値段が下がるにつれ、取られる手数料も大きくなります。
よく価格破壊で90%OFFしている作品がありますが、売上数の伸び以上にリターンが恐ろしく少ないです。しかも商品価値を恐ろしく下げ、セール後はまったく売れないというパターンもあります。

私も過去にCG集で100円商品を取り扱い、90%OFFを1ヶ月間繰り返すという試みを行いました。

ヒュームマガジンブラック Vol.1 ~スペイドの暗躍~
ヒュームマガジン ホワイトVol.1
です。現在は販売中止となっております。

ブラックは4000本売れて10万前後、ホワイトは1200本で1万突破というリターンです。売上本数だけを目指したいのならこれでもいいと感じる方もいるかもしれません。しかし、この頃、他の作品の売上も全然伸びませんでした。予測ではありますが、10円商品を売るという安い商品価値がサークルブランドを傷つけて全体の商品の価値にも影響してしまったのだと考えております。

日本市場は割引大好きで皆割引のものに手を出してしまうのが現状です。特にデジタル商品の場合は原価がかからないものもあるので、余計甘くなってしまいがちです。



次の記事は

・では、4作品の経費を回収するために一体何を行えばよいのか?

 →案1 販売数が少ないのなら単価を上げてみる。知恵を使って商品価値を上げる。
 →案2 今まで行った得意分野の技術と資産を付加して、新しい商品価値を見出す。

となります。





煙屋の音声作品


ぴっちりキャットとド変態SEX!


ガラスの王女クリスタ


奪われたシラユキの肉体

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fume 2019/08/15 22:46

音声作品の軌道修正を考えてみる。


音声作品の新作、「奪われたシラユキの肉体」が発売されました。
現在3作品発表しておりますが予想よりも売上が伸びていないので
それを考察し、今後の作品向上の方向性を模索していきたいと思います。

音声作品の当初の目標とは

・最低でも経費分の回収(売上が集中する1ヶ月以内)
・経費分の2倍の売上を達成(およそ3ヶ月を目処とする)

上記2点が目標です。

現在3作品発表しておりますが
一部達成できたのは「ぴっちりキャットとド変態SEX!」のみとなります。
(経費分2倍の売上はまだ達成していない)

「ガラスの王女クリスタ」は発売25日で65本程
「奪われたシラユキの肉体」は本日50本程となります。
クリスタは1ヶ月で経費回収はほぼ不可能、シラユキは初動が50本ほどだと1ヶ月間の売上は100本~150本程と推測することができます。(初動で予想するのは難しいですが個人的にはあまり好感触ではありませんでした。)


1作品における経費は12万~15万ほどとなります。
スタジオ代3万~
出演料5万~
交通費2万~
シナリオ代 1万5千~

1作品の単価が1000円とすると卸値は600円。
経費15万、卸値600円の場合、大体250本で経費分は回収できることになります。

作品制作を行う場合、特に経費がかかるものに関しては最優先で回収することを目標としております。以前にレジンキットの在庫や同人誌の在庫を抱えましたが、その在庫分の経費が徐々にモチベーションを削り、ストレスとなったからです。

他のジャンルで大きな売上を上げているので新たなジャンルに投資、最初は赤字でも多めに見るというのも大切。しかし、まず最初に達成すべき目標は経費の回収が一つの目処になるでしょう。

まずは「経費分の2倍の売上」という目標は取りやめ、経費回収という部分のみに重点を置いていきます。

音声作品市場の動向

需要よりも供給数がかなり多いです。お気に入り登録数と販売数を見るとわかります。お気に入りはかなり数字が入っているのに販売数が少ない、そんな作品がとても多いです。CG作品の市場から見ればレッドオーシャンだなと感じました。個性を出すため、3作品とも練りに練りましたが(それでもクリスタは王道なのかも)全て予想を下回りました。完全に音声作品のセンターピンを掴み損ねた状態です。

(今後制作する音声作品の方針という記事を前に書いたので、今後はそういった作品を制作していきたいと思います。)

今までの作品の何が悪かったのかを分析してみる

今まで発表した作品の何がいけなかったのか、客観的に分析する必要がありそうです。

3作品とも、とても素晴らしい作品です。
キャット、クリスタ、シラユキ。好きな部分が沢山あります。
しかしそれは売上にほとんど貢献しませんでした。

ここではあくまで売上を伸ばすのに向かない要素を分析してみたいと思います。
また、経費回収したキャットと経費回収できないクリスタ、シラユキで差があります。ここを見ていきましょう


・fume製か、協力者つきか
ぴっちりキャットは声優さんとスタジオさん以外、全て私が制作いたしました。企画、シナリオ、イラスト、音編、パッケージング。

大してクリスタとシラユキは協力者様に部分的に外注を行っております。シナリオやジャケットイラスト(クリスタ)。

fume製の場合、私の負担が大きくなりますが、煙屋のブランドとしてなりたっていたのでは?と感じます。飲み会の席でも貴重なご助言を頂きました。たいして外注を行うことによってレバレッジをきかせることができ、作品を素早く展開することが出来ます。

当初は作品を手早く展開したいと感じておりましたが、経費回収の目標を達成したいのもあるため、今後暫くはfume製(煙屋製)としていきたいと思います。
(ただし、既にスタジオ収録を頼んでしまった4作品はその限りではない。)


・リアルかアニメか
ここも音声作品で重要になってくるところです。3作品ともアニメ系の演技で声をお願いしたので、売上が見込めるリアル寄りになっていない=主な敗因と考える事ができます。ただ、キャットとクリスタ、シラユキの間でも境界線があったのでは?と感じております。
おとぎ話がネックだったと感じております。おとぎ話の話のアレンジは個人的におもしろいなと感じて採用したのですが、おとぎ話は皆が知っている物語。配役、キャラがガッチリきまったシナリオ=アニメよりという関連付けもできます。何よりも聞き手が王子となってしまうのも厳しいのかもしれません。王子というだけで、聞き手を制限する要素を取り入れてしまうためです。

やはり、どの傾向の作品が売れるのかを分析するため、リアル寄りの作品を一つ発表しなければなりません。こちらは「まお」の売上をみて判断していきたいと思います。


そもそもランキングにのらない、同日発売の中で下
これがほとんど全てともいえます。
ランキングにのる=自動的に集客=売上が伸び続ける。
広告のない作品は埋もれていきます。特に需要が多い音声作品の中では間違いなく言い切れます。

本日発売のシラユキは同日発売の音声作品の中でほぼ下の販売数となっておりました。
これは事実として深く刻んでおかなければなりません。
同日発売の作品を拝見してみると視聴時間がとても長いものや、作品内容が凝っているもの、逆に紹介ページが簡素すぎるのに売れているものなど多種多様でした。

負け癖がつくのもよろしくありません。いつも低迷している作品を出し続けると
音声作品の常連さんから見向きもされなくなります。舐められる状態です。
この状態になった場合、新規で参入して売上を伸ばすよりもも難易度が跳ね上がります。対策として

・別サークル(DLsiteのサークル追加)で作品を出してみる。
・大手の音声作品作家に外注をお願いしてみる。
・価格破壊(100円)で一時的にでもいいからランキングにのる。

上記3点が考えられます。また、売上が低迷した影響が他のジャンル(CG,およびゲーム)にも及んだ場合、私は低迷したジャンルは一度公開停止にしてその影響を徹底的に除去するべきだと考えます。



まずはランキングに食い込むように精進したいと思います。
ただし、ランキングに食い込むためにセールを行う、というのはあまり良い手とは言えません。今回新作販売の際に割引セールを組み込んでみましたが、やはり自分には合わない事がわかりました。これは次の記事に書いていきたいと思います。


長くなりましたので、今回はここまでにしたいと思います。
次の記事の内容は

・大量同時進行の代償~完全なトライ&エラーが効かない状態~

 →既に4作品がスタジオ収録決定済み、1作品は音編済み
 →この5作品の経費を回収したいのでパズルをしてみる。
 →価格競争は短期的にはサヤをとれるかもしれないが、長期的には消耗するだけ

となります。




煙屋の音声作品


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fume 2019/08/14 21:33

EDEN ZERO CGイラスト 「カエルスライム」

これは現在制作中のEDEN ZEROのCGイラスト!
邪悪なタピオカを飲んでカエルスライムになってしまったイラスト!

【 300円 】プラン以上限定 支援額:300円

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fume 2019/08/11 00:10

【EDEN】深緑の森~蠢く地底の過去設定【ネタバレ】


深緑の森~蠢く地底の過去設定です。

豊穣の時代

深緑の森が豊穣の森と呼ばれていた時代。広大な大地と森が生き物たちに恵みを与えていた。森の入り口ではエルフたちが平和に暮らしていた。

森の奥では古来から公家が住んでおり、昔から何かを守る様に森の奥に住んでいた。しかし今ではその体制は腐敗し、政権争いが絶えない。

太陽が去りし時代

突如として蠢きが豊穣の森の地底から湧いてくる。蠢きとは遠き星々の生命。ビッククランチを止めるため、様々な星の力を合わせようとこの惑星にも参入してきた。

豊穣の森の王女が蠢きに寄生されて、その力が徐々に広まっていく、事態を重く見た叡智の守護者はいろんな苦難を乗り越え、蠢きの深淵へと足を踏み入れる。しかし、道半ばで倒れてしまい、自らが作り出した蠢きを滅ぼすエルフに後を託した。

一方、森の奥にある公家にも蠢きが湧いてきた。しかし、公家の血は蠢きに耐性を持っており、その災厄を最小限に抑えることができた。森の奥にはかつて星々の蠢きと戦い、激戦の末に編み出した尊い神器がある。

それでも蠢きの始末に追われている中央政権に目を付けた京の局は、政権奪取に向けてあらゆる手を尽くす。しかし、最後は名も知らぬ娘にその政権を取られてしまう。

実は叡智の守護者と京の局は互いに協力関係にあった。互いの力を利用し、一方は蠢きを根絶やしにするため、もう一方は権力を手にするための道を歩んだという。

曙光の時代

蠢きを滅ぼすエルフが地球外生物を駆逐すべく長き戦いを行う。全ての力を使い果たし、蠢く地底に倒れた後、蠢きの活動を止める者は現れず、豊穣の森は深緑の森と呼ばれるようになった。深緑の守護者は蠢きを外の世界に出すまいと、その呪われた深緑の森全体を封印した。

一方、森の奥に住まう公家は森全体が蠢きの手に堕ちたことにより衣食住の供給がなくなってしまう。数少ない資源を手中に収めるべく醜い争いが長く続いた。

EDEN現在

封印されていた深緑の森に勇者パーティが立ち寄る。叡智の守護者と関りがあるクリスに関心を持ち、その道の先を示そうとする古参キャラクター達。

森の奥にあった公家の住処はその醜い争いにより廃墟となった。現在は名も知らぬ娘が公家を統べる者となり、深緑の森の隅で暮らしている。

EDEN ZREOでは……

太陽が去りし時代にフォーカスしたシナリオが展開されます。

**・叡智の守護者

・京の局**

がメインになります。その他はモブイラストを使用したキャラなのですが、かなりの数のキャラクターがいるのでシナリオの展開が面白くなりそうですね。



ゲーム紹介

EDENは煙屋が制作したハードエロRPG!
詳細はこちら!(DLsiteさんのページに移動します。)

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