【淫猥白人マゾ女ケイトさん】第9話 ダブルNTRでさようなら♡
夜もだいぶ更けてきた。時間はおおよそ九時前後。リビングのローテーブルには買って来たお酒の缶やら、おつまみやらが広げられていた。並んでいるのはビールやらチューハイやら。そこにまた一つ、ビールのロング缶が乾いた音と共に追加される。
「くはぁ~、やっぱうめぇわぁ。休日の夜に飲むビールはよぉ」
「もう、彰久さんったら、飲みすぎないでくださいよ?」
「わ~かってるって、ケイトちゃぁん。ただまぁ、今日だけは許してくれよ、な?」
「んもぉ……♡」
「良い飲みっぷり♪ お酒強いんですねぇ~」
「へへへ、両手にこんな美人さんが揃ってるからなぁ。楽しくもなっちまうぜ」
二人掛けのソファの中央には、彰久さんがどっかりと腰を下ろし、その左右に私と秋子が腰を下ろしている。下ろしているというよりも……♡ むっちりとしたお尻を、押し込めている、と言った方が近いけれど♡ 当然私の太ももやお尻は、彰久さんの足や腰回りに密着するし、少し身をよじれば、おっぱいが当たってしまう……♡ このまますぐにでも3Pに流れ込みたいが、なかなかそうも言っていられない。
「……」
すぐ隣に置かれた一人がけのソファに腰を下ろした修司が、黙ってこちらにちらちらと視線を向けていた。青い顔をして、ちっとも楽しくなさそう。まあ、それもそうでしょうね……♡
「もう、美人さんだなんて、お上手なんですからぁ」
「なんだよ、お世辞だと思ってんのかい? 秋子さんは美人だぜぇ? おまけに優しくて気立てもいいし……こんな子を前にしたら、男はみ~んな、いい気分になっちまうよなぁ……?♡」
「あ、あはは……♡」
彰久さんは顔にニヤニヤと笑みを浮かべながら秋子の腰に手を回した。こちらからでは見えないが……彰久さんのあの手つき、あれは腰骨やくびれのあたりを撫でているわね。自分のすぐ隣、手を伸ばせば届くというのに、自分の想い人の腰に他の男の手が伸びる。屈辱的なことだろう。辞めさせたいだろう。でも彼にはもう、戦う気力も何もない。精一杯できる抵抗が、
「と、父さん……」
「あ?」
ああして情けなく声を発することだけだった。
「あ、秋子さんは……こ、子供もいるしさ! もう帰してあげた方がいいんじゃないか?」
「ん……あぁ~、そうだったな。ごめんなぁ、秋子ちゃんっ! 俺、ちょっと気が回ってなかったわぁ、すまん! そんなら駅に」
「なら、僕が彼女を――」
「あ、あの……!」
彼女を送り届けよう。修司のその言葉を遮って、秋子が声を発する。彰久さんの顔を、じっと見つめ……太ももに手を置きながら……。
「今日はその……シッターさんに、お願いしているんです……♡ あの子達も、もう小さくないですし……♡ 私も久しぶりに、もっとお酒飲みたいな……彰久さんと♡」
「……ッ!」
修司の顔が、あからさまに動揺する。もう完全に、自分の妻がこの場にいることなんて考えられていないわね。もっとも……私の気持ちが離れているってことは、すでに話してあるけれど。顔を青ざめる修司に対して、彰久さんはにんまり笑いながら、秋子の肩に手を置いて抱き寄せた。
「お、お、そうか~? 俺も秋子ちゃんともうちょっと飲みてえなぁ。何だったら一緒の布団で寝ちまうか~?♡」
「さ、流石にあの、それはまだ、ちょっと……♡」
「……っ……っ……!」
「へへへ……ん? 酒が無くなっちまった。おう修司、コンビニ行って買ってきてくれや」
「……な、なんで、僕が……」
「あ~? 別にいいじゃねえか、お前がこの辺住んでんだからよ」
「あの、彰久さん? お酒でしたら、私が」
「ケイトちゃんみたいなかわい子ちゃんを、こんな冬の夜に出歩かせられねえっての。しょうがねえ、ンじゃあ俺が行ってくるわ。みんな、なんかほしいもんあるか?」
「そんな、彰久さんだけで行かせられないですよ、お客様なのに。私も行きます」
「あ、そ、それなら私も♪ 三人で行った方が荷物も」
「ぼっ……僕がッ、行く……行ってくるから、さ」
修司はジャケットと財布を羽織ると、玄関の方へ走り去っていった。聞き分けた、というよりは、逃げたという方が正しいでしょうね。玄関ドアが閉じ、足音が徐々に徐々に、遠くなっていく。
「行っちゃいましたね」
「ったく情けねえ……悪いなぁ、二人とも、こんな芝居まで打たせてよ」
「それをいうなら、私の方ですよ。私のために……秋子も、ありがとう」
「いいの。最初にケイトの夫に仕返ししたいって言いだしたのは、私だし……それより、中井さん?」
「ん? お……♡」
秋子は彰久さんの逞しい胸に自分の体を押しあてた。彼女のむっちりとしたお胸が、分厚い体に押しつぶされる……♡ 彼女の表情を見て、私もまた……その後の言葉を想像してしまう♡ 彰久さんの手を取り、自分の腰を抱かせながら、その次の言葉を待つ♡
「お酒やおつまみもいいんですけど……今晩の作戦前に、ちょっと英気を養いたいんですけど……だめ、ですか?♡」
「あ、私も……なっさけない男見ていたら、味わいたくなっちゃった。本物の、強くて逞しい、雄の肉……♡」
「……女ってのは怖ェな~?♡ お前らみたいなんが、俺は好きだが、な……っ♡」
降ろされるファスナー、浮かぶ腰、ずりおろされる布地……♡ お預けを喰らった雌犬たちの前に現れるのは、ぶっとくて長い……ご立派な、おちんぽ……♡
「いいぜ、しゃぶれ♡」
「あっむ、んぁ、れる、ぢゅるる、んはぁ~~♡」
「んれっろ、れっる、っぢゅっる、んれっろぉ♡」
私達は互い違いに頭を動かして、彰久さんのおチンポを舐めしゃぶった。今日で終わる、今日でついに……♡ 私は晴れて、この人のモノになれる……♡ そう思うと、蠢く舌も、溢れる唾液も、止まらなかった♡ 知らないのはただ一人。自分の罪から逃げ出した、あいつだけ……♡