緒又しゆう 2024/02/09 00:00

【ケイトさんとモニカちゃん】第5話 モニカちゃんのエッチで大きな、初めの一歩

 人が性を知るタイミングはいつなんだろう。私の場合は、確か学生時代。ティーンの時だったと思う。ネットで見つけたエロ同人誌を見漁って、一人で毎日のようにオナニーしていた。確か、秋子は下校中に見つけたエロ本だって言っていたし、前に彰久さんに聞いた時は、テレビのお色気番組を見た時、源次さんは昔々、近所のお姉さんがお風呂に入っていたのを覗き見した時とかって言っていたっけ。浩一君と啓二君の場合は、秋子が家に隠していた個人撮影AVだったわけだけど……♡
 ともあれ、人によって触れ合うタイミングは様々だ。私達みたいに人生のどこかで性に触れあって、そこからぴったり寄り添って生きていく人もいれば、本当に遠ざけられたままに過ごしてくる子もいる。私の目の前で寝息を立てる、彼女のように。

「んぅ……んくぅ~……くぅ~……♡」

 和室に並べた座布団の上で、モニカは小さな寝息を立てていた。私が非常用の毛布をかけてあげると少しだけ身じろぎするものの、彼女が目を覚ますことはない。緑色の瞳は閉じ、褐色の肌は健康的な艶めきを見せている。ピンクの唇は無防備に開き、透明なよだれがこぼれていた。私はそこにハンカチを当てて、座布団と頬の間に挟んであげる。

「モニカちゃん、眠った?」

 背後から語りかけてくる秋子の声に、私は小さく頷いて返した。

「ええ、もうぐっすり。お酒も結構飲んでいたから。多分夜中までは起きることはないと思うけど……でも、どうなのかしらね。この子もお馬鹿なわけじゃないから、さすがに気づいちゃうかもしれないけれど」
「大丈夫よ。最悪、これが全くの嘘だとバレてしまってもいい」
「バレてもいい……?」
「だって、リオのカーニバルだって、立派な文化なのにエッチなものだって感じる人もいるでしょう? 大切なのは、彼女が今まで触れていたものとは、違う常識や文化なんだって、わかってくれればいいの。『この村では変な声が聞こえることがあるけれど、しかたない』そう思ってもらえれば、少なくとも私達は自由にハメられるわ?」
「うーん、まあ……確かに」
「それに……私達は別に、誰かを傷つけているわけでもない。誰かに強○しているわけでもない。世間様と形は違うけど、私達の関係には後ろめたいことなんて」
「おーい、ケイトちゃーん、秋子ちゃんよぉ~♡」

 話し込んでいたところに、不意に背後から低い声がかかる。見ると、村の男性が二人、私達のお尻を撫でまわしながら体を擦り寄せてきていた。

「モニカちゃん寝たんだろ? 皆待ってるぜ? ……あとよ。ちょっと、俺らにも楽しませてくれよ♡」
「ああ、大木の爺さんや、中井さんばっかずるいぜ、俺らにも天女様の恵みをくれや♡」
「もう、ここじゃあの子が起きちゃうじゃないですか♡」
「向こうの大広間でたくさんサービスしますから……♡」
「いいじゃねえか、イくまでじゃなくて、ちょっとだけ。俺らにもやってほしいんだよ♡」
「なっ、なっ、頼むって……♡ 俺らも一芝居打ったんだし、な?♡」

 一芝居打ったという意味では、私達も同じなんだけれど……。でも、そんな理屈はすぐに関係なくなってしまう。彼らが私達の下半身に腰を擦り付けてくる、褌オチンポ……♡ 中年太りのでっぷりしたお腹の下、薄い絹の褌には、赤黒い亀頭がうっすらと浮かび上がって透けている。それらを前にしてしまうと……私達もまた、つい……♡

「しょうがないわね……それじゃあ私達も、御万光様として、役目を果たさないと……ねえ? ケイト♡」
「……そう、ね……村の大切な、伝統……だもの♡ あの子が起きるといけないから、静かにね?♡」

 私と秋子は、揃ってガニ股になると、褌の布地を引っ張った。腰の前で作った結び目に挟んだ前垂れを引いて垂らす。支えのなくなった絹布は重力に従って落ちるかと思いきや……♡ オマンコのところでぴったりくっついて、離れない。私達が揃ってそれを引っ張ると、おまんこと褌の間にはねっちょりと、黄ばんだ液体が糸を引いて離れ……私達のおまんこが顔を出した♡
 ガニ股つま先立ちで腰を前へ。褌越しのおちんぽにぴっとりとくっつけた。ちょうど巻き貝の足が、壁面にくっつくように……そんな状態で上下に腰を揺らしながら……私達は口を動かす。

「まんこ、まんこ、ま・ん・こぉ~……♪♡」
「おまんこまんこ、ぬれまんこぉ~……♪♡」
「まんまん、まんこぉ……♪♡ ぐちょまんこ~……♪♡」
「五穀豊穣、ぬれまんこぉ♪♡ 子孫繫栄、ぐちょまんこ~……♪♡」
「まんこまんこま~んこっ……♪♡」
「まんまんま~んこっ……♪♡」

 調子をつけて、歌うように。下品な歌詞と共に、褌チンポにくっつけたおまんこを上下に動かしながら、私達は下品踊りを踊って見せた。男性二人はそれで満足してくれたのか、褌の先っぽからピュッと我慢汁を漏らしてしまう。もちろん、興奮したのは私達もそうで……オチンポから剥がしたおマンコからは、幾重にも糸が引いていた♡

「へへへ……あんがとよ♡ んじゃ、向こうでも楽しもうや♡」
「もぉ、スケベなんですから♡ 私も行きます♡」
「こんな格好しておいて、人をスケベ呼ばわりはねえだろぉ? 秋子ちゃん♡」
「んっふふ、だぁってぇ~……♡」

 秋子はもうすっかりスイッチが入ってしまったみたいで、二人の男性に甘えるような声を出すと、そのまま抱きかかえられておマンコがよく見えるように運ばれていった。大広間ではこれから数時間、激しい輪○パーティーが繰り広げられるだろう。もちろん、私も含めて……♡

「さて、私も……?」

 ふと、小さな物音を聞きつけ、私は和室の方を振り返った。モニカは変わらず座布団の上で寝息を立てている。どうやら寝返りを打ったらしく、彼女は仰向けになった状態で胸を上下させていた。寝返りを打った時にそうなってしまったのか、毛布が少しめくれていた。

「……?」
「ケイト~、ほら早く~……♡」
「ええ、今行くわ」

 私はそのまま和室に戻って、彼女に毛布を掛け直した後、大広間の方で繰り広げられる淫らな集いに身を投じていった。閉ざされた大広間の向こうからは、きっとくぐもった淫らな声が響いているだろうが……問題ない。だってこれは伝統に重んじた、文化的な掛け声なんだから……♡

「…………、……、……、…………………♡」

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