思い出補正98 2018/02/18 08:00

販売前情報カウントダウン2

※この記事はDLsiteblogがサービス終了するため、DLsiteblogから移行させた昔の記事です。
(カテゴリや絵文字などは移行できず変換時にタグが入って行間などがおかしくなってDLsiteblogに掲載時の記事と異なる場合がありますが、そのままにしておきます。)


こんにちは。
前回の記事から約1ヶ月、作業はだいたい予定通り進んだと思います。
時間と人物管理のシステム仕様のつくり変えも完了し、ついでにゲーム開始時とゲーム開始後共用の主人公の設定画面をつくりました。


画像の説明文を見ていただければわかると思いますが、ゲーム開始後も主人公の名前や設定は自由に変更できるようにしています。理由も説明文に書いてある通りなのですが、もう少し詳しく書きますとやはり主人公への没入感のために、できるだけ主人公とプレイヤーの情報を近い設定にできるようにして自分=主人公として遊べるようにしたいがためです。もちろん自分とは全く別の主人公の設定にして遊んでいただいても構いませんが。

家のPC98で隠されていたエロゲを発見するまでのほんの少しの間、私にも赤毛の冒険家に感情移入して遊んだりしてた時期があります。もしリアルタイムで遊んでいた方は(というか、調べたら7作?も販売されているみたいなので言ってることが年数的におかしいかもしれませんが)「大きくなったら赤毛の冒険家みたいになって冒険の旅に出るんだ!」みたいな気持ちで子供時代なら感情移入できていたかもしれませんが、当時子供だった方ももう中年くらいですよね。
中年の方が16~18くらいの若者の冒険家=自分と感情移入するのは抵抗ある方もいるでしょうし、だからといって子供時代のように未来に希望をもって「年を取ったらエロじじいみたいになって冒険の旅に出るんだ!」みたいな気持ちでゲームをプレイするわけないですし、やっぱり成人してからは今現在の自分で冒険というか、あるがままに生きるプレイをするのが一番没入感があるのではないかと思います。
そういうことをふまえまして、画像の説明に書いてあるとおり、長い間遊んでいただければ今現在若者の方でも中年、老人になっていくので、その時は主人公の設定も中年、老人に変えればいいという考えです。

極端に言えば死ぬまで遊べるようにという考えのシステム仕様ですので、地球の歴史よりも長い年数管理をできるようにしましたし、今の時代のPC環境にしてはやり過ぎかなと思いつつも、まずは容量を極力おさえる仕様でつくっています。それがあだになったり、バランスの問題で何度も仕様変更や修正になった部分もあってこれまでインフラ部分の制作に時間を取られてきました。(PCの性能の進歩のおかげで処理速度も、容量も価格の安い外付けハードディスクに入れて遊べばどんなにキャラクターなどを追加しても問題になるとも思えませんが、それでも抑えられる部分は今後も徹底的に節約して抑えていくつもりです。全てのシステム仕様が完成したらより効率化できる部分がはっきりしますので、さらに高速化も可能ですが、たぶんその必要がないくらい今の時代のPCの性能って凄いと思います。)

と、このあたりまで書いたところで、そういえば主人公の一人称を設定できるようにした方が没入感UPにいいなと思いまして、さっきまで追加修正して今、blog記事を書きに戻ってきたら、もう朝になっていました。
主人公は選択肢でしか喋らず、喋るセリフや行動も数種類の人格別にわけていますので、自分の性格に一番あったセリフや行動をとっていただけばいいようになっています。主人公が勝手にべらべら喋るゲームではなく、選択肢以外では喋らない、いわゆる無口主人公形式です。
ですので設定した主人公の一人称は、選択肢で選ぶセリフの中で一人称があれば設定したものになります。
あと数種類の人格もそれぞれ極めていけば後で追加する論戦システムでの論戦やクエスト、イベントにも影響が出てくるようになっています。
まあ自分の性格で自由にできるのが一番楽しいと思いますので、そういうつもりで数種類の人格の選択肢を用意していますが、TRPGのアライメントでいうChaotic Evilみたいな極端な極悪人にはなれません。
まあ悪人だと越後屋とか汚職官僚みたいな小悪党や、ロビンフッドのような権力者にとっての悪人にはなれます。もちろん変態・エロ人間も。

最後に、販売までの残り作業としてけっこう大きな作業がひとつ増えました。
プロトタイプワールドの好事家版において後から拡張する予定の部分については、販売後に既に遊んでいただいている方のセーブデータにパッチを当てるようなことは極力避けたいため、後で拡張する予定でわかっている部分は先にひな型枠だけ追加しておく方針で洗い出して随時追加していますが、プロトタイプワールド好事家版以降の予定としても今しておかないと大規模パッチ必須となる仕様があるので、この時点で仕様変更しておこうと思います。
それは現在、装備や薬とか道具とかのアイテムの種類区分ごとに最大50種類しか枠がないのを、無限に種類を追加できるように仕様変更しておくことです。
長く長く遊んでいるとまずHな装備が50じゃ足りなくなりそうですよね。
足りなくなったその時点で仕様変更すると大変なので、もうひと頑張りして販売前の今のうちにアイテム種類無限仕様に変更します。
後は今ちょこちょこやってますが、人物管理の仕様システムも完成しましたので、汎用キャラとか住人とか旅人にゲーム世界の説明などのセリフを用意する作業。
先月から繰り越しのHのCGとメッセージのボリュームをできるだけアップ。3段階のHの基礎となる性格の女の子の心情の整合性の確認と修正。さらに愛撫システムでさらなる没入感アップの目的で試してみたいアイデアの追加。

ということで、次回カウントダウン1までに赤字の作業を完了できるように頑張りたいと思います。


memo:主人公の設定登録画面を作ってる時、ギルガメッシュの酒場とかルイーダの酒場を思い出しておもしろかったので、いいタイミングがあれば汎用女の子を新規追加する時、追加する女の子の初期設定も自分でできるようにしたいと思います。プロフィールなんかも自分で入力できると感情移入できそうですし。先の話なので備忘のためにメモ書きしておきますが、何度も汎用女の子を追加しているのに作者がいっこうに導入する気配がなかったらリクエストして下さい。その時は設定画面ってあまり思い出す機会がなさそうなのでたぶん忘れている恐れがあります。

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