時には雑談を……。【文章に関する自分の履歴】
今、正にゲームのシナリオ……というか、キャラクター達のやり取りを
書いている所なのですが、やはり、なんと言いますか、文章が下手だなぁと
感じます。
そこで今回は、自分がそうである原因を思い返してみます。
まずは書く側のお話。
小学生の頃の読書感想文……。
自分はいつも、こんな感じでした。
「○○が△△をした時、僕は✕✕だと思いました」
これの繰り返し。文章にすらなっていない箇条書きでした。
中学の頃、所謂ライトノベルにハマって読み漁っていて、何となく自分でも
書いてみていました。
しかし、いつも中途半端で、その後の展開が思い付かずに投げ出して
おりました。
高校の頃、学校で発行されていた冊子に、自作の短編小説を2回程
載せてもらいました。変な作品でしたが、「完成」させた事自体に、
当時はまぁまぁ満足していたように思います。
ある時、演劇のシナリオを書く機会があり、数点書きました。
今、思い出してみても中途半端でありきたり。面白いとは言い難い
出来栄えでしたが、その数点は脚本という物を初めて「完成」させました。
それから、ずっと物語を書く事はしてきませんでした。
また、何度かゲームを作ろうとしましたが、システム開発で力尽きて、
文章まで手が回りませんでした。
二十歳超えた頃からネットゲームにハマり、ゲーム内の仲間と
延々話をするのにキーボードをカチャカチャしていたので、それも
書く行為に含まれるかも知れません。
次は読む側のお話。
自分は小さい頃、何やらたくさんの本を読んでいました。
アンデルセン童話とか、小公女とか、日本昔ばなし等々……。
同じ本を何度も何度も読んでいましたし、図鑑とかも大好きでした。
小学生の頃、国語の本が大好きでした。
色々な物語があって、何度も読み直した記憶があります。
ただ、歳が進むにつれ、それは「読み物」から「勉強の道具」へと
自分の中で変化し、気が付けばまるっきり読まなくなりました。
その代わり、学校の図書館へよく行くようになりました。
江戸川乱歩やら、宇宙活劇物やら、卵が好きな王様が出てくる話やら
たくさんたくさん、読みました。
次に中学~高校にかけて、ライトノベルを読み漁っていました。
また、高校の頃にはパソコンも手に入ったので、こっそりと
18禁ゲームを買ってきて、楽しんでいました。
ここで、楽しむと言いましたが、内容が面白ければ、純粋にシナリオを
楽しんでいました。途中に出てくる濡れ場は、キー連打か早送り機能で
ざっと飛ばして、気になる続きを読んでいました。
それなら何故に18禁をわざわざ電車に乗ってまで買いに行って
いたのか?
今思えば、よく分かりません。
それから歳を重ね、所謂なろう小説を読み漁るようになりました。
以上、「書く」「読む」それぞれの自分の履歴です。
一言で言えば、書く経験が圧倒的に足りていません。
読む方ばかりで、目が多少なりとも肥えてしまっているかも知れません。
そんなですから、今制作している自分の文章が、とても稚拙に思えてきて、
だけど、どう直せば良いのか分からず、非常に気持ちの悪い状態が
続いています。
特に、濡れ場には困り物です。
色々書いているつもりですが、なんだかワンパターン。
18禁シーンを飛ばしてしまっていたツケ?が、今来ているのかも
知れません。
とにかく完成を目指して書き続けてはいますが、書き上がった後に
通して読んでみて、気に入らないから半分以上書き直しとかやってしまう
でしょう。
どこかのタイミングで、18禁ゲームを数点やってみて、他人様が
どのように書いているのかを勉強した方が良いかも知れませんね。