移行へ向けて、少し振り返ってみる #03
第3作 「Girl@JK」(2008)
2作目のキャラをそのまま使って背景とシチュエーションを変えた続編を作るつもりだったけれど、その時期に東京都の条例による規制という話が持ち上がり未成年をモチーフにした作品が今後作れなくなるかも?みたいな空気があったんですよ。
そこでもう作れなくなる前に一つくらい女子高生モノやりたいなぁと思い立ち制作に至る経緯なんです。
ただ淫乱モノという流れは変えたくなかったので、弱みを握られて段々とそうなってしまったみたいなかなり無理矢理な設定になりました。
キャラに関しては不得手ながらああいうのを作るのは楽しかったですね。ヘアスタイルはエヴァのアスカ風のハーフツインを目指したのですがもう少しアニメ風にボリュームあった方が良かったかなとか今は思ったりも。
色々と試行錯誤してスカートや髪の毛を動かす努力をしたのも懐かしいです。
センスない中で可愛いキャラというのをなんとか一度は形にしたいと思い続けていて数年前に再チャレンジしてはみたものの結局お蔵入りにしたりと未だ道半ば…。
一応記録として残しておきます。
そして竿役の方もどんどん増やして行こうというあまり後先考えずに話を作ってしまったので
後々2P、3Pが本当に大変で二度とやりたくないと当時は真底思ったものです😅
複数プレイ(男性多め)の場合は女性キャラが比較的固定化されて動きは男性キャラの方でエロさ出さなきゃいけなくなるのとピストンのタイミングが別々になると受ける側のリアクション作るのが複雑になってしまうから結構大変だったり。
かと言ってタイミングが同じになると違和感が出たりと手間ばかり掛かって苦労したのを覚えています。
制作時の二年前に公開された「時をかける少女(2006)」が大好きだった影響で舞台を化学準備室に設定したりしたのも懐かしい思い出。
準備室に何かエロティシズムを感じるのは更に遡って実写版の時かけの影響があるのかも。
宇多丸さんが唱える昏睡レ○プ犯説の話なんかも少し影響ある気がします。
(ウキペディアのスクショ↑)
部屋の端の方に置いてあるホワイトボードに時かけの中でも印象的な黒板の落書きをまんまパクって書いてあったりするのですが多分殆ど画面には映らないようにしたと記憶しています。
後年のJKキャラ再チャレンジ構想の中で背景そのまま使って10年後みたいな続編の台本まで書いたりしたんですが結局お蔵入りに…。
当初懸念されていた未成年登場作品もある程度の配慮をする事で2023年現在、制作する事も可能な状態なので結果として焦って作る必要もなかった訳ですが、サークルとしての模索が出来て良かったかもしれません。
そして次作はお姉さん系へ再び回帰する流れになるのでありました。