金華山城さんの性能

『御城プロジェクト:RE』の
金華山城の現状の性能について考えてみる。

おそらく城プロプレイヤーの９９％の殿にとって
「どうでもいい」 と思える記事です。

まずは金華山城の能力をおさらい。

ある程度難しいステージで編成する場合、
特技や計略の中に「この能力が役に立ちそう」と
感じる能力を所持している城娘を起用する事になります。

「この武器種なら誰でもイイ」という場合もありますが、
今回の趣旨から外れるのでそれは置いときます。

という訳で所持している能力を１つずつ確認していく事にしましょう。

まず１の射程アップ。
射程が伸びるのは良いことだしギリギリ効いてくる時もありますが、
自分の射程が伸びるだけで上昇量も高くない。
これ目当てに起用するものではないですね。

次に２の与ダメージアップ。
以前はこれ目当てに起用していた事もありました。
しかし現在は同じ山属性に『マチュピチュ』と『絢爛立花山城』がいます。
２人とも広い範囲に与ダメージ５０％をばら撒く事ができ、
計略再使用時間短縮させると隙間なく与ダメージ上昇を維持し続けられます。

さらに星６の山城娘で
配置すれば即与ダメージ２５％上昇をばら撒ける
『玉城城』という城娘も出てきました。
陣貝なので近接・遠距離どちらにでも配置可能。
しかもストーリーを進めると確実に取れる城娘です。

なので、
審議などでこれらの城娘が使用できない状況があるかも知れませんが、
余程のことが無い限り、
与ダメージアップ目的で起用する機会は無いんじゃないでしょうか。

次に３の猛毒無効化。
これは以前のバランス調整で追加された能力で、
追加実装時は唯一の能力として
いずれ必要とされる時が来るだろうと思われてました。
が、戦棍の装備武器に猛毒を無効化するものが実装。
しかもいつでも確実に取れるユカリ武器。

戦棍なら、誰でも巨大化する必要も計略かける必要も無く
猛毒を無効化できるようになりました。
近接に配置出来て足止め出来て回復もできる戦棍と、槍。

槍も最近は色んな効果の付いた装備武器も増えて
様々な役割をこなせるようになってきましたが、
どちらが使いやすいかは明白な気がします。

という訳で戦棍が使えないような稀な状況以外では
この能力目当てに起用する事も無さそうです。

次に４の防御ダウン。
特技での防御ダウンは
山属性では『城塞都市コトル』や『絢爛岡豊城』などがいて、
計略ではより効果の高いものを持った城娘もいるので、
優先順位は高くは無いですが、
実はこの防御デバフが金華山城の特技の中では
一番のアピールポイントなのではと思ったり。

そして次は計略の５の攻撃アップ。
この計略は誰にでも掛けれるというのが強みで、
攻撃の固定値１００アップは使いやすいが、
これ目的で起用するほどのパンチ力は無い。

次に６の移動速度ダウン。
移動速度低下は使い所も多く、
今のところ金華山城を起用するとしたらこれ目当てになるのかな？
射程の広い鉄砲などに使うと、
かなり広範囲の敵の移動を遅くしてくれます。

参考までにこれと似た計略を持った城娘も紹介。
地形属性は異なりますが、『鷹城』と『大垣城』です。

鷹城はさすが星７。
射程１２０上昇、移動速度５０％低下。
効果時間４０秒、使用間隔４５秒。
移動速度低下は射程アップと相性が良く、
射程上昇量もかなり高め、速度低下も少し上。
効果時間も優秀で時間短縮しなくともほぼ隙間なく掛け続けられます。

大垣城は星６。
射程１００上昇、移動速度５０％低下。
効果時間３０秒、使用間隔５０秒。

これに比べると金華山城の計略は使いやすさで一つ二つ落ちますね。
射程が伸びない分、効果の切れ目が無くなってくれると嬉しいな。

ここまで見て、
特技の防御低下と計略の移動速度低下が
起用されるためのアピールポイントと言えるぐらいで、
それ以外はついでにあると助かるような感じなのかな。
そしてそのアピールポイント２つも
他を押し退けて編成にいれるほどでは無かったり。

つまり色々能力を持ってるけど器用貧乏な印象。

防御低下量を増やしたり、射程内から全敵に変更したり、
計略効果時間を長くしたり、移動速度低下量をかなり増やしたりすれば
主力にはなれなくても
編成の７、８枠目に入れるようになるかも知れない。

まあ ならなくても使える所で使うから別にイイんだけど。