dorgel 2021/03/14 03:20

エロ塗りの開発

最近はエロく塗る開発に没頭しております。
エロく塗るとはなにか!
その問いに答えるにはそもそもエロいとは何か……という複雑怪奇な世界の謎に対して何かしらの自分なりの答えが必要のように感じます。
エロゲー作ってるんだし!
で、まずはセトの絵をごらんください。


この時はどのように塗ったかと申しますと、陰から塗ってます。
陰から塗るとはなんじゃいと申しますと、例えば肌だと、このようにまずは影の色を置きます。

そこから光源(光の方向)を設定して、実際に光に向いてる面に明かりを入れていくわけですね!

この絵の場合はセトの手前斜め上から光が当たってる設定にしたので、ゴーデルの体は(あ!言っちゃった!まあいいか、ここにはコアな人しかいないでしょう)光に対して反対向いてるので影ばっかなわけです。
で、まあこれでもいいんですけど、好みもあると思いますが、いくつか思うところもあります。
ちょっと女体に対して冷静すぎるアプローチやな、とか。
これだと女体でもリンゴでも描き方は同じです。
もっと、こう……女体って……神秘やん?
その神秘に迫ることが、まあ冒頭で申し上げたエロさとは……のおのおのの答えなのではないかと。
ほんで、まあせっかく(?)なので今回はアプローチを変えてみようと。
どういうことかといいますと、エッチな女体って、ちょっと汗ばんでるじゃないですか。
で、たいていその場合漫符の「し」みたいなの描いて表現するじゃないですか。
もちろんそれは漫画文化の大いなる発明なので私も利用し続けますが、そこにのうのうとあぐらをかかせて頂いてるだけでは偉大な先輩諸氏に申し訳が立たないので、なんか自分もできることないかと。
これらを踏まえていくとやっぱ光を重視して、汗ばんだエッチな女体が多めに光を反射して明るくなってるように表現したほうがエロいんじゃないかと。
つまり質感の問題ともいえるんですが、光の反射を多めにとらえて、光の向きに対して、例えば90度近くまで立体の向きが変化しないと陰を入れないというアプロ―チに変えてみました。
それがこれです。

なんか最近の絵師様方々の絵に近くなってきましたね!!!!
気のせいでしょうか。
しかし上のセトの絵と比べてみてください。
こっちのほうが女体が柔らかそうな気がしませんか?
あま~い女体というスイーツの甘みがお口いっぱいに広がりませんか?
もうひとつの仕掛けとしては、ふつう、立体のキワに回り込んでいく影は変化が強いのでアニメ塗りのようにパキっと塗り分けてもいいと思うんですが、そこは女体の柔らかさ、どれだけ回り込もうとも曲面であることを強調するためにグラデ影にする。
でも全部グラデ影だとメリハリに欠けるので、遮蔽物が光源に対してある場合はそこそこパキっとさせて強弱をコントロール。などなど……
最近はこんなことをして遊んでるdorgelでございます。

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