curasutaru. 2024/02/05 17:09

【番外編】アオイの過去

美雪と同じご主人様に買われた奴○アオイの過去編です。
アオイは普通の大学生でしたが、ある事件をきっかけに、三年前に奴○になりました。
ストーリーは三年前、アオイが奴○になるところからスタートです。

<女子大生だったころのアオイ>


XX17年8月、私、本宮葵(アオイ)は奴○になった。

奴○になったのは20歳のときだ。
当時普通の大学生だった私は、友達と私の運転でドライブをしていた。
その帰り道、一人で車を運転している時、私は急に飛び出してきた子どもを轢いてしまった。
その子どもは死んでしまい、パニックになってしまった私はあろうことかそこから逃げ出したのだ。

しかし、冷静になってみると、轢き逃げなんてものすごく重い罪だとわかる。
数日もすれば、警察の捜査がすすみ、私は逮捕されるだろう。

私が逮捕されれば、家族には多大な迷惑をかけることになってしまう。
世間からの目もそうだし、慰謝料、裁判費用などお金の面でもだ。
なにより、高い学費を払って大学に行かせてくれた両親に申し訳なくてしかたがなかった。

悩んだ末、私は奴○になることを決意した。
奴○になれば、法律上、人ではなくモノとみなされるので犯罪や処罰の概念はなくなる。
そして、私がだれかに買われたときのお金の何割かは両親のものになるのだ。

轢き逃げをしてしまった次の日には、市役所で奴○志願書を提出し、その三日後私は逮捕された。
轢き逃げの疑いで逮捕されたのではなく、これから奴○になるために逮捕されたのだ。

はじめてかけられた手錠と腰縄の感覚は残酷だった。
すでに自分がだれかの所有物であるかのような感覚に襲われ、ひどく恥ずかしく、屈辱的だった。


拘置所で一週間ほど過ごした後、私は地方の調教センターで調教されることとなった。

<拘置所のアオイ>


調教センターに入ってすぐに、私は3人の男に買われた。
買われるといっても、奴○になりたての私を数時間好きに使うことができる権利を買うだけで、その人に所有されるわけではない。
所有権の売買は調教後に行われるのだ。

私を買った3人の男によって、男に支配される感覚、モノとして扱われる感覚、男の怖さなどを身をもって知ることとなる。
男性経験の少なかった私にとって、拘束されて無理矢理犯されたり、命令をきかなかったら鞭でうたれたりすることは刺激が強すぎたのだ。

調教センターに入所してすぐのころは毎日泣いていたと思う。

でも二ヶ月もたつとそれにも慣れてきて、私は幅広い性技を身につけ、男の命令にも従順に従う奴○となっていた。
そして、もともと顔立ちもよく、体にも自信のあった私は思ってた以上の価格で今のご主人様に買われた。

買われた後、いったいなにをされるのかと不安だったけど、私が命令されたのは意外にも拍子抜けするようなことだった。

私を買ったご主人様は、大手風俗店の経営者で、風俗嬢としてその店で働いてほしいとのことだった。
毎日のように○問されたりすることを想像していた私にとってそれは嬉しい内容だったのだ。

風俗店では自分専用の小さな部屋を与えられ、衣服や食事も用意してもらえた。

他の風俗嬢とは違い、奴○なので、外に出ることは許されなかったし、ハードめなプレイをさせられることは多かったが、奴○にしては良い環境だったんじゃないかと思う。

風俗店での生活は次のような感じだった。

朝8時くらいに私以外だれもいない風俗店に店長が出勤してくる。
私は小さな部屋に閉じ込められているので、物音で店長がきたことを知る。

店長は基本的に着いてすぐに部屋をあけてくれる。

店長:
「アオイ、おはよう」

アオイ:
「おはようございます♪」

店長:
「朝からで悪いんだけど、してくれないか?」

アオイ:
「はい。もちろんです。」

私は店長のズボンを下ろし、ご奉仕をはじめる。
普通の風俗嬢は店長にこんなことさせられないだろうから、この辺は奴○と人間の立場の違いだ。

でも店長はけっこうかっこいい人だったし、清潔感もあったからべつに嫌ではなかった。

ゴクンッ。

アオイ:
「ご主人様、今日もいっぱいでましたね。」

アオイが笑顔で店長に言う。

店長:
「うん。ありがとう。
 朝ごはんなにがいい?買ってくるよ。」

私が外に出ることはあまり許されないので、食事は基本店長が買ってきてくれた。

午前11時。
私にお客さんが入る。

フロアを移動し、お客さんがいる部屋に行って、ご奉仕する。
私は人気嬢だった。
だけど奴○だから、私が稼いだお金の取り分は全部お店だ。
だからといってご奉仕に手を抜くことはしなかった。
もし、また別のところへ売られたら、どんな人に買われるかわからないから。

空き時間は他の嬢やスタッフとも話をした。
ほとんどの人は他の人と同じように接してくれたけど、中には私が奴○であるのをいいことに、酷いことをする人もいた。

特に嫌だったのが、店長以外の男のスタッフによる嫌がらせだ。店長がいない時間に私の部屋に入ってきたスタッフに言われる。

スタッフ:
「お客さんとかに営業するために、アオイのこともっと知っておきたいから、脱いで身体みせてよ。」

アオイ:
「え、、そんなことしなくても営業できるんじゃ、、。」

スタッフ:
「いいから脱げって。お前奴○だろ?
 人間の命令がきけないの?」

アオイはしかたなく服を脱ぎ、全裸になる。

スタッフ:
「お客さんに見せるように写真とるからさ。
 壁に手ついてお尻みせて。」

パシャパシャ!

スタッフ:
「やっぱ奴○の尻はいいなあ。
 焼印よく似合ってるよ。」

アオイ:
「、、ッ」

左尻の焼印は奴○の象徴だ。
焼印を押される時は本当に痛くて怖かった。
できることならだれにも見られたくないとアオイは思っていた。
このスタッフからの嫌がらせは日常茶飯事だった。

午後17時。
今日何人目かのお客さんが入る。
そのお客さんは私を家に呼んだらしい。
いわゆるデリヘルだ。

デリヘルでの予約が入った時は、外に出ることができるから、うれしかった。

店長:
「アオイ。デリの予約はいったから行くよ。」

アオイ:
「はい。」

カチャリ。

店長がアオイの両手に手錠をかける。
そして腰縄でアオイを縛る。
腰縄を握られ、外に連れ出される。

私は奴○だから、外に出る時はちゃんと拘束される。
いかにも奴○って感じで、この姿を他の嬢やスタッフに見られるのは本当に嫌だった。

そのまま店の車に乗せられ、お客さんの家まで連れて行かれる。
お客さんの家の前に到着し、店長から一言。

店長:
「お客さんが全裸首輪オプションをつけてくれた。
 アオイ。服を全部脱いで。」

多くの嬢はNGにしているオプションだが、もちろん奴○の私に拒否権などない。
私は車の中で、服を脱ぎ、自分で首輪をつける。

そして、店長は手錠で私を後ろ手に拘束する。

店長:
「じゃあ、行こうか。」

奴○が屋外で単独行動することは、基本的禁止されている。
だから、私は店長とふたりでお客さんの部屋まで行くのだ。

店長がリードを取り出し、私の首輪につなげる。
リードをひかれる、ひさびさの感覚。
オプションの一環とはいえ、自分が奴○であることをひしひしと分からせられるようだ。

せめて、全裸で連行されるこの姿をだれにも見られないように願いながら私は歩いた。


マンションの一室の前に連れて来られる。

ピーンポーン。
がチャリ。

店長:
「本日は当店をお選びいただき、ありがとうございます!
 こちら当店の人気嬢、アオイになります。
 お楽しみください。」

客:
「ああ。ありがとう。」

店長:
「こちら、手錠のかぎになります。
 プレイ中は手の拘束といてもらってもいいですが、プレイ終了後は再度後ろに拘束してください。
 それでは、時間になったらまた来ます。
 お楽しみください。」

ガチャッ

そういって、私の身体はお客さんに引き渡される。
後ろ手に拘束された私の身体をまじまじと見る男の視線。

男:
「ほら後ろ向いて。」

私が後ろを向くと、手錠を外され、強い力で背中を押される。
私は咄嗟に壁に手をつき、お尻をよく見せるような格好になる。

ッ、、。

男:
「アオイちゃん、奴○なんだ。」

お店のサイトでは私が奴○であることはわからないが、
左尻の焼印を見ればすぐに奴○であると知られてしまう。

アオイ:
「は、はい、、、。」

アオイの体がこわばる。
奴○であることを知った途端、乱暴になるお客さんも少なくないからだ。

男の手が太ももからお尻をなぞるように触る。
セックスの前、男が女の、いやメスの体を品定めする時間、、。

屈辱的な時間だったが、調教されたアオイの下半身は頭とは関係なく熱を帯びる。
自分が男の欲望を満たすためだけのおもちゃなのだと自覚させられる。

アオイは顔を赤くしながら、その恥辱に耐えた。

男:
「もうこんなに濡れているのか」

男の指がアオイの膣口をなぞる。

ビクッ

アオイ:
「ン、、。ハァ、ご主人様のおちんちんはやく入れてくださぁい。」

本心からの言葉ではない。
風俗嬢として、奴○として、男に媚びへつらうのが私の生きる道なんだ、、。

男:
「いい子にしてたら入れてやる。
 まずは口でご奉仕してもらおうか。
 奴○らしく四つん這いになってついてこい。」

男は奥の部屋に歩き出す。
私はリードをひかれながら、四つん這いで後をついていく。

はじめて会った男にここまで支配される。
普通の風俗嬢ならなかなかきびしいだろうとアオイは思う。
しかし奴○の私に拒否権はない。

男がソファに座り、私の目の前に男根が差し出される。

男:
「手は使うな。両手は後ろに組んで、口だけで奉仕しろ。」

アオイ:
「は、はい、、。」

両手を後ろに組み、正座した状態で男根を咥える。
首輪からのびるリードは男の手にしっかりと握られている。

何千年も昔から、人は奴○制度という文化をもってきた。
戦争で負けて、あるいは犯罪を犯し、多くの人が奴○となってきたのだ。
奴○のなかでも若い女はとくに人気だったという。

何万人もの女の人が今の私のように、奴○として男にご奉仕をしてきたのだ。
アオイは好きでもない男に必死にご奉仕する自分が惨めで悔しかった。

ジュポジュポ。

それでもご奉仕に手を抜くわけにはいかない。
奴○である以上、人間であるお客さんに何をされても文句は言えないのだから、、。

男:
「よし。もういいぞ。
 どんな体位で入れられたいんだ?言ってみろ。」

アオイ:
「は、はい。
 私はバックで激しく犯されるのが大好きです、、。」

このお客さんは見るからにSだ。
お客さんが喜びそうなことを考え、口にする。

男:
「そうか。
 じゃあケツを出せ。」

アオイ:
「は、はい。
 ありがとうございます、、。」

今日何本目かの男根。
どれだけ犯されても、この瞬間だけは慣れなかった。

アオイ:
「ん、、あ、、。」

男はアオイの腰を掴み、激しく腰を振った。
男の性処理のために自らの大切な部位を差し出す。
アオイは唇を噛み締めながら、男が果てるのを必死に待つ。

しばらくして、アオイの中にあたたかいものが注ぎ込まれる。
男が果てたことを確認し、アオイはゆっくりと振り返り、お掃除フェラを始めた。

その後もアオイは数回犯された。



男:
「そろそろ時間か。」

アオイ:
「はい。たくさんエッチできてアオイも楽しかったです。」

アオイは笑顔で答える。

アオイ:
「店長が引き取りに来る前に、手錠をかけていただけますか?」

男:
「ああ。そうだったな。
 奴○っていうのも大変だなあ。」

男が手錠を手に取る。
アオイは後ろを向いて、両手を男に差し出す。

カチャリ。

奴○を屋外に出す時は必ず拘束しなければならない。
それが奴○所有者のルールなのだ。

店長がアオイを引き取りに来る。

たっぷりと犯された美肉は手錠で拘束され、リードを引かれて連れられて行った。


そして、、。
アオイが奴○として買われてから3年がたったある日。


店長:
「アオイ。ちょっと話がある。」

アオイ:
「はい。なんでしょうか。」

店長:
「お前も知ってると思うが、この店は今経営難なんだ。
 実はここ数ヶ月赤字が続いてる。
 おれもいろいろ考えたんだけど、、。
 アオイ、悪いけどお前を売ることにした。」

店長は少し気まずそうに話した。

ここで生活している限り、最低でも○問されたり、命を奪われたりすることはない。
だからアオイはこの風俗店でずっと飼われていたかった。

だけど、奴○はご主人様の所有者だ。
ご主人様が手放すと決めたら、それに従うほかない。

アオイ:
「そうなんですね。
 ご主人様、私はぜんぜん大丈夫ですよ。」

アオイはなるべく明るく返す。

店長:
「うん。
 来週にはお前を調教センターに連れて行く。
 今までありがとな。」

そしてその次の週。

店長:
「アオイ。
 そろそろ行こうか。下着姿になって。」

私は今日、調教センターに売られる。
下着姿で連れて行かれるようだ。

服を脱いで下着姿になると、手錠をかけられ、腰縄を巻かれる。
私がこれから売られに行く様子をお世話になったお店のみんなが見守る。

この店の奴○は私だけ。
悔しくて屈辱的な感覚だった。

車に乗せられ、調教センターに連れて行かれる。

調教センターには奴○売却カウンターがあり、そこで不要になった奴○を売ることができる。
奴○売却カウンターに行くと店員の男が話しかけてくる。

店員:
「いらっしゃいませ。
 奴○の売却でよろしかったですか?」

アオイのご主人様(店長):
「ああ。この子を売りにきたんだ。」

私は手錠腰縄姿でうつむいている。
自分の身体が売り買いされている現場。
私にとっては屈辱以外のなんでもない。

店員:
「かしこまりました。
 それではお値段査定させていただきますので、ソファにかけてお待ちください。」

店員は私の腰縄を受け取る。

店員:
「歩け。」

私はカウンターの奥に連れて行かれた。
奥の部屋には、白衣の男がいる。
おそらく奴○査定員だろう。

これから私は買取値段をつけるために、査定されるのだ。
手錠と腰縄をはずされ、服を脱ぐよう命じられる。
全裸になったところで、査定員に命令される。

査定員:
「服従姿勢1」

久々の服従姿勢。
両手をあげて、全身を男に晒す。
悔しくて恥ずかしくて下唇を噛み締める。

査定員は物を扱うような手つきで私の胸やお尻、アソコを触る。
様々な体制をとらせ、私の全身の価値を査定していく。

しばらく私の身体を触った後、パソコンになにかを打ち込み始める。
おそらく私の買取値段を計算しているのだろう。

印刷機から用紙がでてくる。
奴○買取価格の詳細がプリントされた資料だ。

店員の男がそれを私の今のご主人様に見せて、OKが出たら、買取完了となり、私は調教センターの所有物となる。

店員:
「値段了承いただけました。
 買取完了です。」

店員が査定員に報告する。
私は売られたのだ。
風俗店のみんなを思い出す。
嫌な人もいたが、奴○の私に普通に接してくれる人も多かった。
私を売ったお金でみんなが少し楽になればいいなと思う。

店員:
「それでは首輪の装着と手錠での拘束を行います。
拘束姿勢1!」

アオイは後ろを向き、お尻のところで両手を揃える。

カチャリ。

首輪が巻かれ、両手が後ろで拘束される。
風俗店ではプレイ中以外は拘束はされなかった。
ひさびさの首輪と手錠の感覚に心が重くなる。

店員:
「歩け」

リードに繋がれ、それを引かれて調教センターの内部に連れて行かれる。
調教センター内部の狭い檻に入れられる。

店員:
「奴○オークションは三日後だ。それまではここでおとなしくしていろ。」

アオイは三日後のXX20年、4月30日、奴○オークションに出品された。
(美雪のオークションと同じ日)

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