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デザインの話の記事 (1)

サーチライト 2022/11/07 23:06

活動報告202回目

こんばんは、坂下です。


pixel7を使い始めて2週間くらい経ちますが、わざとiPhoneに寄せているのかな? と思うくらいUIが似通ってきましたね。一番驚いたのが画面の底にあった「← 〇 □」が消えて、iPhoneのようにバーが一本あるだけになっていた点です。
Andoroidってあれが結構便利だった記憶があったのでびっくりしました。


無論iPhone側もAndoroidを意識してマネしている点もあるのでどちらか片方がクリエイティブだとは思いません。これからもより便利になってくれればと思います。


先週、オンライン飲みをやらせていただきました。今回は創作仲間での集まりでしたが、やっぱり楽しいし刺激になりますね。またやりたいです。


そしてこれは当日言えなかったのですが、最近皆さんの本を拝読してよく感じる事があります。


作品を製本してDLsite等で販売する。ここまでは一緒なのですが、「相手の画面にどう映っているか?」の意識は皆さん全然違うのです。


私は「PC等で読むこと」を前提に、縦書きを意識して横長のフォーマットに落とし込んできました。文庫本の見開きページを1枚として横長のディスプレイに表示される事を意図した校正です。


これが一番読みやすいと自分では思っていたのですが、昨年討伐伝・上巻を発表した際「文章がみっちりしている(そして読みにくい)」と指摘を受けたのです。

「そうかな~」と思って発売後の醒めた視線で見直すと、一理ある、いや五理くらいはあるなと感じたのです。というか、そういう視点で見ていなかった。


特にスマホでは全く読めない。もともと坂下は文章を詰めるクセがあるので行あたりの文字が多く、画面を何度も「スッス」する必要があります。
Fanzaの電子書籍システムのように自動で文字サイズ調整するアプリでも出れば解決ですが、現実問題厳しいでしょう。


下巻ではスマホでも読めるようラノベの校正を意識しつつ別バージョンを用意する予定です。なるべく文字が大きく、ストレスがないよう(作品を棄損しない範囲で)表示された時の「余白」も意識したいなと。また、余力あれば過去作も同様のバージョンを作成します。


そうやって意識しつつ眺めていると、pixivの画面のように「縦長のフォーマット」に「横書き」で落とし込んでいる作品にも出会いました(たとえば、sugarfortyさんの作品です)。


これはスマホでも読める感覚かと思います。目線を「横」に動かしながら首を「縦」に動かす動きはスマホと親和性が高いのです。
勿論これも文字のサイズを気を付けなければなりませんし(PCで校正すると縦書き以上に文字が小さくなるリスクがある)、DLsite PlayもFanzaのアプリも「横」にページが動くので、「上から下」に文字が続く画面が「横」にスクロールする気持ち悪さを感じる方もいるかもしれません(これは形式として漫画にフィットさせているが原因と思慮します)



要は、作品の中身うんぬんの以前にDTPはとても大切、デザインの力は読みやすさに深くかかわってくるという気づきです。


どれだけ文章が読みやすいのだとしても、デザインとして読みにくければ読むことが出来ない。縦書き横書き言うに及ばす。文字のサイズから余白の割合、どれだけ漢字を使うかも、もしかしたらこちらの領域なのかもしれません。


スマホをAndoroidに変えてから、iPhoneの文字が小さくても読みやすかった事に気付きました。ジョブズが文字のフォントのこだわっていたのは有名な話ですが、おそらくここから学ぶ事もある気がします。


やはり同人とは奥が深いな、愉しいな……そんなまとめとなりまして、今週は意識高め、締め切り緩めでお送りさせていただきました。


制作、頑張ります!




sugarfortyさんの新作です!(宣伝)

ジョブズのスピーチ(2005スタンフォード大学卒業式演説)
3分くらいから、文字について語ってます


引用宣伝も意識高くやらせていただきました。

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