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ゆずソフトの記事 (23)

Final_Fiend 2024/01/17 16:12

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Final_Fiend 2024/01/17 16:04

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Final_Fiend 2024/01/17 16:02

ゆずソフトNTRハーレム 喫茶ステラでNTR報告モノ

 カフェ・ステラの一日が終わる。従業員である高嶺昂晴は、帰宅の支度を終え、休憩室を出るところだった。

 そこに同僚の四季ナツメと明月栞那が現れる。

「あっ、高嶺君、ちょっといい?」

「四季さんに、明月さん? どうしたんだ」

「ええ、実は高嶺さんに見てもらいたいものがあるんです」

「俺に?」

 2人から話を振られ、仕事に関わる事かと考えた昂晴は、再び休憩室へ戻る。

「ああ、長くなるかもしれないから、適当に座ってもらえるかな」

「……? 分かったよ」

 言われた通りに昂晴が適当な椅子に腰かけると、彼を挟んで両側に2人も腰を下ろす。

「じゃあ、これ。見てくれるかな」

 ナツメはスマホを取り出すと、1つの動画ファイルを再生し始めた。

 そこに写っていたのは――

『えー、白瀧学園2年、墨染希です。今日はバイト先の先輩に誘われて来ました。こういうホテルに入るのは初めてで……』

 昂晴の幼馴染で、同じバイト先に勤めている墨染希が、ほとんど紐のような下着姿で、肥え太った中年男に肩を抱かれている姿だった。ホテルとは言うものの、どこか派手過ぎる内装を見れば、それがラブホテルの一室であることは想像に難くなかった。室内はやや煙っぽく、画面の隅にはお香が置いてある。

「希!? 何だ、これ」

「見てわかんないかな」

「ハメ撮りですよ、ハ・メ・撮・り」

「ハメ撮り……でもなんで、希がこんな――」

「いいから、続きを見てみれば?」

「そうすれば、イヤでも分かりますよ」

 窘められた昂晴は、食い入るように画面を見つめる。

『えっと、はい。今日は、ストレス解消のための出張マッサージだって……あの、ナツメさん、栞那さん、これ本当に大丈夫なんですか……?』

『大丈夫ですよ、その人は信頼できる人ですから。ナツメさんもこのマッサージのリピーターなんです』

『ええ。ワタシもこんなにハマるとは思ってなかったくらい』

『…………そういうことなら……でも、エッチなことはダメですからね』

『そこも心配しないで。何かあったら、すぐ助けを呼ぶ』

『そのために私たちがいるんですよ』

『念のため、隣の部屋にいるから。変な事されたら、すぐ声を上げて』

『……分かりました。じゃあ……お願いします』

 疑念は晴れないようだが、それでも2人の顔を立てることを選んだのか、希はベッドにうつ伏せに横たわる。男は下卑た笑みを隠すことなく、希の肢体にオイルまみれの手を伸ばした。

『ふぁっ♡ なんだか、変な感じですね……♡』

『おぉっ。早速効果が出てますよ、お客さん』

 男の手は遠慮の欠片もなく、程良く肉のついた希の身体を撫で回す。希は男の一撫でごとに艶っぽい声を上げ、身体を震わせていた。

 そこで一度、映像が途切れる。暗転の後、再び映像が戻ると、そこには全身で息をする希と、下心ありありの表情を浮かべる男がいた。

『さて、次は身体の前側をマッサージしていきますよ。特にお客様は胸が大きいですから、凝りを取るため入念にやりましょう。仰向けになってください』

『はぇ……? わかりましたぁ……?』

 抵抗どころか考える余力すらない希は、普通ありえないような男の指示にもゆっくりと従ってしまう。待ちきれないとばかりに男は希に向かって手を出し――

『やぁんっ♡ そんな、触り方っ、ダメですっ♡ あんっ♡』

 男は両の掌をいっぱいに広げ、たわわに実った希の乳をこれでもかと揉みしだいていた。希も抵抗しようとしているが、身体に力が入っていないのか、男の腕に手を添えているだけ。

『お客さん、相当凝ってますねー。これは徹底的にマッサージしなきゃダメだ』

『ひゃあぁぁっ♡ こっ、凝ってるのはそこじゃなくてっ♡ あぁっ♡』

『おっと、そのようだ。乳首もかなり凝ってますね』

『ひぅぅぅぅっ!?♡』

 男が乳首を摘み上げると、希の声色が一段と艶っぽさを増した。

『ひっ、あうっ♡ んんっ、ああぁぁっ♡ 乳首っ、コネコネしないでっ♡ ひゃうぅぅぅっ♡ つまむのもダメっ♡ んんんっ、カリカリひっかくのもやめてっ♡』

「どう、高嶺君。幼馴染がおじさんに好き放題されてる姿は?」

「聞かなくてもわかりますけどね。だって高嶺さん、勃起してますもん」

「えっ? …………? あっ、本当だ。彼と比べて小さ過ぎて分からなかった」

「ナツメさんも酷いですねぇ。まあ私も、最初は全く分からなかったんですが……」

 そう言われている間も、男は我が物顔で希の巨乳を好き放題に堪能している。まともに抗うことも出来ない希は、与えられる快楽に身を震わせるしかない。

『ふあぁっ♡ ほんとにっ♡ 胸、ダメっ♡ なにかっ、くるっ♡ きちゃうっ♡』

 その反応を見て、男は乳首を弄んでいた手を一度止めた。

『さて、次は下の方もほぐしていきますよ』

『へ……?♡ あの……♡』

『どうかなさいましたか?』

『いえ、その…………すみません、続けてください』

 絶頂の手前でお預けを食らい、戸惑いの表情を浮かべる希。何かを企んでいる顔をした男が、希の下腹部にも手を伸ばした。

 またも暗転。最早言葉もなく画面を見続ける昂晴。映像が戻り、

『ふぅーっ、ふぅーっ♡ ひぅっ♡ はぁーっ、はぁーっ♡ なんでぇ……なんでイかせてくれないのぉ……♡』

 すっかり蕩けた声で喘ぐ希と、構わずマッサージを続ける男が現れる。先程までベッドを横から撮っていたはずだが、アングルが変わっていた。いまは希の足の裏と、びしょ濡れの下着が写っている。複数のカメラを設置して、映像を切り替えていた。

『私はマッサージをしているだけですよ。おや、ここにも大きな凝りが』

『お゛お゛っ!?♡』

 男は下着越しでも分かるほどに勃起したクリトリスをつまみ、クリクリと転がした。今までよりも強い快感を突然浴び、普段の彼女からは想像もつかない野太い喘ぎ声がこぼれる。

 それに気を良くしたのか、それから男は陰核だけをねちっこく責め続けた。下着越しにカリカリと引っかき、希の反応を楽しんでいる。

『お゛っ♡ カリカリしゅごいっ♡ お゛ほぉ゛っ♡』

「凄いわね、墨染さん。腰浮かせちゃって、全身でよがってる」

「本当に気持ちいいんですよね、これ……高嶺さんが相手では、こんな反応はなかったでしょうね」

「そうね。高嶺君と彼とじゃ、男としてのレベルが違うし」

 2人は罵りながら、勃起したペニスをズボン越しに指でなぞる。たったそれだけで、昂晴はビクビクと腰を震わせた。

「うわ……直接触ってるわけでもないのに……」

「こんなので感じてるんですか? 情けないですねぇ、高嶺さん」

 罵られているのに、昂晴からの反応はない。希の痴態に集中していて、それどころではなかった。

『直接触れていきますよ』

『へ……直接ってどういう――んああっ!?♡』

 男は希の秘部に指を入れて弄り始めた。わざとクチュクチュと音を立てて、希の羞恥心を煽っていく。

『やぁぁっ♡ 指、太いっ♡ お゛ほっ!?♡ あっ、そこいいですっ♡ そこばっかりイジメられたら、わたし、イっちゃいますっ♡』

 だがまたしても、男は絶頂寸前で手を止めた。「イかせてほしい」と男にすがる希の顔は、涙と汗とでべちゃべちゃだった。

『施術は以上です。本来ならお帰りいただくところですが……お客様がお望みでしたら、特別に膣内マッサージを行いましょう』

 そう言って男は性器を露出した。一目で理解できるほどの巨根。これを納める鞘が本当にあるのかと思うほどに雄々しくいきり立つそれは、昂晴と比較するまでもなく、大きい。

「わっ、凄い……♡ 彼のカリ高極太長チンポ、見えるよね、高嶺君」

「分かりますか? あれが、本物のおちんちん。メスを堕とすことに特化した、強いオスの象徴……♡」

「幼馴染がおじさんに良いようにされるのを見て、ズボンに小さいテントを張るのが関の山の高嶺君じゃ、一生かけても勝てない……♡」

「あんなモノ見せられたら、誰だって味わってみたくなりますよね……♡」

 栞那の言葉通り、希の視線は男の逸物に釘付けだ。盛りのついた獣のように息を荒げ、目を見開いてペニスを凝視し続けている。

『ふぅーっ♡ ふーっ♡ 膣内……それって……っ♡』

『お客様が嫌だとおっしゃるのなら、このマッサージはやめておきましょう。施術はこれで終了です。……いかがなさいますか』

『それは……っ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡』

 そこでまたも、画面が暗転した。だが先程までと違い、映像が戻ることはない。

「はい、無料期間はこれでおしまい。この後、墨染さんがどうなったか、気になる?」

「続きが見たいというのでしたら、高嶺さんには課金していただかないといけません」

「そうね……初回だし、2万でどうかな」

「いきなり攻めますねぇ。どうします、高嶺さん。払いますか?」

 しばし、逡巡する様子を見せる昂晴。だがナツメは何の慈悲もなく、追い打ちをかけていく。

「墨染さんのその後も、中途半端に勃起したそれの始末も、全部どうでもいいなら、これっきりにするけど?」

 昂晴は震える手で、財布から紙幣を2枚取り出した。左上には、10000と確かに記されている。

「はい、どうも」

「ご利用ありがとうございます、にひひ」

 ナツメは再びスマホをタップした。再び、ベッドの横側に映像が戻る。

 食い入るように画面を見ている昂晴の視線の先で、希が出した答えは――

『あのっ♡ 膣内マッサージっ♡ お願いしますっ♡』

『……かしこまりました』

 男は三流悪役のような顔を浮かべながら、希の秘部にペニスをあてがい、一気に突き入れた。

『お゛ごぉっ!?♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛ぉぉぉぉぉ……♡』

 シーツを強く握りしめ、身体を仰け反らせながら、襲い来る快感に必死に抗う希。だがもう全ては男の掌中だ。ここに至った時点で、希の運命は決したようなものだった。

『動かしていきますよ』

『あ゛っ♡ 待ってっ♡ 今動かれたらぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁっ♡ ほお゛ぉぉぉぉぉっ♡ お゛っ♡ お゛ぉぉぉぉぉぉぉっ♡』

 男は構わず腰を振り始めた。肌が触れ合う激しい音と、希の嬌声とが入り乱れる。

「聞こえる? 墨染さんの、獣みたいな喘ぎ声」

「上品さとは程遠い、本気で気持ちよくなってる時にしか出ない声です」

「これを聴けるのは強いオスだけの特権……高嶺君が、生涯持ち得ない権利」

 一突きごとに、希は全身で快感を享受し、男に痴態の全てを晒す。対する昂晴はと言えば、そんな光景を画面越しに眺めて勃起することしかできない。どちらが勝者でどちらが敗者か、答えは一目瞭然だった。

『ふんっ、ふんっ! デカい胸ブルンブルン震わせて、最初からこうなるの分かってたんだろうっ!』

『はいぃっ♡ 何となくわかってましたぁっ♡ ここに来た時から薄々気付いてましたぁぁっ♡ あぐっ♡ お゛ほっ♡ ほお゛ぉぉぉぉぉっ……♡ でもっ、我慢できなかったんですっ♡ ナツメさんと栞那さんがハマる理由、気になっちゃったんですぅぅぅっ♡』

『ドスケベな子だ、望み通りチンポで突きまくってあげようっ! お前も今日からオジサンの彼女だ、このエロすぎる胸もケツもマンコも全部オレのモノだ! いいなッ!』

『そんなっ♡ お前「も」ってっ♡ 日本じゃハーレムは禁止なんですよっ♡ お゛っ♡』

『不満ならもうやめにするぞ! いいのか!』

『やだっ♡ なるっ、なりますっ♡ おじさんの彼女になりますっ♡ わたしの全部はおじさんのモノですっ♡ 他の男子には触らせませんっ♡ 昂晴君にも指一本触れさせませんんんっ♡ あ゛ぁぁぁぁぁっ♡ 凄いのくるっ♡ きちゃうぅぅぅぅっ♡』

 本性を隠さなくなった男の言葉に、希は嬉しそうに肯定を返し、そして絶頂した。

「あーあ、墨染さんも彼のモノになっちゃった……」

「当然ですよね。あんなのに犯されたら、誰だってそうなりますよ」

「キミを好きでいてくれる女の子なんて、墨染さんくらいしかいなかったのに」

「高嶺さんがヘタレだったせいで、ぜ~んぶ別の人に持っていかれてしまいましたね」

「でも、高嶺君はそれで幸せなんだよね? だって、こんなのを見せられても、まだ勃起してるんだから」

「こういうの、何て言うんでしたっけ。そう、こういう弱~い男の人のこと……」

「覚えてない? 彼が高嶺君を何て言ってたか……」

「ああ、思い出しました。アレでしたね……」



「「雑・魚・オ・ス……♡」」



 耳元で囁かれ、昂晴の身体が震え上がる。精液はもう暴発寸前だった。

「寝取られハメ撮り見せられて、罵られて感じてる……気持ち悪い。男としてどうなの?」

「とことん雑魚オスなんですねぇ、高嶺さん。ほら見てください、これが本物のオスのすること……♡ 女を快楽漬けにしてしまう、世界一格好いい男の人の姿……♡」

『おぉ……現役JKのマンコめっちゃ具合良い……おっぱいも揉み心地最高だ』

『お゛ぐぅっ♡ お゛ほっ♡ これしゅごっ♡ おじさんっ、もっとっ♡ もっと突いてっ♡』

『おほっ、足絡めてきちゃって……そんなにナカに欲しいのかっ』

『欲しいっ♡ 中に出して欲しいですっ♡ おじさんのせーし、どぴゅどぴゅって出してくださいっ♡』

『欲張りな子だ……お望み通り膣内射精してあげるからね』

『あんっ♡ うれしいっ♡ おじさんのおちんちんすきっ♡ だいすきっ♡』

 男は希に覆い被さり、種付けプレスの姿勢に移る。希はそんな男に手足を絡めて抱きしめ、全身で男に媚びていた。

「わ……これ、知ってる? だいしゅきホールド、って言うんだって」

「希さん、どう見ても彼にメロメロですよね」

「この人の精液が欲しい、この人の赤ちゃんを産みたい……本気でそう思ってるみたい」

「いいですねぇ……見てるだけで、アソコが疼いてきちゃいます♡ あっ、もうすぐ射精するみたいですよ。折角ですから、高嶺さんも一緒に射精しちゃいましょう♡」

「ダメ。こんな所で射精されて、匂いや汚れが残ったらどうするの? 絶対にイかないで」

「いいんですよ、ここでみっともなく射精して、男としての格の違いを思い知ってください。ほら、イっちゃえ♡」

「イくな」

「イっちゃえ♡」

「イくな……っ♡」

「イっちゃえ……っ♡」

『うおぉぉぉぉっ、出る、全部膣内に出すぞっ!』

『お゛お゛ぉぉっ♡ イくっ♡ イくイくイぐっ♡ イっ……ぐぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡』

 男はとどめの一撃を、希の最奥まで打ち込んだ。隙間なく密着した2人の身体がビクビクと震える。

「ふふふ……♡」

「にひひ……♡」



「「イけ……♡ 出せ……♡ イけ♡ イけ♡ イ、け……♡」」



 それと同時に、昂晴にも限界が訪れた。ズボンの中で、少ない精子をぴゅるぴゅると吐き出す。

「うわ、寝取られ報告で射精してる……気持ち悪い」

「しかも量も少ない……高嶺さん、おじさんはまだ射精の途中なんですよ? 恥ずかしくないんですか?」

 昂晴の暴発は一瞬だったが、画面の中ではまだ射精が続いていた。

『ふぅぅぅぅぅっ、気持ちいい……まだまだ出るっ! 希の子宮に出すっ』

『う゛お゛っ♡ 射精なっが♡ お腹の奥っ、びゅるびゅるって叩かれてるっ♡ んぷっ!?♡ はむっ♡ ちゅぅぅぅぅぅ……れろれろれろれろれろ♡ ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅっ♡ ぷは……キス、もっとしたいですっ♡ んむーっ♡ れるれるれる……ちゅむぅっ♡ しゅきっ♡ おじさんとしゅるの、らいしゅきっ♡』

『好きなのはセックスだけかい?』

『んーんっ♡ おじさんのこともしゅきっ♡ おじさんの彼女になれて幸せっ♡』

『嬉しいこと言ってくれるねぇ。嬉しくて嬉しくて、オジサンは何発でもヤれそうだよ』

『あっ……本当だ♡ おちんちん、ずっと硬いまま……♡ 凄いっ♡』

『希ちゃんみたいな可愛い女の子相手に、1発2発で終わりなんて失礼だろう? ほら、体位を変えるよ』

 そこから先は、もう恋人同士の睦み合いだった。ベッドに腰掛ける男のペニスに希が跨り、手足も舌も絡めて愛を囁いている。

「あぁ、羨ましい……♡ 見ているだけで濡れて来ちゃいます……♡」

「ワタシも……♡ 今すぐ家に帰ってイチャラブ密着ベロチューセックスしたい……♡ おじさんと愛し合いたい……♡」

「にひひ、家に帰って、ですよ。驚きましたか? ナツメさん、このおじさんと同棲してるんです♡」

「片丘さんって言うんだけどね。今は彼の家に住んで、店も大学もそこから通ってる」

「もちろん、私も同棲してますよ。話せば長くなるんですが、色々あって、私は死神ではなくなりましたので。希さんと愛衣さんは、大学入学後からの予定ですが……最近はお泊まりが増えてきましたし、ほぼ同棲状態ですね♡」

「涼音さんは今日から越してくるんだっけ。……ああ、そうそう。ワタシ、彼と籍も入れてるから。四季は旧姓で、今はもう片丘ナツメ。そういう訳で、よろしく」

「ナツメさん以外は内縁の妻ということになっていますけど、私も明月ではなく、片丘栞那と名乗ることにしています。つまり、名前すらも旦那様のモノ、ということです♡」

「勘違いしないように言っておくけど、ワタシはセックスで結婚相手を選んだりしない。彼の全部が好きで好きで、妻として一生を添い遂げたいと心の底から思ってる」

「あら。ナツメさんったらお熱いですねぇ、にひひ。かく言う私もそのつもりなんですけど♡」

 ナツメと栞那は指輪を取り出し、自らの左手の薬指に嵌めた。それが意味することが、わからない昂晴ではない。

「そういう訳だから、仕事以外では出来るだけ、ワタシたちに話しかけてこないでね。彼、独占欲強いから」

「それから……実はあの人を、この店で雇う予定なんです。なので高嶺さんには、少しずつでいいので、あの人に仕事を代わってもらえると助かります。……私たち夫婦のために、よろしくお願いしますね、高嶺さん♡」

「………………いずれはこの仕事を辞めろ、ってことか……?」

「もし協力してくれるなら、特別にタダでハメ撮りを送ってあげるから。そうね……仕事を辞めるまでの間は、定期的に送ってあげる。寝取られマゾの高嶺君には、そっちの方が幸せでしょ。考えておいてね」

 そう言い残すと、もう用は無いとばかりに2人は休憩室を立ち去る。後に残されたのは、何も言えず俯く負け犬が1匹だけだった。





「希……希……!」

 失意のままに店を出た後、昂晴は希に電話をかけた。だが、何度かけても繋がらない。彼は方向転換して、彼女の家である赤磐神社へ向かった。

「おや、昂晴君。こんな夜遅くに、どうかしたのかな」

「緑郎さん! 希はいますか!?」

「うん? 希なら、今日は友達の家に泊まりに行くって言ってたけど……希に、何かあったのかい?」

「そうですか……」

 昂晴は逡巡する。今ここで、知っていることを話すべきか。そうすれば、自分が見ている悪夢は終わるかもしれない。

 だけど。

 あの映像の希も、それを語るナツメも栞那も、心の底から幸せそうで。きっと彼の知らないところでは、愛衣や涼音も幸せを享受しているはずで。

 それをぶち壊したいというのは、ただのエゴでしかない。そんなことをしたって、彼女たちが己のモノになるわけでもない。むしろ憎悪すらも募らせて、昂晴を責めることだろう。

「いえ、何でもないんです。ちょっと、顔が見たくなっただけで……。すみません、夜分遅くに失礼しました」

「そうかい? ならいいんだけど……。気をつけて帰るんだよ」

 迷いに迷って、結局彼は言わなかった。いや、言えなかった。どうせ元に戻らないのなら、多くの人が幸せである方が良い。そうすれば、自分もそのおこぼれに与れるから。

 踵を返し、家に向かう。その道すがら、着信があった。発信者は希だった。

「もしもし――」

「もしもし、片丘です♡ さっきからずっとかけてきたみたいだけど、昂晴君、何か用?」

 たった一言、名乗られただけで。絶対に取り返しがつかない所まで行ってしまったことを、昂晴は否が応でも認識させられることとなった。

 電話の奥では、肉を打ち付ける音と、激しい喘ぎ声が聞こえる。それが愛衣の声だと、昂晴は聴いた瞬間理解した。

「昂晴君? 昂晴君ー? 聞こえてるー?」

「あっ、ああ、聞こえてる。悪い、ボーっとしてて……」

「そっか、それでどうしたの?」

 希は急かすかのように、無駄口一つなく用件を問う。昂晴は震える声で、思いついたことを口に出した。

「……四季さ――いや、片丘ナツメさんに伝えてくれ。例の件、分かった、って」

「…………ふーん、わかった。終わったら伝えとくね。用件はそれだけ? なら、もう切るよ」

「……ああ」

 幼馴染とは思えないほどの素っ気ない態度が。お前のことなどどうでもいいと言わんばかりの口調が。

 墨染希という女性が、昂晴の全く知らない人へ変わっていたことを、彼に思い知らせた。

「じゃあね。粗チンで意気地なしで、寝取られマゾの高嶺昂晴君♡」

 それっきり、彼女から電話がかかってくることは、二度となかった。

 悲嘆に暮れながら、のろのろと歩みを進める昂晴。いつの間にか、自分が住むマンションの入り口に来ていた。

 ふと気になり、彼は自分の部屋の1つ上の階に行く。目当ての部屋の表札を見るが、何も書かれていなかった。もう、その部屋には誰も住んでいない。職場の頼れる大人――汐山涼音はそこにいない。

 呆然と立ち尽くす昂晴を、スマホの通知音が現実に引き戻す。LIMEの通知、相手はナツメからだ。

『ありがとう』

 簡素なメッセージと共に、動画ファイルが送られてくる。サムネイルには、逆バニー姿で男に寄り添うナツメと栞那の姿があった。

 昂晴はすぐさま部屋に戻り、着替えもそこそこに、震える指先で、再生ボタンを押した――

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Final_Fiend 2024/01/17 16:01

小雲雀来海に乳首責め足コキされるだけの話

「ねえ、今日はどんなエッチがしたい?」

 そう訊ねてくる女性の顔を、あなたはしげしげと見つめる。

 その少女の名は小雲雀来海。瑞花学院の二年生で、数ヶ月前から交際している恋人。容姿良し、性格良し、おまけに頭も良しの三拍子揃った完璧な美少女。

 今日は、学院終わりの来海との家デート。彼女を自宅に招いたあなたは、今日も今日とて二人きりの甘いひと時を過ごしていた。

 窓から差し込む夕日に照らされる彼女を、あなたはじっと見つめる。端正に整った顔立ち、その中で美しく輝く金色の瞳に言葉もなく見惚れていると、来海はおずおずと言葉を重ねてくる。

「もし、良かったらなんだけど……ちょっと、試してみたいことがあって……付き合ってくれないかなー、なんて……たはは」

 来海ほどの美少女から上目遣いにそう言われれば、男は誰でも肯定を返すことだろう。事実、あなたも即座に頷きを返した。

「じゃあ……肌着だけになって、そこに座ってくれる? あ、下は脱いでね」

 指示に従い、あなたは衣服を脱いでいく。最終的にシャツ1枚だけになると、言われた通りに腰を下ろす。制服を着たままの来海もまた、あなたの近くに座ろうとするのだが――

「ふひひ……つーかまーえたっ♡」

 来海が腰を落ち着けた場所は、あなたの横でも前でもなく、背後。来海はあなたの胸板に指を這わせつつ、すらりと伸びる両足の先で股間の逸物を刺激してくる。

「いつもいつもおっぱいばっかりいじめてくるエッチな人に、仕返ししちゃいまーす♡ んー……あなたの身体、大きいね……こうして密着してると、凄く安心する……♡」

 来海はあなたの耳元でそう囁きつつ、全身をぐいぐいと押し付ける。背中で潰れる豊満な乳房と、胸板をくすぐる細指、ペニスを撫でる足。その全ての感触が混ざり合い、あなたに得も言われぬ快感を与えてくる。

「あっ……おちんちん、硬くなってきたね♡ アタシで興奮してくれてる……嬉しい♡」

 熱を帯びた吐息が耳元にかかる度、あなたは全身をびくりと震わせる。その様子を見て、来海は更に嬉しそうな囁き声をかけてくる。

「今日は、このキレイに整えたネイルで乳首をカリカリしながら……一日かけてしっとり蒸れ蒸れになった足裏で、おちんちんをシコシコしてあげるから……♡」

 もどかしくも悩ましい吐息が、あなたを脳まで快感で蕩かしていく。

「い~~~~~っぱい、気持ち良くなってね♡」







「まずは、乳輪を優しく撫でてあげる……♡ すり、すり……♡ すり、すり……♡」

 来海の人差し指が、あなたの乳輪を丹念に撫で上げる。一番敏感な乳首だけを丁寧に避けて、何度も地肌との縁をなぞられていくうちに、乳首へじわじわと快感が蓄積していく。

「乳首も立ってきた……♡ ……とと、こっちも忘れちゃダメだよねー……♡」

 ハイソックスに包まれた来海の足裏が、あなたのペニスを優しく撫で扱く。湿り気と柔らかい肉感とが綯い交ぜになった不思議な感触が、ペニスを通じて脳内に多幸感を与えていた。

「すり、すり……♡ すり、すり……♡ シコ、シコ……♡ シコ、シコ……♡ どうかな……そろそろ、イジって欲しくなってきた?♡ この硬く勃起した…………ち・く・び……♡」

 温かい吐息が耳にかかる度、あなたの身体は大きく震えてしまう。胸を弄られ、ペニスを足で扱かれ、耳に息をかけられる……あなたにとっては超必殺技のようなコンボだが、それで感じているというのは、男としてあまりにも情けない醜態を晒していることは間違いないのだ。

 だが来海は、そんなあなたの姿を見て、嬉しそうに笑っていた。

「ぜーったい気持ちいいよ……♡ アタシのこの、キレイにしてるネイルで……乳首を、カリカリって引っ掻くの……♡ あっ、今『カリカリッ♡』って言っただけでビクってした♡ ふふ、可愛い……♡ カリカリッ♡ カリカリッ♡ ……にひひ、まだ引っ掻いてないのに……♡」

 ただ耳元で囁かれるだけで、あなたの期待は際限なく膨らみ続ける。引っ掻いて欲しい、思い切り乳首いじめて欲しい……そんな願望が募って荒っぽくなるあなたの吐息を聴いて、来海は人差し指を動かす。乳首の先端に、爪を引っ掛けて。

「じゃ、お待ちかねの乳首カリカリ、行くよ?♡ 最初はゆーっくり……カリ……カリ……♡ カリ……カリ♡ カリ……カリ……カリ♡」

 弾くように、左右に動かした。薄い肌着越しに擦られるのが甘くもどかしい快感を産み、下腹部に熱が集まっていく感覚があなたを徐々に狂わせる。

「カリ……カリ……♡ カリ……カリ……♡ 優しく、軽い力で……カリ……カリ……♡ カリ……カリ……♡ おちんちんも忘れずに……シコ、シコ♡ シコ、シコ♡」

ペニスと乳首の三点責めが、あなたを快楽の坩堝に叩き落す。間抜けな顔になりながら、はっはっと犬のような息が漏れていることすら、今のあなたには自覚できない。

「あっ♡ あっ♡ あーっ……♡ いいんだよ、好きなだけ声出して……♡ アタシと二人っきりなんだから、恥ずかしがらないで……♡ カリ、カリ♡ カリ、カリ♡ シコ、シコ♡ シコ、シコ♡ カリカリ♡ カリカリ♡」

 少し指を早く動かされただけで、前立腺の疼きが強くなっていった。甘やかす言葉に夢中で従って、あなたはメス犬のような声を上げる。オス失格の最低の姿だが、そんなあなたすらも来海は肯定し、愛してくれる。

「女の子みたい……本当に可愛い……♡ 今、あなたが考えてること、当ててみよっか?♡ 『乳首カリカリ気持ちいい』……『もっと早く引っ掻いて欲しい』……♡ こんな感じ?♡」

 こくこくとあなたは頷く。身を焦がす快感によって最早何か言葉を紡ぐことすら難しいあなたに出来ることなど、それだけだ。

 そんなみっともない姿を晒すあなたを、来海は優しく受け止める。

「いーよ、あなたの願い、叶えてあげる……♡ ……カリカリッ♡ カリカリッ♡ カリカリカリカリカリカリッ♡」

 あなたの乳首を、人差し指が小刻みに往復する。先程までとは比べ物にならない鋭い刺激で、あなたは腰を跳ねさせ背中を反らす。

「にひひっ、かかったなぁー……♡ 背中反らすともっと気持ち良くなっちゃうんだぞー……♡ ほーら、カリカリカリカリ♡ カリカリカリカリ♡ カ……リッ♡ カリカリカリカリ♡ カリカリカリカリ♡ カリ……カリ……♡ カリ……カリ……♡」

 緩急をつけた引っ掻きで、あなたの射精感はどんどん高められていく。むちむちとした女体の誘惑、乳首を往復する綺麗な爪、ペニスを撫で上げる柔らかい足裏。それら全てが、男らしさの欠片もないマゾイキへとあなたを誘う。

「カリ、カリ……♡ カリ、カリ……♡ あっ、我慢汁出てきた♡ そんなに気持ちいいんだ?♡ もう出そう?♡ ダメダメ、出すならアタシのおまんこに、でしょ?♡ 乳首カリカリされながら足でおちんちんシコシコされても出しちゃダメ♡ ちゃんと女の子のおまんこにびゅーって出来ない、よわーい男の子になっちゃうよ♡ ……ふふ、シコシコ♡ シコシコ♡ カリ首のところ、こちょこちょされるの好き? じゃあ、もっとしたげるね♡ こちょこちょ、こちょこちょ……♡」

 あなたの我慢汁でベトベトになった来海の足指が、亀頭の段差やカサの割れ目を優しくなぞる。それだけでもう射精に至れそうなほどの快感だが、そこに加えて――

「カリカリ、カリカリ、カリカリ♡ 親指と中指で、シャツを押し広げて……人差し指で、ビンビン乳首をカリ、カリ、カリ♡ 立ちが悪くなったら、乳首を指で挟んで……コリコリ、コリコリ♡ コリコリ……コリコリ……♡ はい、元通り♡ これの繰り返し、クセになるでしょ?♡」

 絶妙な力加減の乳首責めまでもが、理性を急速に蕩かしてしまう。来海の言う「よわーい男の子」になることに、何の抵抗もなくなっていく。

「あっ♡ おちんちん、ビクって跳ねた♡ 出そうなんだ♡ でもダーメ♡ 足の裏でギューって挟んであげるから、頑張って我慢しよ?♡ カリ、カリ♡ カリカリカリ♡ カリカリカリカリ♡ カ……リ♡ カ……リ♡」

 ダメと言いつつも、汗と我慢汁でベトベトの足裏でペニスを挟み込み、乳首を引っ掻く指を止めようとしない来海。

 いつもはマゾっ気が強くいじめられる側の来海が、今この時だけは精一杯のサドっ気を見せてくれている。全ては、あなたを喜ばせるため。

 どこまで行っても献身的な彼女の姿に胸を打たれ、精液がぐんぐん登ってくるのをあなたは自覚する。

「ダメ♡ 乳首カリカリされながら足コキでイっちゃダメ♡ イくな♡ イくなっ♡ カリカリカリカリ♡ カリカリカリカリ♡ シコシコシコシコ♡ シコシコシコシコ♡」

 言葉と裏腹に責めの手は速まって、ラストスパートをかけてくる。尿道をジワジワと登っていく精液が、出口を求めてペニスを震わせる。

「ダメッ♡ ダメダメダメ、ダーメッ♡ イくなっ♡ イくなイくなイくなっ♡ ……にひひ♡」

 もう出る。あなたが漏らしたその言葉で我慢の限界を悟った来海は、足裏全体で亀頭を包み込み、乳首をギュッと抓り上げて、とびっきりの意地悪な笑顔を浮かべて。



「イけ……♡ 出せ♡ ザー汁漏らせ♡ イけ♡ イけ♡ イー……け♡ びゅるるるるるるる……♡ どぴゅ、どぴゅ、どぴゅぅぅぅぅぅ……♡」



 命令と同時に、あなたは絶頂した。柔らかい足の裏で、ペニスの先端が暴れ狂う。黒のハイソックスを、噴出した精液が白く染め上げていく。

「女の子みたいな声……可愛い……♡ すき、すき、すー……き♡ もっと出していいよ♡ カリカリカリカリ♡ カリカリカリカリ♡」

 射精の最中でも、来海はお構いなしに乳首を引っ掻き続ける。両胸から伝わる快感が絶頂の時間を何倍にも引き延ばし、最後の一滴までも精液を搾り出そうとする。

「ぶぴゅぅぅぅぅ……♡ とぷ、とぷ……♡ カリ、カリ……♡ カリ、カリ……♡ どっ……ぴゅぅぅぅぅぅぅ……♡」

 何分経ったかもわからないほど、そうし続けて。

 ようやく理性が少し戻る頃には、日が沈みかけていた。

「やー、いっぱい出たね♡ ……射精して、疲れちゃった? よしよし、よく頑張ったね……♡」

 来海はあなたの胸板を労るように撫でていた。ご褒美とばかりに、耳へのバードキスも添えて。

 そんな中で、彼女はペニスを包んだままの足に目をやる。

「あーあ、靴下汚れちゃったなー。アタシ、これ履いて帰らなきゃいけないんだけど?♡」

 すぐに洗おう、と提案するあなたを来海は制し、からかうような口調で告げた。

「大丈夫だから、ね? それに……こっちはまだ元気みたいだし♡」

 ぐにぐにと、来海の足指が亀頭を甘く刺激する。一度射精してなお、あなたの興奮は収まるところを知らない。むしろ、次の快楽を求めてビクビクと震えている。

 そんなあなたに気を良くした来海は拘束を解き、あなたの前に回り込む。

「……じゃあ次は、乳首責め騎乗位、してみよっか♡ あなたが女の子の顔しながらイくところ、じーって見てたげるね♡」

 今夜は長くなる。そう確信させるに足る来海の顔は、いつにも増して妖艶で。

 それから先のことは、あなたの記憶には朧気にしか残らなかった――。

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Final_Fiend 2024/01/17 16:01

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