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Final_Fiend 2024/03/30 06:49
NTRハーレム番外編 朱雀院撫子と風嶺初乃が竿役おじさんのモノになる話
予兆はあった。
可能性はゼロではなかった。
だけどそれはゼロではないだけで、限りなくゼロに近いに過ぎない。
そのはずだった。
だが、それがもしも起こってしまったら。
仄暗い裏路地の片隅にある小さなラブホテル。
その一室にいたのは、淫らな欲望に塗れた場所におおよそ似つかわしくない、誰もが認める美少女剣士。
刃道と呼ばれる国民的スポーツのプロ選手であり、その興行において最も有名で格式高いとされる「大奉演」の番付演武士でもある人物。
武家の名門・朱雀院家の生まれにして、そのいずれもが剣を手に取る朱雀院四姉妹の次女。
彼女のプロ入りのためだけに作られた新進気鋭の剣道場、「チーム白狼」のリーダー。
整った容姿からファンも多く、関連グッズも大変人気で写真集まで出している有名人。
その少女の名前は、朱雀院撫子。
彼女は刃道を学ぶ唯一の学園である叢雲学園に通っている学生だ。学園は全寮制であり、その生活は管理されているはずであった。
にも拘らず、彼女は今こうしてラブホテルに姿を現し、男と愛を確かめ合っている。
その相手とは、彼女の想い人であり、同じ剣士として最高の舞台で相まみえることを約束した滝川一馬――ではなかった。
彼とは似ても似つかぬ、だらしなく贅肉を付けた肥満体型。人並み程度しかない腕っぷし。およそ恋愛対象となりえぬ容貌。
おまけに彼女が心惹かれる対象――すなわち剣士ですらなく、どころか武家や名家の出身でもない、石を投げれば当たるくらいにどこにでもいるような中年のエロオヤジが、撫子のしなやかでありながら程良く肉の付いた身体を好き放題に貪っていた。
そんな、身に余る栄誉を手にした男の名前は、片丘太志。
街の人々とよく交流している撫子がある日街中で出会った、あらゆる道を過たせる運命。
この男の手によって、性に疎かった撫子は徹底的にその身を開発された。
刃道以外に楽しみを見出していなかった彼女は、未知の快楽の虜になってしまった。
快楽を忘れられなくなった彼女は、夜な夜な太志の元へ通うようになり。
結果、今ではすっかり太志とのセックスに溺れ切っていた。
「ぐひひ、今日も撫子ちゃんは可愛いねえ。ほら、チューしよぉ」
撫子と太志。誰が見ても不釣り合いと断言されるほどの組み合わせ。しかしこれは一方的な関係という訳ではなかった。
彼女もまた、ベッドに腰掛ける男の膝に跨り、四肢を絡めて抱きついていた。一糸纏わぬ姿で、さながら恋人のようにキスを交わして愛を囁いている。
「ん、ちゅ……♡ これ、すき……♡ キス、すきです……ちゅっちゅっ♡ ちゅむ、ちゅく……♡」
撫子のファンが見たら卒倒するか激昂するか、あるいは嫉妬に狂ってしまうかというほどの光景。
だが、今の彼女にとってはこれが日常の一部……否、大部分を占めつつあった。
それこそ、朱雀院撫子の人生そのものであった刃道よりも比重が大きくなりつつあるほどに。
そんな撫子であるが、先述したように想い人がいる。それなのに彼女が中年男と密会し、あまつさえ身体を重ねているのには理由がある。
「今日はいきなりどうしたんだい? 彼氏が出来たって報告が来て、それっきりだったよねぇ」
「えっと……実は……」
彼女は事のあらましを話していく。それは要約すると、このようになる。
「ふむ、つまり……彼氏とついに初セックスをしたけど、それじゃ満足できなかったんだね?」
「はい。その……一馬さんのは、太志さんのよりかなり小さくて……それに、一回で終わっちゃいましたから」
「ああ、オジサンが撫子ちゃんを散々開発したせいだねえ」
「そうです、太志さんのせいですよ……責任、取ってください♡」
お誘いを受けて、太志は対面座位のままでペニスをずぶりと突き入れた。一息に最奥まで到達すると、子宮口に亀頭を押し付け、グリグリと抉るように刺激する。
待ち望んでいた快感に、撫子は全身を震わせた。艶やかな白の長髪が、身体の震えに伴って微かに揺れる。
「お゛っ、お゛ぉ……っ♡ これっ、やっぱり凄いです……っ♡ ねえ、太志さんっ♡ もっと、もっとっ♡」
太志は揺するような甘いピストンで、撫子の最奥をねちっこく愛撫し始める。
男の平々凡々な黒い目と、彼女の煌めく宝石の如き碧眼が至近距離で互いを見つめ合う。
やがてどちらからともなく、再び唇が重なる――その刹那。
「ああ、やっぱりここにいたのね」
個室の扉が開かれた。何の躊躇いもなく入ってきたのも、また美少女。
撫子と同じく叢雲学園の制服を身に纏った少女は、クールな表情を浮かべたままベッドに歩み寄る。
超が付くほどの美人である撫子に負けず劣らず整った容貌には縁の赤い眼鏡がかけられ、その奥の紫の瞳や、ピンクの髪を後ろで束ねたそのヘアスタイルと相まってどこか知性的な印象を持たせる。
実際、彼女こそがチーム白狼のブレイン。わがまま放題のリーダーである撫子に振り回されつつも、スケジュール調整やブックの作成、会場の手配や金銭管理といったチームの実務を一手に担う、事実上のチームの牽引者。
更に言えば、試合においても撫子を最前線でサポートする介添人でもある。
彼女の名前は、風嶺初乃。
近年名を上げてきた風嶺家という武家の生まれ。刃道における裏方仕事の多くに影響力を持つ風嶺グループの娘であり、彼女もまた中年男とは比べるまでもない名家のお嬢様。
そんな初乃がここに現れたのは、大スキャンダルの真っ最中である撫子を介添人として咎めに来た……のではなく。
「はぁー、つっかれたぁ……ようやくブックが纏まったわ……」
「ぐひっ、お疲れさまだねえ、初乃ぉ」
「ありがと、太志さん。でも、言葉だけじゃ足りないなー」
「そう言うと思ったよぉ。ほら、おいで」
初乃は迷いなく太志の隣に腰を落ち着けると、そのまま彼の顔を掴んで唇を重ねた。
そう。彼女も、太志と身体を重ねるためにここに来ていた。
しかも、それだけではない。
「ちゅぅぅぅぅぅぅ……♡ ちゅっちゅ……♡ すき……♡ 太志さん、すき♡ ちゅ、ちゅ、ちゅ♡」
「あーっ、初乃ズルいっ♡ 今は私が太志さんとシてるのにっ♡」
「いいでしょこれくらい、私だって太志さんとイチャイチャしたかったのっ♡ そもそもあなたと違って、私は太志さんと正式にお付き合いしてるんだし♡」
あろうことか、初乃はこの醜く太った中年男と男女の交際をしているのだ。百人いれば百人が「ナシ」と答えるであろう太志と、撫子に引けを取らないほどに美人な初乃とでは誰がどう見ても不釣り合いだ。
だが現実に、彼女は太志に惚れ込んでしまっている。
最初は、撫子同様に身体の関係だけだった。
ストレスの発散に良いと言われ、撫子に紹介されたのが太志だった。
初乃の初体験は、彼女の想像の遥か上を行く極楽だった。それこそ、日々のストレスがどうでも良く思えるほどに。
そうして彼女は、チーム白狼の運営業務でストレスを溜め込む度、太志の元を訪れるようになる。
はじめは、日々の鬱憤の捌け口にしていただけであった。
だが、他愛のない愚痴を一つ一つ優しく受け止められ、負の感情を怒涛の快楽で押し流され。
「どれだけ撫子のために無理をしても、感謝も謝罪もない」という鬱屈した感情を、ひたすら初乃を褒め称える太志の言葉によって蕩かされて。
そんな日々が続いたことで、初乃は太志を一人の男性として好ましく思うようになっていった。
彼女の内側に募る想いが大きくなっていく毎に、太志と会う回数は増えていく。
それが毎日になって、とうとう彼女は決壊した。
『あのっ……太志さんっ♡ 私、あなたのことが好きですっ♡ 私と、結婚を前提にお付き合いしていただけませんかっ♡』
初乃の方から、恋人になることを申し出たのだ。当然太志はこれを受け入れ、晴れて二人はカップルになったのである。
「はむっ♡ ちゅぅぅぅぅ……れろ、れろ……♡ んちゅ……太志さん……♡ もっと、もっと……♡」
「あ゛っ♡ あんっ♡ いいなぁ、私も太志さんとキスしたいよ~!」
「ちゅりゅ、れりゅれりゅ……♡ 撫子、あなたには一馬くんがいるでしょ。我慢して……ちゅっ♡ ちゅっ、ちゅっ♡」
「そうだけどっ♡ お゛っ♡ でもぉっ♡ 一馬さんとじゃ物足りないんですよっ♡」
「ちゅぅ、ちゅぅぅ……♡ まあ、撫子の気持ちはわかるわ♡ 太志さんのを散々味わった後じゃねぇ……♡」
撫子と初乃、二人の美少女をここまで魅了した、そもそもの切欠。
それは、どこにでもいるようなこの中年男の数少ない取り柄……即ち、右に並ぶ者のいない巨根と、それを勃起させ続ける底無しの精力絶倫っぷり。
一晩中でも彼女たちを愛すことができ、無尽蔵の体力を持つ撫子と根比べが出来るほど。
比類なき剣の腕も、卓越した知能も、この男の前では何の意味もない。
これを武器に彼は数多の美少女を堕とし、巨大なハーレムを作り上げた。
どれほど優れた女であっても、太志のペニスの前では一匹のメスに堕ちるしかないのだ。
それは、彼女たちも例外ではなかった。
「ほぉら、子宮口コンコン。オジサンでーす、開けてくださーい」
「お゛っ♡ お゛っ♡ それダメですっ♡ すぐイっちゃいますっ♡」
「イっていいよぉ、彼氏クンの代わりにたっぷり気持ち良くしてあげるからねぇ」
「あ゛ぁっ♡ イぐっ♡ イぐぅぅぅぅぅぅっ♡」
背中を仰け反らせて、絶頂に至る撫子。急激に締まる膣がペニスに纏わりつき、射精を促す。
負けじと太志もピストンを速め、未だ絶頂の最中にいる撫子の性感帯を余すところなく刺激する。
「まってっ♡ まだイってますっ♡ イきっぱなしなんですっ♡」
「そら撫子ちゃん、そろそろ一発目行くよぉ」
「はいっ♡ きてくださいっ♡ 一馬さんのじゃ届かない所に、太志さんの精液、いっぱいくださいっ♡」
「くぅぅっ、子宮で受け止めろッ!」
太志の身体が一際大きく震え、夥しい量の精液が撫子の膣内に解き放たれた。子宮口が亀頭に吸い付き、子種を飲み干さんと熱烈なディープキスを交わす。
「あ゛ぁぁぁぁぁぁっ♡ あついのっ、なかにいっぱいでてますぅぅっ♡」
「くおぉ、撫子のマンコ、締まり良すぎるッ」
「う゛お゛っ♡ 太志さんのっ、中でビクビク跳ねてっ♡ あ゛っ♡ またイっちゃいますっ♡」
どく、どく……と、避妊具も付けていないペニスから注がれる精液を、撫子は子宮で受け止め続けた。
数分かけてようやく出し切ると、太志は一つ溜息を吐く。
「撫子ちゃんのナカ、具合良すぎだよぉ。いきなり搾り取られちゃったなぁ」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ♡ 太志さんこそ、凄かったです……♡ ずっとこうしていたいなぁ……♡」
「ぐひひ、どうだい撫子ちゃん。そろそろオジサンの恋人になる気になった?」
「それは、その……私には、一馬さんがいるので……♡」
「その彼氏クンを裏切って、オジサンに抱かれてるのに?」
「はうっ! それは言わないでくださいよ~!」
何だかんだと言いつつも、撫子の身体は一馬よりこの冴えないデブオヤジを伴侶として認めているのだ。
後は心が堕ちるだけ。
だが、太志は敢えて攻勢に出ない。
彼女自身の意思で太志を選ぶように仕向けていく。
「ほら、撫子どいて。次は私の番」
待ちきれない様子の初乃が撫子を急かす。だが腰が抜けた様子の撫子は、太志の上から動けない。
「ぐふふ、可愛いねえ撫子ちゃんは。しょうがない」
太志は撫子を抱いたまま立ち上がり、ペニスをずるりと引き抜いた。撫子の秘裂からぼたぼたと白濁液が垂れ落ち、安ホテルの床を汚していく。
そんな事は意にも介さず、太志は撫子をベッドに横たえた。その丁重な扱いに、撫子は思わず胸をときめかせてしまう。
「お待たせ初乃ぉ、次は君の番だよぉ」
そして初乃もまた、勃起し続ける太志のペニスを目の当たりにして、期待に胸を弾ませていた――。
「あの……やっぱりこれ、恥ずかしいんだけど……♡」
ベッドに横たわる太志。その顔の上には、白のニーハイソックスに包まれた初乃の両足が乗せられていた。
「くふぅぅぅぅ、初乃の足裏、いい匂いだぁぁぁ」
「ちょっと、太志さん必死過ぎっ♡ あんまり嗅がないでほしいんだけどっ♡」
「甘い香りの奥にちょっと酸っぱい汗の匂いが……メスフェロモンがムンムンでたまらんッ! すぅぅぅぅぅぅ、すぅぅぅぅぅぅぅぅ」
「レビューしなくていいっ♡ って、うわ、すご……♡ 太志さんのおちんちん、私の太ももの間で凄く硬くなってる……♡」
「わっ、ほんとだ……♡ 今の太志さん、なんだか可愛いですね♡」
初乃は足を真っすぐ伸ばした状態で、太志の身体の上に乗っていた。すらっと伸びる足の付け根、むちむちとした太ももと蒸れた股間の隙間から太志のペニスが先端を出す。
「くんくん、くんくん……すぅぅぅぅぅぅ……」
「んんっ♡ あっ♡」
太志が息を吸い込む度、ペニスがビクビクと震えて初乃の秘部を下着越しに愛撫する。さながら素股のような状態だ。
初乃は露出する亀頭に細い指を這わせ、こちょこちょと撫でた。
「くおぉっ!? 初乃ッ、それっ」
「男の人はここが敏感なのよね……うん♡ 今日もいっぱい可愛がってあげないと♡」
そう言って彼女は、亀頭を愛撫し始めた。カリ首を人差し指の腹でなぞり、鈴口を爪先でカリカリと掻き、カサ全体を五本の指でくすぐる。
太志によってすっかりペニスを知り尽くした初乃の責めに、太志は腰を跳ねさせる。グチュグチュという淫らな水音は、彼の男根の先端から溢れた我慢汁によるもの、だけではなかった。
彼の腰が跳ねる度、ペニスが初乃の股間でもぞもぞと蠢くのだ。そしてその動きによって、彼女は悩ましげな声と共に下着を愛液で湿らせていく。
「んっ♡ ふっ♡ あぁっ♡」
「……もしかしてー、初乃、感じてる?♡」
「なっ、感じてなんかないからっ♡」
「でも、パンツびしょ濡れじゃん♡」
「うるさいっ♡ ほら太志さんっ、そろそろイきそうなんでしょっ♡ さっきからおちんちんビクビク跳ねてるからっ♡」
「そうだねぇ。それじゃあ、スパートかけようかな……ッ」
太志はベッドのスプリングを使って、腰を激しく跳ね上げる。太ももを性器に見立てて、精子をズリ扱こうという腹積もりだ。
下着越しに存在をアピールする陰核を逞しいペニスで何度もなぞられ、初乃は甘い嬌声を隠せなくなっていく。
「あんっ♡ やっ、ああっ♡ こんなので感じるなんてっ♡」
「くぅぅ、初乃の太ももムチムチで気持ちいいッ! こんなのもうマンコだろ、太ももマンコッ」
「やあっ♡ マンコとか言うなっ♡」
「そうだろっ! こんないやらしい肉付きの太もも、男の精液搾り取るためにあるに決まってるッ! この太ももマンコもずっとオジサンのモノだからなッ、他の男に使わせるなよッ!」
「わかった、わかったからぁっ♡ 早く、イって……っ♡ じゃないと、私も……イっ、イくっ♡ イっちゃうっ♡」
「ぬおぉぉっ、初乃の太ももマンコに搾り取られるッ!」
太志が腰を止める。次の瞬間、白濁が噴水のように勢いよく溢れ出た。飛び散る精液は初乃の上半身をあちこち汚していく。
「ふあぁぁぁっ♡ あぁぁぁぁっ♡」
初乃もまた、中年男の腹上で絶頂に身を震わせた。それでも咄嗟の判断で、太志の亀頭を手で覆い、これ以上の拡散を防ぐ。
ひとしきり出し終えた時には、彼女は全身精液まみれになっていた。
そんな彼女の痴態を目の当たりにして、撫子は思わず声を漏らす。
「うわー……今の初乃、なんかすっごくエッチだね……♡」
「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ……♡ あーあ、制服が精液でドロドロだわ♡ クリーニング代、後で請求するからね♡」
「ぐふふ、いいよぉ……初乃の太ももマンコで射精する代金と思えば安いもんだからねぇ」
「もう……ん、ちゅる……ちゅるちゅる、こく、こく♡」
初乃は笑みを浮かべながら、手に纏わりつく粘っこい精液を口に含み、当たり前のように飲み下していく。
中年男の汚い精液であっても、彼女にとっては愛しい彼氏の子種汁。そうするのが当然とばかりに、彼女は白濁した汁を次々と口に運んでいった。
「んっ、あぁ……♡ 太志さんの精液、今日もドロッドロ……味も濃くて最高……♡」
「ぐひひ、じゃあ下の口でもたっぷり味わうといいよぉ」
「ええっ!? 一回出したんだから、次は私じゃないんですか!?」
撫子が抗議の声を上げるが、太志と初乃は目を合わせると、彼女に向けてこう告げる。
「初乃は恋人だからねぇ。セフレの撫子ちゃんよりは扱いが良くなっちゃうのも仕方ないよぉ」
「私、今日ずっとこれを楽しみに働いてたんだからね。あなたはさっき中出ししてもらったんだからいいでしょ」
「うー……それはそうだけど……それなら私も……はっ! ダメダメ、私には一馬さんがいるのにっ♡」
「ならそこで見ててねぇ、オジサンと初乃のイチャラブセックスを」
服を脱ぐ時間も惜しいのか、初乃はショーツを脱ぎ捨てた。先の素股ですっかり濡れそぼった秘部が露わになる。
「おお……初乃のマンコ、びしょ濡れだねえ」
「悪い?♡ もう挿れるからねっ♡」
そう言って彼女は太志と向き合い、横たわったままの彼の股間に腰を下ろした。遮る物のない秘穴が、常軌を逸したサイズのペニスをずぶずぶと咥え込んでいく。
高く張ったカリが初乃の性感帯をじっくりとなぞり上げながら、やがてペニスは最奥に到達する。
「お゛っ、お゛っ♡ お゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡ あ゛ぁっ、これっ♡ これが欲しかったのぉぉぉっ♡」
「いいなー……初乃、気持ちよさそう……♡」
「くうぅぅぅぅぅっ、初乃のナカ、何度入れても具合が良いねぇ」
言いながら太志は亀頭を子宮口の周りに押し付ける。初乃は腰を上下させることなく、前のめりになりながら前後にグラインドして、ポルチオからの快感をたっぷりと味わう。
「ひぐっ、お゛ぉっ♡ キくぅぅぅ、一日のストレス全部吹っ飛ぶぅぅぅ……っ♡」
下品に舌を出しながら喘ぐその様には、普段の所作に現れるような知性は微塵も残っていない。獣の交尾と言われても信じられるほどだ。
「お゛っ♡ お゛っ♡ あ゛っ、ここイイっ♡ あんっ♡ ああぁぁぁぁっ♡」
派手な動きがなくとも、初乃は快感に身をよじらせていた。膣襞がにゅるにゅるとペニスに絡みつき、膣内での射精を催促する。
「これ、すきっ♡ 太志さんのおちんちん、気持ちいいところ全部当たるっ♡ あ゛ぁっ♡」
初乃の息が早くも荒くなる。だが、太志の方はそれだけでは満足できなかった。
「そろそろオジサンも動いていいかな?」
「ダメっ、ちょっと待ってっ♡ 今はっ♡」
「待たないッ!」
太志は先刻同様にベッドのスプリングで勢いをつけて、ペニスを抽送し始めた。剛直に膣を突き上げられる度、初乃の豊満な乳房がばるんばるんと淫らに揺れる。彼はそれを鷲掴みにするとムニュムニュと揉みしだいた。
「あ゛ぁぁぁぁぁっ♡ それダメっ♡ 気持ち良すぎるっ♡ すぐイっちゃうっ♡」
「何度でもイけッ! 仕事のこと全部忘れろッ!」
「うお゛ぉぉっ♡ お゛ぉぉぉぉっ♡ 飛ぶっ♡ 訳わかんなくなるぅぅぅぅぅっ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ イぐっ、イぐイぐイぐイぐっ、イっ……ぐぅぅぅぅぅぅぅっ♡」
初乃は再びの絶頂に至る。倒れんばかりに背中を反らして、はしたないオホ顔で至上の快感を浴び続ける。
それに伴って膣が急激にペニスを締め付け、中年男のギトギトザーメンをおねだりする。太志はそれに応えるように、絶頂中の彼女をピストンで責め続ける。
「まってっ♡ ストップっ♡ いまイってるのぉぉぉぉぉっ♡ お゛っ、お゛っ♡ お゛ぉぉぉっ、ほぉぉぉぉぉぉっ♡」
「ぐぅぅ、締め付けが……」
絶頂したまま降りて来られない初乃の膣内が、これ以上ないほど窮屈に締まる。
そこに、更に追い打ちをかけた者がいた。
「初乃っ♡ もっと気持ち良くなろっ♡」
「ちょ、撫子っ、そこはぁぁぁぁっ♡」
撫子は初乃の陰核を指で摘まみ、コリコリと弄り回す。身体の外側にあって特に敏感なそこをポルチオと同時に責められた初乃は、更に獣じみた嬌声を上げてよがり狂う。
「お゛ほぉぉぉぉぉっ♡ う゛お゛ぉぉぉぉぉっ♡ お゛ぉぉぉぉぉぉぉっ♡」
「あはは♡ 初乃、感じすぎ♡」
「当たり前でしょぉぉぉっ♡ こんなのっ、知らないぃぃぃっ♡」
「どうですか太志さん、初乃の中、キュンキュン締まってますか?♡」
「ああ、いいぞ……また出てきそうだッ」
膣全体がペニスに強烈なホールドを仕掛けてくるために、太志もまた本日三度目の射精を目前にしていた。
ピストンの勢いが更に速まり、射精を予感した初乃が最後の理性で膣を締める。
「あ゛ぁぁぁっ♡ すきっ♡ 太志さんっ、すきぃぃっ♡」
「うぐぅぅっ、オレも好きだッ! 出すぞ初乃ッ! 孕めッ、孕んで嫁になれッ!」
「なるっ♡ なりますっ♡ わたしを、およめさんにしてくださいぃぃぃっ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ うぐお゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡」
最奥に亀頭を押し付け、太志は精液を解き放った。ぴっちりとディープキスした子宮口に、濃厚な子種汁がどくどくと注ぎ込まれていく。
「あ゛ぁぁっ♡ あついのがっ♡ なかにっ♡ いきおいもっ、りょうもすごいっ♡」
「まだまだ出るぞッ、マンコで飲み干せッ!」
何度も何度もペニスは脈動し、膣内に子種を生で吐き出していく。今日が彼女の安全日でなければ、確実に妊娠していたと断言できるほどの量と濃さであった。
数分かけて射精を終えた太志は最後にビクリと身体を震わせた。それが契機になったのか、初乃の上半身が彼の元へ倒れ込んでくる。それを優しく受け止めると、彼女の紫の瞳と間近で視線が交差した。
「ん、ちゅ♡ ちゅむ、ちゅむ……ちゅっちゅっ♡ むふーっ、ちゅぅぅぅぅぅぅぅ♡ れるれるれる、れろれろれろ……♡」
どちらからともなく唇が重なり、舌が絡み合う。中年男と現役の女子学生が、恋人同士のキスを交わしていた。
「れりゅれりゅれりゅ……ぷはぁ♡ ねぇ、太志さん……さっきの、本気?♡」
「さっきの? 嫁になれ、ってヤツかな?」
「うん……♡」
「本気だよ」
即答だった。一切の迷いなく、彼はそう答えてみせた。
「絶対に、初乃はオジサンだけのお嫁さんにする。ハーレム入りさせる」
「はぁ……あのね、私にも実家とかこの先のキャリアとか色々あるんだけど……♡」
「でも、初乃なら何とかしてくれるだろう? とっても有能で天才な、オジサンの彼女の初乃なら」
「あー……ダメだわ……♡ おじさんに褒められるのがこんなに嬉しいなんて……♡」
安っぽい陳腐な褒め言葉に、彼女は頬を赤らめ嬉しそうに笑みを浮かべる。
「よし、何とかしてみせましょう!♡ 私だって、太志さんとはずっと一緒にいたいから♡」
「ありがとう、初乃ぉ。初乃みたいな素敵な彼女がいてオジサン幸せだぁ。初乃、好きだぞぉ」
「私も、太志さんのことが好き♡ 愛してるっ♡」
「むーっ、私のことも忘れないでくださいっ♡」
二人のイチャイチャとした空気に居ても立っても居られなくなった撫子が、強引に二人の間に割って入ろうとする。
「ぐひひ、ごめんごめん。それじゃ次は撫子ちゃんの番だねえ」
そうして三人は、門限ギリギリまで身体を重ね続けた。
そんな淫らに乱れた日々に、転機が訪れる。
朱雀院撫子が、大奉演の頂点である刀仕権宮司の座に就いた。
そして彼女は約束通り、滝川一馬と頂点の座をかけて試合をすると発表し、これを実現。
その結果、彼女の最後の一撃を防ぎ切れなかった一馬は大怪我を負い、昏睡状態に陥った。
「一馬さん。こんにちは」
試合から二週間が経った、ある病院の一室。撫子は、今日も見舞いに来ていた。
彼女の視線の先には、最高の舞台で戦うと約束した最愛の恋人にして最高の好敵手が、今もなお目を覚ますことなくベッドに横たわっている。
酷い傷であった。右半身はボロボロ、左手も指が切断され、果ては内臓にまでダメージが及んでいたという。
高度な医療技術があって、損傷した部位については復元できているようだが、それでも彼の意識を取り戻すことまではできなかった。
「……」
彼女が思い返しているのは、試合中のやり取り。文字通り命を削って戦う一馬の身を心配する撫子に対し、彼はこう言ったのだ。
俺は何があっても倒れない、だから好きなだけ打ち込んで来い、と。
だが現実には、撫子だけが最後まで立っていて、一馬はこうして眠り続けている。
そんな彼女の胸中に、たった一つの小さなトゲが生まれつつあった。
嘘つき、と。
それを知ってか知らずか、今日の見舞いには同伴者がいた。それは、一馬と比べてあまりにだらしない体型の中年男、片丘太志であった。
太志と一馬には、何の面識もなければ、関係者でも何でもない。にも拘らず太志がここにいるのは、撫子に連れてこられたからであった。
「これが撫子ちゃんの彼氏かぁ。確かにイケメンだねえ」
「ですよね。私もそう思います」
「試合も見てたけど、彼、相当強いんだねぇ」
「そうなんですよ。私が今まで出会った中で、戦ってて一番楽しかったのは一馬さんです」
精一杯気丈に振る舞う撫子だが、その声にはどこか陰りがあった。
「だからこそ辛いよねぇ。そんな彼氏がずっと寝込んだままっていうのは」
「……覚悟はしてたんです。私たちが全力で斬り合ったら、どっちかがこうなることは」
ぽろぽろと、撫子の眦から滴る雫があった。
「どれだけ覚悟してても、辛いものは辛いし、悲しいものは悲しいよ。ましてやこうなったのが、自分のせいなら尚更ね。……やっぱり、オジサンも席を外そうか? 二人きりの方がいいよねぇ」
そう言って病室を出ていこうとする太志を、撫子は制した。
彼女自身、どうしてそうしたかはまだ分からなかったが。
「……今は、傍に居て欲しいです」
「わかった」
中年男が隣にいることで、心に安らぎを得ていたこともまた事実であった。
そんな日々が続いた、ある日のこと。
「ふむ。じゃあ早速試してみようか」
「……はい、お願いします」
撫子は真剣な面持ちで、太志の目を見つめる。彼女たちが行おうとしていること、それは――。
「一馬さんの目の前でエッチなことをすれば、きっと目を覚まして助けてくれる……んですよね?」
「うんうん。彼氏なんだもん、彼女の危機に寝てばかりのはずがないよぉ」
という事であった。どれだけ経っても目を覚まさない一馬を見て、撫子は藁にも縋る思いでこの作戦を了承したのだ。
勿論、そんな物語のようなことが都合よく起こるとは彼女自身も思っていない。だが医学的に出来ることは尽くした以上、今の彼女に出来るのは奇跡を願うことだけだった。
という彼女の内心などお構いなしに、太志は椅子に腰かけ、傍らに座る撫子の肩を抱き、乳房を服越しにまさぐり始めた。
「んんっ♡ あっ♡」
「ほらほら彼氏クン、早く目を覚まさないと撫子ちゃんが寝取られちゃうぞぉ」
撫子はといえば、気まずそうな顔であった。しかし身体は男の愛撫に過敏に反応してしまい、嬌声を堪えきれない。
「あふっ、あぁっ……♡ 一馬さん……っ♡ 起きてくださいっ、一馬さんっ♡」
彼女の必死の呼びかけにも、一馬が目を覚ます気配はない。調子に乗り出した太志は手を下へと降ろしていき、ショートパンツの中へと差し込んだ。ショーツをなぞってみれば、秘裂に当たる部分は既に愛液で湿って、クチュクチュと淫らな水音を立てている。
「あっ、そこはっ♡」
「びちょびちょだねぇ、彼氏の前だからって興奮してるのかなぁ」
「ち、ちがっ、そんなわけっ♡ ひゃぁぁぁっ♡」
言葉を遮るように、太志は陰核を指で抓り上げた。感じる声は徐々に大きくなり、病室中に響き渡っていく。
「あぁっ♡ あんっ♡ んぅっ、ひあぁぁぁっ♡」
「撫子ちゃんの可愛い声を聴いても目を覚まさないなんて……彼氏失格だなぁ」
「あうぅぅっ♡ 一馬さんをっ、悪く言わないでっ♡ ふあぁぁぁっ♡」
撫子は太志の言葉を必死に否定するが、クリトリスを指で摘ままれて感じている状態では説得力も何もあったものではない。
「ぐふふっ、こうなったら奥の手だ。撫子ちゃん、立って」
「ふぇ……? はい……♡」
快感に足を震わせながらも、撫子はどうにか立ち上がる。太志はその背後に陣取ると、立ちバックの構えを取った。
「えぇっ!? ここでするんですかぁ!?」
「ああ。生ハメ見せつけられたら、流石の彼氏クンも目を覚ますだろうからねぇ。逆に言えば、そこまでされても止めに入らないってことは……彼氏クンの気持ちってヤツはその程度ってことだ」
「そんな、一馬さんの気持ちはそんな軽いものじゃ――」
「でも撫子ちゃんを悲しませてるじゃないか、それも毎日。……ほら、挿れるよぉ」
ショートパンツもショーツも脱がされ、むっちりと肉の付いた安産型の大きな臀部が露わになる。太志もまたペニスを露出させると、濡れそぼった膣穴に遠慮なく突き入れた。
「ふお゛ぉぉぉぉぉっ♡ お゛っ、お゛ぉぉぉ……っ♡」
「くぅぅぅ……撫子ちゃん、いつもより締まりが良いねぇ。やっぱり彼氏の前だから興奮してるんだ」
「だからっ、ちがっ、んあぁぁぁっ♡」
「違わないだろッ、こんなにキュンキュン締め付けてきてッ!」
普段と違う締め付けの強さに、たまらず太志は抽送を開始する。静かな病室に、肉を打ち付けあう音が反響する。
「あ゛ぁっ♡ んんっ、んあぁぁっ♡ 太志さん、こそっ♡ いつもよりっ、激しいですっ♡」
「そうだ……なッ!」
腰を鷲掴みにしたまま、ねちっこく性感帯を擦り上げる太志。彼も内心、密かに闘争心を燃やしていた。
必ずや撫子を自分に振り向かせるという、強い意志がそこにはある。
「あ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛んっ♡ 待ってっ♡ 私っ、一馬さんの前でっ、イっちゃいますっ♡」
「イけッ! 彼氏の前でイけッ!」
「あっあっあっ♡ あ゛ぁぁっ♡ ひっぐぅぅっ♡ お゛ぉっ♡ う゛お゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡」
足をピンと伸ばしながら、恋人のすぐ傍で撫子は絶頂した。
刃道の頂点。最強の剣士の風格などというものは、微塵も存在していなかった。
「くっ、締め付け強すぎ……持ってかれるッ」
膣圧だけで肉棒を捩じ切らんばかりに、彼女の膣は相性最高のペニスを全力で抱擁する。
「撫子ちゃん、オジサンのこと好きって言ってみてッ」
「えぇっ♡ でもっ、それはぁっ♡ あぁっ♡ はぁぁぁっ♡」
「言えば楽になるよッ! ほらほら!」
太志の言葉に、撫子の心が揺れ動く。今の彼女にとっては、一向に自分を愛してくれない彼氏より、自分を愛してくれるエロオヤジの方が大事になりつつあった。
口にすれば、もう引き返せない。
そんな予感めいたものを覚えつつも、彼女はそれを止められなかった。
「……すきっ♡ 太志さん、すき……っ♡」
一度声に出せば、もう認めるしかない。
初めから分かっていたことだった。
太志と知り合ってから、毎日のように彼を訪ねたことも。
中年男とのセックスを、誰より信頼できる初乃に紹介したことも。
一馬と恋仲になっても、太志の元を訪れたことも。
一馬が倒れてから、毎日太志と見舞いに行ったことも。
全部、太志を一人の男性として見ていた証であった。
何より、これだけの事があってなお、一馬の様子に変化はない。
相当な音量の打擲音と喘ぎ声、何より最愛の恋人が冴えない中年のデブ男に抱かれて、あまつさえ愛を囁いているという事実を以てしても、滝川一馬は目を覚まさなかった。
その事実は彼女を失望させると共に、太志に対する恋慕を膨れ上がらせるには十分すぎた。
「すきっ♡ すきすきすきっ♡ だいすきっ♡ だいすきですっ♡」
何度も声に出す度に、それが現実に塗り替えられていく。あれほど恋しかったはずの一馬のことは、もう男として見ることが出来ない。
朱雀院撫子の心までもが、冴えないエロオヤジに完全に屈服した。
それを感じ取ったのか、太志はニタニタと下品な笑みを浮かべる。
「オジサンも、撫子ちゃんのこと好きだよぉ」
「嬉しいですっ♡ 太志さん、キスしてくださいっ♡」
必死に身をよじり、太志の方へ顔を向けようとする撫子。その健気さに胸を打たれた太志は望み通りに彼女の唇を貪り、舌を絡めて唾液を交換する。
「ぢゅぅぅぅぅぅぅぅ♡ ぢゅるるるるるるるるる♡ れるれるれるれる♡」
「ほらっ、オジサンと彼氏、どっちとヤるのが気持ちいいんだいっ」
「太志さんですっ♡ 一馬さんとするより、ずっと気持ちいいですっ♡ ああんっ♡」
「撫子ッ! 好きだッ! オジサンの……オレの嫁になれッ! 一生傍に居ろッ!」
「はいっ♡ なりますっ♡ 太志さんの、お嫁さんにっ♡」
その宣言と共に、撫子の膣内がきゅうっと締まる。襞が蠕動して子種をねだり、子宮口は亀頭の先端に吸い付いて受け入れ準備万端だ。気付けば彼女の方も迎え腰でペニスを扱き、懸命に奉仕していた。
「んむぅぅぅぅ♡ しゅきっ♡ しゅきしゅきしゅきっ♡ ぢゅるるるるっ♡」
ペニス全体を激しく優しく膣全体で愛撫され、太志も限界を迎えつつあった。ラストスパートとばかりに、ばちゅばちゅと大きな音を立てながらピストンを速める。
「ぐぅぅっ、出るッ! 子宮で受け止めろッ、撫子ぉ!」
「あ゛ぁっ♡ わかりましたっ♡ 私もっ、また、イきますぅぅぅぅっ♡ お゛っ♡ イぐっ♡ イぐイぐイぐっ♡ う゛お゛っ♡ お゛ぉぉっ♡ お゛っ、ほぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡」
「くぅぅぅっ!」
とどめの一撃を最奥に打ち付け、白濁の奔流が膣内に注がれた。噴出した精液が、撫子の子宮をびちゃびちゃと叩く。
「お゛ぉぉぉぉっ♡ 熱いの、出てますっ♡ すごいっ、一馬さんより、ずっと多いですっ♡」
「まだまだこんなもんじゃないぞッ」
その言葉通り、太志のペニスは数分間も脈動し続けた。性器の結合部から白濁液が漏れ出し、足元に落ちたショーツを汚していく。
射精を終えて、ペニスを引き抜こうとすると、撫子は逆に腰を押し付けてきた。
「まだダメですっ♡ 今抜いたら、床が汚れちゃいますから……♡」
言いながら、撫子はハンカチを取り出した。彼女の頷きに合わせて、今度こそペニスが引き抜かれる。
精液滴る秘裂を押さえながら、彼女は下着とショートパンツを穿き直した。
「はぁ……♡ 太志さんの、綺麗にしてあげますね♡」
撫子の柔らかい舌が、精液と愛液でべとべとになった太志の巨根を這い回る。
「ちゅる……れるれる……♡ れぇ……れろれろれろ……♡ ちゅりゅっ、れるれるっ♡ こく、こく、こく……♡」
舌で精液を掬い取り、胃に流し込む。あっという間にお掃除フェラは完了した。
「ぐふふ、すっかり上手くなったねぇ」
「ありがとうございます♡ ん、ちゅっ♡」
撫子は誓うように、亀頭に口付けた。勃起したままのペニスをどうにかズボンに仕舞いつつ、太志は一馬の方へと視線を向ける。
「結局、目を覚まさなかったねぇ、彼」
「いいんです。一馬さんにとって、私はその程度だったってことですから……それに、本当は誰のことが好きだったのか、私の本当の気持ちが、これで分かったので♡」
嬉しそうに腕を絡めてくる撫子を見て、太志は口角を吊り上げる。
「いいのかい、彼氏クンの前で」
「『元』、ですよ♡ 一馬さんは剣士としては尊敬してますけど、もう男の人としては見れません♡ 私にとって男の人は、太志さんだけです♡」
決定的な一言だった。その瞬間、一つの恋は明確に終わりを告げた。
かつての想い人など眼中にないかのように、撫子は太志の腕を引く。
「もう行きましょう? 続きはしたいですけど……ここじゃ人が来ちゃいますから」
「そうだね。続きは……チーム白狼のみんなと一緒にしようか」
「はいっ♡」
恋人同士、腕を絡め手を繋いで歩いていく。病室を出る直前、彼女はベッドの方へ振り返り、こう言った。
「さようなら、一馬さん……大好きでしたよ」
その日を最後に、撫子がこの病室を訪れることは、二度となかった。
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