ノヴェール 2024/05/03 19:29

同人ゲーム紹介_その6

変身ヒロインの王道(?)魔法少女参上!

多分、相互フォロワーの中で一作品選んで紹介する…という形式ではラストになります。
そんなおススメ同人ゲーム、(一応)トリを飾るのは~~~……

はい!!
サークル・ESORA-T様の代表作。
『かなちゃんは魔法少女~もしも変身シーンを見られたら~』です!!!

変身ヒロインといえば魔法少女!
そんな、ロリ魔法少女のかなちゃんが大活躍(?)するエロゲです♪

個人評価

今回の採点に関しては~~…

78点!!

…低い印象、ですか?
確かに、これまでのゲームと比較すると最低点ではあります。
しかし、それはエロゲ・オカズとして私の股間に刺さった回数・濃度の話です。
それらをも凌ぐ価値がこのゲームにはあります!あるはずです!!
何故ならば、4年以上前に発売された作品であるにもかかわらず、発売半年未満の『光戦隊ピカレンジャー』以外では、これまで紹介してきたエロゲ内で唯一、一度もアンインストールしていない名作だからです。

ピカレンジャーとの差

その『ピカレンジャー』ですが、本作品と似た点が多いとも言えますし、真逆とも言えます。
基本的には、「正体不明の変身ヒロインが悪と戦いながらも、敵だけでなく、守るべき一般人(クズ市民)や味方にも陥れられる形で理不尽に陵○される」という共通点があります。
しかし、本作のヒロインは魔法少女であり、特撮ヒロインではありません。
また、複数の魔法少女が存在する世界ながら、基本的に一つの街に一人くらいの魔法少女であるため、仲間といえるのはマスコットキャラであるポリンだけです。
絵柄に癖があるのは同様ですが、タッチは真逆であり、ピカレンジャーが昭和臭のする劇画寄りなのに対して、本作はデフォルメを追求した可愛いキャラです。

そのため直接的なクズ市民の描写は薄めに見えます。…ですが、正直、可愛い絵柄に対して酷いというかハードというか、やっていることはかなり…無茶苦茶…超~えぐいです(大汗
特に怪人にやられる敗北イベント

本作の特徴

このゲームは、RPGやアドベンチャーといった、これまでおススメしてきた作品と違い、アクションです!
そう。私が苦手とするアクションながらも、おススメする価値がある……というかアクションがハマります^^

まずはタイトルである『かなちゃんは魔法少女』
定番でいえば『魔法少女かなちゃん』になるはずですが、そうはならないのが正解です。
まず、魔法少女として派手に活躍していないせいか、主人公には魔法少女としてのオリジナルネームがありません。
そして、重要なのは「正体不明」であることです。個人情報が洩れれば、敵にそこを突かれてしまうばかりか、家族や友人も利用されてしまう…というリアリティが存在します。

それゆえ、このゲームの肝は、いかに周囲に見られずに魔法少女への変身を完了させるか!にかかっているのです!!
…斬新でしょう?
用意されたステージにおいて、敵である怪人の思惑が完了する(制限時間)までに、一般人(NPC)の視界に入ることなく、変身(時間がかかる)すればステージクリアーというシステム!
これ、面白くないですか?
言ってしまえば、パズルの要素を組み込んだアクションです。そのため、NPCの動きを読みつつ、遮蔽物を利用して、いかに見つからない時間を稼いで変身時間を確保するか…なわけです。
高度なアクション技術が必要なゲームではない代わりに、ステージごとの特色やギミックを把握しつつ進めていく。という、妙にテンポのいいゲーム性にハマってしまうのです♪
実際、アクションが下手な私も、ゲームオーバーを繰り返すたびに、コツを掴んでいくのが楽しくなり、気付けば全面クリアしていました。

すなわち、本作は魔法少女として活躍するかなちゃんを描くというよりは、かなちゃんがいかに魔法少女に変身するかを描くため、『かなちゃんは魔法少女』というタイトルに結実されているのでしょう。

魔法少女としての活躍

とはいえ、かなちゃんは魔法少女としてちゃんと戦います。
魔法少女のコスチュームは浴衣や晴れ着をモチーフにしたような和装スタイル。
実はこのゲーム。怪人が攻めてくる一度の計画に対して、二つのステージが用意されているのです。
A-sideは、かなちゃんがいかに見つからずに変身するか。
B-sideは、魔法少女に変身したかなちゃんが、いかに怪人を倒すか。…です。
バトルステージも用意されていることで、かなちゃんがしっかり頑張っていることが伝わってきます。
もう、プレイヤーもかなちゃんを応援したくなるはずです☆

…というか、かなちゃんはポリンに才能を見出されて魔法少女になっただけで、精神的にも肉体的にもただの少女です。
それが、子供ゆえの純真な優しさと正義感からハードな戦いに身を投じていくのですから、応援したくならないわけがありません!

それなのに。正体不明であるせいか、クズ市民共は、当然の如くかなちゃんに対して優しくありません。
それでも、同級生や子供はマシな方で、最初はちょっとしたセクハラから段階的に本番までこぎつけるという感じですし、かなちゃんもなんだかんだとまんざらでもない雰囲気があります。
しかし、大人やチンピラになると問答無用で犯しにかかります!

さきほど、一つの計画に対して二つのステージと書きましたが、要するに…ですね。
A-sideでゲームオーバー(変身失敗)になれば、
・変身が見つかる→クズ市民に弱みを握られる。
・変身に時間がかかる→怪人による被害が拡大
B-sideでゲームオーバー(敗北)すれば、
・怪人ごとに様々な陵○イベントが発生
等の、各々のステージごとに悲惨な展開が待ち受けているのです…

妊娠しちゃう魔法少女

かなちゃんですが、見た目的にはJSくらい。
イメージとしてはJCくらいなのかもしれませんが、まあエロゲなのできっと20歳以上(笑
そういう幼い外見であるにもかかわらず…ですね……頻繁に妊娠したりします!というか一方的に孕まされます!!(勿論、避けることは可能)
そうなると、ボテ腹で魔法少女を続けるのが困難であるため「堕胎」となります。いえ、厳密には違いますね。
ポリンの力で宿った魂を別の場所に飛ばすのです。
まあ、このあたりの事情とかは、ラストにとんでもない事実が明らかになったりするわけですが…(謎
その、堕胎的なイベントに関しても、さらっと流してくれればいいのですが、けっこう切ない雰囲気が漂います。お腹に宿った命を母親として産んであげられない苦しさ…涙がちょちょぎれます…(T-T)

変身特化!

変身ヒロインモノとしての特徴が強い本作。
変身している場面を見られないように…というのがスタンダードなルート。
ですが、変身シーンを撮影されてしまうことで、変身中は全裸であることが判明したり。
変身妨害装置によって、変身が中断すると、全裸になってしまったり。
敵に敗北して、魔法力が尽きて変身が解けてしまう際に、「着用していた制服を見られると身バレの危険性が高まる」という考えから、変身解除時に故意に服を再生させない選択→変身解除で全裸。(以前の記事における、強○変身解除時のみ全裸に類似)
等…もう変身に対するこだわり素晴らしいな!

素晴らしい部分(加点要素)

・かなちゃんがロリ可愛い♡
 もう外見的にはこれまで紹介してきたヒロインの中で一番好み♪
・変身に対するこだわりが素晴らしい
・斬新なゲームシステム
・処女プレイが可能(ただし難易度高し)
・思わずハマってしまうパズル的アクションステージ
・魔法少女に対して、性欲しか抱かないほどのクズ市民たちw
・デフォルメ的なキャラに隠された、背景事情とハード過ぎるほどのシリアスな展開

ちょっと残念な部分(減点要素)

・デフォルメなタッチであるがゆえに、エロさを感じにくい
・キャラタッチからは想像できないほどにえぐい展開が多く、その落差がゆえにプレイしていて鬱になる
・特にボテ腹からの異物出産や四肢○断等の肉体的なグロさ&どこまでも孤立を深めて心がズタズタになったり、異常事態に壊れてしまう精神的なキツさ

最後に

う~ん…。
結局のところ、このゲーム。
キャラも、設定も、システムも、とてもよく練られた秀逸な作品だと再認識できました。

ただ、かなちゃんが個人的に好みストライクなだけに、大半のイベントにおいて可哀想が勝ります。
他のヒロインなら可哀想が興奮に繋がる部分が、本作においては採点上マイナスに働いてしまったといえます。
とはいえ間違いなく名作!
今回の紹介文を読んで、「自分ならこういう要素に興奮できる!」という方には、是非おススメさせていただきます^^

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索