"敗北行為"を必要としない新たな敗北エロの形を考えてみる

突然ですが"敗北エロ"と言ったら皆さんどういうものを想像するでしょうか？

おそらくほぼ10割の人が「戦闘で敗北したあとに行われるエロイベント」と
答えると思います。
ですがこれには

「戦闘に負けなければならない」
「エロというご褒美を得るために敗北という負の行為を行わなければならない」

などゲームシステムとの相性の悪さ的な要素が存在し
たびたび議論になることがあった気がします。

一般的なエロRPGでは"敗北"という行為は"HPが0になる"という
システムで表現しているものがほとんどだと思います。

ですが果たして敗北＝HP0なのか、ここから先は
あくまで僕の個人的見解です。
(こう言っておかないと今のご時世色々と面倒が起こりやすいので・・・。)

正直、HP0っていわゆる死亡、あるいは戦闘不能、肉体的にぼろぼろになって
意識を失った状態みたいなイメージを持っています。
それなのにそのままエロイベントに移行してピンピンした状態のヒロインが
犯されて喘ぐのはちょっと違和感があります。

「凶暴なモンスターや悪人が現れた時にヒロインが戦意喪失して
地面に腰を落とし、あまつさえ失禁までしてしまう」

そんなシーンをアニメや漫画などで一度は見たことあるのではないでしょうか？

いわゆる戦意喪失ですが、正直敗北エロにおける敗北ってこっちの方が
しっくりくる気がします。
敵に怯え戦う意思を失って動けなくなった女の子に敵がニヤニヤと近づき
○す・・・この方がエロに繋がるのに納得が行くような気がします。

現在制作中の「閃紅のアリエス」では敗北エロも作る予定です。
当初は一般的な「戦闘でHPが0になって敗北したらエロシーンに入る」という
仕様にするつもりでした。

ですがやはり「エロは見たいけどわざと負けるのは嫌(面倒)」というプレイヤーを
尊重したいと思い、敗北をHP0以外で実現できないか考えていました。

その結果
「戦うことを諦める、つまり戦意喪失をしたら敗北とし敗北エロが開始する」
という仕様を思いつきました。

じゃあその戦意喪失とはどういう状態か・・・
それはシンプルに

プレイヤーが諦める選択をした時
です。

敗北エロは一部のボスにのみ存在し、そのボスは凶悪なエロ攻撃を
仕掛けてきます。
例えば「気絶した瞬間問答無用で挿入する」など。
トリガーとなるエロ攻撃を受けないような対策をしていれば驚異ではありませんが
対策を怠った場合、あっけなく処女を失ってしまうこともあります。

そんな時にプレイヤーに選択肢が現れます。
「諦めず脱出する」か「諦める」か、そんな選択が迫られます。

前者を選べばなんとか脱出し戦闘が再開されます。処女を失ってしまうことは
あっても最悪の事態は回避できます。

ですが後者の諦めるを選んでしまうとヒロインは為す術なく犯されます。
そしてここで敗北エロイベントが開始されます。

しかしこの選択をした時点で物語としては「詰み」です。
物語はここで終わりとなってしまいます。

ここでプレイヤーは敗北エロを回収したことになります。
その後は普通のゲームオーバーと同じ画面に移動し
「リトライ」を選択することができます。

リトライをすれば普通にボス戦が再開しここで倒せば正規ルートに進み
物語を進めることができます。

この流れを今作における敗北エロとすることにします。
「いやいや敗北エロはヒロインのHPが0になっていく過程を楽しむものだ」
という意見もあるかもしれません。
ですが今作ではあくまで「プレイヤーの意思で敗北を選択すること」に
重きを置き、「HPが0になる過程」は省略することにしました。

ここまで語っておいてアレですが敗北エロの数はそんなにありません。
おそらく各章に1体くらいの量にする予定です。
余力があればバッドエンドのifエピローグとして妊娠エンドなども
作りたいと思っています。