人々方々 2024/07/02 00:00

進捗と、バランス調整の話

 お嬢様ダンジョンの方に丁寧なレビューを付けていただいておりました、わざわざ時間を割いてここまで書いていただけていることは非常に嬉しいです。何よりもすごく楽しんでいただけている方もいるのがはっきり分かって本当に良かった、ありがとうございます!

 嬉しいのもそうですが、個人的にはほっとしているというのが本音かもしれません。自分の作った作品が、自分の意図したい方向へ伝わっているかというのは数字だけでは分かりませんから、ちゃんと思ったような楽しさへ繋がっている方もいるんだなと分かって大変に安心しました。
 自分が楽しめて自分なら遊んでみたくなるゲームを基準に作っていますから、どうしても一癖二癖出てきてしまいます。そんな中でも自分の思う楽しさが少数でも誰かにちゃんと伝わっているなら、これ以上求めるものもありません。さらに面白さを発展させたゲームを作れるよう頑張って参ります、重ねてありがとうございました。


・昨日の進捗。
 ワールドマップを制作、さらに他のマップやデータ入力、エッチテキストも一つ書き終えました。一日にどれくらいのペースが良いのだろうかというのは、まだ測りかねています。とりあえず浮かんだ作業は何でも進めつつ、今後の強敵であるエッチ部分の用意も欠かせず進めていきたいですね。

・本日の進捗目標。
 思いつく範囲の全て、になると思います。あまりこれと決めてかかるよりは、土台となる要素を何でも実装しながら後で考えた方が良いと見ています。必要ならメモも取りつつ、遊撃状態ですね。


 今後の進捗はどうしようかとも少々悩み中です。毎日記事を書く都合、何でも進捗を見せるわけにもいきませんし、気が向いたらで進捗のいくつかをお見せするかもしれませんね。



 前作に触れたのもあるので、個人的にやっているバランス調整の方法などの話を。


 まずクソゲーかのようなとんでもない数字を置く、それをカバーできるように周囲を固める、RPGゲーム慣れして情報もある作者が縛ってギリギリクリア出来るラインに調整、あとは楽になる要素をぼんぼん積む。といった具合に私のバランス感覚で作ってます。

 とんでもない数字を置くのはインパクトもそうですが、それだけのリスクを表現してさらに同じだけのリターンも出せるからです。
 10~20のダメージでは特に緊張感もないですが、これが万ダメージなら流石にどうにかしなければならないという強い動機が生まれます。この動機が何かを探す活力になって、さらに方法を見つけた際の喜びに転換されると踏んでいます。もちろん対策も過剰数値、万ダメージを無効にするくらいまでやって脳汁が出せると思っています。

 バランスに関しては何かと大きく極端にを目指してます。そこまでやってこそキャラ一人一人にも印象が残り、何かを一つ得るだけでも強い喜びに変わると信じています。少なくとも自分がそう。

 当然ですが、そこまで極端にやるとクソゲーになりやすいリスクが大いに現れます。簡単すぎても難しすぎても良くありませんから、慎重な舵取りが必要になります。
 …と言うほどでも意外になかったりします。理由はシンプルで、そのための探索要素だからです。

 探索だけを隅々まで行う人は少数なのではと踏んでいます。つまり、その中にとんでもないバランス崩壊装備を仕込んでも意外に気づかないということ。それに探索も面倒に思える要素の一つです。面倒な要素の末に強すぎる装備を手に入れたなら、それはそれで納得できると考えています。

 前作で言えば、陽光のドレスがそこに当たりますね。狙うなら戦闘なしで獲得出来て、クリア前の相手をかなり無力化出来ます。
 その分手順は複雑、後で探索する人が詰まった際の救済にもなりますし、先に探索を行った場合にも大きな報酬になります。これを自分のタイミングで選択できるのも非常に良いポイント。


 遊ぶ方が自分で選べるということを特に意識して考えています。少なくとも自分は、想定難易度より飛び越えた場所から遊ぶことを好んでます。
 選択肢を大きく増やし、使える手段も多種多様に用意することで、ゲーム慣れしている人にもそうでない人にも楽しんでいただけるものになるんじゃないかなと思っています。

 戦闘が好きな方には詰まるまで戦闘してもらい、探索したい人には思う存分探索してもらいましょう。そして、詰まるか飽きた頃に行ってない方向に進んで新たに発見をしていただければ良いループになってくれるんじゃないかなという気がします。


 バランスをシーソーゲームで作ることは非常にリスクがあると思います。恐らく全体で見るとクソゲー認定もされやすく遊ぶ相手も限られ、一般受けもしにくいので作る方も減るのでしょう。
 ただ、そのリスクの分だけ刺さる相手には刺さるというリターンも持っていると思います。自分はこういった作品を好んでいます。

 あまり作られはしないものを自分が作ることで、そういった作品に飢えている少数の誰かに刺さるものとなっていけたら良いですね。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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